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2018年1月5日(金)
総力展望『政局2018』 憲法改正…激突の行方

ゲスト

萩生田光一
自由民主党幹事長代行
長妻昭
立憲民主党代表代行 政務調査会長
大島敦
希望の党代表代行

総力展望『憲法改正2018』
竹内キャスター
「『総力展望2018』、2日目の今夜は2018年の政局について考えます。議論が本格化するとみられる憲法改正や、野党連携の行方、ポスト安倍が注目される自民党総裁選などゲストに自民党と野党第1党、第2党の幹部を迎え、今年の展望をじっくりと聞いています。自民党の仕事始めで、安倍総裁は憲法改正を念頭に『時代に対応した国の姿・理想の形をしっかりと考え議論していくのは私達の歴史的な使命だ』と述べました。『歴史的な使命』という言葉、これまでにないような強い決意が込められているようにも感じるのですが、どのように聞いていましたか?」
萩生田議員
「我が党の立党のまさに党是は、自主憲法、憲法改正にあるわけですから、それを立党以来61年続けてきているわけですね、62年になりますか。昨年末に、4項目についてはまだ両論併記の中身もあったり、条文化をしているわけではありませけんけれど、一定の党のコンセンサスを得つつあって。これをさらに深掘りして、法案を出せるような、国会に出せるような、条文化をしていこうという努力を前半はこれをしなければいけないと思っています。そういう意味で、これまで憲法改正というのは常に議論にはなっていましたけれど、まさしく今年は行動に移す、実行に移す、そういう1年にしていかなければいけない、そんな思いを総裁以下、皆さんで共有しております」
竹内キャスター
「自民党の憲法改正推進本部は去年12月、憲法改正について論点整理を発表しました。自衛隊、緊急事態、合区解消、教育充実、この4つの項目に絞られましたが、長妻さんはこちらの自民党の論点整理をどのように見ていますか?」
長妻議員
「たとえば、緊急事態で言えば、これは現在の現行法でもパンデミック、伝染病、あるいは有事法制、あるいは災害の法律等々で、私有財産、あるいは私有、所有権を制限するということが盛り込まれているわけで、必要性が感じられないし、むしろ危険な方向にいくのではないのか。合区解消についてもこれは結局、ただ参議院について、各県から1人ずつ代表者を出せると、最低でも、とこういう規定を入れたとしても、法の下の平等というのがあるんですね、憲法には。そこの条文は変えないわけでしょうから、ですから、都道府県代表になるんですよ、参議院が。都道府県代表者とするのであれば、相当、参議院の役割も変わってくるということで、法の下の平等の観点から、これは拙速な議論ではないかということや、教育充実はまさに無償化はもう諦めたということなので、条文に入れるのは。ただ教育を充実しますみたいなスローガンを書くというのは、憲法という非常にハードルの高い改正のところでいかがなものかと。自衛隊についてはあとで議論もあると思うのですけれども、これについても非常に総理の意図がなかなかわかりにくい。つまり、自衛隊の権限は現在とまったく一緒です、何にも変わらないですと、ただ自衛隊ということを明記することで、1部の憲法学者が違憲だと言っていることをやめさせたいということなのですが。ただ、政府は公式見解では自衛隊は合憲であると、もうずっと合憲であるとおっしゃっているわけでありますし、あるいは自衛隊を単純に明記するだけでも、我々がいろいろ憲法学者の皆さんと議論をすると、フルスペックの集団的自衛権を解釈として読み取ることができかねないような、そういう状況になる可能性が高いということなので、我々、それは否定的です。むしろ解散権の制約、こういう問題もちゃんと議論してほしいと思っております」
竹内キャスター
「はい、大島さんはこの4項目をどのように見ていますか?」
大島議員
「自民党内の議論なので我が党として他党のことについて、議論の件について述べるのは僭越かなと思います。私達としては現在、地方自治についての議論を憲法調査会の中で深めているので、そういうことを踏まえながら、自民党の中での議論を見ていきたいなと考えております」
反町キャスター
「大島さん、ウチの番組で、玉木さんとか、細野さんとか、そういう方を迎えてこれまでに聞いた限りで言うと、玉木さんも言っていたんですけれども、我々は憲法論議から逃げないと言いましたよ。今の話は逃げているように聞こえる。それは党内の事情がいろいろあって、たとえば、大串さんみたいな方も抱えていて、憲法改正に前向きに突っ込みますと言うと、いろいろと軋みが出るということも僕ら横から見ていて想像できますよ。そうなると、大島さん的な立場からなると、今のような発言というのが希望の党の実態のセンターライン、その雰囲気と見た方がいいのか、代表が走り過ぎているのか、これはいったい実態はどうなっているのですか?」
大島議員
