第10話 石とリンゴ

 今回クラウスは、スカンジナビアの最南端に位置する牧歌的な島々を訪れる。橋がかかっているため、コペンハーゲンから車で手軽に行けるリゾート地でもあるロラン島、ファルスター島は、肥沃な土壌で穀物の生産も盛んな土地。
 この土地で採れたリンゴやビートなどの風味を活かしたレシピの数々を披露する。

 早速クラウスは、ウナギの燻製をメインにした、アーティチョークとリンゴのサラダ作りにとりかかる。つづいて仕上げるのは、根菜類と共に煮込んだグリーンクラブの濃厚なスープ。そして、ベリーの香りが薫るリンゴ、リンゴジュース、リンゴの花のハチミツとヘーゼルナッツを使ったアップルパイは、最後を締めくくるデザートにぴったりの一品。



 ロラン島へは、ファルスター島を経由して、コペンハーゲンから車で移動できる。中心のニューステは海辺に面した静かな町。また、北欧で最大級の動物公園「クヌーゼンボーグ サファリ」は、大人から子どもまで楽しむことができる。
 また全長3.3qのファーロブローン橋がファルスター島とシェラン島をつなぐ。土木工学的にも優れたこの橋はデザインも美しく、風景との調和が見事。ニュークビンが中心的な町で、島の歴史や文化が良く分かる見どころがそろっている。
 この地特有の気候と土壌のおかげで島では砂糖の生産が盛んに行われ、リンゴ、梨、プラムなど穀物の生産も多く、特にリンゴの生産はデンマーク1を誇る。