プライムニュース 毎週月曜~金曜よる8:00~9:55(生放送)

テキストアーカイブ

2017年10月20日(金)
共産・志位和夫委員長 社民党&日本のこころ

ゲスト

志位和夫
日本共産党委員長(前半)
又市征治
社会民主党幹事長(後半①)
中野正志
日本のこころ代表(後半②)
伊藤惇夫
政治アナリスト


前編

共産党・志位委員長に聞く 消費増税中止と『財言論』
竹内キャスター
「シリーズ企画、党首に聞く。選挙前最終日の今夜は共産党の志位和夫委員長、社民党の又市征治幹事長、日本のこころの中野正志代表を迎えて、総選挙の戦略と政策を聞いていきます。今回の選挙の争点でもあります消費税についてです。共産党は公約に『消費税10%増税の中止』を掲げていますが、志位さん、なぜ消費税の引き上げ、増税は中止すべきなのでしょうか?」
志位議員
「私達は、もともと消費税という税金そのものが逆進性という宿命を持っていますし、所得の少ない方に重くのしかかる悪税だということで反対していますが、とりわけ現在の経済情勢下でこれをやったらどうなるかと。8%に上げて以降、ずっと消費不況が続いているわけですよ。だいたいこの3年半という間は、増税前に比べますと家計消費がだいたい1世帯平均22万円ぐらい実額で減っているわけですね。これだけ消費が落ち込んでいるもとで増税を被せてしまったら暮らしも経済もダメになる。そうしますと、税収も結局上がってこなくなるという悪循環に陥るわけで。ですから、増税は中止すべきと、こう強く主張しています」
反町キャスター
「中止というのは、野党の中に凍結と言っているところもあって、凍結というのはいつの段階かで凍結が解除されるのが凍結ですけれど、中止というのはずっと上げないという意味ですか?」
志位議員
「そうですね…」
反町キャスター
「下げることは考えないの?」
志位議員
「これは私達、現在の焦点は上げるか、上げないかでしょう。ですから、増税中止ということを言っています。ただ、先々の見通しとしては、先ほど言ったように消費税という税金そのものが悪税だと思っています」
反町キャスター
「なるほど」
志位議員
「税のあり方というのは応能負担とよく言いますが、負担能力に応じた負担と、つまり、累進課税、これが当たり前だと思っていますから。これは税の組み換えをやって、消費税をだんだん軽減する、最終的には消費税を廃止して、かつてのような個別の間接税にしていくという展望を持っています」
反町キャスター
「いわゆる物品税みたいな?」
志位議員
「そうです、かつての…」
反町キャスター
「贅沢税みたいな?」
志位議員
「そうですね。ですから、個別の間接税にすると、一般間接税ではなくて」
伊藤氏
「志位さんに2つ、この件でおうかがいしたい」
志位議員
「はい」
伊藤氏
「1つは、ヨーロッパ諸国はだいたい、いわゆる消費税と称する間接税ですね、20%近い税率をかけていますよね。それに比べると日本の消費税率というのはまだまだ低いという意見もあります。これについてどう考えるかというのが1つ。それから、もう1つは、今チラッとお触れになりましたけど、直間比率の是正ということについてはどのような考えを持っておられるのか?物品税という話が出ましたけど、どの程度まで直間比率を上げていけばいいのか、バランスをとればいいのか。この2つをうかがいたいですね」
志位議員
「直間比率ということについて、私達は直接税中心、これが税のあり方として公正な税になるのではないかと思っています。直接税で累進をかけていくと。お金持ちであればあるほど…」
伊藤氏
「これまで以上に累進を厳しくしていくということですか?」
志位議員
「累進をかけていくという立場ですね」
伊藤氏
「うん」
志位議員
「ヨーロッパとの関係ですが、これは国柄がそれぞれありますから一律の比較はできませんけれども、うーん、たとえば、食料品がゼロのところなんかも随分多いですよね。ですから、実際の消費税の重さというのはだいぶ違う。それから、もう一方で、社会保障の給付が全然レベルが違うわけですよ。ですから、そういう全体を見る必要があると思っています」
反町キャスター
「直間比率、直接税重視への税制の延長線上だと思うのですけど、税制改革等による財源確保の見込みについて、これは共産党さんから出てきているもの…」
志位議員
「はい…」
反町キャスター
「大企業優遇税制の見直しやら法人税率を元の水準へ上げるということ、富裕層への課税強化などいろいろ出ているのですけれども。上から聞いていくと、全部で17兆円出せますよという前提の中で…」
志位議員
「はい」
反町キャスター
「大企業優遇税制の見直しで4兆円というこのところ、これはどういうことを意味しているのですか?」
志位議員
「これは、たとえば、大企業しかもっぱら使えない研究開発減税があります。これはだいたい6000億円という単位ですけれど、たとえば、この6000億円のうち、あのトヨタ1社で1000億円減税をやっているんですよ」
反町キャスター
「なるほど」
志位議員
「4年間で4000億円。あれだけ儲けを上げ、内部留保を積み増している。そこにボーンとお金がいっているわけです。こういう大企業優遇税制があるために、こういう問題が起こってくるんですよ。法人税の実質負担率が、中小企業が19%、大企業は12%と逆転が起こっている。ですから、これはせめて大企業に中小企業並みの負担を求めようという、いろいろな課税ベースの問題をきちんとして4兆円ぐらいを見込んでいるんですね。これはいくつかメニューが並んでいるのですけども、大企業優遇税制の見直しと、それともう1つ、富裕層への証券課税の強化、この2つを…」
反町キャスター
「あと物品ですよね…」
志位議員
