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2017年10月13日(金)
小池百合子代表に問う 『希望』改革の夢と志

ゲスト

小池百合子
希望の党代表 東京都知事
山田惠資
時事通信社解説委員長

総選挙2017『党首に聞く』 希望の党・小池百合子代表
竹内キャスター
「シリーズ企画、党首に聞く。今夜は野党大再編の中心を担う希望の党の小池百合子代表を迎えて、総選挙に向けた政策と戦略をじっくり聞いていきます。小池さんは今日も先ほどまで東京・品川区で演説されてこられましたが、各地、有権者の反応はいかがでしたか?」
小池氏
「都知事選、昨年ありました。この夏は都議選がありました。今回、今日は東京の方をまわったわけでありますけれども、だいたい定点観測ですね、だいたい街頭演説をする場所というのは、そこに相応しい場所というのはいくつかありますので。そこで定点観測から言って、私は大変、支持をしっかりいただいているなという思いはあります」
反町キャスター
「山田さん、小池さんの選挙を何回も見てきたと思いますけれど、今回、風向き、風力、どうですか?」
山田氏
「うん、おそらくそれは代表でいらっしゃるから言葉に言えないことがあるかもしれないけれども、少しずつ熱狂的なファンの数は減って、少しそれが浸透はしてきてはいるけれども、以前のようなすごい風ではないということはおそらく感じていらっしゃるのではないのかなと、私なりに解釈していますけれども」
反町キャスター
「山田さん、今回1つ、ずっとポイントになってきたのは小池さん本人が選挙に出るか、出ないかという話がずっとありました。これが出ていれば現在みたいな現象がグッともう1回いったのか?ないしは出ないことでまだここで止まっているのか?」
山田氏
「出るか、出ないかでいけば、出られた方が…」
小池氏
「なんかお化けみたいだね」
反町キャスター
「ちょっと…」
小池氏
「お化けか、ヤンバルクイナか…」
反町キャスター
「ヤンバルクイナではない」
山田氏
「まず私は、この番組で前回3週間ほど前の時に、99%出られないということは申し上げたのですが。それはそれとして、もしお出になった場合、現在のような選挙運動中のその反応はおそらくもっと高かったと、これは間違いないと思います。しかし、のちほど、出るかもしれませんけれども、お出にならない、それなりの戦略はむしろあったのではないかと私なりに仮説を持っていまして、今日もちょっと…」
反町キャスター
「言った方がいいですよ、何ですか?」
山田氏
「いや、まず1つは、今回は戻る以上は総理になるしかないわけで…」
反町キャスター
「中央政界、永田町に?」
山田氏
「ええ、であると、現在の準備の状況からすると、希望の党で過半数を獲るということは非常に厳しかったであろうと。それは安倍さんが早く選挙をしたからである。私は、安倍さんの解散にかかわらず、小池さんの今回の国政進出はかなり早くから狙ってらっしゃったと思うのですけれども…」
小池氏
「狙っていない」
山田氏
「ただ…、そうなのですか?」
小池氏
「本人が言っているのですから」
山田氏
「ただ、いや、つまり、その中に…」
小池氏
「いや、だって…」
反町キャスター
「憶測、憶測」
山田氏
「総理になることを前提にした…」
小池氏
「それはないですよ」
山田氏
「ただ、国政に候補を…」
小池氏
「皆が言っているだけなのよ、野望…」
山田氏
「つまり…、だから…、いや、実は…」
小池氏
「希望ではなく、野望だって、信じられませんよ。私はただこの国を良くしたいと思っているだけの話で」
山田氏
「矛盾したことは言っていない…、いや、ですから、私は…」
小池氏
「その時に身を賭ける時もあるし、皆をサポートする時もあると。何か皆、間違えていませんか?」
山田氏
「いや、だから…」
小池氏
「そういう中で勝手に皆、いろいろ分析して楽しんでいるという。私はもっと、この国をきっちりしたいと思っていますよ。いつも、思っているのですけれど、いろいろな党首討論も出ました、だけれど、この切り口というのが9条なのか、どうなのかとか、そういう昔ながらのカテゴリーで色分けばっかりしていて、私は何かそこからなかなか出ないことが、政治の停滞感、日本の経済の停滞感を呼んでいるのではないのだろうかと」
反町キャスター
「どういうことですか?」
小池氏
「いや、だから…」
反町キャスター
「出ないこと?」
小池氏
「うん、つまり、カテゴライズされ過ぎ…」
反町キャスター
「あっ、安全保障とか、9条とか、消費税とか、そういう話ではダメ?」
小池氏
「ええ。私は、国民の皆さんはそれも超えて。私の生活はいったいどうなるのよということ、もちろん、それが消費税を凍結する意味は何なのだとかはあります。だけど、そこで議論ばかり、ここで国会のように重ねていても、何か国民の皆さんは納得感がないと言うか、じゃあどうすればいいのよということで戸惑うばかりなのではないかと思うんですよ」
反町キャスター
「その想いが、たとえば、街頭とかで『明日は必ず良くなる、そういう想いで…』と言っているではないですか?」
