RCカーの世界チャンピオン・広坂正美と、RCヘリのマスター・酒井宏之。2人のRCドクターが皆様から寄せられたさまざまな疑問・難題にお答えするコーナーです。
初心者の素朴な質問から、ビギナーならずとも直面する問題点など、RCに関することならなんでもOK。難問・奇問を2人が解決いたします。ご応募は、「番組へのご意見・ご感想」に書き込むか、プレゼントお申し込みの際のアンケートにご記入いただくだけなので、お気軽にお寄せください! また、番組内でお答えできなかった内容もこのページに掲載していきますので、お見逃しなく。
アスファルトの上でも楽しめるとテロップに出ていましたが、近所の駐車場などで十分楽しめるのでしょうか?
ドリフトパッケージは、アスファルト用に開発したものですので、駐車場がアスファルトであれば走行可能です。もちろんカーペットでも走行出来ますが、タイヤとの摩擦抵抗が強くなるために、少しスピードが上がります。RCカーの専用コース以外で走行させるには、RCカーの走行を禁止している場所で行なわないこと、騒がしくすることで住民に迷惑をかけないこと、実車や人にぶつけない環境で行なうこと、などを守っていただければ、多くのスペースを必要としませんので、十分に楽しむことができるでしょう。
子供がRCとふれあう場所などは展開されているのでしょうか?
ヨコモでは1989年に、茨城県のつくば市に「谷田部アリーナ」というRCカーの専用施設を作りました。現在、オンロードカー、オフロードカー、ドリフトカー、スーパースケールカーの4つの室内サーキットがあり、年中無休(正月を除く)で営業しております。駐車場は約300台停められ、女性と子供用の休憩室もあり、連日多くのお客様で賑わっております。今年1年間で35回以上ものイベント開催が予定されております。
谷田部アリーナ
〒305-0861 茨城県つくば市緑ヶ丘4385-2
Tel:029-836-0914
e-mail:info@yatabearena.com
URL:http://www.yatabearena.com
ラジコンヘリは経験がないですが、興味を持っちゃいました。初心者はどんなものを買えばいいのでしょうか?
浮くだけでいいなら、1万円以下の玩具でも充分楽しめるでしょう。メンテナンスもほとんど不要です。室内である程度自由自在に操りたいなら、XRBシリーズなど同軸反転系でフルセット(組立飛行調整済)になっているものがおススメです(類似品に注意)。小さい・電動・安い・高性能=手軽ということはありませんので、初めて選ぶ機体では、自分で組立てたり、宙返りのできるものは避けたほうがいいでしょう。何を買うかを選ぶ前に「どこで遊ぶか?」「自分の技量は?」「予算はどのくらい出せるか?」「デザインの好みは?」などなど、しっかり自分自身の条件を整理してみましょう。特に機種選びでは、宣伝文句に騙されないように、じっくり時間をかけて比較しましょう。小さくても立派な航空機ですので、専門店にいって色々相談されることをおススメします。
酒井さんに質問です。今、ヒロボーさんのXRB-SRを持っているのですが、外では少しの風でも飛ばせません。今度、ヒロボーさんからインドアでもアウトドアでも飛ばせるワンブレードのヘリが発売されるそうなのですが、どの位の性能があるのでしょうか?
XRBは構造上、屋外では飛行できない設計になっています。S.R.B-Quarkという機種が2008年に新発売されました。シングルローターヘリですので、XRBシリーズよりも広範囲での飛行が可能になります。風速3m以下の屋外飛行も可能ですが、固定ピッチのため宙返りやアクロバット飛行はできません。XRB-SRをマスターされた方の次のステップアップ機に最適といえます。詳しくは
ヒロボーのホームページの製品情報をご覧ください。
インドアのヘリは、実際にどのくらいのスペースがあれば楽しめるのでしょうか?
