•  落語家・林家たい平。
     林家伝統のサービス精神溢れる芸風は「たい平ワールド」と呼ばれ、陽気で爽やかな高座は老若男女問わず多くのファンから絶大な人気を誇っている。
     都内の寄席の高座や、地方の落語会、独演会など多忙な毎日を過ごす中、一人でも多くの人に落語の楽しさを知ってほしい、子供のころから落語に触れてほしいと、「親子で楽しむ落語会」を定期的に開催している。
     また今年は「落語で子供の想像力を豊かに」と、落語の噺を盛り込んだ映画「もういちど」を企画・出演を果たし、常に新しい試みに挑戦し続けている。そんな林家たい平が、弟子の時代から思い入れのあるという食卓が、「浅草」にあった。
     「落語家になってからも、修業時代の原点に戻してくれる食卓です」
     人情とは何かを学び、人と人とのつながりの大切さを食卓から教わった。その一つ一つが、林家たい平の落語の中に生き、話の奥行きを作り上げているという。
     今回は、林家たい平の「自分を落語家として育ててくれた食卓」の数々を紹介する。