小池氏
「ええ、私は…」
反町キャスター
「だから、逆に言うと、いわゆる小池さんが言うステレオタイプな政策論議ばっかりやってきたこういう人間からすると、明日は良くなるとは、具体的にどこをどうするのだよと、政策はどうなのだと聞きたくなるんですよ」
小池氏
「うん」
反町キャスター
「そういうのではなくて、抽象的な、明日は良くなる…」
小池氏
「いや、抽象的なことだけではありませんよ。だけど、しかしながら、現在の9条のどこの条文を変える、国にとって十分重要なことです、それはまったく必要がないとは言っていない。だから、国民的議論をすべきだということも申し上げている。消費税の話、これについても国民的関心、もちろん、税率はどうなるの、使い道はどうなるのと言うのだけれども、どうもずっと党首討論ばかりやってきた中において、私自身フラストレーションの塊になって。と言うことは、国民の皆さん自身も同じことなのだろうなと思いますね」
反町キャスター
「国民は9条、消費税の話ではなく、もっと別の話を聞きたがっている?」
小池氏
「そう思いますね。たとえば、現在人生100年生きられるんですね。ありがたいことに」
反町キャスター
「そうらしいですよ」
小池氏
「ええ、そういう中で制度的に見て、たとえば、生まれて二十数年、大学まで、大学院に行く人もいるかもしれないけれども、最初の25年としましょうか、そのあと社会に入ってから、また、そこで働いて、勤勉な日本人、働いて25年、30年、ご苦労様でしたと言って65歳、たとえば、定年を迎えて、そのあとがウンと長いですよね」
反町キャスター
「長いですよね、65歳だったら、まだあと40年以上ある」
小池氏
「いろいろと社会保障のコストがいったいどれぐらいかかるか、いろいろ計算があります、2020年、2025年…。だからこそ、現在、消費税は8%から10%に上げないと間に合いませんねという話の中でずっとやってきて、3党合意などもありました、総合合算制度などもいろいろ議論もされてきました。だけど、社会そのものが100年生きられるという時代の設計になっているかと言うと、なっていないと思うんですね。だから、私達は今回、凍結ということを申し上げているのは…」
反町キャスター
「消費税」
小池氏
「消費税の凍結、8%から10%の。景気の問題があります、それともう1つは、この間にもう1度社会保障制度そのものを見直していく必要があるのではないだろうかということを申し上げて。たとえば、そういう中で年金・医療、1つ1つ見ていくと、これは大変な作業にはなります。しかしながら、そういう中で、これまでいくらかかってきたからという計算をしていくとバカ高いもので、8%とか10%という問題ではなくなってしまうわけですね。そこは正直に話すべきところと、それから、ただこれまで通りの計算だけでいいのか、社会保障に無駄はないのか?そういったことをチェックすべきだと。それを、たとえば、このままの流れで、ただ膨らむ…膨らますと言うか、人口予測、デモグラフィー、人口動態だけでいっていいのかと言うと、私は違うと思うから、根本問題からしっかりと議論をしましょうということを申し上げているわけですね」

『消費増税凍結』と財源
反町キャスター
「希望の党の小池代表に聞きたいこと、財源の話で1つあります。希望の党の公約の中にこういう話がありました。『消費増税を凍結する代わりの財源について約300兆円もの大企業の内部留保の課税を検討し、雇用創出や設備投資にまわすことを促し、増収増と経済成長の両立を目指す』という、こういうのがあったのですけれど、内部留保、確かに大企業だけで300兆円、中小を合わせれば400兆円と言われている中で、その400兆円もの内部留保というものをなんとか賃金にまわせないかということを、いろいろな方がいろいろ言うけれども…」
小池氏
「麻生財務大臣もときどき触れられたりするところです。おっしゃる通り、ここ大きな間違いがありまして、約300兆円ではなくて400兆円だったという…」
反町キャスター
「中小も合わせれば」
小池氏
「合わせれば。これは大きいです。大きいことと、それから、一方、企業の活動、これは危機管理としてやって、積み重ねておられるわけでありますけれど、しかしながら一方で、このお金を有効に活用するということはそれこそ企業の社会的な活動というCSRの観点からも、極めて重要な点です。これを東証が、いわゆるコーポレート・ガバナンス・コードというのを設けていまして、こういった社会的な責任と言いうか、その一環として企業のあり方というのでスチュワードシップ・コードというのができているのですけれど、それと同じこのセットでガバナンス・コードというのがあります。それを進化する形で、課税ということよりも、それも1つ、それから、こう言うことだけで、ある意味アナウンスメント効果があって、おいおいと、だったら設備投資にうんぬんとか…」
反町キャスター
「賃金にまわすだとか」
小池氏
