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2017年9月19日(火)
臨時国会の冒頭解散か 大義の所在と首相思惑

ゲスト

萩生田光一
自由民主党幹事長代行 衆議院議員
辻元清美
民進党幹事長代行 衆議院議員
斉藤鉄夫
公明党幹事長代行 衆議院議員
小池晃
日本共産党書記局長 参議院議員
田﨑史郎
時事通信社特別解説委員

永田町に突然の『解散風』 首相の思惑・野党の対応は?
島田キャスター
「先週末から永田町に突然、解散風が吹き始めました。安倍総理は28日招集の臨時国会冒頭で解散し、衆議院選挙の日程を10月10日公示、22日投開票とする方針を固めました。今なぜこのタイミングなのか。何のための解散なのかを、与野党の論客を迎えて総理の思惑、野党の対応、総選挙の争点について議論していきたいと思います。にわかに解散風が浮上しているのですけれども、そうなってくるとさまざまな日程がポイントになってくると思いますが、まずは想定される今後の政治日程について確認しておきたいと思います。現在、安倍総理大臣は国連総会出席のために訪米をしています、22日に帰国されることになっていますけれども、25日、来週月曜日にも衆議院解散の意向を国民に対して表明する考えです。28日に招集される臨時国会で、冒頭で解散し、衆議院選挙の日程を10月10日の公示、22日の投開票とする方針を固めたということですけれども。まずは田﨑さんに聞きたいのですが、ちょっと私達国民は、これは異例と言うか、解散しますよ、みたいなということを事前予告してから解散するという、なかなか聞かないのですけれど、どういう意味があるのでしょうか?」
田﨑氏
「これはまだ安倍総理自身は、何も一言も発していないですよね。だから、なぜ解散するかという理由の説明もまだされていない。しかし、マスコミでいろいろなところを取材して、これはもう間違いないなというところで原稿を出している、ニュースとして流しているんですよ。なぜこうなったのか。8月の下旬まではまだ来年の後半という見通しだったのですけれども、9月に入ってから大きく変わった。これは安倍総理が今のうちだと思われたということです」
島田キャスター
「今のうち?」
田﨑氏
「はい。民進党が混迷している、新党がそれほどまだ大きくならない、北朝鮮ももっと酷くなる可能性が、来年になるとあるので、全て今のうちだという解散です」
反町キャスター
「モリカケ隠しと、既に野党の皆さんからは出ています」
田﨑氏
「はい」
反町キャスター
「モリカケ隠し解散なのかどうか?ここはたぶん、これから投票日まで、10・22まで1か月ちょっとあるわけですよ」
田﨑氏
「ええ」
反町キャスター
「連日のようにいろいろなところで、これはモリカケ隠し解散なのか、それとも自民党が言うであろう別の大義があるのかという、このせめぎ合いはずっと続くと思うんですよ」
田﨑氏
「続きますね。それは」
反町キャスター
「ここはどう見ていますか?」
田﨑氏
「だから、そこはもう安倍総理は覚悟のうえ…」
反町キャスター
「覚悟?」
田﨑氏
「そう言われるに決まっていると、やれば。でも、今しかないという判断だと思いますよ」
反町キャスター
「たとえば、直近の官邸の世論調査で結構、良い数字が出たという話があるわけではないですか?」
田﨑氏
「はい」
反町キャスター
「と言っても、1か月後その通り出るというより、これから1か月かけて、この間の通常国会の時みたいにギシギシ、ギシギシ、モリカケ、モリカケと言われる中で、その時に出た世論調査の数字よりも目減りしていくということを含んだ上での今回の解散と見ていますか?」
田﨑氏
「いや、それは、自民党がどうも内々に世論調査をしたという話がありまして。その結果、自民党は議席を減らすけれども、自民党・公明党を合わせれば、それは過半数を十二分に獲れる数字だった。だから、今回、290議席ある議席、それを維持しようという気持ちはないんです。減るのはやむを得ない、でも、来年になるともっと状況が厳しくなるから、今のうちに、という判断です」
反町キャスター
「この1か月でどのくらいの削り部分があるのかという…」
田﨑氏
「ええ」
反町キャスター
「その感触は、これからの論戦の展開にもよるのですけれども」
田﨑氏
「はい」
反町キャスター
「国会をやっていれば、野党の皆さんから質問が出て、こういう証拠が出ている、こういう報道がある、どうなのだと言うのに対し、総理が答えない、ないしは答えが納得できるかどうか、だいたいこの点で世論調査をかけると、納得できないという返事が8割ぐらいくるではないですか?」
田﨑氏
「はい、そうです、はい」
反町キャスター
「それでドンドン削られていく部分というのは当然、覚悟していると。その部分を避けるために、国会をやっていなければ質問が出ないわけですから」
田﨑氏
「そうです」
反町キャスター
「そうすると、逃げだと言われるのは…」
田﨑氏
「ええ」
反町キャスター
「やむを得ないと思っているっちゅうことですか?」
田﨑氏
「そういうふうに批判にさらされるのはやむを得ない。ただ、国会と違って選挙戦中は、与党からすれば、各党平等に扱ってくれるわけですね」
島田キャスター
「ああ…」
田﨑氏
「たとえば、野党から追及されても、それに対して安倍総理はどうですかということで、対等の議論が成り立つわけです。だから、一方的に追及されっぱなしということは、選挙戦中はない」
島田キャスター
「国会の時よりマシだと?」
田﨑氏
「マシだということですね」

総選挙へ… 自民党は?