「いや、この2つをまず緊急にやると。その他のものは段階的にやっていくという考えです」
反町キャスター
「なるほど。緊急でやると、まさにそれ足すと5.2だから…」
志位議員
「5.2になる」
反町キャスター
「消費税2%分…」
志位議員
「そうです」
反町キャスター
「これを意識したやり方ですよね?」
志位議員
「そうです」
反町キャスター
「富裕税とは何ですか?」
志位議員
「富裕税…、富裕税は、資産がだいたい5億円を超えるようなそういう方々に、だいたい1%から3%ぐらいの累進の税を払っていただこうと」
反町キャスター
「何にかける?資産にかけるのですか?」
志位議員
「資産ですね」
反町キャスター
「なるほど」
志位議員
「資産課税です。それで、だいたい5億円以上と言いますと、0.1%、1000人に1人ぐらいですから」
反町キャスター
「そんなものですか?」
志位議員
「ええ」
反町キャスター
「なるほど」
志位議員
「そういう方々にもお願いしよう。だいたい私達の見通しでは6000億円ぐらいのものを見込んでいますが、あっ、8000億円です、8000億円程度の税収を見込んでいますが、これはちょっと次の段階で考えていることです」
反町キャスター
「ただ、富裕税というと、誰がどういう資産を持っているかというのを捕捉しないといけないですよね?これはマイナンバーを使わなくてはいけない?共産党はマイナンバーにめちゃくちゃ反対されていたと僕は思っているのですけれども…」
志位議員
「それは、1000人に1人ですから。ですから、税務署がつかめますよ」
反町キャスター
「なるほど」
志位議員
「ですから、要するに、資産というのは所得がないと資産になっていかないでしょう。ですから、所得を捕捉すれば資産がだいたい目星がつく、押さえられます」
反町キャスター
「なるほど。あくまでもマイナンバーは使わずに?」
志位議員
「使わずに」
反町キャスター
「富裕層を把握して、そこから税をとる、こういうことですね?」
志位議員
「できます、はい」
反町キャスター
「『大型公共事業・軍事費・原発推進など歳出の浪費をなくす』という、ここの部分、3兆円…ちょっとどのくらい出るのか僕もわからない部分でもあるのですが」
志位議員
「うん、うん」
反町キャスター
「これの具体的なイメージとしては?」
志位議員
「イメージとして言いますと、大型公共事業で典型的なもの、たとえば、東京外環道路というのがあるんですよ」
反町キャスター
「はあ…」
志位議員
「これは巨大道路をトンネル掘って…」
反町キャスター
「はい、やっていますね」
志位議員
「ドンドン広げようと。現在、それを湾岸道路にまでつなげる計画すらあると。これは1メートル1億円と言われているんですね。この道路が必要かという問題が少なくともあると。こういうところにパッとメスを入れる、こういうことを考えています」
反町キャスター
「なるほど。軍事費・原発推進…」
志位議員
「軍事費はいろいろな問題があるのですけれども、まずメスを入れたいのは、思いやり予算ですよね」
反町キャスター
「7000億円ぐらいですか、あれは?」
志位議員
「地位協定上払う必要のない、いわゆる思いやり予算、プラス米軍再編経費、4000億円ぐらいですね。これはなくす、地位協定上払う義務がない。ですから、そこから手をつけていきたいと思っています」
反町キャスター
「なるほど。これで3兆円出る?」
志位議員
「うん、いろいろと他にも、原発の問題でも、たとえば、研究の助成という形でお金が出る、3000億円、4000億円というお金が出ています。そこは削っていく、等々をやると考えています。このプラン全体で17兆円とあるでしょう?」
反町キャスター
「はい」
志位議員
「この先にもう1つ考えていることがあるんです」
反町キャスター
「うん」
志位議員
「ここに入っていないですけれども、これでも、たとえば、年金を、たとえば最低保障年金、入れていくのにはお金が足りないですよ」
反町キャスター
「そうでしょうね…」
志位議員
「できない。最低保障年金をつくろうと思ったら、もう数兆円かかるんですね。そのためには、私達、次のステップとしては所得税の、中間層の方々も含めて、累進を強めて税率を引き上げることによって、6兆円ぐらいのお金をつくっていこうと。この場合は国民の皆さん、かなり低所得者の方を除いて全体で負担をするということを考えています。しかし、その場合も消費税に頼らないで」
反町キャスター
「消費税は絶対嫌なのですね?」
志位議員
「そうですね。消費税は私達…」
反町キャスター
「なぜ嫌うのだろう?」
志位議員
「消費税はだって、反町さん、そうは言ったって、所得の少ない方が重くなる税金であるという、逆進性という宿命を持っているわけですよ」
反町キャスター
「わかります。その話になると先ほどの話に戻っちゃうんですよ。所得税とか、累進性を強化すると言うと、マイナンバーにまた戻っちゃいません?」
志位議員
「それは違う」
反町キャスター
「だって、累進性を強化するということは、高所得者だけではなくて、中所得者に対しても負担増。そうすると、そこの境目の人達は、俺は中なのか、高なのか、低なのかというところにおいてキチッとした把握をしないと社会的な不公平感が…」
志位議員
「だた、税制というのは、基本的に申告制度が基本ですよ」
反町キャスター
「皆、嘘をつくのではないですか?」
志位議員
「でも、申告制度が基本です。それが税の民主主義です」
反町キャスター
「なるほど」
志位議員
「そこは、マイナンバーで監視しなかったらダメだという考え方ではなくて、申告を基礎にしながら、直接税を中心にすると。富裕層には応分の負担をしてもらうと」

