•  都心から電車で1時間。豊かな自然に恵まれた神奈川県相模原市、旧藤野町。この静かな山間に、「里山長屋」と呼ばれるユニークな住宅が建っている。独立した4軒の家が連なった、昔の長屋のような作り。里山に作られた、いわば現代版長屋建築だ。
     住人は4世帯9人。この長屋を手掛けた建築家・山田貴宏さんと妻・愛さんほか、夫婦、1人暮らし、子供のいる家族が集まって暮らしている。この長屋の特徴は、それぞれの家に加えて“コモンハウス”と呼ばれる共有スペースがあること。そこには大勢で立てる広い台所と、4世帯で囲める大きなテーブルがある。普段から“おすそ分け”や“子守り”などで度々行き来する長屋の住人たちが、ある夜“コモンハウス”に集まった。大きなテーブルに手料理を並べて始まったのは、恒例の誕生日会。ただの隣人とも家族とも違う人々が集い、愛情いっぱいのサプライズがあった!