「それから、何よりも配当にまわすというのが1番、株主配当にまわしていくというのが王道だと思います。それは市場に流れてきて、結局経済全体のパイを大きくしていくことにつながっていくというので。1番、企業の行動とすれば、それが1つ望ましいと思います。一方で、既にインセンティブとして、その人件費にまわしたところについては減税しますという政策減税をやっています。でも、まだそれが十分ではないというようなことで、それをもっと徹底するとか、アメとムチとどちらをとるのかということなので、検討という言葉にしたということであります」
反町キャスター
「そうすると賃金とか、設備投資にまわしたところに関しては減税すると、これは政策優遇ですよ。それだけだったらわかるのだけれど、300兆円の大企業の内部留保に税を課すという部分。これに関してはいくつか異論があって、最初に出てくるのは」
小池氏
「まず2重課税…」
反町キャスター
「2重課税、ここはどうなのですか?」
小池氏
「その点を考慮しているというのは正しいです」
反町キャスター
「これは削っちゃった方がいいのではないですか?ちょっと筋が悪いということを、自身もわかって言っているように聞こえます」
小池氏
「でも、内部留保ということに着目しているということは十分これでメッセージとして届いていると」
反町キャスター
「抑止効果がある?」
小池氏
「と思います。ただ、私どもは、民間の活力を、と申し上げているわけですから、これはパニッシュメントになるわけですね、課税、税というのは。ですけれど、そのインセンティブの部分も十分検討していきたいと思っています」
反町キャスター
「これは1回かけてポーンと税収上がるけどワンショットですよね?2年目、3年目、4年目、いわゆる恒久財源にならないのではないかという批判もありますが、ここはどうですか?」
小池氏
「安定財源ということには若干ならない。しかし、もしそれが下がっていくなら、それはある意味、目的を果たしているということにもなる」
反町キャスター
「なるほど」
小池氏
「社会に還元をされるという意味で、その政策目的は果たしているという考え方もありますね。そういうのは炭素税の時にもよく聞いた話ですよね。ええ、炭素税というのはカーボン、炭素が減っていくと、それは財源として減っていくから安定財源ではないというので、随分議論したのを覚えています。同じことですね」
反町キャスター
「話を聞いていると内部留保課税と言っても、これは検討ということで、あくまでも刺激を与える、プレッシャーを与える意味であって、本当の狙いというのは、そうではなくて動かすことであり…」
小池氏
「はい」
反町キャスター
「さらに先には動かした企業に対するインセンティブ、誘導税制みたいな、それをやろうと、でも、それは自民党が既にやっていますよね?」
小池氏
「でも、十分ではないから動いてないわけでしょう」
反町キャスター
「なるほど」
小池氏
「はい、先ほどの人件費の話もそうです。政策減税と言っているけれど、十分にそれは活用されていないということだと思います。それは活用の勝手の話もあるでしょうし、経営者としての判断もあるでしょう。でも、この内部留保に関してはきちんと株主との対話であるとか、企業と私どもがしっかり対話をしながら進めていく話だと思っています」

『2030年までに原発ゼロ』
竹内キャスター
「小池さんは先月の25日、『ゼロエミッション社会を目指す』、つまり、排出ガスゼロの社会を目指すと述べられました。希望の党の公約には『2030年までに原発ゼロを目指す』と書かれているんです。小池さん、この2つの政策は両立が可能ですか?」
小池氏
「はい。ゼロエミッションもいくつかございます。廃棄物などもエミッションになるわけで、そういった意味で、ゼロエミッションというのは非常に幅が広いということです。CO2(二酸化炭素)だけではありません」
反町キャスター
「なるほど」
小池氏
「そこをどのようにして排出を下げていくか、ゼロを目指すかということで申し上げている部分があります」
反町キャスター
「なるほど」
小池氏
「それから、2030年までの原発ゼロですが、これは私もずっと地球温暖化対策という中において、安全の確保を大前提としてと、それは必ずつくのですけれども、原発については安全性が確保されるならばということで、私もそれはアリだと考えていました。でも、あの3・11を見て、そのあとのさらに水との戦いなどを見ていますと」
反町キャスター
「はいはい…」
小池氏
「ええ…」
反町キャスター
「福島の?」
小池氏
「福島の第1原発を見ていますとこれは容易ではないなというところをつくづく感じるところであります。また、事故が起こらなくとも、今後の廃棄物の処理なども出てくるわけで。それこそゼロエミッションではないですけれども、これをどうやって日本として対応していくのかということは今後、原発が、現在50基ですか、これらが老朽化していくといった時に、その時期を迎えることになるわけですから、それに対してむしろ現在から対応を決めておかないと現在から逆算して準備をしておかないと大変なことになるという思いで、敢えてこういうのを大胆に2030年までということを出させていただきました」
反町キャスター
「再稼働には賛成なのですか?」