北朝鮮問題の解決策
竹内キャスター
「共産党は『北朝鮮問題の対話による平和的解決のイニシアチブを』と公約に掲げているのですが、具体的にはどのような解決策を考えていますか?」
志位議員
「もちろん、北朝鮮による核・ミサイル開発は絶対に容認できないと、これは当然なのですが、私達は、同時に破滅をもたらす戦争だけは絶対に起こしてはならないと考えているんです。どういう現実の危険があるのだということを考えますと現在、米朝の軍事的緊張が高まっている。こういうもとで誤算、あるいは偶発的な事態、そこから軍事衝突が起こってしまうと。1回軍事衝突が起こりますと、なかなかコントロールが効かない。戦争になる危険があります。ひとたび戦争になったら、核戦争になる危険があるんですね。ですから、これをどうしても回避する必要がある。私達は8月12日に声明を発表しまして、この危機の打開のために、米朝が直接対話に踏み出すべきだということを提唱しまして。関係各国にずっと働きかけをやってきましたけれど、そういう努力が必要だと。北朝鮮の問題、経済制裁の強化は必要です。しかし、制裁強化だけでは解決できないと思うんですね。制裁強化と一体に対話の糸口をどう見出すか、これがどうしても必要ですから、経済制裁と一体の対話による平和的解決、このイニシアチブを日本政府は発揮すべきだということを提案してきました」
反町キャスター
「ただ、北朝鮮はどこを見ているのかと言ったら、日本とか、まったくある意味で、視野に入っていないのではないかという意見がありますよね」
志位議員
「うん」
反町キャスター
「もう彼らはとにかく米朝をやりたがっている。そこの場合において、日本が果たせるものは何だと思うのですか?」
志位議員
「ですから、どこからこの対話による平和的解決を具体的にやるかと言ったら、米朝ですよ、現在は」
反町キャスター
「そうですよね」
志位議員
「米朝がまず現在の危機を打開するために直接対話に踏み切るべきだと。日本政府としては、そういう方向に向かうようにアメリカに働きかけるというような外交努力がいると思うんです。米朝が対話に踏み出して、当面の危機打開で一定の合意点ができた場合、今度は6か国で担保していくと、6か国協議の方向に担保していって、非核化の方向に進んでいくというような段取りがベストだと思っているのですが」
竹内キャスター
「対話ということですけれど、具体的に対話で解決するにあたって内容と言いますか、具体的などんな話をするかという…」
志位議員
「私は、いくつか筋としては、まずやるべきは危機を打開する、つまり、衝突を起こさない。ですから、北がこれ以上の軍事挑発をやらないと。お互いに軍事的な対応のエスカレートはやらないという形で、この現在の危機を打開する、まず合意に到達するというのが大事だと思うんです」
反町キャスター
「話をして聞く相手だと思います?」
志位議員
「簡単にはいかないと思いますよ。簡単にはいかないと思う。それはまあ…」
反町キャスター
「これは大変だと思いますよ」
志位議員
「反町さん、簡単にはいかないけれども、他に道はないです」
反町キャスター
「そうかと言ってガッチャンすればいいというものではないというのもよくわかります」
志位議員
「うん、そう。これはペリーさんですね、ペリーさんをはじめとしてアメリカの識者が、トランプさん宛に共同書簡を出した。対話しか道はない、前提条件なしの対話に踏み切るべきだと。対話は決して相手の、つまり、北の核武装を認めることではないと、対話は譲歩でもないと。唯一の、それが現在の軍事衝突を抑える唯一の手段ではないかと」
反町キャスター
「でも、対話を続けている間にも、向こうは実験をして、精度を上げてきますよね?これまでもずっとそうだったし…」
志位議員
「これは、ですから、ティラーソン、マティス両氏が言っている、北がこれ以上の軍事的挑発をやらないということは当然、それをやらなければ対話の用意があるという言い方でしょう、ティラーソン氏にしても、マティス氏にしても。これは合理的だと思うんですよ。だから、北がドンドン撃っている中で対話をやれと言ったって、これは難しい。ですから、そこはそういう考えと思っています」

