•  岡山県の北東部に位置する美作市梶並地区。
     限界集落(人口の50%以上が65歳以上の集落)のこの山村に、若者たちが次々と移住してきては、地域住民と賑やかな食卓を囲むのだという。
     きっかけを作ったのは、“地域おこし協力隊”の藤井裕也(26歳)と能登大次(39歳)。彼らは2年前に梶並に移住してから、様々な町おこしに乗り出した。地域おこし協力隊とは、総務省支援のもと、地方自治体が都市部からの人材に委嘱し、地域の活性化を図る取り組み。彼らは移住者向けの住まい造りに力を入れており、長年空き家状態の古民家を改修しては、その後シェアハウスやゲストハウスとして再生。そして田舎暮らしに興味を持つ若者たちの受け入れから、移住後の仕事探しまで、彼らは移住者と地域を繋ぐ役割を担っている。
     この冬、彼らは1年6か月にも及ぶ古民家の改修作業を終え、それまで温かく見守ってくれた地域の方々を招いてお披露目会を開いた。若者たちと地域住民、約40人が、みんなで土地の食材で彩られた食卓を囲む。
     今回は、ひたむきな努力と情熱で町おこしに挑む、若き地域おこし協力隊の食卓をご覧いただこう。