小池氏
「安全性が確保されるならばということを申し上げているのと。あと、これを、その後、広域避難の方法を確保するというのが、これが現状では地元対策みたいになって、地方自治の問題にされているんですね。これは結構キツイ話だと思います。いや、当然、何かあった時の広域の避難路を確保するというのは当然なことだとは思いますけれども、そこをもう少しキチッと決めた方法と言いましょうか、それを設けるべきではないかなと、こう思います。皆、原発は結構、過疎の地に、いろいろとプラス材料なども提供しながら、町おこしの1つとか、雇用とか、言っていたわけでしょう。ですから、そういったことを考えると地方自治の中で、たとえば、県知事がそれを左右するというのもなかなか難しい問題だなと思いますね。それと原発ゼロと言いますけれども、私は、原子力の技術というのは、技術者の確保ということは廃炉にせよ、何にせよ、必要だと思いますので、人材の育成ということも忘れてはいけないと。先ほど、申し上げた原発のある地域というのは、その原発で生きているという部分もあります。ですから、そこがなくなってしまったら、どうなるのということになりますけれども、たとえば、そういったところにはむしろ廃炉のための研究であるとか、そういったことで、また雇用の確保をする。だから、人・働き場所といったような確保というのは引き続きすべきだと思います。私は、脱原発のためには3つ柱があると考えています。1つはまず脱原発でいくのだということを覚悟していく。段階的な撤退と計画的な廃炉を進めていく工程表を書いていくということ。2つ目の柱が、省エネであります。これは省エネ法の強化であるとか、建築基準法の改正といったことを、この2本目の柱のさらに真ん中の柱。3つ目が再生可能エネルギーの柱としてここは新たに国策として再エネ推進特別措置というような形で、これを強力に進めていくということが必要だと思います」
山田氏
「気になりますのは再稼働のところですよね。原発ゼロかどうかということで、もし選択肢があるとすれば、おそらくゼロというのが、多くの人が将来的な問題としてはテーマとして合意しやすいテーマだと思うのですが、再稼働のところは認めてらっしゃるというところがありますから。ですから、この選挙のメッセージの中で、本当に再稼働も反対されている方もたくさんいて、再稼働賛成の方もいて、というところで、どのような選択になるのかというのが、ここはむしろ1つ掘り下げたポイントになると思うんですね。それから、都知事選挙の時はもちろん、国の政策ではなかったとは思うのですけれども、都というのは、原発が稼働している時は大いなる、私も東北に勤務していたからわかるのですけれども、東北で発電をして、それを東京に送るという仕組みで。東北の方などは、なぜ我々の土地にある原発が東京をこれだけ明るくするのかというような疑問もあったりしましたので。東京都知事選挙でも本当は大きなテーマになり得たと思うのですけれども、それは、その後はいろいろと考えられたうえでの今回の結論なのか、あるいは小泉さんとのやりとりでそのへんがどうだったのか。でも、ちなみに言いますと、小泉さんご自身は、再稼働は今すぐやめるべきだともおっしゃったことがあったので。むしろ今回の小泉さんのサジェスチョンというのはむしろ小泉さん自身がやや妥協しているような面もあるようにも聞こえるのですけれども。再稼働のところが、どう選挙民の方が判断されるのかなということになるのではないか、評論家的に言えばそこが1つのポイントだと思っています」
反町キャスター
「今後、でも、次から次から、基準を満たした再稼働に関する判断に対しては、これは都としては是とする、こういうことで先ほどの話はよろしいですよね?」
小池氏
「都ですか?」
反町キャスター
「都と言うか、都ですよね…」
小池氏
「都?都?」
反町キャスター
「希望の党としても同じになるのかな?国として、要するに、国が言うところの厳しい基準をクリアしたものの再稼働に対して希望の党として賛成していく?」
小池氏
「はい、結構、リアルな部分があります」
反町キャスター
「ありますよね?目の前にぶら下がっていますものね?」
小池氏
「はい。リアルと言うか、リアルな判断が必要だという観点で、私どもは安全性の確保、それは規制委員会がする。政治家の判断と言うより、まずはそういう科学的判断、総合的な判断。そのうえで避難の避難路の確保という、この2つを満たすということを申し上げているわけで。その意味では、とてもリアルな私は判断をすべきだと考えています。全て即というのは、私は現実にはなかなかそぐわないのではないか。むしろ老朽化するその逆算を、原発の老朽化の年限と合わせていくということこそがリアルな工程表につながっていく」
反町キャスター
「原発は40年のものを60年に耐用年数を延ばすという議論がある中で、ちゃんと再稼働のチェックを受けたものをドンドン、クリアされたものを認めていったら、2030年までにはゼロにはならないのではないですか?」
小池氏
「だから、そこの再稼働…」
反町キャスター
「まだ使えるものを閉じろとドライブをかけないとここまでにはならないと思いますよ」