選挙戦略と野党連携
伊藤氏
「ブレないで長い歴史を持つ共産党から見て、今回も1つ新党が立ち上がった、20年続いた民進党という政党が実態的には潰れそうになっているわけですね、ほぼ潰れているわけですよね。新しい政党がまた2つ誕生したわけですけれども、この1992年の日本新党以降の新党の時代と言うかな、かれこれ50とか、60とか、新党が生まれて、その大半が消えていった。この新党の失敗というのは共産党から見て何が失敗だと思います?」
志位議員
「うーん、これはちょっと現在その新党の1つと連携していますからなかなか難しいですね」
伊藤氏
「いや、だから、現在のはいいですよ、それまでの…」
反町キャスター
「一般論…」
志位議員
「うーん、これまでの新党の中で結局、自民党に代わる理念的、あるいは政策的な対抗軸のないままの合従連衡、これはもたないということですよね。それはもう証明されたと思います。ですから、これはあの1993年の非自民という流れが起こったけれども、しかし、非自民と言いながら細川政権がすぐ決めたのは自民党の基本政策を継承すると決めたんです。ですから、自民党に対する理念的、政策的な対抗軸をバチンと持たなければ、その政党は長持ちしないと、これははっきり証明されたと思いますね」
伊藤氏
「では、今度、安倍政権を打倒しようということで各政党がもし連合…協力関係を組んで、ある種の連合政権みたいなものをつくろうとする場合も、これはビシッとした理念がまずなければいけないのではないですか?」
志位議員
「そうですね。この点は現在、野党3党としてなかなか政策協定まで結ぶ余裕がなかったのですけれども、市民連合の皆さんと7項目の合意をしているんです。第1項目は安倍政権下での憲法9条改定は認めないと、これが1つ。それから、2つ目は憲法違反の安保法制、あるいは共謀罪、あるいは秘密法、これは白紙撤回する。それから、アベノミクスに代わる経済政策をつくっていく。原発の再稼働についても、福島の事故の検証のないもとでの再稼働は認めないという一連のものがあるんですよ。ですから、現状でも、今度の選挙でも、野党陣営はちゃんと対抗軸を持って選挙に臨んでいると思います。ただ、おっしゃるように、もっときちんとしたものにしていく、これは野党陣営としてはもっと必要だと。それはよく政策協議をやって、どこで一致するのか、一致しない点はどうなのか、一致しない点はどう処理するのかという点を詰めないといけない。それは是非新しい国会が構成されましたら、やっていきたいと思っています」

志位和夫 日本共産党委員長の提言 『力あわせ 未来ひらく』
志位議員
「この間、2年間、市民と野党の共闘の道に踏み出してきました。確かな成果をあげてきたと思っています。現在の自民党政治を倒すにはいろいろ違いはあっても横に置いて一致点で大義のもとに力を合わせて結束するということが未来を拓く1番の力になる」
反町キャスター
「なるほど」
志位議員
「ですから、この道を進みたいと。この市民と野党の共闘とよく言いますが、私達の綱領では統一戦線と言っているんですね。統一戦線というのは…」
反町キャスター
「言葉が、ちょっとまたそういう言葉を聞くとオッと、ちょっと…」
志位議員
「統一戦線はかつてヒトラーの侵略がヨーロッパで起こった時に、レジスタンスが起こるでしょう、それからいろいろな人民戦線…」
反町キャスター
「ワーディングを少し柔らかくしたらどうですか?」
志位議員
「まあ聞いてください、ともかく。その時に、神を信じる者も、信じない者も、1つの反ファシズムでがんばろうというような伝統がありますね。ですから、そういう綱領上は統一戦線と言っているのですけれども、どんな社会の発展も共産党1人でやるのではないと。志を同じくする他の方々と力を合わせて未来を拓くと、これが綱領の立場ですよ」
竹内キャスター
「では、視聴者からいただいたメールを紹介します。50代の男性から。『プライベートでは同期の安倍総理と仲がいいですか?』ということなのですが…」
反町キャスター
「安倍さんと同期なのですか?当選同期?」
志位議員
「当選同期、歳も同じですけれども」
反町キャスター
「えっ、あっ、そうなのですか。一緒にまさか酒を飲んだりしたこと…?」
志位議員
「それはないですね」
反町キャスター
「ないですか?」
志位議員
「うん、ただ、個人的に別に怨恨を抱いているわけではないですから。論戦をやりますと、それは正反対で、正反対だから噛み合うという面もあります」
反町キャスター
「なるほど」
志位議員
「ですから、この前も党首討論が終わったあとに自共は噛み合うね、みたいな話になりますよね。ですから、それは、立場は違いますが、議論はしっかりとやっていきたいと、そう思っています」
反町キャスター
「もう1通、長野県の60代の方からはこういうメールが届いています。『志位委員長は2000年から委員長を続けておられますが、共産党では長期にわたって同じ仕事を続けることが腐敗を生む心配はありませんか?』。長期政権腐敗論、どうなのですか?」
志位議員
「私達は政権党ではないですから、それから、私達の党としては、若い方への世代的な継承と言いますか、その道はずっと道筋がついていると思っています」
反町キャスター
「なるほど」
志位議員
「ですから、30代、40代の若い議員さんもたくさん出てきていますし、それから、50代の優れた方もたくさん出ていますので、ですから、そういう道はちゃんとつけていると思っています」


