『世界定食～日本で送るふるさと食生活～』

人は誰しも「ふるさと」があり、それぞれのふるさとに文化や生活の象徴となる「定食」がある。
日本に住む外国籍の人が増えている今、日本文化の中で生活しながらふるさとの文化も取り入れた生活を送っている人々が数多く存在する。
そんな人々に密着し、ふるさとの思い出の食事である「定食」を通して国・地域を知る1時間番組である。

今回はネパール編。「一汁三菜」と表現される日本の定食に近い「ダルバート」と呼ばれる定食が日々食べられている国・ネパールの文化に迫る。
ダルバートはネパールにおける国民食。ネパール語で「ダル」は豆、「バート」は米飯を意味し、豆のスープとご飯、それに副菜が何品かついた、日本の定食に近い構成になっている。

ネパールから来日した人々は、ふるさとの文化を大切にしながらどのように日本で生活しているのか。
来日し20年となるアディカリ サンギタさん案内のもと、七五三掛龍也（Travis Japan）、トラウデン直美がネパール式の暮らし・食文化を体験する。

＜定食をいただいたお店＞
窯焼き料理 Rato Mato
実は「ネパール人街」としての一面を持つ新大久保に店舗を構え約2年半。ネパールで使われている赤土の食器で、伝統的なネパールの味を提供しているお店。ここではネパールの食文化を代表する定食「ダルバート」をはじめとするネパールの名物料理をいただく。