小池氏
「だから、そこも含めてということになりますね」
反町キャスター
「なるほど」
小池氏
「はい」
反町キャスター
「そうすると、再稼働を認めるかどうかということと2030年までの原発ゼロを目指すというのは政策的な優位性で言うと2030年までにゼロを目指すということが上位にあると理解してよろしいのですか?」
小池氏
「そうです」
反町キャスター
「そのために再稼働のOKが、規制委員会からマルが出たものであっても、これはおかしい、2030年までにゼロにならないからOKでも動かさない、これは政治の判断であり得る?」
小池氏
「あり得ますね」
反町キャスター
「なるほど」
小池氏
「はい。これは明確にそういう意思を持たなければならないという…」
反町キャスター
「政府が?」
小池氏
「政治は意思の問題です。そこを明確にしていくことによって、再生エネルギーが日本は中途半端になっているのもそこ、省エネルギーも中途半端になっているのもそこ。だからこそ、厳しいそういう目標を掲げることによって動かしていくということですね」

憲法改正論議の進め方
竹内キャスター
「公約の最初のページには『憲法9条を含め憲法改正論議を進める』とありますが、9条の改憲論議を始めるタイミングなのですが、どのように考えていますか?」
小池氏
「これは今回の選挙の結果を受けて、多数がどうなるのか、それから、その憲法がどういう判断なのか、ということに関わってくるのだろうと思います。いずれにせよ、どういう与野党の配分になるのかは、まさしく有権者の皆様がこれから判断していただくことでありますけれど、そういう中で憲法審査会というのは設けられているわけで、そこでの議論がさらに活発になるのか否かというところだと思います」
反町キャスター
「防衛大臣を務めた立場として現在の憲法9条をどう見ていますか?」
小池氏
「…」
反町キャスター
「安倍さんは1項、2項を残して明文化と言われていますよね?」
小池氏
「はい」
反町キャスター
「防衛大臣を経験した小池百合子として9条をどう見ているのですか?」
小池氏
「私はこれまで合憲ということでやってきているわけで、それは揺るぎないと思います。さもなければ、自衛隊の活動ということ、これについて行間を読みながらとか、いろいろありました」
反町キャスター
「はい」
小池氏
「それから、PKO(国際連合平和維持活動)とPKF(国際連合平和維持軍)を分けているのはわが国ぐらいのもので、それこそこれからより国際貢献ということをきちんとやるためには、もう1度、憲法に則って全体の見直しということも必要だ。だからこそ国民的な議論、憲法改正論議を9条も避けずに、さらに広い憲法全体で見ていこうということを申し上げているわけであります」
反町キャスター
「1項、2項…、特に2項における交戦権とか戦力の書き込みのところ、自衛隊を預かる大臣としては、ここの部分をもう少し風通しよくしてほしいという、そういう声は陰に、陽に、直接、間接、大臣のところには上がってきたと思うんですよ」
小池氏
「いや、大臣の間もそうでありますけれども、私も谷垣総裁の時には、自民党の憲法の…」
反町キャスター
「あっ、野党の時の改正草案」
小池氏
「はい。改正草案の草案づくりにも携わった1人でありますので。あの時は自衛隊を軍と明記をして…」
反町キャスター
「軍ですよ」
小池氏
「ええ、そういった点などもかなり積極的に議論を重ねたところがあります」
反町キャスター
「小池さんは自民党の憲法改正草案を支持するのですか?」
小池氏
「あれはまさしくそこの作業に携わっていた部分でありますし、あの頃は野党としてかなり尖がったものをつくったと思います。ですから、野党時代というのは、結構その尖がり度というのは、民進党の方々も、いろいろ立場もあったかと思いますけれども、そういう傾向は大いにアリだと思いますね」
反町キャスター
「なるほど」
小池氏
「でも、そういう中で今回、安倍総裁が憲法の3…」
反町キャスター
「自衛隊明記など…」
小池氏
「3項を設けるということをおっしゃっておられるわけですが、ここで憲法という最高位の国の、この柱に自衛隊が出てきて、そのあと防衛省というのは、設置法の中に入っているわけで、それよりも下位になるわけで、シビリアンコントロールはどうなのよという根本的な疑義がそこに生じてくるのではないかと思います。安倍総裁は、ここで一石投じたかったのだなと、そういう意思を感じる書き方ですね」
反町キャスター
「そうすると、話を聞いていると自衛隊の明記というようなやり方よりも、もっと本格的なことを目指そうよということですか、9条に関して?」
小池氏
「憲法…、私は、憲法9条の議論を始めると、現在もそうですけれども、そこにピンポイントにあまりにも当てられ過ぎて、それによって他のところ、他の部分、最近は特に都知事になって以降、地方自治の本旨と書いてあって、本旨は何だろうと思うのですけれども、第8章というのは地方自治のことが書いてあるのですけれども、そこの中身が本当に十分ではないとつくづく思っていますので、その第8章も含め、より広い観点から現在の国民生活、それから、将来の日本国の、日本のあり方などを考えた幅の広い国民的議論を進めていくべき。だって…」