反町キャスター
「萩生田さん、風が吹いているように僕らは感じるのですけれど、この風をどう見たらいいのか?総理はまだ言っていないというのはよくわかるのですけれども、どのくらいのリアリティを持って見たらいいのですか?」
萩生田議員
「ごめんなさいね、建前みたいなことを言って申し訳ないのですが…」
反町キャスター
「わかります、もちろんです」
萩生田議員
「まだ総理が解散を宣言したわけではないので。ただ、今日の役員連絡会で、幹事長からも次の臨時国会、早い時期に解散を考えているという伝達は受けましたので、解散をする決意は固めているのだろうと思います。ですから、選挙は遠からずあるのではないかと覚悟をして、現在…」
反町キャスター
「二階さんはそうですね、党の会議で早期解散を検討しているとカメラが入っているところで言っているではないですか?」
萩生田議員
「はい」
反町キャスター
「その前提で聞いていくのですけれども、解散総選挙、この時期になぜやるのか?大義というのも変ですけれども、狙いは何ですか?」
萩生田議員
「それは、総理が帰国後に国民の皆さんの前できちんとお話すると思います、もし解散するとすれば。他方、いつならいいのだと、いつではいけないのだという議論が現在、盛んにテレビでも行われていますけれども、我々衆議院議員は、当選の時から総理に全ての解散権、これは専権事項としてお預けしていますので、総理が適切に考えて解散をするということであれば、我々与党としてはそれを受け止めて対応する、この1点です」
反町キャスター
「問うべきものは何だろうかと僕らも考える中で、取材をいろいろしていくと、安全保障、北朝鮮問題に対する対応がどうあるべきかとか。憲法問題、ここも、だから、若狭さんのところが一院制と言っている中で、自民党の9条改正の話と、変えるのは変えるけれども、変えるところが違うだろう、どうなるのかという話もあるけれども、とりあえず憲法も論点になるだろうと。もう1つ、要するに、消費税2%、19年10月に上げる時の使い道に関して、これまで決めていた使い道をちょっと変えて、教育とか、福祉に対して厚く配分することで、これを国民に問うのだというような話も出ているのですが。こういったものを国民にぶつけ、これで我々は新しい国づくりを進めていきたい、こんな趣旨でチャレンジしていくのですか?」
萩生田議員
「消費税の使い道も報道がドンドン先行していますけれども、具体的に我々、そういう議論をもちろん、議論はしていましたけど、方向性を決めたわけではありません。私は解散というと大きな決断ですから、もう少し大きな国の未来図を総理が示して、国民の皆さんに信を問うと、そういうことになると思います」
小池議員
「信を問うというのであれば、私は思うのだけれど、これまでも議論してきたのだけれども、一定の、国民に対する判断材料を与えたうえで、信を問うべきであって。だとしても、現在いろいろなまだ決まっていないというおっしゃり方だったけれども、少なくとも解散、冒頭で、所信表明すらやらずに解散するというのではなくて、所信表明をやり、各党の代表質問をやり、私は予算委員会が必要だと思っていますし、証人喚問も必要だと思うけれども、さまざまな政策課題を総選挙で提起すると言うのであれば、当然そういうことをやるべきではないですか。そういうことを自民党としては考えないのですか?」
萩生田議員
「いろいろな意見があると思います。所信表明をやった方がいいという意見もありますし、代表質疑を受けた方がいいという意見もありますので、まだその結論が出ていませんので、22日に帰国したあとに、総理がどういうご判断をするか、それに対していろいろな異論があれば、それは党の中でも意見はあると思いますけれども。ただ、冒頭申し上げたように解散は総理の専権事項ということで、これは政権を我々がずっと担ってきて、一時は民主党の皆さんにバトンタッチした時代もありますけれど、これはある意味、永田町の文化でもありますので、総理が決断をすれば、それに従うというのはルールだと思います」
辻元議員
