•  大阪・岸和田だんじり祭。岸和田っ子が熱く町中、山車を曳き走り回る。
     年に1度家族一同が集まりお客様を招き賑やかに食卓を囲み、お祭を楽しむ店がある「コシノ洋裁店」。その店は親、子、孫の3代にわたり、ファッションデザイナーという世界でも類をみない家族の家。
     ヒロコ、ジュンコ、ミチコの「コシノ三姉妹」。祖母・小篠綾子もファッションデザイナーだった。そして、その孫、小篠ゆまもデザイナーとして活躍している。
     番組では「コシノファミリー」3代目・小篠ゆまに密着。「女性がお腹の底から着たいと思える服をつくりたい」と話す彼女のデザインの根源を探る。彼女の生い立ちだけを見れば、「恵まれた環境」「順風満帆の人生」そう見えるかもしれない。しかし、そこには偉大な「コシノ」の名のプレッシャー、ジレンマとの葛藤。若くして一度立ち上げたブランドをクローズさせてしまうという大きな挫折も味わう。人生最大の危機をゆまは厳しくも優しい母ヒロコの存在と祖母綾子から受け継がれるコシノの精神があった。
     そんな小篠ゆまが考える「夢の食卓」は親子で囲む、一見ありふれた食卓。そこで私たちが目にしたのは親子の絆。その食卓から生まれる絆こそがコシノ家のファッション才能を育んでいた。