反町キャスター
「優先順位はないのですか?これは、小池さんがこれからやりたいと言っても、党としての決定はまた別だろうとは思うのですけれども」
小池氏
「これから皆さんと議論を重ねていきたいと思っています」

選挙後の連携と大連立の可能性
竹内キャスター
「希望の党の予想獲得議席数を新聞各紙が発表しました。日経が46議席から110議席で優勢なら69議席、産経が60議席前後という予測ですが、山田さんの情報ではいかがでしょうか?」
山田氏
「当初はかなり膨らむぞと、100議席ぐらいまでというのがあったのですけれども」
反町キャスター
「そんな話が飛び交いましたよね」
山田氏
「それが少し下がって。これ、まだ少し選挙戦は動きますし、昨日もちょっと申し上げましたけれども、今後動くとすれば、自民党に入れるか、入れないか。入れない人がそのまま棄権してしまうか、それとも希望の党に入れるかという、それを現在迷っていらっしゃる人がいて。かつまだ決めていない方、特に無党派層で多いですよね。その方々が動くかどうかによって、その上限の方に動く、進んでいく。あるいはやめとこう、あるいは場合によってはもう自民党でいいと言うか、自民党にしようと思う方が増えれば減るというですね。ですから、その境目だと思うのですけれども。その数はなかなか、現状としてはリアルな数字だとは思っていますけれども。まだ日にちがありますから、相当動く可能性があると思いますね。特に現在は、無党派層の動きが激しく動くという傾向が出ていますから。都議会選挙の時も6月頃になって、6月頃の時点でしたか、自民党の有力議員からは、ああこれで第1党は間違いないということを言っていた人がたくさんいました。やがて五分五分かなと言っていたら、あのような結果になったわけでですよね」
反町キャスター
「グワーッと崩れた」
山田氏
「ええ。これは何を意味しているかと言うと、この無党派層の方の厚さが、我々メディアも含め、予想しているよりもかなり、変な言い方ですけれど、無党派層が分厚くなっているということだと思うんです。ですから、今後の選挙戦次第ではこれは別に優等生的に言っているわけではなく、本当に動くとは思うのですが、現在はちょっと中間値が出ているなと」
反町キャスター
「都議会選の時に小池さんを迎えた時に自民党は右にスライスしているし、民進党かな、野党、あの時は、民進党はほとんどいなくなっていたのでフックボールが多いので、真ん中、フェアウェイが大きく空いているのよと言ったあの時ここに座っていたのを覚えているのですけれど。あの感覚、現在もあります?センター、フェアウェイがドカンと空いているのですか?現在も」
小池氏
「ありますね。私、一時期、安倍政権というのはかなり右の印象が皆さんもそう思われたのではないかなと思います。私もそういうふうに思われている傾向もあるのですが、結構、たとえば、夫婦別姓のことなど選択制はいいと思っていますし、ちょっとそのあたりは違うんです」
反町キャスター
「違う?」
小池氏
「違うと言うか、たとえば、LGBTなども、むしろそれは認めて受け入れるべきだと。一方で、今回の、たとえば、首班指名の時に、共産党の志位さんが枝野さんみたいな、なんかそういう発言があったりしましたよね」
反町キャスター
「社民党も枝野さんでいいのではないかという話が出ていますよね?」
小池氏
「ええ…。これは明確に左の発想ではないかと。右だ、左だと言うのが現在の考え方でいいのかどうかはありますが。それでも私達は、希望の党というのはまさしくそのフェアウェイ、センターをいきたいと思っていまして」
反町キャスター
「なるほど」
小池氏
「自民党ではしがらみがいっぱいでできないということをやっていきたい。たとえば、受動喫煙を1つとってみても…」
反町キャスター
「決められなかったですからね」
小池氏
「決められなかった。ド真ん中をいっている。左ではちょっとねという方々にはきちんとフェアウェイをキープしておきたいと思っています」
竹内キャスター
「小池さんは以前、首班指名については、公明党の山口代表の名前を挙げられていましたが、ずばり現在はどなたを希望の党として挙げられますか?」
小池氏
「この選挙でまず戦うということと、それに相応しい方も現在、戦っている最中であります」
反町キャスター
「そうすると、全部決まってから、選挙の結果が出てから決める?」
小池氏
「基本的にはそういう考え方でいます」
反町キャスター
「なるほど」
小池氏
「はい、また、いろいろ無所属で戦っておられる方々もおられますし」
反町キャスター
「それは前原さんのこと?前原さんを首班指名に担ぐ可能性はある?」
小池氏
「いろいろなチョイスは、チョイスと言ったら、失礼ですね…」
反町キャスター
「チョイスですね」
小池氏
「いや、でも、幅広く考えています」
反町キャスター
