•  訪れたのは兵庫県尼崎市。およそ50戸のマンションに、定年を迎えたシングル女性の友人同志7人が、不思議な共同生活を送っていた。同居ではなく、それぞれ個別に入居して、友だち同志のご近所付き合い「友だち近居」だそうだ。近居に集まった7人を「個個セブン」と呼び、新しいスタイルで老後の豊かで楽しい暮らしを実践している。
     その顔ぶれたるや、錚々たる経歴の持ち主。元テレビ局解説委員や元大手新聞記者、雑誌の編集長や老人特別介護施設の理事長などなど。メンバー全員、定年後の現在も忙しく仕事を抱えているが、娯楽にも貪欲。その素顔は意外にも気さくで愛らしい元気レディーたちだった。暮らしのルールは「家族のような期待をしない」こと。友情からの助け合いは日常茶飯事だが、介護が必要になったら専門家に頼もう、そんな約束だそうだ。
     マンションには共有ルームがあり、いわばここが皆さんの「共有リビング」。地域の方を招いてイベントを開催したり、部活動と呼ばれる習い事など、様々な楽しみを共有していた。そして月に一度、必ず全員が揃って食卓を囲む。
     番組では、スーバーレディー達の暮らしぶりに密着。「老いる」ことがどんなに豊かで、どんなに素敵なことか。刺激に溢れた7人の共同生活をご覧いただこう。