第58回 夏樹陽子

前編 2015年6月27日(土)23:00~23:30

 渡辺香津美がつまびくギターの音色に乗って、「ウロコのような…」と堺に評されたほど鮮やかな青いスパンコールのセーターとオフホワイトのマキシスカートで夏樹陽子が登場。足下のパンプスはさらにキラキラのジュエリーが輝いて、「もうシンデレラのようでございます!」と堺が驚嘆する。見た目が艶やかで近寄りがたい雰囲気の夏樹は妖艶でとんがった役が多いが、今夜のトークでそのイメージが崩されていく。
 車が大好きというふたり。堺はクラッシックカーだが、夏樹はフォーミュラーカーに乗るというスピード好き。ニッサン・ザウルスカップに2年間出場した経験を話す。その成績は2年目で総合10位に入賞し賞金もゲットしたほど。本業の女優業では、NHKの朝ドラ「マッサン」で田中佳代役を演じたばかり。その時のエピソードも飛び出す。「マッサン」のセットの素晴らしさから「堺でございます」のスタジオセットに飾られている美術品の裏話にもつながっていく。そして、モデルだった夏樹の女優デビューのいきさつが語られ、そのモデル時代と変わらない、素晴らしいスタイル維持の秘訣が伝授される。50歳くらいから続けているというが、特に若返りに効くという「チベット体操」は必見!ドレスアップした夏樹は実演できず、代わりに堺がさせられフラフラになる羽目に…。そして二人のトークは人間の直感にまで進み、面白おかしく語られるが次第に感慨深くなっていくのであった。

後編 2015年7月4日(土)23:00~23:30

 「もうひとつの顔があります!」と夏樹が堺に披露したのが、宝石デザイナーとしての活躍ぶり。宝石を扱うようになって既に18、9年、そのいきさつを語る。そして“デザイナー”から“宝石商”夏樹の顔へ。しかし夏樹の宝石販売員ぶりは意外なまでにお客さん本意。「お客様の身になる」と言う、販売の極意を披露する。
 話は仕事以外のプライベートなことへと進むが、「結婚は向いていない」と断言し「料理上手で気のきく人がいたらなあ」とつぶやく。そんな夏樹が離婚のショックから立ち直るきっかけは“仕事”であった。ここで名優、故・三國連太郎からいただいた宝物という色紙が登場。父親のような存在であった三國が書いた絵と書は、堺もつい欲しくなってしまうほどの逸品。その色紙に書かれた文言とは…。
 深い人生訓を味わいつつ、「チャレンジする心を忘れたくない」と夏樹が言うと、すかさずレコードデビューしていることに堺が触れる。「まあ、お恥ずかしいわ」と言いながらも、イルカの『なごり雪』を、歌にまつわるエピソードと共に披露。渡辺香津美のギターの音色に乗り、透明感のある歌声がスタジオに広がっていく。最後のお決まりの質問には、まるで自分のことを話すかのように「女はささやかなことで、喜びを見つけるのが上手」と答える夏樹であった。

出演者