「首班指名を選挙後までもっていくということに関し、これに関連した話で、先日、ウチの番組に小池さんの代わりに松沢さんを迎えているのですけれど、松沢さんはこういうことを言ったんですよ。安倍自民党とは絶対に組まないと、安倍自民党とは組まないけれども、安倍さんではない自民党とだったら組むのですか、という質問に対して『政策協議はあるし、大連立はあると思う』とこう言ったのですけれども。小池さんもこういう考えでよろしいのですか?」
小池氏
「いや、松沢さんは自由にいろいろと幅広くおっしゃったのだろうと思います」
反町キャスター
「党の考えではない?」
小池氏
「そうですね、まだ、そういう考えにはまったく至っていません」
反町キャスター
「小池さんは安倍さん以外の総裁、この場合、前提は自公が過半数割れすることですよ、自公が過半数を割れて安倍総裁が続投しない、そこで総裁選があって、石破さんなら石破さん、岸田さんなら岸田さんがきた時に新しい自民党との大連立というのは視野に入っているのですか?」
小池氏
「いえ、基本的に現在考えていることは全て選挙後ということが1点。それから、自社さの現場を見ていましたから。こういうことは、松沢さんはあの時議員だったのかな?」
反町キャスター
「県知事だったのではないかな?」
小池氏
「いや、県知事にまだ出る前だったと思いますね。それこそ渡辺喜美さんのお父さんとか、中曽根さんが動くの、動かないのと言って、村山政権になるわけです。あれも北朝鮮情勢からきていたんですよね、基本的には」
反町キャスター
「なるほど」
小池氏
「そういう国の有事において政権をつくる際に、担う際に、安全保障政策が一致していないと、いざといった時に動けなくなるねというのを目の前で見てきたわけであります。ですから、政策が一致しなければいけないと。それで現在、あんな選挙のためにとか言っていらっしゃるけれども、自社さ政権というのは政権に戻るためだけの方便だったというのを忘れていらっしゃるのではないでしょうか」
反町キャスター
「そうすると、何でもアリと聞こえます」
小池氏
「あはは、そうきますか」
反町キャスター
「そういうことではないですか?」
小池氏
「いえ…」
反町キャスター
「何でもアリだから、この大連立もあるという…」
小池氏
「いえ…」
反町キャスター
「要するに、するか、しないかというよりも、否定はしませんよねという質問ですよ」
小池氏
「わかりました。ただ、基本的には、私どもは、希望の党のスタンスは自民党、安倍政権1強許すまじ、この1点にあります」
反町キャスター
「それはわかります。だから、安倍さんがいなくなった時の、安倍さんではない自民党とだったら、というのが僕の質問です」
小池氏
「うん、それと同時に基本的には野党として進んでいきますので、その意味では、言ってみれば、テーマごとに是々非々の態度で臨みたいと思います」
反町キャスター
「それでは政権、政治が安定しないでしょう?」
小池氏
「いや、そんなことはないでしょう」
反町キャスター
「少数与党政権というイメージなっちゃいますよ、それでは」
小池氏
「いや、だけど、それは、それこそ選挙結果ですよね」
反町キャスター
「ないと言われると…なんでもあるのだったら、これもアリですよねと。でも、あると言ってはいけない事情でもあるのですか、こんな話になっちゃうのですか?」
小池氏
「いや、そういう話にはもう乗りませんね」
竹内キャスター
「視聴者の方からの質問ですが『”排除”という言葉、最初は失敗したのかと思いましたが、よく考えると作戦のように感じます、違いますか?』とのことですが」
反町キャスター
「どちらですか?あの時の記者会見の様子を見ていると記者から『排除するのですか?』という言葉が出て、それを受けて小池さん…」
小池氏
「そうです、その質問が排除だったのです。それに答えて」
反町キャスター
「でも、自身の口から『排除』と言っちゃったもので、こういう騒ぎになっている?」
小池氏
「そうですね。でも、基本的に、先ほど、北朝鮮情勢が結果として自社さ政権という野合を呼んだということを申し上げました。安全保障政策というのは基本中の基本なわけで。現在、北朝鮮情勢は真っ最中ですよね。そういう中で、政権を担ったり、政治…政党を動かしていくということであるなら、そこは一致していくというのは最低条件だということを、あの北朝鮮情勢において社会党からの閣僚が閣議にサインをしないということで、そこで羽田少数与党政権ができるんです。そこで社会党が、それこそ排除されたんです。その時に社会党を引っ張って、国対政治をやって、自社さの政権ができたというのが次の村山政権の…、だから、ああいうのをずっと見ていると、政権と言うか、政党そのものは基本中の基本の国防・安全保障・理念・綱領、これを…」
反町キャスター
「わかります。ただ、小池さんはテレビに30年、40年ぐらいですか?」
小池氏
「ゲッ…」
反町キャスター
「…長いテレビのキャリアを持つ小池さんはおそらく誰よりもテレビにおけるコメントの言葉の怖さをよく知っていると思いますよ。その小池さんが、あの時に『排除』という言葉を使った…」
小池氏
「はい、週刊金曜日のフリーライターの方が、その言葉を使われたの」
反町キャスター