後編①

総選挙2017『党首に聞く』 社民党・又市征治幹事長
反町キャスター
「早速ですけれども、又市さん、社民党の公約の中で、先ほども市民との7項目と志位さんが言われて、帰られましたけれども…」
又市議員
「はい」
反町キャスター
「安倍政権における改憲には反対?」
又市議員
「そうです」
反町キャスター
「安倍政権でなかったらいいのですか?」
又市議員
「いや、安倍政権と言うよりは安倍政権がやろうとしていることそのものが4項目とかって言っていますけれども、実際上は、焦点は9条を変えるということですから」
反町キャスター
「なるほど」
又市議員
「これは絶対に反対だということですよ。あとの3項目というのは皆、法律で、合区問題というのは公選法でやったわけです。それから、教育の問題というのは憲法26条でちゃんと全て能力に応じて教育を受ける権利を有すると書いてあるわけだから、あれで十分できた。これはかつて我々が連立政権をつくった時に高校授業料無償化とか、子ども手当の問題をやった時に、あれを1番批判したのは自民党さんですよ。だから、あの条項からちゃんとやれる。緊急事態条項だって災害条項をあらためるなり、などということで、できる話なので。実際は9条、ここを本来の、自衛隊にすれば国防軍にしたい、たまたま現在は9条に自衛隊を明記したいという、こんなことでしょうから、だから、それはもう絶対反対だということですよ」
反町キャスター
「安倍政権における改憲に反対と言うよりも、9条改正に反対と、こう思った方がいいですか?」
又市議員
「…反対ですね、はい」
反町キャスター
「そうすると、安倍さんでなくても、他の政権であろうとも9条に…」
又市議員
「9条を…」
反町キャスター
「9条を触ろうとする政権には反対すると?」
又市議員
「戦争をできる国にしようなどということは、これは反対だということです」
反町キャスター
「その安倍さんの話、5月3日に出した安倍総裁私案として出たもの…」
又市議員
「はい…」
反町キャスター
「憲法9条1項における平和主義と、2項の戦力の不保持、交戦権の否認、これは残して、自衛隊の明文化を3項、ないしは9条の2みたいな形で加えるというこのビジョンですけれども」
又市議員
「はい」
反町キャスター
「これは上を残していたらいいではないかというのにはならない?」
又市議員
「いや、それはならない。つまり、自衛隊を明文化ということそのものが、2年前の安保法制を我々は戦争法と言いますけど、あれによって集団的自衛権の行使ができるようにした、自衛隊が変質をしたということですよね」
反町キャスター
「うん」
又市議員
「自衛隊を書くということはまったく上と矛盾することになる。事実上、上のこの2つ、2項…1項、2項を、これはもう空文化する、有名無実にするという、そういう意味を持っている、そういう狙いでもってやっているわけですから」
反町キャスター
「なるほど」
又市議員
「これはとてもではないけれど、飲める話ではないということだと思いますね」
反町キャスター
「今回の総選挙における、各党の話しぶりをいろいろ聞いている中では、広い意味での憲法改正の賛成、反対で言うと、9条に関してはいろいろあるにしても…」
又市議員
「はい」
反町キャスター
「改正自体には、必要であればいいのではないかという人もいれば…」
又市議員
「はい」
反町キャスター
「いい改憲だったら、いいよという人もいます」
又市議員
「はい」
反町キャスター
「なかなか難しいのですけれども…」
又市議員
「はい」
反町キャスター
「社民党としては、そこはどうなのですか?」
又市議員
「我々も、現在の憲法が不磨の大典だと思っているわけではありませんから。憲法権力というのは国民なわけですから。国民の側から、いや、こういうところが不都合だから、変えたらどうだということが言われてきて、それが大きな声になってくる、国会の中でもそれを論議するということがあれば、そのことをまったく否定はしない。だけど、私達は現在の憲法というのは非常に72年前にできたにしては実に素晴らしい中身を持っているなと。たとえば、前にこれを論議をやったことがありますけれども、公害は何も書いていないではないかとか、環境権なんかどこにも書いていないとか、言われて、それはどうするのだ、それについては公害基本法をつくった。いくつもいくつも公害関連の法律をつくった。憲法13条の幸福追求権というものを援用し、そういう法律をつくっていく。現在、環境基本法になってきていますけれど。だから、そういう格好で基本法などを、13条などを活かしながら、やっていくことによってなんぼでもつくれるということがあると思うんです。だから、そのことを、たとえば、地方自治を言われる方もおられますけれども、地方自治法だって1項目しかないから、それは不十分だということはそうかも知らんが、それは現在ある地方自治法というものを改正するなり、地方自治基本法というものを充実するなりということで十分できる話だと。そういうのは、いろんな憲法の条項でそういうのができたと思うんですね」
伊藤氏
「たとえば、立憲民主党が言っている解散権の制約というのはどうなのですか?」
又市議員
「いや、解散権の制約そのものは、それは議論したらいいと思います。それは国民の皆さんも、いや、それはやったらいいということであるならば、そのことを私どもは否定しません。だから、そういうものがいくつもあるのならば、議論した方がいいと思います。だから、それは、私達はまったく否定はしない」