「北朝鮮情勢が緊迫していますよね。10月10日に、北朝鮮の労働党の創建大会か何か記念日みたいなものがあって、国連だけではなくて、国際社会がどうしていくかということ、かなり危機感を持っていると。ここで解散をするということになれば、その間に何かあったらどうするのかということも心配です。言ってみれば、ミサイルも含めて、すごく活発な活動をしていますから、ということ。それと同時にこういう時に解散をしているというのは危機感が薄いのではないかと、国際社会からそう受け取られかねないなということを懸念しているのですが、自民党の中ではそういう議論、懸念ということは意見が出ていないのでしょうか?」
萩生田議員
「これは、政府側が現在、目の前にある危機と、これから進むかもしれない危機と、また国際情勢、様々な関連国の動きを総合的に判断して最終的には決めるのだと思います。ですから、残念ながら我々が知り得ない他国の情報というのも政府側はきっとお感じになって、いろんなことを考えていると思います。ただ、辻元先生がおっしゃったように、解散の期間中、参議院は残るとは言え、衆議院議員が皆さん議席を失って選挙に走れば、その間にそういった北朝鮮の行動があった時の危機管理はどうなのだというのは当然、考えておかないといけない部分だと思いますので」
辻元議員
「と言いますのは、安保法制がちょうど施行されて今日で2年目です。あの安保法制施行以降というのは、たとえば、グアムの近くにミサイルが落ち、存立危機事態と認定したら、自衛隊が出動するということをやりかねないという、ギリギリのところにきているわけですね。それから、米艦防護というのができるようになったから、この瞬間もひょっとしたら作戦行動として自衛隊が米艦と一緒に活動しているかもしれない。これについては、政府はしているとも、していないとも、情報は公開しないということですよ。ちょっとしたことで自衛隊が、戦争というのは、最初はそんなに大きくならないけれども、ちょっとしたことでできると。ですから、安倍総理は、安保法制は北朝鮮の危機で必要かどうかとおっしゃっているけれども、裏腹ですよ。これまでではない日本がグアムの近くにミサイルが落ちても、いわゆる戦争にというか、軍事作戦に参加していく可能性もあるというような状況の中だから、私は特に懸念を申し上げているんです。ですから、これは安保法制についての是非を問うとか、そういうことも何か漏れ伝わってくるのだけれども、これは非常に裏腹ですよ。と言うのは、安保の議論をしていた時に、安保法制をつくれば、抑止力になって周辺諸国は抑えられるのだと言い続けて、安保法制をつくってから、ポンポン、ポンポン、撃たれるしやね、核実験もされているわけです。今度は本当に軍事作戦行動に踏み切る可能性があるということで、非常に懸念しているわけです」
萩生田議員
「そのへんも含め、いろいろ政府側のお考えがあると思います。私達は帰国を待って、きちんとした形で総理の説明を聞いて、判断をしたいと思います」
辻元議員
「申し上げたような議論を私は国会ですべきだと思うんです。日本はどこまでやるのかと。たとえば、日本の領海にミサイルが落ちたら、これは武力攻撃事態になるのか、存立危機事態なのか、それとも重要影響事態なのかとか、そういう話が非常に大事な話であって、選挙している場合ではないと思います」
小池議員
「私も…」
辻元議員
「ですから、そういう議論を国会でやったうえで、政府としてはこういう時にはこういう対応をするというギリギリの言えないこともあるかもしれないけれども、国民の皆さんに知らせないと、Jアラートが鳴ったから、伏せてくださいとかね、物陰に隠れてくださいとか、これ何なのだろうと思っているわけです」
小池議員
「仮定の話ではなくて、現実に既に起こっているわけですよ。5月にはヘリ空母のいずもが、これは日本海に向かっているアメリカの補給艦の防護をやったわけですね。もし攻撃されれば、これは存立危機事態の要件を満たさずに、集団的自衛権を行使できるようになってくるんです。それから、4月以降も海自の補給艦がイージス艦に給油しているわけですね。もしここに何らかの事態が起こったら、偶発的な事態も含め、起こったなら、これは他国の武力行使と一体化するということが立ち処に起こってくるわけです。だから、そういう意味では、本当に現在、まさに日本が当事国になるという仕組みができあがった中で、現在の北朝鮮の事態が起こっているということなので。そのことを政府としてどう捉えて、この2年間、安保法制ができたから安全になったなんて、とんでもない状況ですよ」

首相の思惑・野党の対応は?