XRBシリーズは自分を中心に半径約3mのリビングルーム程度の広さで遊ぶことを想定して設計されています。安定性重視の割り切った構造のため連続した直線飛行ができませんので、広すぎる場所や屋外での飛行には向いておりません。SRBシリーズなどのシングルローター式のものであれば、体育館程度の広さで楽しむことが可能になります。
ラジコンヘリコプターのシミュレーターがあるようですが、上達に役立つでしょうか? まだラジコン本体は持っていませんが、購入までの練習になれば試してみようかと考えています。
ヘリコプターをマスターする場合、機体調整が7割、練習が3割と言われています。シミュレータが完璧に操れてもヘリコプターが飛ばせるわけではありません。スティック操作だけ練習するにはシミュレーターは有効で、もちろんまったくやらないよりは上手くなります。宙返りやアクロバットの練習で機体を落とさないで上達するための補助的なツールとして併用されてはいかがでしょう。
ぼくてもできるヘリコプターはありますか?(小学生の視聴者より)
日本の玩具類の安全基準では、飛行物体はすべて15歳以上の年齢制限が付いていると思います。保護者と一緒に楽しまれることを前提とすれば、1万円以下の上昇下降と左右旋回ができるモデルを選ぶといいと思います。
ヒロボーのXRBシリーズを2年程前に購入しました。翼のセッティングは行なってるのですが、なかなかホバリングができません。何かコツみたいなものがあるのですか?
はじめは怖いのでなかなか地面から高く上げることは勇気が要りますが、地面から30cmまでの低空は「地面効果」の影響を受けてフラフラしてしまい、操縦はもっと難しくなります。勇気を出してヒザぐらいの高さまで勢い良く上げると安定します。また機体の前後左右のトリム調整も、低空では調整できませんので、手で支えてある程度の高さでやるといいと思います。
XRBからステップアップしようと考えていますが、どのようなヘリを購入すればいいでしょうか? また、どんな構造のシングルローターヘリがあり、どう違うのか教えていただけないでしょうか?
XRBのステップアップであればSRBクオークがベストです。世の中にはこのほかにも小さな電動ヘリコプターの種類はたくさんありますが、基本的に宙返りができる可変ピッチタイプは、大きな本格的ヘリコプターと同じ構造をそのまま小さくしただけに過ぎません。同じ空気密度で飛行させると、小さければ小さいほど操作は敏感で難しくなります。
ヘリコプターを操作した場合、電波はどれぐらいまで届くのですか?
一般的なラジコンヘリの場合、見通しで1〜2kmまで到達すると言われています。ただし、目で機体を見ながら操縦しますので、実際は500m以上離れて飛ばすことは難しいでしょう。
ヘリの場合、コストやその他の諸経費はいくらぐらいかかりますか?
初めての場合、ヘリ本体と一緒に送信機・エンジン・メカ類・周辺用具・工具など一式を揃えるため、一般的な入門ヘリで15万円程度かかります。維持費も燃料代(4リットル缶で4000〜5000円)ぐらいでしょう。電動モデルの場合は予備電池代だけで、ランニングコストはほとんどありません。墜落した場合も、損傷した部分だけをパーツ単位で販売していますので、全部買い換える必要はありません。パーツ代は損傷の程度や機体のグレードによっても異なります。
ラジコンヘリに興味はありますが、飛ばし方だけでなく、どこのお店に行ってどういったことを勉強すればよいのかも分からず、手をつけられずにいます。ラジコンヘリを始めるには何をしたらいいのでしょうか?
お住まいの地域によって、どこで飛ばせるのか、それぞれのルールが存在します。トラブルを防ぐためにも、地元の専門店のアドバイスを受けることをおススメします。他の人が飛ばしているからといって、どこでも飛ばせるわけではありません。飛行場や指導のできるショップは、
ヒロボーのホームページの「おススメショップ」でご紹介していますので参考にしてみてください。
以前、プロポの使用周波数が変わったと聞きました。昔使っていたプロポは今も使えるのでしょうか?