「大串さんも憲法調査会の中に…で参加をしていただいて、議論にもコミットメントしていただいていると思います。論点としてこれは我が党の論点ですから、自民党さんは自民党さん、立憲民主党さんは立憲民主党さんの論点があって、私達の論点としてまず地方自治から議論を現在、進めさせていただいている段階なので。議論を深めながら、これは同じ政党と言ってもさまざまな意見があります。合意形成をどうやってしていくのかというのがたぶん政治のキー、鍵だと思いますので、丁寧な合意形成をしながら、1つの成案を得たいと考えていまして。論点としては1つ1つ積み重ねていくというアプローチの仕方をさせていただいていまして。まだ、自民党さんのアジェンダ、議題の設定と、我が党の議題の設定が違うということでご理解いただければと思いますけれども」
反町キャスター
「長妻さん、先ほどの解散権の話なのですけれど、この話、何回かいろいろな人から聞かれたと思いますけれど、昨年の10月、枝野さんはこういうことを言っていますよ。『9条改正論議をしたいと言う人がいるのだけれど、それ自体は否定はできない。その代わり我々が提起する総理の解散権の制約も俎上に載せてもらわないといけない』と、これは別に、解散権の制約の論議をやるのだったら、憲法9条の改正論議に乗ってもいいよと、取引、バーターをかけているわけではないですよね?」
長妻議員
「もちろんです。このような大切なことでバーターみたいな話は不謹慎でありまして。ちょっと1部誤解されていることがあるのですけれども。これは当然、憲法9条の改正議論、これをしたいという人がいるというのは事実だと思いますが。我々としては、優先順位が最も高いのは、憲法改正で言えば、首相の解散権の制約であると、ドイツでも、イギリスでも、それは解散がある国は制約をかけているわけですから。日本は、ほとんど無制限と言うか、やりたい放題に総理が解散をするということは、これは立憲主義の観点からあり得ないので、そこをキチッと踏まえて議論をしないとダメですよ、こういうことを申し上げたわけです」
反町キャスター
「なるほど。大島さん、いかがですか?この解散権の制約ということに関して、党としての議論はまだでしょうけれども、個人的な感想でも結構ですよ、解散権の制約を議論することについてはどう感じますか?」
大島議員
「うん、解散権の制約の議論はあり得るべしだと思っています」
反町キャスター
「それは党としてそういう議論が出ているということですか?大島さん、個人の考え?」
大島議員
「私個人として、です」
反町キャスター
「なるほど、はい」
大島議員
「玉木さんも年頭の挨拶の中で触れ、言及されているかとは思うのですけれど。ただ、優先順位としては、先ほど言ったのが高い優先順位なので。ただ、この首相の解散権というのは極めて、立法府と行政府との緊張感の問題です。だから、1996年に政党助成金ができた、これによって各政党の代表は人事権と、要は、予算編成権、その配分というのを持ったわけです。会社でもそうですけれど、人事と予算です、この2つを握ったのが強大な力を持つわけ。そのうえに、政治主導という名の下に、2001年、内閣府ができました。2014年に内閣人事局ができて、私もその法案に対してコミットメントしていたので…」
反町キャスター
「あれは、でも、民進党だって進めたシステムではないのですか?」
大島議員
「民進党の方がさらにたぶん過激な法案だったと思います、内閣人事局の法案は。それと、これは現在のように技術革新がすごく速く、かつ国際状況の変化がしている、激しく変化していますから、官邸の機能を強化してサクサクと決めていくことは、僕は了とします、私達。ただ今回、忖度が起きているではないですか、さまざまな忖度が起きる」
反町キャスター
「忖度は政治の問題なのですか?忖度は、特に指示が下りていないのに忖度する側の問題ではないのですか?」
大島議員
「それは私もサラリーマンをやっていて、サラリーマン社会は上司を見ながら仕事をするわけですよ」
反町キャスター
「見ますよ」
大島議員
「見ますでしょう?」
反町キャスター
「見ますよ、そんなことで同意してもしょうがない」
大島議員
「そうすると、人事権が強烈に持つと、それは慮って物事を始めるようになるわけですよ。たぶん党内でもそういう状況があるのかもしれないと。解散権を制限するというのは結構大切なことでして、解散権を制限すると、立法府と行政府とのこの緊張感が生まれてくるわけ、これは。いつクビが、解散されるかというのと、任期までずっとあるというのだと、たぶん取材していたらわかると思うのですが、だいぶ質的に変わってくる。ですから、現在、強大に強くなった、アメリカのトランプさんよりも内政については強烈ですよ、日本の内閣総理大臣の権能というのは。ここを、解散権を制限することによって、ほぼイーブンにもっていくことが必要だと私は思っているわけ。特にドイツだとワイマール憲法下でたびたび解散していたら、ヒットラーが生まれちゃったので、戦後のドイツ基本法は制限している。7年前にイギリスも…」
反町キャスター
「イギリスね、やりましたね、3分の2…」
大島議員
「…議会固定法をつくって制限している。フランスも、イタリアも結構、任期満了までようやくやってから解散ですよ。ですから、日本のたびたび解散するのは、立法府に身を置く側として、長妻さんと一緒に17年間ここに身を置く立場として、だいぶ立法府の権能が弱くなっている感じがする」