反町キャスター
「安保法制の話、斉藤さんに聞かないといけないです。今の民進・共産の2人の話、公明党としてはどう感じますか?」
斉藤議員
「あの安保法制の時に、日米にある隙間、この隙間を埋めて、いかなる事態であっても日米安保体制の中で対応するという体制を明確にしたと。自衛隊は自衛の措置の限界、どこまでの行動をとれるかということも、あの時に明確になりました。それまではそこが明確でなかったんです。そういう意味で、これ以上、細かいことは申し上げませんけれども、今回の北朝鮮危機、安保法制があって本当に良かったと、このように思います」
辻元議員
「斉藤さん…」
斉藤議員
「抑止力にもなっている、いろいろな事態が起きた時にいろいろな米軍、日米安保条約に基づいて米軍との協力関係をやっていくと。その関係が明確になったわけです」
辻元議員
「と言うのは、なぜそれを申し上げるか、現在、総理大臣がやらなければいけないことは、解散して遊説に行っている場合ではなくて、世界中と、これは水面下の外交も含めて、外交力が試されているんですよ。総理は走りまわって、現在の北朝鮮の核開発を止められるかどうかはわからないですよ、相手が相手ですから。それでも6者協議の枠組みをもう1度持てるかどうかとか、選挙をのんきにと言ったら悪いけれども、せずに世界中と外交交渉をするなり、そちらに年内ぐらいは力を注がれるべきではないかと、現在その分かれ道だと思うんです」
小池議員
「それと、現在の問題で言うと、斉藤さんは隙間がなくなった、それが危険なわけですよ。隙間なくこの戦争に、戦争に参加していくような仕組みができたわけですよ。しかも、その運用上の問題を、これ運用上の理由だということを盾にして、自衛隊の行動について秘匿しているわけですよね。これは報道されて、初めて明らかになったわけではないですか。そういう事態が続いている。国民は全然、知らないと。だから、もし何かが起こった時に、ただちに日本が参戦するような仕組みができている中で、現在の事態が起こっているということだから。私はこれで安全になったなんて、とんでもないと思います。きちんと誠実にどういう事態になっているのかを政府は国民に対して説明すべきです」
反町キャスター
「萩生田さん、北朝鮮の情勢がこれだけ緊迫している中での解散総選挙というのは、総理が解散の理由を我々に説明される時に、今、解散をするのと、来年の秋までにやらなくてはいけないわけだから、これから1年を見た時に、先々1年間をかけて北朝鮮をめぐる情勢は確実に悪化する、確実に悪くなる。だから今の方が1年後より、現在の方が危険性においては低いから。だから、リスクをヘッジする意味でも早く解散をするのだというこの説明は、ある程度、説得力を持って我々は聞かせていただきたいなと思うのですけれども、ここはいかがですか?」
萩生田議員
「これも私が、予告編をお話するわけにもいかないので…」
反町キャスター
「ちょっと予告編みたいな」
萩生田議員
「ただ、先生方のご心配も十分、ご指摘は重く受け止めないといけないと思っています、よくわかります。他方、日本単独で北朝鮮の脅威に対峙するということではなくて、現在、国際社会と連携して、なかんずく、日米韓という連携というのが大事だという中で、さまざまな日程感と言いますか、いろいろなシミュレーションを各国と話をしている中で、それでもこの時期に、という判断をしたのは、将来的ないろいろな予測を立ててのことなのだろうと私は思います」
反町キャスター
「もう1つは、モリカケ隠しではないかという話が、解散が決まってもいないのに、と敢えて言いますけれども、田﨑さんはもう決まっていると言って、我々もクエスチョンマークはとったのですけれども、モリカケ隠しという話が、野党からも一部メディアからも出ています。モリカケ隠しという批判にどのように答えられますか?」
萩生田議員
「これは国民の皆さんへの説明が十分ではないというご指摘は、世論調査の結果でも出ているわけですから、これで、たとえ、選挙をやったからと言って、今後一切、質問を受けないとか、疑念に答えないということではありません。ただ、他方で、これは野党の皆さんには叱られるかもしれませんけれども、かなり堂々めぐりの議論をして、我々としてはお答えをしたけれども、そんなはずがないと。現在、1つは、たとえば、森友学園の問題で言えば、会計検査院の検査が入っていますから、一定の客観的な調査結果というのが出てくるかと思います。そこに行政側の瑕疵があるとすれば、これはもう率直に改善をしなければならない、お詫びもしなければならないことだと思いますので、まずはその結果を待ちたいと思います。それから、加計学園につきましては既にステージは文部科学省の設置審に入っていまして、しかも、8月の段階では改善命令と言うか、提案を出されて、あとは学校法人と自治体がどういう形でそれに応えられるのか、応えられなければ、設置は許可にならないということになりますから、そこは違う意味でのフィルターがかかっているのだと思います。その間の、総理の関与ですとか、私も途中でド真ん中にいるのではないかと野党さんに随分言われましたけれども、我々としては我々の立場とか、関わりについてはこれまでも説明をしてきたつもりでいますので、必要があれば、それはいつでもまた引き続きお話はしたいと思います」
小池議員
「萩生田さん、なぜ堂々めぐりになるのかと言うと、キーパーソンが出てきていないからですよ」
辻元議員
「そう…」
小池議員
