第47回 鮫島有美子

前編 2015年1月24日(土)23:00~23:30

 日本より、ヨーロッパで有名なソプラノ歌手鮫島有美子が、軸足を日本に移すため昨年帰朝した。
 スタジオでの第一声は「こういう番組に出演させていただくのが初めてなので・・・」という不安メッセージだったが、すぐに、堺正章のトーク術に乗せられ順調に会話が進められた。
 ベルリンの壁崩壊の年、大晦日、NHK紅白は壊された壁近くのゲツセマネ教会から生中継され、鮫島はそこで万感の思いで「菩提樹」を唄ったという。それは、1976年より西ベルリン(当時)に居を構えていた鮫島がベルリンの壁を目の当たりにし、その壁を取り巻く悲惨なドラマを身近なものとして接してきたからだ。そんなエピソードを体験談として話してくれる。
 鮫島の ”歌のルーツ” は母親の子守歌だ。鮫島いわく「母親が唄ってくれる曲はみんな子守歌」。こんな背景からか、日本の歌集CDを数十枚出している。日本を永い間離れ、日本の良さを再確認したことも、多くのCDリリースの要因だという。
 そんな日本の歌の中から長谷川きよしのギター伴奏で唄う一曲は流石というほかはない。

後編 2015年1月31日(土)23:00~23:30

 朝ご飯は、とらやの羊羹と抹茶、お昼はフルーツ山盛りのあんみつ、という変わったスウィーツ・ダイエットを実践する鮫島、甘党の堺と息が合ってきた。
 今上天皇が初めて沖縄を訪問したときのエピソードを話した鮫島に「その話、宮内庁から鮫島さんにご依頼は?」と聞きただす展開に、なぜか、はぐらかされる堺。
 鮫島さんにとって音楽とはとの問いには”なくてはならないもの”ときっぱり答え、音楽の素晴らしさを披露してくれる。
 そして、戦争の恐ろしさ、はかなさを語る鮫島の気迫に圧倒される堺。
 最後に、これも厭戦歌である”リリー・マルレーン”をアカペラで歌い上げる。

出演者