反町キャスター
「それは野党だからそうでもないですか?与党の時に、野田さんの解散はちょっと特殊な例だったけれども…」
大島議員
「うん」
反町キャスター
「自身、皆さんが与党だった時には、与党が解散権を同じ理屈で手放すことについては賛成されますか?」
大島議員
「先ほど言っていた、内閣人事局ができたということと、質的な変化があると思うので。解散権の制約、個人的には、解散権の制約は進めた方がいいと思っています」
反町キャスター
「萩生田さん、いかがですか?解散権について論議すべきかどうなのかというところについては、どう感じますか?」
萩生田議員
「まず私は解散権があった方が立法府の緊張感は保てるのだと思いますけどね。任期がまだ2年あるとか、1年…」
長妻議員
「解散をなくすということではないですよ、制限…」
萩生田議員
「1年あるとか、要するに、自民党がなぜ国民から支持をされているかというと、納期を守るからだと思うんですよ。その途中の議論はさまざまな議論があっても最終段階ではきちんとその納期を守って、製品を納めるということを必ず責任を持ってやってきました。それはなぜかと言ったら、常に時間と背中合わせで仕事をしているという緊張感があるからであって、これは解散がないと、ないと言うか、どういう法案を、どういう憲法を考えているかわかりませんけれども、あまりにも制約をされてしまうと、リーダーとしての緊張感が乏しくなるのではないかということを逆に思っています。加えて、我々はその4項目をショーケースにとりあえず出そうとしているんです。何もこの4項目以外、野党の提案は受けつける予定がないのだとかそういうのではなくて、要は、グラウンドに出てボールを蹴ってみましょうと、皆さんでこの議論を始めてみましょうというのが、私達の今年の大きな目標ですね。ですから、そこに5つ目の提案や6つ目の提案があったとしても、それは同じテーブルに載せていただいて、大いに議論をすればよろしいと思いますし、何がなんでも自民党が提案する4項目以外、もう聞く耳を持たないのだ、議論に応じないのだなんていうことはまったく考えていませんから、解散権のことも含めて、是非、テーブルに載せていただいて、議論を進めていきたいなと、そう思っています」
反町キャスター
「FNNの世論調査をやると、憲法改正に賛成しますかというざっくりとした、どことも聞かない世論調査をかけると、6割ぐらいの人達がやってもいいのではないかという、こういう話ですよ?」
長妻議員
「ですから、具体的に、どこなのかということですよね」
反町キャスター
「そう、そこ。たとえば、先ほど、言われた、解散権の制限の話。解散権の制限について、立憲民主党が草案と言うか、原案をまとめたとしますよね。まとめるつもりはあるのですか?」
長妻議員
「これは既に我々は党の基本的な立場としてペーパーを出しまして、議論するのであれば最優先は解散権の制約であるというのは党の方針として明確に打ち出しておりますけれども。ただ、我々が前提としてあるのは、国政上の最優先課題、優先順位1位に憲法改正があるのではないという考え方です。ですから、敢えて言えば、お宅はどこか改正するところ、優先順位がどこですかと聞かれれば…」
反町キャスター
「しつこく聞かれれば…?」
長妻議員
「我々は解散権の制約というのを申し上げるのですけれども。それが本当に、憲法改正全体が喫緊の課題なのかと言うと大変疑問に思うわけで。ただ、総理が特に自衛隊のところ、強行的に年内に発議をするような勢いでおっしゃっておられて、こんな時間がない中で、私は信じられない思いがあるのですけれども。これについてもちゃんと問題点を指摘するということが我々として必要があると思っています」
反町キャスター
「長妻さん、でも、そこまで言うのだったら、僕もその部分は多少賛成する部分もあるのですけれども、ポリティカルアセット論とか言って、政治家は、100%のエネルギーがあったら、そのうちの何パーセントを憲法に費やす、何パーセントを経済、何パーセントを外交に費やすかという、バランス、ポートフォリオみたいなものが本当はあるべきだと」
長妻議員
「うん」
反町キャスター
「そういう中で、今の長妻さんの話は、現在の日本の政治が憲法改正にエネルギーを費やす必要はないだろうと、こういう話ですよね?」
長妻議員
「最優先課題ではないということですね」
反町キャスター
「だったら、解散権の制限とか言わないで、憲法改正の話については、それは優先順位ではないのだから、我々はその話に一切応じないと切り返せばいいのに。解散権の制限と言うものだから、たとえば、ここで萩生田さんが出してください、我々は憲法審査会でその議論をしますよと言ったら、出さざるを得なくなりますよ?」
長妻議員
「いや、だから、そういう議論をしていいと思うんですよ」
反町キャスター
「えっ?」
長妻議員
「私が言っているのは、だって年内に発議すると言っているのでしょう?」
反町キャスター
「ああ、なるほど」
長妻議員