「安倍昭恵さん、加計孝太郎さん、この事態の核心を握っている人物が国会での陳述どころか、記者会見すらやっていないわけです。国民が説明不足だ、納得できないと言っている最大の理由は、私はそこにあると思いますよ。それから、堂々めぐりになるとおっしゃるけれど、たとえば、佐川理財局長、国税庁長官になった、あの時の佐川さんの答弁が今にしてみれば、これは虚偽だったのではないかと、かなり濃厚な、いろいろな録音などがテレビでも紹介されているわけですよ。これは、あらためて国会できちんと喋ってもらわないといけない。そういったことをやらない限り、この国民の説明不足、納得できないというのは絶対解消しない。だから、それを本来、選挙終わってからもやりますよと言うのではなくて、野党はキチッとそれを明らかにする、そのための臨時国会開会の要求をしたわけです。それは憲法に基づく要求なわけだから、それにきちんと応えたうえで解散して信を問うというのが、これが憲政の常道ではないですか。専権事項というだけで全部やっちゃダメですよ」
反町キャスター
「田﨑さん、堂々めぐりでいくらやっても変わらない、一方で、核心的な証言提供も証人も提供していない、この議論は決着つくのですか?」
田﨑氏
「つかないでしょう。だから、これ、いくら説明しても納得する人と、しない人が分かれている問題ですよ」
反町キャスター
「それぞれ結論ありきで議論しているような」
田﨑氏
「そうですね」
小池議員
「だから、出るべきところに出ればいいですよ」
田﨑氏
「だから、出したからそれで納得するという人はそんなにいないですよ、きっと」
小池議員
「そんなことないですよ」
田﨑氏
「いや、そうではないです。共産党はさらに追及していくのだから、それを今年2月から半年ぐらい、5か月ぐらいやってきているわけですよ。それをまたここで、総選挙にあたって言われるのはまさに党利党略としては有効だと思うんですよ」
小池議員
「それは違う、それは党利党略というのは田﨑さん、それはちょっとまずいよ」
田﨑氏
「思うけれども、それだけをやっていたら、国民の支持を得られないのではないかと。むしろ民進党は何をやっていくか、共産党はどういうことをやっていくか、それを僕は知りたい」

消費増税と社会保障
島田キャスター
「ここからは争点について聞きたいと思うのですけれども。今度は消費増税についてですけれども、2019年10月には消費税の8%から10%への引き上げが予定されているのですけれども、思い出してみると、2012年、これは当時の民主党・自民党・公明党による3党合意というのがありました。それは、5%増税した時の税収増の使い道を、年金や医療、介護、子育てなどの社会保障の充実に1%分ぐらいまわしましょう、あとの4%は国の赤字の削減など、社会保障の安定化など、こういったことに充てましょうとしていました。ここにきて総理大臣は消費増税による税収の使途の見直しを国民に訴える考えだというようなことが報道されていますけれど、要するに、田﨑さん、この時の3党合意の内容を見直しましょうということを提案するのではないかということですね?」
田﨑氏
「そうですね。増税分による増収、上がってきたお金の使い道を変えましょうということで。つまり、赤字削減とか、何とかに使うのではなくて、その部分を社会保障にまわしましょうという話ですよ」
島田キャスター
「急に出てきましたけれども、この狙いは?」
田﨑氏
「これはもともとから、前原さんが代表選中に言われていたことですね」
島田キャスター
「前原さんではなくて、今度、総理の方から出てきていますけれども?」
田﨑氏
「そうです。だから、総理がすごく良いアイデアだということで取り入れられたのではないですか?」
反町キャスター
「エーッ?マジッすか?」
辻元議員
「パクリや」
反町キャスター
「どうなのですか?萩生田さん、まだ党内で議論の芽も見えてくるのかどうかみたいな、今日の厚労部会でもこの件について批判の意見も噴出しているようですけれども?パクリノミクスと民進党が言っているわけですよ」
萩生田議員
「それは野党であっても良い提案があれば、それは政府としても受け止めるのではないですか?」
辻元議員
「いや、それで、教育の無償化など、柱にしているわけですけれども、これはどうなのですか?私達、高校授業料無償化を実現しました。その時に自民党はバラマキだと散々おっしゃったんですよね。ですから、私、それがどういうことなのかなと、お考えをあらためられたのか、自分達がバラマキだと言っていたのは間違っていて、と言うようにお考えをあらためられたのか。あの時の自民党の根本、考え方というのは自己責任だったわけですよ。自己責任でまずやることに対して、だから、所得制限をつけましょうとか、そういうことをずっとおっしゃってきたわけなのですけれども。これはすべからく皆さんに、ということでご主張されていますけれども、総理も、それはあらためられた、また非を認められたということでいいのでしょうか?」
萩生田議員
「高校無償化の時には、恒久的な財源がない中で、政策先行でやられましたよね。私はあの時、国会議員落選中で、高校生の子供を2人抱えて、民主党の政策いいなと思いましたよ、助かりましたよ。だから、それはそれで、陽の当たった人達がいるのも事実だと思います。今度、正式にではないですけれども、今、言っているのは、消費税の増税分の中で、安定的な財源の中で人への投資をどうしていくか。財政再建の旗を降ろすわけにはいかない、それも大事ですけれども、その増税分を赤字の補填に全部入れていくという単純な使い道ではなくて、まさにこれからの政策の中では、人づくり、人への投資というものを大きく掲げようと思っているわけですから。その中で既に公約として過去に出した幼児教育の無償化、それから、現在は高等教育、これは単純な無償化ではないですけれども、いろいろなメニューを増やしながら、いろいろな人達がいろいろな高等教育にタッチができるようなルートをつくっていこうということは、現在、党内でも大きな議論になっていますし、政府側もそういう方向で動き出しました」