選挙戦略と野党連携
反町キャスター
「共産、社民、立憲民主、その3党の共闘というか、連携がある中で…」
又市議員
「はい」
反町キャスター
「どうですか?選挙情勢を見ていると立憲民主が皆いいところ取りをしている感じはしないのですか?」
又市議員
「ああ、それは一面ではあると思います。あると思いますと言うのは、うーん、残念ですけれども。これは3党でしっかり共闘ができているかというと、必ずしもそうはなっていないですね」
反町キャスター
「あっ、そういうことなのですか?」
又市議員
「いや、要するに、できた時に、社民党とすれば立憲民主と競合しないところは全部応援しますよと、こう申し上げた。まず言ったら枝野さんも大喜びで、是非よろしくということだったのだけれども。具体の話になっていくと立憲民主さんも希望で出ていく元民進党の仲間のところは競合しないということになって…」
反町キャスター
「立てないという話になって…」
又市議員
「そういう格好だから…」
反町キャスター
「基本政策が一致しないのに立てない」
又市議員
「だから、そういうのは、逆に相手側は今度は立ててくるという」
反町キャスター
「そうそう」
又市議員
「そういう、おかしなことになってくる。だから、そういう意味で、棲み分けも必ずしもきっちりとはいっていないという」
反町キャスター
「なるほど」
又市議員
「そういう意味で、精一杯、ウチは応援している。共産党さんも応援しているという格好になっている。これまでは民進党はちょっとフワフワとしているが、野党第1党だからと応援してきた人達が、あんな格好になったものだから、グーッと立憲民主の側に期待感としてワーッと増えている。立憲民主、どうも希望と競り合っていて、野党第1党にならないのではないか、だとすれば、応援してやるよと。正直言うと、社民党や共産党を支持されるというのはなかなか、うーん…」
反町キャスター
「ちょっと?」
又市議員
「そこは、今度は応援しようかという人達が出ているという状況が少しあるのだろうと」
反町キャスター
「持ち出しばかりみたいなイメージですか?」
又市議員
「持ち出しばかりというかどうかはともかくとして、そういう傾向があることは、あら?ちょっと予定が狂ったなという思いは、これはありますよ、率直に…」
反町キャスター
「伊藤さん、予定が狂った社民党をどう見ていますか?」
伊藤氏
「社民党さんだけではなくて、共産党さんも…」
反町キャスター
「はい」
伊藤氏
「逆に言うと、民進党にいた人達も皆、予定が狂ったのだと思いますけれども。ただ、1番思うのは、希望の党、前原さんがそっちに靡いたのも、実は勢いがあると思ったから靡いたのでしょう、要は。でも、たった1か月でこういう状況になってしまう。急激に失速をするという状況というのは、逆に言うと誰も想定できなかった。では、誰が1番得しているの?」
反町キャスター
「自民党…」
伊藤氏
「ですよね」
反町キャスター
「その通り」
又市議員
「自民党ですよ」
伊藤氏
「ですから、そういう状況をつくり出した人達というのはいったい現在、何を考えているのかなと。すごく興味があって。同時に、もう1つは、選挙後の野党の協力体制、これについて社民党さんが現在どう考えているのか?」
伊藤氏
「たとえば、立憲民主とはどういう形で向き合っていくのか、どういう距離感でつき合っていくのか、そのあたりはどう考えるのか?共産党さんも含めてですけれども」
又市議員
「現在の段階で断定的に言えないと思うんです。立憲民主は衆議院だけなわけでして、さて、参議院の民進党はどうするのか?一昨日、新潟で小川敏夫さんと参議院会長と話をしましたが、いや、我々としては絶対に解党しないと、それで残っていくということをおっしゃって…」
反町キャスター
「立憲民主と合流しない?」
又市議員
「だから、そこのところがどうなるのかという問題があるので、そうなのかと、こう聞いたら、そこはもう議論をしないといかんとこうおっしゃっているが。要するに、前原さんが言う、民進党を解体するということには乗らないということを言っているわけですよ、小川敏夫さんが」
反町キャスター
「なるほど」
又市議員
「それから、岡田さんを中心とした、たぶん20人余の方々が…」
反町キャスター
「無所属」
又市議員
「当然、無所属で当選なさってくる。これは立憲民主と統一会派を組もうかというお話になっているようですが。そうすると、それは統一会派だけなのか、政党、立憲民主に合流されるのかということがある。ここらのところが、全体がどうなってくるのかということが固まってこないで、我々だけが希望的に立憲民主とならば、ほとんど8割、8割5分、政策が一致するから、それは統一会派を、ということだけで済むかということになりますから。ちょっと断定的に現在、言える状況にない。終わったら、そういう話し合いがどうであろうと、水面下、あるいは表面含めて、やらざるを得なくなってくると思います」