日本のラジコン電波に関する詳細は、
(財)日本ラジコン電波安全協会のホームページをご覧ください。古い周波数だけではなく、海外から輸入されている商品の中には日本の電波法に違反しているものもあると聞きますので、ご注意ください。
ヨコモといえば私たちの世代では安いバッテリーのメーカーだった記憶がありますが、ラジコンを作り始めたのはいつからですか?
ヨコモが世に送り出した最初のRCカーは、で「MINI RACER RC-12」という12分の1サイズのオンロードカーで、発売日は1977年の2月でした。その後30年間で約150車種ものRCカーを発売してきました。ちなみにヨコモの製品は競技用のRCカーが主で、世界選手権ほか、数々の国際大会の優勝を手にしてきました。ドリフトパッケージはヨコモ最新の商品で、見た目の格好良さをもっとも重視し、まったく新しいコンセプトで開発しました。とはいえ、走りにこだわるヨコモですので、購入いただいた状態で、ドリフトしやすい独特なセッティングに合わせてあります。さらに、200点以上ものチューンアップパーツを揃えております。
ドリフトカーはモーターの馬力があるほうが操縦しやすいのですか?
ドリフト専用モーターとしていくつかタイプの異なるものがありますが、はじめのうちは、少しパワーを抑えた純正品がお勧めです。モーターのパワーを上げると、トルク(加速感)と回転(スピード)が上がりますが、タイヤの空転もより多くなり、操縦が難しくなってしまいます。
広坂さんに質問です。ラジコンはどれぐらい持っていますか?
広坂正美のプロフィールをご覧ください。今までの大きな大会を勝ち取ってきた車、厳選100台を撮った写真を掲載しております。
RCは20数年扱っていませんが、その頃と比べて技術的に進化した点や新たな遊び方などがあれば教えてください。
技術的に進化した所といえば、車に使う材質です。実車と同じカーボン素材やチタン、アルミなどが安く作れるようになり、それらの高級素材がRCにも採用されるようになりました。純正パーツとして標準キットに付属しているものもあります。つまり、軽量化と高い剛性により、直線とコーナーのスピードがアップする方向に進んできました。バッテリーも当時は6セルで1200mA/hほどでしたが、今では4500mA/hほどの大容量なものになっています。さらに今後の傾向として、ブラシとコミュテーターを使わない「ブラシレスモーター」といわれるシステムが主流になってくると思われます。リチウムポリマーという新しいバッテリーも投入されてくるでしょう。これによりスピードと走行時間が飛躍的に向上します。一方、スピードを追求するレースシーンとはまったく方向性の異なるRCも今、大流行しております。例えばドリフトラジコン。タイムやスピードを競うものではなく、走りやルックスの格好良さで勝負するという、まったく新しい遊び方といえます。その他にも崖を登っていくクローラーや、小さいRCカーなども新しい遊び方として注目されています。
ヨコモのドリフトパッケージのオプションパーツ「ワンウェイセンターシャフト」を装着すると、どのような効果を得られるのでしょうか?
ドリフトパッケージ標準キットは操縦安定性を重視し、ブレーキをかけた時には実車と同じように4輪同時にブレーキがかかるようになっています。ドリフトパッケージは4WDですので、センターシャフトを使うことによってリアからの駆動をフロントに伝えており、そのセンターシャフトにワンウェイという機構を備わったものを付けることにより、前進している時には4WDになり、ブレーキをかける際にはフロントに駆動が伝わらなくなり、リアのみにブレーキがかかります。つまり、実車でいうところのサイドブレーキ機構が備わるわけです。これによってブレーキターン(コーナーをより小さく曲がる)テクニックが使えます。ただし、スロットルを使わない(アクセルを上げない)時にはリア駆動の2WDになりますので、操縦が少し難しくなります。
ドリフトカーと普通のオンロードカーでは、セッティングにどのような違いがあるのでしょうか? 一台で両方楽しむことはできますか?
