2024年3月7日(木) 12:00~14:00

<サスペンス劇場>『所轄刑事10』

次回の放送予定

2024年3月7日(木) 12:00~14:00

 斉木斉(船越英一郎)。彼は刑事課ではなく御茶ノ水署生活安全課の刑事ながら自由奔放、豪快ながら独特の嗅覚でどんなヒントも決して見逃さずに事件を解決していく。斉木は今回、かわいい後輩、梢田(的場浩司)のために活躍する。
 始まりは、元神奈川県警刑事で現在はセキュリティー会社の役員の殺人事件だった。いつものように、かつては斉木と名コンビだった刑事課の仙道(安蘭けい)や門脇(宇梶剛士)の注意に一切耳を貸さず、斉木は現場へとずかずか入っていく。背中に刺し傷のある被害者の横には、謎の6桁の数字「851129」。この数字の意味とは。仙道は、いつも捜査を邪魔する斉木を見張っておくよう、梢田に託すのだった。さらに動画サイトへ代議士、小森要三(佐戸井けん太)を5日後に処刑するとの殺害予告映像が投稿される。しかも投稿者の名は「851129」。5日後には御茶ノ水で小森の講演会がある。それを知った斉木は、単独で小森代議士のもとを訪れ、ぶしつけに何か心当たりはないかを尋ねる。さらに斉木は、5日後の講演会場に爆破予告があったというデタラメを言ってまで小森に揺さぶりをかける。何もないと断言する小森だったが、斉木を見つめる目の奥には黒い光がにぶく輝くのだった。
 一方、5年前に闇金の男に殺害された元杉並東署安全課の刑事・香坂努の父親、正二(竜雷太)が失踪し、1週間ほど連絡がとれない、と正二の娘と名乗る女性(森脇英理子)から直接梢田に捜索願が入っていたのだった。香坂は梢田の元後輩であり、闇金からの借金を理由に刺されたとの推測のもと事件は片付けられ、それ以上の捜査もされなかった。正二は息子の死の真相が闇に葬られたままになっている、息子の無念を晴らしたい…そんな思いを長年抱き続けていたのだった。
 斉木と梢田の粘り強い捜査が次第に真実を明らかにしていくのだった。

出演者・スタッフ

<出演者>
船越英一郎
的場浩司
安蘭けい
宇梶剛士
友近
蟹江一平
森脇英理子
中原果南
小松美咲
山中聡
阪田マサノブ
佐戸井けん太
大和田伸也
竜雷太
ほか
<スタッフ>
原作:逢坂剛
脚本:ワタナベリョウスケ
編成企画:加藤達也
プロデューサー:齋藤賴照 神戸將光 中頭千廣
監督:長谷川康
音楽:吉川清之
制作:フジテレビ TSP

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