•  2013年に出版されベストセラーとなった書籍、「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」。通称「ビリギャル」。この本には、学年で最下位の成績だったギャルの女子高生が、ある塾の講師と出会い、慶應義塾大学を受験するという驚きの実話が書かれている。
     今回は、この本の主人公、小林さやかさんを支えた家族の食卓を紹介する。
     さやかさんが子供の頃、家族はあまりうまくいっておらず、食卓を囲むことはほとんどなかったという。しかし、年に1回大晦日の夜だけは家族みんなですき焼きを囲むというルールだけは守り続けてきた。この日は、いつもは料理をしないお父さんが腕を振るう。この食卓が崩壊寸前だった家族を繋ぎ止めてくれた。
     現在27歳になったさやかさんは、昨年結婚をし、新たな家庭を築き始めている。
     ある日彼女は、仕事が忙しく、なかなか一緒に食卓を囲めない夫の為に、友人を招いて食卓会を開いた。そこで振舞ったのは、母直伝のアップルパイ。
    「私が母の味で育ったように、子供には私の作った料理で育ってほしい」と望むさやかさん。
     彼女が夫と共に目指す未来の食卓とは。