第86回 南こうせつ

前編 2016年7月23日(土)22:30~23:00

 「よく、ここに来られましたねえ」堺がこうせつに向かって発した第一声がこれ。スパイダースを破滅させたフォーク・ブームの旗頭に対する恨みのひとことだったのだ。しかし、最初の接点であるNHKの番組で堺に薫陶を受け、それ以来崇め続けているとこうせつが打ち明けると直ちにご満悦の体になる堺であった。そのNHKの現場で、堺が関西の大物芸人を殺そうとした話を可笑しく聞かせてくれる。そして、一時封印していた「神田川」を再び歌い出した理由を聞いた堺は一転、家族の情報を聞き出す作業に入る。すると、こうせつは母に虐げられていた父親とのエピソードを披露してくれる。そんな愛すべき父親の今際での病室で繰り広げられた親子3人による情景は、シリアスでしかありえないのになぜかコントのような一場面になったという。さて、音楽シーンに移ると、久しぶりに再会した長谷川きよしと素敵な演奏シーンを見せてくれる。演奏終わりで堺「神田川だと思ったら利根川だったよ」。

後編 2016年7月30日(土)22:30~23:00

 三橋美智也で後篇スタート。そこから、サイモンとガーファンクルに話しが繋がっていき、ふたりで「卒業」を一節唄って次の話題へ。
 ロック・バンドだったスパイダースが一転「夕日が泣いている」を出したことに違和感を感じていたこうせつの嘆きに、堺が音楽とビジネスの狭間での苦悩を吐露する。こうせつ最初のシングルは親戚の数しか売れなかったという話は、成功者に付きものの苦労話。フォークでの交友ばなしから、堺が吉田拓郎と泉谷しげるの乱闘シーンを紹介。話のツマのあとは…やっと本題の「神田川」。あっという間に作曲したというエピソードからこうせつが「天才!」と崇める長谷川きよしとのダブル・ギターで演奏。演奏が終わってのこうせつのひとこと、「人は形を整えてカッチリと生きるより、本当に愛する人と一緒に居たいとか、自分が好きなことに命をかけるとか…身近な人を愛して…神田川はそういう曲だったんです」。とっても素敵な表現でしたので詳細はOAで。

出演者