第26回 司葉子

前編 2014年3月22日(土)23:00~23:30

 今回のゲストは司葉子。
 鳥取県出身の司は、地元では16代も続く大地主の家に生まれ正真正銘絵にかいたようなお嬢様として育つ。境港の半島のひとつが自分の家の土地だったというスケールの大きいエピソードもあるほどだ。地元でも評判の美人三姉妹で、その一番下で「コジョ(小さいお嬢)」さんと呼ばれていた。
 高校を卒業したあと上京し、短大に進学する。その頃には六大学野球に夢中となり、選手たちとグループで遊んでいたという。その中には後に噂にもなったあの大物プレーヤーの姿も!!
 そしてそんな野球観戦に夢中の司にとって女優という道に進む大きな転機となったのは…?
 やがて映画会社からの度重なる熱心なスカウトにほだされ、映画会社へ。笠置シズ子宅に一ヶ月預けられ業界の作法などを叩き込まれる。そして、記念に一本だけという約束で、「君死に給うことなかれ」に出演、映画デビューとなる。一作で辞めるつもりだったが、映画の奥深さに魅了され「10年頑張ってみよう」と決意する。様々な監督やスターと一緒に仕事をするようになり、ついにあこがれの原節子とも共演を果たす。
 ショータイムは、新人のころの想い出をヒントに「笠置シズ子、ブギ・メドレー」。

後編 2014年3月29日(土)23:00~23:30

 前回に引き続き、ゲストは司葉子。先週は鳥取でお嬢様として育った司が一本だけという約束で映画界に入り、憧れの原節子との共演や多くの名監督との仕事でキャリアを積むようになるまでの半生を紐解いた。
 「10年頑張ってみよう」とがむしゃらに仕事をこなし、大作「紀ノ川」に出会い主演を務め、映画賞を7つ受賞、これが司の代表作となる。
 「紀ノ川」から3年後、35歳で大蔵省勤務の相沢英之氏と結婚。やがで相沢氏が司の故郷、鳥取県から選挙に出馬。3年間女優を休業し、相沢候補の妻として地元を歩き回るという選挙活動を精力的にこなした。投票用紙に「司葉子」と書いてしまった人も多くいたという彼女の人気を物語るエピソードも。相沢氏は晴れて当選、司も30年間代議士の妻を務めることになる。
 その相沢氏との間に生まれた息子も結婚、今では孫にも恵まれている司。その息子の嫁は何とあの一世を風靡したアイドルユニットの一人だった!

出演者