第17回 奈良岡朋子

前編 2013年11月16日(土)23:00~23:30

 今回のゲストは奈良岡朋子。今年で84歳になるという奈良岡だが、凛とした立ち姿に登場から客席がスタンディングオベーションが沸き起こる。エグザイルやケミストリーが好きと公言し、凛とした語り口からは全く年齢を感じさせない。
 しかしその人生の中には語りつくせないほどの物語が詰まっていた。
 昭和4年生まれの奈良岡の子供時代はまさに戦争真っ最中。祖父の意向で医師になる勉強をするつもりで女学校に入学したがほどなくして開戦。女学校は戦闘機の無線機工場となり、奈良岡も例にもれず動員された。弘前に疎開後、終戦を迎えて卒業。時代は一気に自由主義や民主主義を唱えるようになっていた。
 東京に戻った奈良岡は女子美術大学に入学し、そこで舞台装置を手掛けるために入った演劇部でライフワークとなる演劇と出会う。
 昭和22年、もののはずみで受験した民藝の試験が見事合格。その後は舞台110本、さらに新劇を支えるために映画にも多数出演出演した。
 そんな奈良岡ならではのビッグスターたちとの豪華な交友録も披露する。

後編 2013年11月23日(土)23:00~23:30

 前回に引き続き、今回のゲストは奈良岡朋子。前回は民藝に入団し、舞台、映画共に大活躍するに至るまでの半生をひもといた。
 前回は歌謡界の豪華な交友録を披露した奈良岡だが、奈良岡本人も無類の音楽好きだ。音楽以外にもリラックスしたいときには海外に出るという。その行き先はサンクトペテルブルグに中国に…とやはり“演劇”にまつわる都市が多く、生活から“演劇”が切っても切り離せない。
 そんな演劇と同じ位にのめりこめる相手とは出会わなかったので結婚をしなかったという奈良岡。それでも“奈良岡朋子”の人生はひとつでも役者としては様々な人生を生きられると前向きだ。
 そして結婚相手ではないが、民藝で共に代表を務めた戦友・大滝秀治とのエピソードや、今の若い人たちへのメッセージを綴る。

出演者