島田キャスター
「国民にとってはすごく良いなと同じように思うのですけれども、ただ、選挙があるという時に急にこういう話が出てくると人気取りなのかなとか、意地悪な考えも浮かんじゃうのですけれども…」
萩生田議員
「選挙の時に国民の皆さんに問いかけるというのは、極めて重要な手法だと思いますよね。ですから、そこはそんなにうがった見方をされるのではなくて…」
反町キャスター
「斉藤さん、どうなの?この自民党の直接給付へのシフト、公明党的には評価をされるのですか?」
斉藤議員
「島田さんが人気取りではないかとおっしゃったのですが、世論調査をしますと国の赤字削減こそが大事だと、だから、借金返済にまず充てるべきだという意見も結構強いです。そういう意味では、決して人気取りではないと思います。実は私、3党合意の時に税調会長としてサインをした人間として、あの3党合意の時のこの増税分のお金の使い道を変えるというのは、これはある意味で歴史を変えた3党合意ですから、その時の方針を変えるというのは非常に大きな方針転換である、このように思います。そういう中で、赤字削減に充てる分を子育て支援、特に幼児教育の無償化、これは公明党も前から言っていました、充てるということ、もし総理がまだ何もおっしゃっていないのでわかりませんが、もしそういうことをおっしゃるのであれば、我々も真剣に考えなければいけないなと。特に子育て支援で、自民党さんの1アイデアとして、たとえば、こども保険というものも言われています。あれは現役世代の負担増になるわけで、なかなか議論があるところです。そういう中にあって、今回の、もしそういう増税分の中から子育て支援に充てていこうというのは、1つの検討すべき、検討に値する提案だと思います。ただ、その時に、借金を返して、プライマリーバランスのバランスを回復すると、黒字化をはかるということも大切ですから、それはその時に、いついつまでにプライマリーバランスの黒字化をはかるのだということも同時に示さなければいけないと思いますね」
辻元議員
「これは…」
反町キャスター
「ちょっと待って、小池さん、いかがですか?」
小池議員
「選挙の前の話ではないかというお話があったけれど、そういうふうに思うと思いますよ。だって、この間の安倍内閣で、社会保障費かなり削ってきていますよ。社会保障の給付費が対GDP(国内総生産)比で減ってきたのは初めてですよね、実は、戦後。この安倍内閣、第2次安倍内閣になってからですよ。それから、文教予算も対GDP比で言うと、安倍内閣になってから減ってきているわけですよ。それを、だから…」
斉藤議員
「いや、それはGDPが増えたからですよ…」
小池議員
「そんなことはない、そんなことはない」
斉藤議員
「いやいや、社会保障費自体はすごい勢いで増えているわけですから」
小池議員
「もちろん、実額で増えるのは当然です。しかし、この間、全体としては削減できた、それを転換するのですか、安倍政権はここから。キチッと説明してもらわないといけない。それから、おっしゃったように3党合意でやってきた、我々はこれに反対してきたけれども、これをこの選挙の前に突然出してきて、見直しを。もしやるのだったら、国会でこれこそ激論しなければいけない問題ではないですか?それをわずかなほんと1月足らずの期間の中で、選挙の中で国民に信を問うのですかと。私はやり方があまりに乱暴、民主主義のルールに反するようなやり方ではないかと思いますよ」
反町キャスター
「ただ、小池さん、前回の総選挙の時、あの時は…」
小池議員
「あの時は、延期の…」
反町キャスター
「延期で各党、皆並びましたよ。つまり、消費税が争点にならなかった。今回は消費税を上げるという、しかも、その上げて入ってくる5.4兆を借金の返済ではなく、教育や福祉に使いましょうということで、もしかしたら自公民が並んじゃう可能性がありますよ。この論議についていけない部分があるのではないのですか?」
小池議員
「我々はそもそも消費税は最悪の不公平税制だと思っていますし」
反町キャスター
「反対ですよね?」
小池議員
「そもそも現在の経済状況の中でね、10%に上げるなんていうことをやったら、個人消費もどん底になる。そういう意味では、前回の増税の延期というのは、これは経済論ですよ、景気動向ですよ。その中で判断したということだと思うんですね。今回のこの転換というのはそうではないのではないですか。税制の根本に関わる、社会保障の根本に関わる、国の財政構造の根本に関わることを簡単に選挙の前にパッと打ち出して、それで国民の信を得ましたと、そういう話ですかということですよね。きちんとこれは、これこそ本当に国会でちゃんと議論したうえで国民に信を問うというふうにしなければいけない」
反町キャスター
「辻元さん、民進党としては今回、もし自民党がそれを打ち出してくるとしたら、3党合意の見直しを提案することになるわけです。民進党は政権から下野されたあと、自公政権においては3党合意が守られていないということで、事実上破綻していると批判してきているわけではないですか。今回、自民党から見直し提案が出た場合、どういう対応をされるのですか?」
辻元議員