ヨコモのドリフトタイヤが装着できる4WDのRCカーであれば、基本的にはドリフトさせることが可能です。ただし、楽しめるかどうかはなんともお答えしにくいところです。ヨコモのドリフトカーは特に走りにこだわっており、ご購入いただいた状態でもっともドリフトしやすいセッティングになっています。ここがオンロードカーとは異なるところです。ドリフトパッケージは、例えばサスペンション(ダンパー)のセッティングやトー角やキャンバーの角度、駆動方式やホイルベース、モーターやアンプ、ギア比などもドリフト用にあわせてあります。
広坂さんはスティックプロポを使用していたと思うのですが、ホイールタイプとスティックタイプではどちらが良いのでしょうか?
僕がRCを始めた頃にはスティックタイプしかなく、それで何年も練習してきたので、その後主流になったホイールタイプに切り替えることをしませんでした。どちらかが有利ということはないと思います。それぞれの好みで選ぶと良いでしょう。今主流のホイールタイプは、ステアリングが実車と同じハンドル式になっているので、これから始めるという方には操作が覚えやすいのでお勧めだと言えます。
地域の体育館を借りて走行させる場合、路面関連で注意する点はありますか?
ドリフトパッケージはプラスチック製のタイヤを使っておりますので、フローリングにキズをつけてしまうことが考えられます。フローリングなどの上で走行させる場合には、カーペットなどを敷いて走らせた方がいいでしょう。
オンロードカーの中で一番速いシャーシは何ですか?
一般的には実車の8分の1サイズのエンジンカーです。時速100kmほどのスピードが出ます。ただし、モーターで走る電動カーで最高速のみを競うレースがあり、ドリフトパッケージと同じ10分の1サイズのレーシングカーが160キロを超えるスピードを記録しています。究極をいえば、それが一番速いオンロードカーということになるでしょう。
本物の車のドリフトみたいに、なぜあそこまでRCカーが動くのでしょうか?
ドリフトパッケージはより一般的に受け入れられるようにと、見た目を格好良く作っています。また、極力スピードを落とすことで壊れにくく、かつ操縦しやすくなっています。その中でも特にこだわったのが「より実車に近いドリフトをさせる」という点です。駆動系をあえて4WDにし、特殊なドリフト専用タイヤを付けています。さらに、サスペンションのセッティングやジオメトリーなどもドリフトに最適な状態にしています。すべてにおいて「見た目に実車っぽく走る」というこだわりの結果だと思います。
おもりを付けている人がいますが、どのへんに付ければいいのでしょうか?
フロント部のバンパーに付けるのが標準です。おもりをフロントに付けることにより、車の曲がり方が鈍くなり、コーナリングでの走行特性を変えることができるようになります。自転車の前かごが重くなると、ハンドルの動きが鈍くなるのと同じ原理です。動きを鈍くすることで、操縦しやすくなるケースも多いのです。サーキット走行をしている多くの方が付けていますので、ぜひお試しください。
どうすれば広坂さんのようにドリフトできるのですか? 上達の秘訣は?
上達方法についての質問はすごく多いですね。「練習あるのみ」と言ってしまえばそれまでなのですが、皆さんが聞きたいのは、「どのような練習が効果的か?」ということだと思います。これについては、短い文章でお伝えすることはできません。ドリフトだけがうまくなりたいというのであれば、定常円旋回と8の字走行を完璧にマスターすれば、かなり格好良く走らせられるようになります。それ以上を望む方には、内外出版社より4月に発売される「RCスポーツ」臨時増刊号の「正美道場」本をご覧ください。この本は、広坂正美の30年間のノウハウを惜しみなく伝授する、究極のRC上達本です。付属しているDVDでは、映像での解説も行なっています。
ドリフトタイヤの交換時期や寿命はどれぐらいですか?
ドリフトタイヤはゴム製のタイヤの上にプラスチック製のリングをかぶせてできています。寿命はタイヤと路面との摩擦抵抗の大小にもよりますが、プラスチックのリングが徐々に薄くなって切れてしまった場合はリングのみを交換することができます。リングが切れるまでとなると、おそらくバッテリー20パックから30パック程度は走行できるのではないでしょうか。リングは新品の場合と中古の場合で路面との摩擦抵抗が異なるので、切れる前にリングだけを交換するケースもあります。
ドリフトといえばものすごく高速で走るというイメージがあるのですが、D1ドライバーのお2人がかなり低速でドリフトしていたように見えました。あの走行は熟練されたドライバーだからですか?
