第111回 近藤正臣

前編 2017年7月8日(土) 22:30~23:00

 「京都に美少年がいる」と言われた近藤正臣も後期高齢者。素敵な齢の召され方を感じられるトークが進行する。あたかも、「一人芝居」のワン・シーンを切り取ったかのような台詞回しがスタジオをシーンとさせる。「正臣、お前しかおらへんのやで。こんな小さな店でもやっていけるかも知れへんねや。しっかり修行してええ板前になって帰っておいで」と小料理屋を営む母親の期待を受けて、吉兆での丁稚奉公エピソードから物語はスタートするのだが…。京都生まれならではの正統派京都ことばで話す近藤の語らいとその間(マ)に、ついつい堺も引き込まれてしまう。ミュージック・シーンで長谷川きよしに所望した曲はなんと「ハートブレイク・ホテル」。

後編 2017年7月15日(土) 22:30~23:00

 まずは、趣味のお話から。川に囲まれて育ったからか、水に関わる趣味が多かったと話す。スキューバダイビングまで嗜んだという。30年ほど前、京都は郡上八幡に行ったおり清流に魅せられ、「渓流釣り」にはまっていく。二枚目俳優の代名詞だったのに、キンチョウのCMでは狸の着ぐるみ姿で登場。世間をアッと言わせたという。その仕事のオファーを受けたとき、かなりの葛藤があったと思いきや・・・その決断の動機が素敵だ。たしかにその思惑通り芸の幅が拡がっていく。その流れで「龍馬伝」でのエピソードを話してくれるのだが、その語り口はまさにその再現シーンの如く聞く者を惹き付ける。ミュージック・シーンはなんと「天城越え」。長谷川きよしの名アレンジと名演奏がスタジオに響き渡る。

出演者