•  秋田県五城目町には520年の歴史をもつ朝市がある。かつては大勢の人で賑わった朝市も、過疎化が進み、客足が減少しているという。しかし、最近では朝市に若者の店が増え、にわかに活気づいている。今、若者が五城目町に新たな風を吹き込み始めているのだ。
     そして、築133年の茅葺屋根の古民家も若者たちがよみがえらせた。この家は、2014年の夏に取り壊される予定だったが、地元と都会の若者たちが古民家を保存するためプロジェクトを立ち上げた。その名も「シェアビレッジ町村」。インターネット上でプロジェクトに賛同する人を募集、ひとつの家を皆でシェアし、支える活動だ。参加者は全国に950人以上にものぼる。
     夏休みのある日、シェアビレッジに大勢の人が集まり、食卓会が開かれた。集まったのは、プロジェクトに賛同する都会の若者、移住者、そして地元住民。秋田の米を釜戸で炊き、採れたて野菜でバーベキュー。隣に住むおばあさんが田舎料理を差入れてくれる。茅葺屋根の古民家、ひとつ屋根の下で同じ釜の飯を食べれば、都会から来た若者と地元住民との交流がうまれる。
     今日は五城目町がどんどん好きになってしまう食卓をお届けしよう。