又市征治 社会民主党幹事長の提言 『1%の大企業・富裕層優遇から 99%の庶民の生活優先の政治を!』
又市議員
「1%の大企業や富裕層優遇の政治から、99%の庶民の生活優先の政治を。これは我々、社会民主主義を唱える社民党としてはこのことが現在の日本社会に大事な、政治が果たさなければならない役割ということだと思いますから、その方向に向かって、これからもがんばっていきたいということの決意です」


後編②

日本のこころ・中野正志代表に聞く 『消費税マイレージ制度』
竹内キャスター
「日本のこころは公約に『消費税マイレージ制度』を導入と書いてあるのですが?」
中野議員
「はい」
竹内キャスター
「消費税マイレージとは中野さん、どういったものなのですか?」
中野議員
「私達はもともとデフレを脱却しない限り消費税に手をつけない方がいいと、安倍さんには随分言ってきまして。結果的には、安倍さんが8%から10%にするというのを再来年まで延ばした、これは妥当な評価をしています。そのような中で、ただ単に消費税に手をつけるべきではないと言っているのではなくて、代替策として消費税マイレージ制度を、私達の自称でありますけれども、導入すべきだと。もともとのプランナー、発案者は上智大学の大和田滝惠教授です」
反町キャスター
「ほう…」
中野議員
「飛行機に乗れば、マイレージがプラスされますね。デパート、スーパーマーケットで買い物をすればポイントがプラスされます」
反町キャスター
「つきますね」
中野議員
「発想はそれと同じですね。それで20歳の時からスタートをして65歳まで、65歳になったら、これまで支払っていただいた消費税、プラスα、金利ということで還付をいたしますと。そういたしますと65歳ですから、退職金が1つある、それから、年金がスタートいたします、消費税を支払った分、一時金でドンと還付をされます、こういうことなら老後の生活に対する不安がだいぶ消えるのではないかと。消費税の発想を支払うから貯める、そういう発想に変えていきましょうと。しからば、その基となる財源は当然、消費税が将来戻ってくるとなれば、1%、2%、初年度2%の計算にしているのですが、あとは平均して1%、消費意欲、消費活動が必ず高まってくる。どんな人だって自分の生活の質の改善、あるいは生活を向上させようという、まさに欲望だけはあるわけでありますから、それを活用する。これの上振れ分の税収で還付の財源は間に合うんです。さらにプラスαで何兆円か出てくるのですけれども。ですから、一般財源に手をつけなくても済む。そういう発想で個人消費を伸ばしましょうと。GDP(国内総生産)の6割を占める個人消費が順調に伸びるということであれば、経済全体も当然ながら民間企業も抑えていた設備投資も進んでいく、日本経済全体が良くなる、税収もさらに良くなる。私達はこの発想、この消費税マイレージ制こそが現在の消費活動を高めるとすれば、間違いなく高まるのですが、日本経済の甦りに大変いい構造を示す…」
反町キャスター
「その考えだと8%を10%に上げるのには賛成されるのですか?」
中野議員
「私達は8%のままでいいという考え方でいます」
反町キャスター
「上げない方がいいのですか?」
中野議員
「上げない…」
反町キャスター
「でも、マイレージだったらポイントが貯まるよと皆思うのだったらば、インセンティブがつくのだったら、10%に上げてもいいのではないか?」
中野議員
「ただ正直、5%から8%に上げた時の悪い影響は現在でも引きずっているわけですね。8%から10%というと心理的に2桁ですよ。そうすると3%上げたのとまた違った意味で、どうしたって個人消費が落ちるよなと」
反町キャスター
「なるほど」
中野議員
「そこがありますので。私達の計算では8%のままでもなんとかいい格好でいくと思っています」
反町キャスター
「ポイントが、いろいろなカードで買ってポイントがつきますという、この話というのは結局、それをやるのだったら小売の値段を下げればいいのではないかという話があるんですよ。たとえば、家電量販店で買いました、カードで買ってポイントがつきます、そのポイントでお客さんを誘導するのはわかるのだけれども…」
中野議員
「うん」
反町キャスター
「それだったら、もともとそのポイントの分、定価を下げればいいと。つまり、ここで何を言いたいのかと言うと、8%においてのマイレージと言うのだったら、マイレージなしの消費税1%下げるという、そういう判断はないのですか?」
中野議員
「いや、ごめんなさい。あくまでも個人個人に対しては還付すると、企業には還付しないと」
反町キャスター
「あっ?」
中野議員
「企業には還付しないです。あくまでも個人個人です」
反町キャスター
「はぁ」
中野議員
「ですから、20歳から65歳、敢えて20歳と申し上げましたのは年金・保険料がスタートするのが20歳です」
反町キャスター
「そういうこと?」
中野議員
「この消費税マイレージ制度も…」
反町キャスター
「中卒で働いている人だっているじゃない?」
中野議員
「それはありますけれども、20歳からスタートさせるというのは年金に入っていない人、支払っていない人には戻さないと」
反町キャスター
「なるほど」
中野議員
「だから、国の年金制度も現在いろいろ言われますけれども、今よりはいい格好でまわるはずだ、年金も。しかも、消費税マイレージをつくることによって消費活動が高まるということは二重にいいという発想です」

