第92回 陣内孝則

前編 2016年10月15日(土)22:30~23:00

 「芸能界で一番尊敬する先輩!」とのっけから持ち上げて堺をいい気分にさせといて、なぜだか唐突に田原俊彦のモノマネをする陣内。芸能界での同期であることを知らせるだけのためのモノマネだった。ロックンローラー出身の陣内も今では俳優一筋だが「ゲイの役かヤクザの役しか来ない」と嘆く。本番で台詞が飛んじゃったときの対処法をお互いに競うかの如く語る二人。さらに話題は音楽のことに。井上陽水、武田鉄矢、甲斐よしひろなど、博多でのミュージシャン同士の交流エピソードで盛り上がる。話が伝説のロッカー山部善次郎に及ぶと、堺も身を乗り出す。兎に角、その破天荒ぶりが格好良くて、陣内に与えた影響力は計り知れないという。会場を笑いの渦に包み込んだあとは、渡辺香津美のギターで久しぶりにロック・ナンバーを唄う。元ロックン・ローラーの面目躍如たるミュージック・シーンが展開される。

後編 2016年10月22日(土)22:30~23:00

 陣内の実家は博多で四代続いた婚礼家具屋さん。それゆえ陣内に課せられた禁止事項が面白い。
 最初にヒットした役のキャラ設定が「暴走族でサディストの歯医者」というからハマりすぎ。そのお芝居を観に来ていた倉本聰のお目にとまりフジのドラマ出演へ。お話し変わって、結婚エピソードに。そこにも倉本聰が登場。結婚までの不純な動機から、倉本聰がお仲人を務めるまでのいきさつが楽しい。
 それから30年後、28歳の長男はフジテレビのディレクター。長男が高校時代に演じた演劇祭での一コマで陣内が傷つく羽目に?
 今夜のトーク・フィナーレは「どんなジジイになりたいか?」がテーマ。ふたりのやり取りで最後まで笑わせてくれる。ミュージック・シーンは渡辺香津美のギターをバックにルート66を唄う。陣内の出自が表出する一瞬でもある。

出演者