「年内に発議ですよ、いろいろ予算から何からある中で。それは憲法審査会がこれまで積み上げてきた他の論点もいっぱいあるわけで、それは解散権の制約も含めて、議論したらいいと思いますよ。ただ、期限を決めないで。本当に国民の皆さんが、議論が煮詰まってきて、この4つ、プラス、いくつか出てきた時に、これが本当に必要なのだと、国民の皆さんの中から湧き上がるような議論が出てくる、そういうような改正ということであれば、機が熟したということであれば、私達は改正というのは否定するものではありませんけれども。年内に、年内ありきで、自分の任期中とか…」
反町キャスター
「萩生田さん、期限は切っているのですか?」
萩生田議員
「いやいや、スケジュールありきではないということを逆に申し上げているわけですよ、我が党としては。ただ、先ほどから話を聞いていると、何か安倍内閣のうちは憲法改正議論には応じたくないかのような印象をどうしても持っちゃうわけですよ。戦後73年目を迎えて、いろいろな価値観や取り巻く環境というのは変わってきた中で、国民の皆さん1人1人は、いろいろな関心事というのは違うと思いますよ、だけど、沸き上げる、沸き上がると言うけれども、その議論をきちんとリードするのが我々、国民から選ばれた、発議を任された国会議員の仕事であって。そこはきちんと深掘りし、緊急事態はこういうことで必要だと思いますよと言った時に、初めて国民の皆さんが、あっ、なるほど、それは必要だ、と思うのか、そんなもの必要ではないと思うのか、決めるのは、最後は国民の皆さんですから。その作業というのは是非、我々はやらせていただきたいと思いますし、別に年内に発議をしなければいけないとか、するべきだと約束をしているわけでもなくて。ただ、これは毎年毎年、我が党も結党以来62年やっているわけですから。私が何かここで話すと、何かすごく丁寧ではなかったかのように聞こえてしまうかもしれないのですけど、これは逃げることなく我々は党内で本当に真剣な議論をしてきました、中山先生の時代から、もちろん、丁寧な議論というのを心がけてきましたよ。だけど、いよいよ、冒頭申し上げたように、グラウンドに出る時ではないですか。ここまで議論を詰めてきて、まだ自民党だって大きな人数がいますから、皆がまったく同じ意見を言っているわけではないです、いろいろな意見の方がいる。それをドンドン集約しながら、収斂しながら、野党の皆さんとも一緒にこの議論を深めていきましょうよということなので。そこは変な先入観を持たずに、やっていただいていいのではないかと私は思いますよ」
反町キャスター
「萩生田さん、この4つの論点というものを憲法審査会に自民党として出されるとした時に、たとえば、立憲から解散制限、希望の党から地方自治というのが出てきて、いろいろなものを混ぜ混ぜにして、マージャンみたいになっちゃうのだけれども、いろいろなものを混ぜ混ぜにし、その中でどれを最終的に国会発議にかけるかということは、そこはスクラッチで、フラットで議論していくという理解でよろしいのですか?」
萩生田議員
「もちろん。もともと我々が人数を持っているからと言って、数で議論を封じたり、議論を途中でやめさせて、発議に持ち込むという作業をしようとは思っていませんから。そこはもう大いに、メニューが増えたら増えたなりの必要な時間を…」
反町キャスター
「ただ、最終的に国民投票にかけるのは、だいたい3つとか、4つとか、言われていますよね。あれは、上限はあるのですか?」
萩生田議員
「いや、いくつでもいいのではないですか?」
反町キャスター
「4つに足される可能性もあるし、4つのうち、たとえば、どうしても、合区解消は他の党から賛成が得られない時は落とす可能性ももちろんある?」
萩生田議員
「だから、これは1つで国民投票にかけるというわけにもいかないと思います。ですから、現在、我々は4つのメニューを出している。他党の野党の皆さんからは、もしかしたら違う提案があるかもしれない。議論していくうえで少し丸めたり、削ったりしながら、中身も変えていきながら、もしかしたら、もっと多くの合意を得られるものも出てくるのではないかと思いますから。そこはまさに作業を進めさせてほしいということです」
竹内キャスター
「ここからは憲法9条改正について聞いていきます。昨年12月に自民党の憲法改正推進本部がまとめた論点整理に9条の改正について2つの案が併記されました。ここでは仮にA案、B案としましたが。1つ目、『9条1項2項を維持したうえで、自衛隊を憲法に明記するに留めるべき』というA 案、『9条2項を削除し、自衛隊の目的・性格をより明確化する改正を行うべき』というB 案。萩生田さん、これは1本化できなかったのでしょうか?」
萩生田議員
「まだそこまでの段階にきていないので、年末には党内の議論の途中経過を国民の皆さんにコンセプトペーパーという形で示させていただいたということです」
竹内キャスター
「長妻さんはA案の方、『9条1項2項を維持したうえで自衛隊を憲法に明記』をどのように見ていますか?」
長妻議員