「『排除』という言葉を言った時に、ちょっと失敗したとか…」
小池氏
「そうですね。きつい言葉だったと思いますね。でも、基本的には政策の一致ということを申し上げたかったわけですね」
反町キャスター
「あの後すぐ言い直すチャンスもありましたよね?ちょっと排除ということばがきつくてと」
小池氏
「そうですね」
反町キャスター
「それはどうだったのですか?」
小池氏
「はい、それもあったと思います」
反町キャスター
「今思うととは言いませんけれども、『排除』という言葉が、これほど騒がれることによって明らかに少しこう潮目になってしまったというこの部分、どう感じていますか?」
小池氏
「そうなさりたい部分もおありかもしれませんし、だけど…」
反町キャスター
「最後、結果を見てみないとわからないですよ…」
小池氏
「だけど、本当に面前で現在、政界再編が行われているわけです」
反町キャスター
「もちろん」
小池氏
「これによって、結果としてですけれども、3極という形が明確になって、何十年ここまでまた時間がかかってきている部分で前原さんのあの英断というのは本当にすごいとあらためて思うところですね」
反町キャスター
「代表以外はほぼフラットですよね?」
小池氏
「現在、規約ではそうなっています。これから選挙で勝ち上がってくるわけですし、それらのことを考えながら選挙後に決めていきたいと考えています。選対の方の事務局、事務総長というのを決めています」
反町キャスター
「それは、どなたになるのですか?」
小池氏
「樽床さんです」
反町キャスター
「あっ、樽床さん。事務次長とかではなくて、総長でしたか?」
山田氏
「事務局長…」
小池氏
「事務局長、失礼しました」
反町キャスター
「そうすると、本当に下世話な話なのですけれども、投票日に小池さん、フランスに、パリに行かれるご予定ですよね?そうすると、テレビ局的に言うと、各局党本部中継はやらなくてはいけないですよ。そうすると、党本部にはだいたい代表か、幹事長か、選対委員長かがいて、どうですかとやりとりするのですけれども」
小池氏
「そこは樽床さんがやります」
反町キャスター
「樽床さんがやるのですか?」
小池氏
「はい」
反町キャスター
「樽床さんは選対事務局長の立場である…」
小池氏
「はい」
反町キャスター
「これまで党の人選とか、公約に関わってきた若狭さんとか、細野さんとかではなくて?」
小池氏
「それぞれ今回の選挙戦で、小選挙区で戦っておられますので、それぞれの地域におられるということになりますね」
反町キャスター
「なるほど」
小池氏
「若狭さんは同じ東京ですから、そこは同席することは十分あります」
反町キャスター
「基本的に各党中継の時には、幹事長とか、そういうことではなくて、樽床さんが…」
小池氏
「ううん、ちゃんとそこはフジテレビも含めて、ちゃんと回線がつながるようになって常備しています」
反町キャスター
「樽床さんが一手に引き受ける感じになるのですね?」
小池氏
「それと、私と」
反町キャスター
「パリと?」
小池氏
「はい」

小池百合子 希望の党代表の提言 『国民ファーストの政治で日本に希望を!』
小池氏
「前回も書かせていただきました。国民ファーストの政治で日本に希望をということであります。党名の希望と重ねて書いたのですけれど、先ほど、社会保障、100歳まで生きるということを前提にした社会保障というのはもう1度リセットして、設計図から見直さないといかんのではないかと思っていまして。そういう中で、実は最近これを言っているのですけれども…。65歳で定年退職した人達は皆、元気。皆、元気です。知識は当然あるし、経験あるし。このシルバーパスを使うのもよしですけれども、この人達、名刺がないと言って、すごく寂しがっているので…」
反町キャスター
「学生証」
小池氏
「学生証にして大学100歳まで学べたらいいのではないかと思って。どうすればいいかという研究をしている。これから少子化で大学も学生が少なくなるというのだったら、100歳まで学んだらいいではないの。シルバーパスの代わりに学割でバスを乗ったりすれば。これは、要は、人間というのは最後まで自分は社会の中に必要なのだと、その存在理由というのを皆、ほしいわけですよ。それが健康につながったりするわけですから。もちろん、大学なんて行けるわけがないだろう、とおっしゃる方もいらっしゃるだろうと思います。ただし、そういう方、やる気のある方には、100歳まで行ける大学があったらいいと思うし、順番に教え合ってもいいぐらいと思っています。だから、こういうこれまで考えたことのないようなことをやっていくのが私は新しい政治だと思います。ハーマン・カーンあたりも、考えられないことを考えよ、と言っているから、私は考えられないことを考え、これまでの政治が言ってきたことと全然違うことを言ってやろうと。クールビズだって1つ簡単な例で言うと、考えなかったことを言って、世の中変わったわけです。是非、シニアの方々にもっと元気になってもらいたい、そのためにこういう環境づくりをやっていきたい。それによって社会保障制度だって大きく変わる可能性はあると思っています」