「議論をするべきテーマだと思いますよ、門前払いとかではなくて。だから、この話というのは日本の最大の危機であったり、社会保障が膨れ上がっていく、それから、少子化を食い止める、それで高齢化をという、特にオリンピックのあと、どうなっていくのかということがあるから、これこそ与野党を超えてしっかりと議論しなくてはいけないと思いますよ。ですから、選挙の前に唐突に本当にお出しになるというよりも、国会の中に特別委員会を設置してでも、財政と社会保障の問題というのは恒常的に一定の結論を出すために議論をするべきくらいの大きな問題だと思っています。それは…」
小池議員
「一体改革をやった時は特別の委員会をつくって…」
辻元議員
「つくったんです」
小池議員
「国会でかなり長い時間をかけて議論をしたんですよね」
辻元議員
「それと、その時は、一体改革の時は全国行脚というのをやって、ずっといろいろな地域で消費税についての、上げることについてのご意見や使い道をやったわけですよね。ですから、税というのは、国民とのコンセンサスだと思うので、選挙の前にチョコチョコではなくて、国民と、これは子育て、たとえば、消費税を払う時に100円のモノを買う時に8円とられる、それが10円になる、この1円は将来の子供のために使っているのかとか、納得感があるではないですか。そういうのは、国民と一緒につくりあげるものであって、何だかいきなり唐突に選挙の前に出してこられて、これどうですかというようなものではないと思います。もっと丁寧にやらなければダメだと思う」
斉藤議員
「この提案は当然、大きな法律改正を伴うわけです。ですから、選挙をして、国民のもし、皆さんの大方の合意が得られて、方向性が決まったら、当然、国会を開いて、大きな法律案になります、そこでたぶんすごく議論になると思います。だから、そういう形ではないですよ…」
萩生田議員
「小池先生の話は説得力があるんです。だけど、そもそも国民の信を問うて、支持を得たからと言って、我々は多数決で議論もすっ飛ばしてルールを変えるということはあり得ないわけですから。当然、その前か、後ろかの違いはあったとしても、国会での慎重審議というのは当然、ついてまわるものだと思いますし、特にこういった大きな税制を変えていく、お金の使い道を変えていくということは国民の理解なくしてできないので。まず選挙で、選挙前にチョコチョコというのではなくて、大きな方向の中で1つ、国民の皆さんが、もし政権をご支持いただくのだとすれば、具体的な設計図は次の段階で、国会でお示しをして、野党の皆さんのご批判にも晒しながら国民の皆さんの理解を深めていくというのは、これは当然のプロセスだと思います」
反町キャスター
「とは言いながら、その大きな方向の前の、目の前の小さくない選挙の話で考えると、現在の2%の使い道をこういうふうに変えると言うだけで、ここまでの議論になっちゃうわけですよ。それはどういうことかと言うと、2019年10月の2%引き上げに対する国民のアレルギーを、明らかに緩和する効果が期待される議論になっていますよ。上がっても、それがちゃんと生活実感として跳ね返ってくるのではないかと。もう1つは、共産党と民進党の間、野党の間にも楔を打ち込む可能性もあるのではないかという、いろいろな意味において、この2%の使い道を再検討するというのは、選挙のツールとして意味があると、ジワジワ感じていませんか?」
萩生田議員
「ここは、解散を本当に決断をした時に、国民の皆さんにメッセージとして送りたいですね」

総選挙の争点? 憲法改正
反町キャスター
「先日、新党の名前はまだわからないですけれど、今週にも新党を立ち上げると言っている若狭さんは、こういう発言をされました。『衆議院・参議院を統合して一院制にするということが極めてプライオリティー、優先順位が高い政策になる』という、こういうお話だったのですけれども。萩生田さん、若狭さんのこの発言を見る限り、若狭さんの立てる新党が憲法改正をするか、しないかで言うと、1文字たりとも触るべからずという集団にはならないのではないか、つまり、広い意味での改憲勢力という意味から言うと、この人達は憲法改正の議論に乗ってくる人達ではないか。どう見ていますか?」
萩生田議員
「いや、何ともわからないですけれども、その他人様の政党が、まだできていない政党が、どういう勢力を誇示できるかわからない中で、そこができてきても得なんじゃないと聞かれても、政権与党としては自公連立でやっているわけですから、その中できちんと議席を確保する。その聞き方はあれでしょう、万が一この政党に議席を獲られても、改憲というテーマだったら一緒に組めるのではないかということを聞いているわけでしょう?」
反町キャスター
「まさにその通りです」
萩生田議員
「それは戦う前からしてはいけないと思いますので」
反町キャスター
「田﨑さん、もうちょっとわかりやすく説明していただくと、この人達は自民党から見た時に友好勢力になるのですか?敵対勢力になるのですか?」
田﨑氏
「これはまだ党の綱領も何もない状況ですから、わからないですけれども。友好、維新の党のその次ぐらいの距離感になるのではないか。民進党や共産党とは違う位置を占めるのではないかと思われますね」
反町キャスター
「なるほど」
田﨑氏
「ただし、一院制というのはセンスが悪いなと思いましたね」
小池議員
「だって、もともと若狭さんはれっきとした自民党の衆議院議員ですよ」
反町キャスター
「でも、あれだけ罵詈雑言を浴びせて出て行った人ですよ?」
小池議員