「2項というのは、戦力不保持、戦力は持たないという、日本国は戦力を持っていないというのが政府の公式見解、この憲法からきているのですが、これを書いたまま、自衛隊を憲法に書くと。そうすれば、自衛隊は違憲だと言う学者さんはいなくなるという論法ですけれども。いろいろな学者さんと議論をしましたけれども、それであっても現在の自衛隊を戦力だと思っている学者さんにとっては、2項を削除しないままそれを規定しても違憲論は消えないし。しかも、もっと悪いのは、2項を維持したうえで自衛隊は憲法違反ではありません、みたいな趣旨の条文を書くと、自衛隊が持っている力について、タガをはめることができにくくなって、集団的自衛権、フルスペックの集団的自衛権の解釈を、することが可能性として出てくると、こういう議論もあるわけで。非常にA案についても、これは2項を維持したうえでというのは、国民ウケをするから戦力不保持は削除しないということなのでしょうけれども、結局、自衛隊を明記することで、非常に解釈が大きく広がる危険性が出てくると。現状とまったく同じだという総理の説明は、相当容認できないと思います」
反町キャスター
「つまり、2項にあるような、戦力を保持しないとか、交戦権を認めないというものを残したまま自衛隊を明文化するということは、かえって矛盾が広がるとは申し上げません、憲法内の新たな矛盾が生まれるというような理解でよろしいですか、指摘のポイントは?」
長妻議員
「これ、自衛隊をここに書いたとしても、自衛隊というのはどういうものなのか、自衛隊という名前があれば、戦力が現在の10倍ぐらい増えた自衛隊も自衛隊ですよね、名前としては。ですから、どこまで、どういう目的、そういうことまでも書き込まなければ、なかなかこの自衛隊を合憲にするというのは非常に難しいのではないのかと。ですから、我々は、自衛隊を政府は合憲だと解釈をしているわけですし、現在とまったく変わらない状況を実現したいということであれば、憲法9条の改正の優先順位というのは高くはないのではないかというのが我々の考え方です」
反町キャスター
「萩生田さん、長妻さんの言われた、このA案の話ですよね、1項2項を残して足すというのは矛盾をどうしても解決できないのではないかというリスクがさらに広がるのではないかと、ここの部分。これに対してはどう答えるのですか?」
萩生田議員
「お答えにならないですね、私の立場では現在。2つの案を出して…」
反町キャスター
「あっ、そうか、ごめんなさい」
萩生田議員
「ですから、私がこうですと、A案はこうです、B案はこうですと言うと党内議論を封じることになってしまいますから。まだこれから党内で議論します。いみじくも長妻さんがご心配されたシビリアンコントロールのことですとか、あるいはそもそも自衛隊の存在が違憲なのか、違憲ではないのか、たぶん多くの国民の皆さんは、自衛隊が国の独立を守り、国民の生命・財産を守る、なくてはならない組織である、存在であるということは概ね理解をしていただいているのだと思うんです。だから、憲法上は違憲ではないと政府が言っているのだから、それでいいではないかと野党の皆さんは言ってくれるけれど、だったら別に憲法に書いてもおかしくないのではないかと私は思うし。他方、憲法学者の人達は、いずれにしても違憲だということを言い続けるわけでしょう。私は学習指導要領で教科書の中に、自衛隊に違憲の意見があるということが活字になること自体が、自衛隊の皆さんに対しても申し訳ないという気持ちもありますし、これだけ国民の皆さんが自衛隊を信頼していただいているのだとすれば、その信頼のうえに立って、憲法の中にきちんと書き込んだとしても、私は国民の理解はいただけるのではないかと思っているんです。ですから、現在、A案、B案、党内ではまだ意見を収斂している最中ではありますけれども、いずれにしても自衛隊の存在は国民の皆さんから大きな認知をいただいているという前提で、では、どう書き込むことによって、たとえば、自衛隊法はかなりきめの細かい法律になっています、ですから…」
反町キャスター
「自衛隊の任務とか…?」
萩生田議員
「ええ、自衛隊法から憲法の条文を引いてもいいのではないかという意見も、党内には中にはあるんですね。ただ、そうすると、別に憲法で書く必要ないではないかと」
反町キャスター
「自衛隊法があるのだからと?」
萩生田議員
「…してしまう部分もあるので、それをこれから今年に入りまして、まさに党内できちんと整理し、国民の皆さんに提案できるような準備をしたいなと思っています」
竹内キャスター
「B案ですね。『9条2項を削除し、自衛隊の目的・性格を明確化する』としていますが、長妻さん、こちらはどう見ていますか?」
長妻議員
「これは確かに、2項、戦力不保持、これを削除すると、日本は戦力を持っていいということになる。おそらくB案であれば、違憲か、違憲ではないかで言えば、自衛隊を違憲と言う学者さんはほとんどいなくなる可能性はありますね」
反町キャスター
「言葉は微妙ですけれども、すっきりするんですよね、おそらく?」
長妻議員
「うーん、そうなのかもしれませんが」
反町キャスター
「善し悪しは別ですよ…」
長妻議員
