•  海・山・川、青空の下で調理し食べる、バーベキュー。各地でバーベキューを楽しむ人々が増え続ける近年、日本のバーベキュー人口は4500万人を超え、バーベキューブームを呼んでいる。そんな中、全国からひっぱりだこになっているのが、下城民夫。
     「バーベキューはクッキングではなくプレイ」
     彼が大切にするのは、バーベキュー本来の魅力である「食べ物をシェアして楽しむ、人と人のつながり」だと言う。世界中を回り各地のバーベキューを見てその事に気付いた下城は、楽しむための技術と知識を伝えようと7年前に日本バーベキュー協会を設立。日本中を飛び回って開催する講習会は、毎回定員を大きく上回る。さらに、バーベキューを通した町おこしや地域活性化も手掛けながら、手軽な道具で温かい食事を作る技術、防災バーベキューの指導も行っている。その理由は、自身も18年前に被災した、阪神淡路大震災の体験にあった。
     職場の同僚や友人に家族、地域社会全体まであらゆる垣根を超えた絆を、バーベキューで生み出していく、下城民夫の夢の食卓を追った。