旅する音楽放送日時 BSフジ
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 オダギリは、日本独自の音楽である「演歌」や「民謡」に見られる「こぶし」のルーツとされる「声明」にふれるため高野山・金剛峯寺に赴き、一晩を通して声明を唱え続ける儀式・常夜会に立ち会う。


 「声明」のルーツを探り仏教発祥の地・インドに飛んだオダギリは、その原点とも言われる「ヴェーダの儀式」を体感する。北はイスラム教文化、南はヒンドゥー教文化を反映している多様な音楽文化を持つインド。その中でも特に独特な音楽性を持つのが、楽器のシタール。その音色、倍音の響きに魅せられ、オダギリはアジアに広がる「倍音文化圏」を探るべく、インドと気温差60度近い極寒のモンゴルへと旅を続ける。


 モンゴルでは、口腔を利用して倍音を響かせるホーミーや、日本の追分の元祖とも言われる歌唱法、オルティン・ドー、伝統楽器の口琴を体験。優れたホーミーの演奏者は非常に遠くまで声を届けられると言い、実際に2km先にオダギリが立ってみることに…。そして、日本でもアイヌ文化として今なお受け継がれている口琴をキーワードに、続いては口琴のふるさとと言われる、インドネシアへ。


 銅鑼や鍵盤打楽器で合奏される伝統音楽のガムランに挑戦したオダギリは、その音色が沖縄の音楽に似通っていることに気づく。続いて、「声のガムラン」とも言われるケチャを取材。儀式としてのケチャは滅多に行われず、テレビカメラの撮影は世界初となる。
 さまざまに形を変えていく音楽。しかし、どの地でも、それぞれの自然を敬い、祈り、他の文化の音楽を拒絶することなく見事に融合していた。そして、音楽は新たな旅にでる。


 再びインドへ降り立った、オダギリ。インド北西部には、これまで訪れたインドとは全く異なる景色が広がり、初めて聞く音楽に出会う。独自の音楽文化を花開かせた、ロマと呼ばれる放浪の民たち。次回は、北インドを発した人々がその後ヨーロッパ全土に広がり、ジプシー音楽やフラメンコ、チェルダーシュを生む道のりを辿る。


第2回は、オダギリジョーがインド・ラジャスタンから、
音楽を奏でながらさまざまな土地を渡り歩いたロマ民族の人々の足跡を追いヨーロッパを目指す。



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