「そうなると、次の政策論として、いよいよ2項を削除する、戦力を持つことができるということになると、国連憲章でも、国際法上でも、戦力というのは、集団的・個別的自衛権を問わず戦力でありますから、そういう意味では、フルスペックの、日本に危機がなくても地球の裏側で武力行使するということもできるようになりますから、政策論として我々はそういうフルスペックの集団的自衛権というのは、日本は持つ必要がないし、それがあることによって、日本の平和がむしろ脅かされる、危険性が高まる可能性が出てくるということで、これも否定的です」
反町キャスター
「なるほど。大島さんは2項削除についてはどう感じますか?」
大島議員
「党内で議論をまだしていませんので、2項を削除というのは…、国民の理解がここまで及ばないと思いますね」
反町キャスター
「なるほど。長妻さんは、この2項の削除ということに関しては、言語道断という、この表現でよろしいのですか?」
長妻議員
「だから、これまでの日本の国柄を大きく変えるし、日米安保条約、米国が矛の役割、日本は盾の役割を担うという分担もまったく違ってきますので。私は疑問なのは、いったい何を目的にして、A案、B案を自民党は出してきているのかと?私は、A案、B案をやることで、たとえば、北朝鮮の危機を、これをやれば乗り切れるとは思っていなくて、現在の現状でも、専守防衛の範囲内で我が国危機ですから、これは政府も努力しているし、我々もいろいろ提言をしているし、ですから、そういう意味で、この案を入れることで、いったい何が具体的に日本の安全が高まるのか、説得ある説明をちょっと聞いたためしがないですね」
反町キャスター
「いかがですか?A案、B案を提案する本当の狙いは何だという長妻さんの質問だったと思うのですけれど…」
萩生田議員
「狙いと言いますか、要するに、年を越えるにあたって、自民党がどこまで真剣な議論をしているかを国民の皆さんに示そうと」
反町キャスター
「なるほど」
萩生田議員
「ですから、両論併記の中身も出てきたというのが、正直なところなので。これを出すことによって、決められていないではないかという批判も受けるかもしれないというリスクも当然考えたうえで、しかし、正直なところ、10月に選挙を終えて、新しいメンバーで年末まで議論を深めた結果が、途中経過が現在この状況ですということを正直に示している、もうそれだけです。別に何か意図があってチラチラ見せているとか、そういうのではないです」
反町キャスター
「とは言え、憲法審査会に提案する時にはもちろん、どちらかに絞って出すんですよね?」
萩生田議員
「さすがに、これまでお互いにやったことがないので憲法審査会にどういう提案の仕方ができるのか、まずちょっと私も不勉強ですね」
反町キャスター
「でも、可能性として…」
萩生田議員
「…2つのですね」
反町キャスター
「それは出せないですよね?」
萩生田議員
「自民党がA案とB案がありますよ、何条についてはこうですよと、それはあまりにも無責任なので。ここは党内の議論をきちんとまとめて、長妻さんがご疑問を持っていることにキチッと説明できる、整理をしたうえで提出をさせてもらいたいと思っています」
反町キャスター
「大島さん、先ほど、2項の削除に関しては国民の合意がとても及ばないと言いました。この点に関しては、自民党がまとまってくるのを見たうえで、当然のことながらB案はないだろうと見ているということでよろしいのですか?」
大島議員
「…」
反町キャスター
「いくら何でも、これは荒っぽ過ぎると、こういう…?」
大島議員
「私としては、2項の削除というのは国のあり方そのものを変えますし、憲法は国の土台ですから、特に9条をはじめ安全保障の議論は、情報の非対称性、与党が持っている情報量と野党が持っている情報量と圧倒的に違うわけですよ」
反町キャスター
「憲法に関して?」
大島議員
「憲法というか安全保障を考えた場合。それは憲法9条もそれの一環を担っていますから。ですから、たとえば、PKO(国連平和維持活動)についても保護する責任というのが、ルワンダのジェノサイド以降、出てきていますから、どこまでコミットメントできるかとか、リアルな現場をそれぞれ見てやっていないと現在、憲法9条をどう改正するのかというそもそも論が見えてこないと思うんですよ。なぜ憲法9条を改正していくのか、どういう国のあり方を目指していくのかという議論があっての、そういうことをしっかり踏まえたうえでの議論かなと私は考えていますけども」

総力展望『政局2018』
竹内キャスター
「ここからは今月22日から始まります今年の通常国会での戦略について聞いていきます」
反町キャスター
「国会戦略の前提となるのは、野党の、いわゆる元民主の皆さんの再編、ないしは再結集の話はどうなるのだろうかと、この話ですけれども。長妻さん、立憲民主党に対する合流がずっと続いています。昨年の12月に立憲民主党に合流した皆さん、有田さん、風間さん、江崎さん、山尾さん、蓮舫さんとダーッときていますけれども、これは立憲民主党としては、この皆さんに対しては来るものは拒まずということでよろしいですか?」
長妻議員
「もちろん、そうです。個別に、我々の、昨年末に綱領と基本政策を合意して正式決定しましたので、それをご覧いただいて、共鳴するという方は、広く門戸を広げているということです」