中野正志 日本のこころ代表の提言 『消費税マイレージ導入』
中野議員
「説明いたしました消費税マイレージ、これをこの選挙後、自民党関係はじめとする議員の人達に研究会をつくって進もうではないかと。幸いに予算委員会では、安倍さんが大変面白い、ユニークな提案だと、是非、事務方にも勉強させたい、こういう答弁をいただいていますので、なんとか導入を目指してがんばりたいと思っています」
反町キャスター
「選挙戦、どうですか?いろいろなところで自民党の応援も含めて全国をまわられていますけれども、日本のこころに対する反応はどうなのですか?」
中野議員
「正直、東京と私の仙台、これはいい格好なのですが。東京ではネットの世界をプラスしますと、なんとか1つ見えてくるのではないかなと」
反町キャスター
「1議席?」
中野議員
「東京では、議席が見えてくるのではないかなと、そんな気持ちでいます」
反町キャスター
「なるほど」
中野議員
「はい」
反町キャスター
「党首討論とかで、各党の党首の皆さんが集まる時に、自公の与党に対して野党の皆さんがいろいろかかってくる中で、日本のこころというのは、野党の席には置かれていても憲法改正は賛成だし、安倍政権の外交姿勢も支持されるし、どういう立場なのかなと、よくわからないという声とかはあがらないのですか?」
中野議員
「一部ありますけれども、参議院で統一会派を組んでいるというのは、政治をご存知の方はとくと承知なので。そういう意味では、また、私はかつて自民党にいたということもありますので、比較的そこについてクレームがくることはありません。もちろん、共産党支持だろうな、あるいはどちらかと言うと、左派系の政党の支持だろうなという人から嫌みのメールが来たりはします」
伊藤氏
「自民党に戻らないのですか?」
中野議員
「それは現在のところは考えていません」
伊藤氏
「そうですか」
中野議員
「はい。私達も、もしかしてこの選挙で国政政党の要件を満たさなくなる可能性はとにかく十分ありますけれども、私達も党員、支持者を抱えていますので、国政政党でなくとも政治団体・日本のこころでやろうと。ただ、自民党に戻れというお声もあるのはありますけれど、当面はそういうことを考えないでとにかく日本のこころでがんばろうと、こう思っています」
反町キャスター
「なるほど。たとえば、自民党から、公明党はないのだろうけれども、党首討論みたいなグチャグチャの討論になる時に1人いると全然イメージ違うのではないですか?自公がいて、各野党、残り7党とか、5党とか、6党がワーッとかかるので、その中でちゃんと野党席にも自民党の応援団がいるというのはテレビ屋的にいうと、こちらの方にも自民党の応援団がいるのだなと、そこらへんの期待感というのは自民党から感じたりします?」
中野議員
「直接、自民党の人と、この問題でこうだとか、ああだとか、相談したことはありませんけれども、そのへんは私の感性で…」
反町キャスター
「…」
中野議員
「あうんの呼吸で、安倍さんはこういうことを言いたいけど、言えないよなと」
反町キャスター
「代わりに言ってやる?」
中野議員
「それは、そのへんは、それこそ斟酌して野党の…」
伊藤氏
「忖度ですか?」
反町キャスター
「忖度ではなくて、斟酌と言葉を選んで、わざわざ…」
中野議員
「斟酌と言いました。斟酌して、おそらくこういう反論をしたいのだろうなというのは、ちゃんと反論してあげていますよ。ただ、だって、野党の言うのは…」
反町キャスター
「なるほど。1通だけ、メールが届いているんですよ、答えてください、宮城県の方から『中山夫妻が希望の党に移りました。どのように思われますか?』と」
中野議員
「私が批判することでもないし、中山ご夫妻の決断ですから、その前にはいろいろ相談はしました。しかし、中山さんはどうしても希望の党に行きたいということなので。ただ、私がその時に言いましたのは、2人でこれまでやってきたことのなんぼかでも、希望の党で活かすべきだと、それは安全保障と憲法改正です。それをちゃんと中山ご夫妻が活かしたということは良かったと思います」