•  海の幸、山の幸に恵まれた石川県輪島市。今頃は人々を幸せにする冬の味覚が勢揃いする。毎年3万人が訪れる“輪島カニまつり”では、輪島の顔“ズワイガニ”をいただく食卓会が開かれる。どんな風景が広がるのだろう。
     平安時代より続く輪島の朝市では、200以上もの露店に、季節の魚の干物が数多く並んでいた。そこでは希少な「おむすび」に注目。新米の能登ひかりとゆめみづほをブレンドし、冷めても極上の旨味を醸し出すというもの。作るのは今年から出店した米農家の川原さん。早朝からお米を炊き、多い時には100個のおむすびを自ら握る。そのおむすびが生み出す食卓とは・・・。川原さんの夕食は家族でいただく温かい農家の冬の味覚に溢れていた。
     そして、輪島でおよそ100年、地元の人たちに親しまれている醤油を守っている若夫婦がいた。谷川醸造の谷川夫妻の醤油作り、さらに友達が集まる谷川家の食卓会にもお邪魔する。伝統料理がずらりと並ぶ食卓、能登料理とはどんなものだろう。
     今回は豊かな自然に囲まれた輪島の人々のあたたかい心、冬の味覚をご覧いただこう。