「いや、でも、れっきとした自民党です。その人が中心になっているわけですから、これはいろいろなバリエーションがあったとしても、自民党の補完勢力になることは間違いないと思いますし。だいたい言い出しているのが一院制でしょう。だって、現在みたいに、解散することがどうなのだという議論をしている時に、二院制だから選挙方式も違うし、改選時期も違うわけです。それでバランスをとっている時に、これで一院制にしたら、本当に大変な国になっちゃいますよ。これは国民…」
反町キャスター
「辻元さん、どうです?どう感じますか?」
辻元議員
「いや、唐突過ぎて、あれ、何かちょっと現在の政治の時流に乗ってないと言ったら変ですけれども、何かアラ?みたいな感じに思われて…」
小池議員
「滑っていますよね?」
島田キャスター
「30年後を見据えていろいろなことをやっていきたいと…」
小池議員
「いや、最初に滑っちゃったら終わりでしょう」
辻元議員
「いろいろな…、みんなの党とか、維新もそうでしたけれど、いろいろなものが新しく出てくるわけですよね」
反町キャスター
「柱を立ててね?」
辻元議員
「うん、なかなか継続していくのが難しいわけですよ。ですから、私は、今回、小池さんの人気というか、小池さんの存在というものは首都圏を含めて関東では大きいので、一定の数は獲られるのではないかなというようには見ているんですね」
小池議員
「ただ、小池知事も、情報公開、見える化と言っていたことが、どうなのだということで、かなりグズグズ、グズグズ、崩れてきているではないですか。築地の問題も迷走して。そういう意味で、最初の頃の、ファースト、小池、都知事、これ名前が小池って言いにくいのだけれども…。そういうのは、変わってきているのではないかなと思うし。新党はこの間、出てきては消え、出てきては消えしたけれども、身を切る改革だなんだと言っても、結局、中身がなくって消えていく。もうそろそろこういう新たな動きで、何か新たな日本の政治の希望を見出すというのは、国民は少し冷めた目で見てきているのではないかなと思います」
反町キャスター
「辻元さん、民進党を抜けた人達がこの人と政治行動を共にする可能性が非常に高い…」
辻元議員
「いや、民進党から離党された方々から一院制なんて聞いたことないわけですよ」
反町キャスター
「なるほど」
辻元議員
「ですから、戸惑っているのではないかしらと。わかりませんよ、心の底では一院制と、そういうのを思っていたかもしれないけれども、どうまとまっていくのか」
萩生田議員
「少なくとも政治経験の多い民進党離党組の人達がもっと前に出ないと何かおかしくないですか?新しい党をつくるにしても」
反町キャスター
「若狭さんが、たとえば、細野さんとか、長島さん…」
萩生田議員
「若狭さんの言うことを聞かないと小池さんの応援がもらえないのでしょう、きっと。だから、皆、我慢しているのではないですか?」
反町キャスター
「田﨑さん、通訳していただけます。実態はそう見た方がいいですか?」
田﨑氏
「若狭さんは、小池さんの存在があるから若狭さんが注目されるので、小池さんの存在がなければ、若狭さんは全然注目されないですよね。それが現実だと思いますよ」

萩生田光一 自由民主党幹事長代行 次の選挙で問われるもの 『信と真』
萩生田議員
「選挙ですから信を問うのですけれど、同時にこの国会で、前国会で国民の皆さんからある意味では不信を抱かせる結果になってしまいました。真実を常にきちんと、国民の皆さんに晒していくということも大事でありますし、真心も大事だと思いますし、そういう意味では、真、まさに心を大事にした選挙にしたいなと思います、もし解散するならば」

辻元清美 民進党幹事長代行 次の選挙で問われるもの 『安倍晋三』
辻元議員
「今度の選挙で問われるものは安倍晋三、総理そのものが問われるのではないかと思います。それは政治姿勢であるとか、安倍疲れではないけれど、あるのではないかとか、そういう選挙になるのではないかなと。それはご本人もやるとすれば覚悟してこられるわけだとは思いますけれども…と思います」

斉藤鉄夫 公明党幹事長代行 次の選挙で問われるもの 『政治の安定こそ日本の希望』
斉藤議員
「政治の安定こそ日本の希望、現在の安定を続けられるかどうか。この5年間の自公政権で経済が良くなりました、特に私、政治の責任として良かったなと思うのは、若い人達の就職が非常に良くなった。昔は本当に大学を卒業しても就職がないという時代が長く続きました。そういう中で経済改革を徹底したものにすると、それは安定こそ必要です。国内政治で足を引っ張り合うのではなく、安定した政治で経済の改革、デフレ脱却を完璧なものにする、このためにこそもし解散するとすれば、そういうことが問われなければいけないのではないかと思います」

小池晃 日本共産党書記局長 次の選挙で問われるもの 『民主主義』
小池議員
「根本が問われていると思うんです。民主主義、国の意思決定がいったいどういう経過で行われているのか、それがキチッと憲法というルールを守って行われているのかどうか、特定の人物のための利権政治になっているのではないか。国の最低限のルールが壊れつつある。だから、ある意味では、安倍晋三が問われているということと裏腹だと思うのですけれども。そういう根本が、このままでこの国はいいのだろうかということを、問うていくような選挙にしなければいけないのではないか、そういう選挙になっていくのではないかなと思います」
島田キャスター
「田﨑さんは、皆さんの意見を聞かれて、いかがですか?」
田﨑氏
「だから、これは大義名分がないとか、いろいろ言われていますけれど、野党にとっては政権に就くチャンスですよね。だから、そのチャンスを活かすという方へもっと注力しなければ、ずっと安倍政権が続きますよ」