•  新世代の和菓子職人がいる。
     創作和菓子ユニット「wagashi asobi」。稲葉基大さん(40)と浅野理生さん(40)の職人2人組みだ。基大さんは38歳のとき、20年勤めた東京の老舗和菓子店からの独立を決意。同僚だった理生さんに声をかけ、2年半前に東京 大田区に店を構えた。彼らが作るのは伝統に遊びを加えた新しい和菓子。例えば、伝統的な羊羹をラム酒で香りづけした「ドライフルーツの羊羹」。なんとこの羊羹、渋い赤ワインとの相性が抜群。また、珍しい味の「落雁」も自信作。ローズマリーやハイビスカス、マサラチャイなど、一風変わった豊かな味わいが喜ばれると、大切な人へのお土産に買い求めるお客さんが多い。「wagashi asobi」が目指すのは「和菓子で人と人をつなぐこと」。
     その想いを突き詰めて彼らがたどり着いたのが、和菓子のオーダーメイドだ。
     これまで、依頼主の人生の節目を、世界に1つしかない和菓子でいろどってきた。
     今回の新しいオーダーメイドの依頼は、赤ちゃんの生後100日を祝う「お食い初め」のための和菓子。ご両親の顔や愛娘の赤ちゃんの生活風景、好きなモノなどあらゆる角度から想像して和菓子を作り上げていく2人。
     果たして、どんな和菓子が出来上がるのだろう?