ドリフトパッケージは「遅い速度でもドリフトできる」というのが特長です。通常のRCカーがゴムタイヤなのに対し、あえてゴム+プラスチック製にしたのもそのためです。ドリフトパッケージはアスファルトで走らせるのが標準ですが、もちろんカーペット上での走行も可能です。カーぺットはアスファルトよりもタイヤとの摩擦抵抗が増えるため、若干スピードが上がります。D1ドライバーがカーペットで走らせていた時に遅く見えたのは、雨でカーペットが水を含んでいたためです。カーペットのウェット路面はものすごくすべります。
2〜3年前にドリフトをやってみたのですが、ドリフト中にどうしても車がカクカクしてしまいます。腕が未熟なのはわかっているのですが、セッティングで改善できるのでしょうか?
ドリフトパッケージは様々なチューニングパーツを揃えておりますので、好みにあわせて部分的にパーツを換装することができます。それと同時に、キャンバー、トーイン、ホイルベース、スキッド(キャスター)、駆動方式など、実車のような調整も可能ですので、カクカクするのをセッティングで軽減させることは可能だと思います。このケースの場合には、フロント部におもりを乗せるのが効果的でしょう。
マンションの床でドリフトしても大丈夫でしょうか?
おそらくフローリングだと思いますが、タイヤの音よりもモーター音やぶつかった時の音の方が大きいので、それらの音が響かなければ、下の部屋に対しては問題ないでしょう。ただし、タイヤはプラスチック(飛行機の窓ガラスなどにも使われているポリカーボネート製)なので、フローリングに傷をつけることが考えられます。ご注意ください。
ヨコモ「ICHIROKU-M」の発売はいつですか?
通常のドリフトパッケージより小さい16分の1サイズのドリ車、イチロクM。お待たせして申し訳ありません。発売は3月末〜4月上旬を予定しております。
ドリフトカーはどういった構造になっているんですか? 普通のRCカーとはどう違うんですか?
以下の箇所が普通のRCカーと異なります。
- タイヤがゴム+プラスチック製
- 4WD
- ドリフトしやすいセッティングにしている
1の理由は、ゴムのみのタイヤよりもグリップが下がり、車がすべるようになるからです。2については、すべるタイヤを付けると、FRなどではスピンしてしまいドリフトができなくなるためです。4WDシステムにすることでバランスをとっているのです。
グリップ走行とドリフト走行。速いのはどっち?
グリップ走行のほうが速いです。
ドリフトカーのホイールの中が光っていますが、どのような仕組みになっているのですか?
ホイールライトという電飾パーツがあり、それを小さなボタン電池と一緒にホイールの中に取り付けます。タイヤが回転すると遠心力でスイッチが入り、LEDが点灯する仕組みです。
ヨコモのドリフトパッケージは、ひとつのシャーシで様々な車種のボディが装着できるのでしょうか?
そのとおりです。ボディの形状によってボディポストの高さと取り付け位置を変更すれば装着可能です。
現在、プロポのバンド数はどれぐらいありますか?