反町キャスター
「総選挙の時に、いわゆる『排除』とか、政策協定書とか、僕らの下品な言葉で言うと、踏み絵とか、足切りとか、そういうことをやったわけですよ。それに対する立憲民主党としての基本的なスタンスとして、門戸は広く受け入れるよっていうのをずっと持っていると、こういう理解でよろしいのですか?」
長妻議員
「そうですね。綱領と基本政策というのがあるんですね。これはホームページでも誰でも見ることができますけれど、それをご覧いただいて、これは共鳴できるという方が来られるわけでありますから。そういう前提で門戸を広く広げるということです」
反町キャスター
「門戸を広く広げているにしては、たとえば、統一会派の、民進党からの呼びかけに関しては希望の党とはやれない、希望の党に対してだけは門を開かないと。これはなぜですか?」
長妻議員
「いや、反町さんね、希望の党の…」
反町キャスター
「はい。わかりますよ、わかって聞いているんですよ、すみません…」
長妻議員
「…わかっているのだと思いますけれども。その政策と、たとえば、憲法9条の話、あるいはカジノをどうするこうする、あるいは安全保障をどうする、そういう話において、相当、隔たりがあるわけで。それは個別に政策理念に賛同する方が来ていただくということはありがたいことではありますけれど、法律の賛否がことごとく違っちゃったら、これは何なんだという話になるわけで。そこをすり合わせる過程で、おそらく我々も、もしそういうことをするとすれば、相当、その政策が薄まってくると。原発ゼロを速やかにというのも、薄まってくると。こんなような状況で、国民の皆さんの期待を裏切ることになりかねないので、ですから、我々は、丸ごとの統一会派みたいな話は、飲めませんということで明確に申し上げているということです」
反町キャスター
「そういうきれいな理屈立った説明だけではないと思っているのですが…。排除とか、政策協定書という形でのやり方をされたものに対しては、我々は一緒にはやれないよという総選挙を激しく戦った、この前まで身内だった人達が総選挙で分かれて戦ったことに対する、もう心理的な拒否感…」
長妻議員
「いや、いや、いや、そんな…」
反町キャスター
「あっ、そんなことはない?」
長妻議員
「もう我々はそういうのは、昔はちょっとあったのかもしれませんが…」
反町キャスター
「昔っていつ頃の話ですか?2、3週間前?」
長妻議員
「いや、いや、いや、昔というのは政権の時代ですよ、中でいろいろあって、政権与党にも関わらず割れてしまったという、そういうことが起こってしまったので。我々は別に、好きだ、嫌いだということでは一切ありませんで。私も政治家になっていろいろ経験をしていますけれども、政策がドンドン薄まっていくと、なかなか党もまとまらないし、それぞれ議員もやりきれなくなってくるので、選挙で皆さんに訴えた政策については曲げたくないと、こういう一心ですね」
反町キャスター
「なるほど。その件に関して、立憲と希望と民進の間でいろいろなことが起きていることに関して、うーん、良く言えば、心を痛めているのが連合ですよ。連合は連合フォーラムなる勉強会のようなもの、アレは2月の17日、16日?そういうのを立てるという話になっていて、民進党から派生した各党の皆さんに参加しないかというような話をして。そこを1つの求心力にして、もう1度何とかと、こういうことをやっている、やるのだろうと僕らは見ているのですけれども。この連合の動きや、連合フォーラム設立に関しては、立憲民主党はどういう姿勢で臨まれるのですか?」
長妻議員
「いや、それは良いではないですかね。良いのではないかと言うのは、連合というのは何百万人も組合員がいて、相当、労働法制の表面ヅラではなくて、実際の運用の問題点、あるいは裏の裏、法案の本当の問題点とか、相当深い情報をお持ちになっているので。それを皆さんと共に勉強会で共有をするというようなことで呼びかけるというように聞いていますから。それは労働法制、働き方改革が国会の大きなテーマになるとすれば、我々はそこに行って、連合の皆さんと一緒に勉強会でいろいろ情報収集をしていくということは、連合ゆかりの政党を問わず集まるということは良いことではないですか」
反町キャスター
「勉強会だけで終わるわけがないのがこの手の会だと思うのですけれどもね。連合の皆さんが、連合の皆さん?連合が立憲民主党に対して1番懸念している部分というのは共産党との距離感ですよ。でも、ここのところ、立憲民主党として共産党との距離感というのは以前、選挙直後に比べると少し置きつつあるような印象を、僕は言葉の端々に感じるのですけれど。共産党との距離感というのは、我々はどう考えたらよろしいのですか?選挙に向けてどういう協力をするか?最終的に政権を共に戴く、ないしは共産党が閣外協力というものなら理解できるとか、そのへんのポジション、共産党との距離感は現在どういう感じなのですか?」
長妻議員