RCカー用に割り当てられているバンド(周波数)の数は20種類です。が、最近各社から発売されてきた2.4GHz(ギガヘルツ)というシステムは、周波数を自動的に設定してくれるため、前記の20種類とは別の周波数帯を使用します。これにより数十台が同時に走行することが可能になりました。
一度墜落させてしまったRC電動ヘリの調整方法を教えてください。今は、離陸時までの振動がひどく、まともに浮上させられないことが多いのです。よろしくお願いします。
交換が必要な部品とまだ使える部品の見極めが必要です。本格的なRCは細かくパーツ設定してありますのでその部品だけ交換することで修理できるようになっています。調整についてはとくに説明書の記載をもれなく熟読すれば必要なことは必ず書いてあると思います。
インドアヘリを狭い場所で練習できるコツを教えて下さい。広いに越したことはないのは重々承知ですが、現実問題なかなかそういう場所に巡り会えませんので……。
機体の調整を完璧にしてください。調整のズレた機体では狭い場所で飛ばすことはより難しくなります。狭い密閉された部屋では吹き降ろしの風の影響を受けやすくなりますので、隣の部屋との仕切りやドアを開けるなど風の抜け道を確保すると飛ばしやすくなる場合があります(ただし、窓は開けないでください)。
安いRCヘリを持っているのですが、離陸時の乱気流でうまく浮かび上がれません。どういう風にするといいですか?
床面から浮上させるよりも、手のひらや小さな台の上から離陸させるほうが地面効果を避けられるため多少素直に浮上できるようになります。ただし、安いRCヘリは調整機能がなく操作も自由には利きませんので、その点はご理解ください。
空モノは操縦が難しく高価な気がして、いまいち手が出しにくいのですが、実際はどうなのでしょうか? 子供が、非常に欲しがっていますが、どのようなものから始めたらよいのでしょうか?
飛ぶものは必ず墜落します。小さくても航空機とみなされますので、対象年齢15歳未満で許可されている製品はないと思います。かならず安全を確保し、保護者同伴で教えてあげてください。
エンジンヘリと電動ヘリの扱い方の違いみたいなものがあれば教えてはほしい。
電動のほうが手軽で簡単というイメージがありますが、実際には一長一短あります。
RCヘリ(電動、エンジン)購入後にあまりお金がかかるのであれば結局続かなくなると思うのですが、一般的な年間維持費用(消耗品、修理費用)はどの程度でしょうか?
まだ入門レベルでしたら、機体を購入した費用と同じくらいの補修パーツは覚悟してください。燃料などの消耗品は飛行時間によりますが、模型専用燃料は1リットルあたり1000円程度です。このほかクラブの入会金や年会費、飛行場使用料などがかかります。
ヘリに興味があるのですが、インドアヘリから始めるべきでしょうか? いきなりアウトドア用は無理でしょうか。予算的に両方は難しいので……。
どちらから始められても問題はないと思いますが、最近はインドアから始める方が増えています。理由は墜落時の危険性や修理代が安く済むなどリスクが低いためです。いきなりアウトドアに挑戦される場合は独学では絶対に無理ですので、専門ショップやベテランの指導を仰いでください。
昔と違ってRCヘリが手軽に購入・操縦できるようになっているようですが、何が技術的に変わってきたのでしょうか?
使用されている電子部品やモーター・バッテリーなどのデバイスが、技術進歩にともない小型高性能になってきましたので、RC製品もこれまでになかったサイズでの商品が実現できるようになってきています。
XRB SRシャトルはどんなに壊れても修理できますか?
まず、羽根以外は壊れにくくできています。通常の墜落であればほとんどの場合、ご自分でパーツ交換などで修理可能です。電気的な故障の場合はメーカーで修理可能です。
RCヘリをマスターするには「調整7割、操縦3割」とおっしゃってましたが、グレードが上がるにつれてそれらも難しくなるものなのでしょうか?
個人差にもよりますが、あるレベルまで達すると超えられない壁にぶつかります。その壁がホバリングの場合もありますし、宙返りの場合もありますし、調整の場合もあります。急に上達することはありませんので、ひとつずつ時間をかけて習得していくことになります。
海外から輸入されたRCヘリには粗悪な製品や、XRBの類似品などもあるようですが、見極める方法はあるのでしょうか?
XRBの機構は特許を取得しております。画期的で大変魅力的な機構のため、類似品は100種類以上あると思います。製造メーカーがはっきりしていないもの、個人輸入のもの、やたら安いものは、まず正規品でない可能性が高いため購入前に販売主に確認するようにしてください。
うまくなるための操縦感覚とは、どういうものなんでしょうか?
自転車に乗れるようになったときの感覚に近いと思います。バランス感覚は体が覚えるものですから、一度できるようになってしまうと、「今までなんでできなかったのだろう?」と思われると思います。
電動のヘリをやってみたいと思っていますが、模型店の飛行場はヘリ一式をそこで買わなければクラブに入れないとのことなので、敷居が高くなかなか手が出せません。もう少しとっつきやすくならないものでしょうか?
飛行場の維持にも大変な労力やコストがかかっています。許可されている場所で飛ばせる安心感や指導を受けられる環境は、空モノラジコンが上達する上での一番近道です。敷居が高いようにみえますが、この敷居を越える決意がない方は、やめておいたほうがよいと言えます。
女性でもヘリを飛ばしている人はいるんですか?
ご夫婦やカップルの共通の趣味として楽しまれている方もいらっしゃいます。カルチャースクールのインドアヘリ教室では10人に1人くらいは女性です。
現在ヘリをやっているのですが、多くても毎週1回2〜3時間しか練習することができません。ですので、なかなか上達しなくてこまっています。短時間でも上達するコツや練習方法などがあれば教えてもらえないでしょうか。
弊社のワークスパイロットでも毎日練習しているわけではありません。多くの場合、せっかく飛行場に行っても調子が悪くて整備をしているうちに1日が過ぎてしまったりして、満足に練習に専念できないのが実情ではないでしょうか。日々の機体整備や周辺用具のメンテナンスは意外と重要なように思います。練習については、イメージトレーニングをやる人とやらない人では格段の差がつきます。電車やバスでの移動中や就寝前など何もしていないときに、自由に大空を操っているイメージをするだけでも効果があると思います。
ヘリの上達・練習方法はどのようにすればよいのですか。視線をどこに目配りすべきなんでしょうか。
空中に浮かんでいるものですので、横方向よりも奥行感がつかみにくいと思います。ヘリだけを凝視すると全体の位置関係が分からないので、空間をどういったスピードで移動しているから次はこの辺りまで進むだろうという予測をしながら早めに次の操作をするとよいでしょう。ヘリを見る場合はボディーではなくローターの回転面の傾きを見るようにすると、次のヘリの挙動が読みやすいと思います。
ヘリ未経験ですが、この番組を通じて飛ばしてみたいと思いました。前回の番組中に、XRBの練習施設の紹介がありましたが、購入前に体験できるのでしょうか? また、体験できる施設みたいな所はあるのでしょうか?
ヒロボーの全国ショップリストにはXRB/SRBの取扱店はもちろん、デモフライトを実施しているお店や指導が受けられるお店、飛ばすスペースがあるお店など詳しく情報掲載しています。デモ店やフライトエリア店に指定してあるお店であれば、購入希望と言えば体験させてもらえると思います。
広坂さんはRCカーを何台持っていますか?
年間に出場するレース数は10回〜15回、その中で全日本選手権や世界選手権などのビッグタイトルに参加する際には新車を作ります。そしてタイトルを獲得(優勝)した場合には、そのマシンを記念や参考として保管します。また、新車を作ってタイトルを取れなかった場合には、その後のクラブ単位でのレースや練習用、もしくは、ばらばらにして部品取りとして使います。 過去30年間でビッグタイトルを勝ち取ってきたマシンを保管、その数は100台を超えます。ちなみにそれらは今後走らせることはありません。写真がありますので、
プロフィールをご覧ください。
RCドリフトカーの姿は非常に実車に近いと思いますが、どのように実車からポリカーボネイトのボディを作られているのでしょうか?