「そうですね、これもかねてから我々は申し上げているのは市民団体があるんですね、市民連合。そういう団体が、あるべき野党の政策はこういう政策だというのを掲げて、そこに自由党とか、社民党とか、共産党とか、他の野党も含めて、賛同をする議員がそこに集まって、たとえば、参議院選挙の時もそうでしたけれど、1人区で、野党候補を1人に絞っていくと、その政策を中心に、そういう動きを市民連合を中心にされておられるので。そういうような考え方の中で別に共産党だけでなくて、他の野党、現在の安倍内閣について問題点が大きいと思っている野党が結集をして、そういう議論をしたというのが過去の経緯です」
反町キャスター
「その意味で言うとその流れというのは現在も変わっていないし、自民党政権を倒すには、自公政権を倒すには、共産党も入れた形で、皆で力を合わせないと勝てないだろうという気持ちは、これは変わらないですよね?」
長妻議員
「できる限りですね。つまり、小選挙区制を導入している国であれば、日本も導入していますけれども、一騎打ちの構造にもっていかないと…」
反町キャスター
「そうなんですよ」
長妻議員
「与党は公明党と自民党、両方立てないのですから、1人区で、当たり前ですが、1本に絞って、こちらが何人も野党が立っていたら…」
反町キャスター
「負けます」
長妻議員
「国民の皆さんが野党に勝ってほしいと思っても…」
反町キャスター
「長妻さんは強いんですよ…」
長妻議員
「なかなか…と思うので。ですから、我々としては、でき得る限り、そういう知恵を絞っていきたいと思います。ただ、次の選挙、いつあるかわかりませんけれども、それについての方針は未定になっています」
反町キャスター
「大島さん、いかがですか?希望の党としては連合フォーラムに対する姿勢とか、最終的な自民党との向き合い方、選挙をどう戦うかなんて現在の時点でどんなふうに見ているのですか?」
大島議員
「連合の皆さんとはこれまで真摯に議論、希望の党の前から、私はしていますので違和感はなく、その連合の皆さんとも一緒に政策協議、あるいは勉強をしていきたいと考えております」
反町キャスター
「なるほど。萩生田さん、こういう、旧民進系の人達が選挙前に散って、今もう1回どうするのか、3つのうちの2つがくっつくのか、それとも3つバラバラで暫くいくかみたいな状況は、自民党から見たら、この状態が続く限りは、脅威は感じませんよね?」
萩生田議員
「いや…」
反町キャスター
「あっ、すみません」
萩生田議員
「それは常に緊張感を持ってやっていますけれども。僕は昨年の選挙で連合配下の単組の推薦は随分もらいましたよ」
反町キャスター
「エッ??」
萩生田議員
「エッ?もらいました。だから、連合は別に政治団体でも、何でもないですから、労働者の皆さん、組合の皆さんも、地域に戻ると安定を求めている方や組織というのもあるのだろうなと思います」
反町キャスター
「なるほど」
萩生田議員
「来週、東京連合の新年会にも、私、出ますから」
反町キャスター
「なるほど」
萩生田議員
「はい。ですから、別に意地悪でも何でもないですけれども、連合の方針に従って、野党の皆さんが1つに束ねられるというのは、これは政党としての、先ほどからお話をしている理念とか、政策と違うのではないですか?」
反町キャスター
「なるほど」
萩生田議員
「ええ。ですから、私は逆に、連合という大きな組織がやや野党寄りであることは否めませんけれども、しかし、その組合員1人1人の皆さんは、地域へ帰ればまた違う判断というのをされるのだと思うので。そこはもう、あくまで個人の判断に委ねるという時代に入りつつあるのではないかと思う。だって、賃上げをやっているのは我々政権ですからね」
反町キャスター
「そうですけれども…」
萩生田議員
「ええ、今日も経団連で3%の給料アップを提案しましたけれども…」
反町キャスター
「やっていましたね」
萩生田議員
「春闘をやっているわけですから、我々が。ですから、そういう意味では、もうこれまでのような連合イコール旧民主党系みたいな構図ではなくなってくるのではないかと思います」

萩生田光一 自由民主党幹事長代行の提言 『実行の一年』
萩生田議員
「昨年10月の総選挙で私達自民党・公明党は引き続き政権を担うことになりました。選挙期間を通じて、国民の皆さんとお約束をした1つ1つを実行に移していく、そんな1年にしたいと思います」

長妻昭 立憲民主党代表代行の提言 『立憲と共生』
長妻議員
「今年は立憲と共生ということで。立憲主義、憲法が国家権力にタガをはめると、こういうことを間違って解釈してはならないということと共生、共に生きる社会ですけれども、1人1人の能力の発揮を邪魔する格差の壁をできる限り取り除いていくと、多様な価値観を認めるような、そういう社会をつくりあげる1歩にしていきたいと思います」

大島敦 希望の党代表代行の提言 『政治に対する国民の信頼を醸成する。』
大島議員
「政治に対する信頼感を醸成してきたいと考えています。穏やかな新春ですが、世界情勢を見ると何が起きるかわからないと思います。不慮の事態に備えて、しっかりとした政治に対する信頼がないと日本の社会の底が抜けると思っていますから、大きな議論よりも個々の生活に根ざした議論をしっかり深めていくことが肝要だと考えています」