ドリ車の場合はエアロパーツなどが付いており、実車メーカーがディーラーに出荷する際の標準販売品の形とは異なるため、メーカーから図面をいただいても、そのままそれを利用することができません。よって、作りたいドリ車が走っている現場に足を運んで写真を撮ったり、ドリ車を作っているパーツメーカーの工場で写真を撮らせてもらい、それを参考に木のかたまりを削って本物そっくりに作る方法をとることが多いです。その実車の形に作った木型を使い、ポリカーボネイトの板を熱して柔らかくしたものをプレスすると、木の形と同じボディができあがります。それを見ながら木型を削ったり、粘土などで木型を膨らませたりして、形をより実車に近く見えるように納得いくまで修正していきます。それができあがると、今度は木型を、より熱に耐えられる金属に作り変えます(金型)。その後は金型を同じ要領でポリカーボネイトの板にプレスして、現在販売しているボディができあがります。ヨコモのドリフトパッケージは、特に見た目にこだわりますので、1車種を作るのに半年以上もかかることがあります。
広坂さんへの質問です。BDとSDの良し悪しを教えてください。
BDはベルトドライブでハイパワーなモーターやバッテリー使用時には、走行がより安定しやすくなります。ただし、駐車場などで走行させる場合には、小石がベルトと歯車の間に入り込むケースがあるので、主にサーキット走行向きといえます。シャフトはモーターが縦向きについているため、反動トルクがかかり、ハイパワーなモーターやバッテリーを使用する際には、右周りと左周りの曲がり方の特性が変わってしまう場合があります。ただ、ドリフトで使用するくらいのモーターのパワーではほとんど影響はありません。シャフトドライブ(SD)は、密閉タイプのギアボックスを使っていますので、荒れた路面でもギアトラブルが少なく、気軽に楽しむことができます。
上達のコツは何でしょうか? いつもどんな練習をしていますか?
ひと言で上達のコツをお伝えするのは非常に難しいのですが、あえて言えば「練習すること」です。どんな練習をするかは人それぞれのスキルによってや目標によって異なりますので、ここでお伝えすることはできませんが、ラジコンといえども様々な練習方法があります。私が行なう練習方法は「走りこみ」が主となります。目標とするレースを決め、当日のシチュエーションに極力近い状況下で走りこみをして慣れることを重要視します。参考までに、内外出版社から発刊されている
「正美道場」にて、様々な練習方法を掲載しています。
ドリフトには非常に興味があります。どんな車を買ったら手軽にドリフトできるのですか?
RCカーをドリフトさせるには、じつは非常に高度な操縦技術を要します。実車で言うとまず教習所でルールを覚え、運転の際には前後左右を覚え、内輪差を覚え、坂道発進・バックの時はハンドルを逆に、公道を走って免許を取得するという手順を踏みますが、どこにもドリフト走行は出てきません。RCを初めて走らせる方でいきなりドリフトから始める方が、上手くドリフトできない理由はここにあります。ドリフト走行を始める前には、じつはドリフトさせないグリップ走行を覚えることで基本を身につけることができるのです。さて本題ですが、そんな操縦の難しいドリフトですが、手軽にドリフトできるといえば、ずばりヨコモのドリフトパッケージです。ドリフトパッケージは1年以上かけて作ったドリフト専用特殊タイヤの装着や、重量配分、サスアームの長さ、駆動系、アライメントや細部にいたるまで、よりドリフトしやすい車に仕上げたドリフト専用仕様となっております。
ドリフトミーティングの審査ポイントはどういうところですか?
ドリフトはタイムを競わず審査員の主観で順位を決めます。1つめの審査ポイントは、走行ライン上の任意の位置に枠を作り、その枠をドリフトしながら通過することにより、審査の対象となります。2つめの審査ポイントは、いかに格好よく枠の中にドリフトさせながら入って行くかを見ます。ドリフトアングルが浅くても深すぎてもダメで、適度な角度での進入がポイントとなります。3つめは、相対的に見てドリフト走行が上手いかどうかを見ます。あくまで主観で行なうため、審査員によっても見方が異なるところもあります。
10年前のYOKOMOのツーリングカーを持っていますが、ドリフト仕様にできますか?
ヨコモドリフトパッケージ用のホイル(6角ハブ)が車に取り付くようであれば、ドリフトタイヤを履かせる事でドリフト仕様になります。ヨコモツーリングカーの中でも6角ハブ式でないものもありますので、販売店などでご確認ください。