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2017年8月7日(月)
櫻井よしこ×改造内閣 萩生田光一×政権命運

ゲスト

萩生田光一
自由民主党幹事長代行 衆議院議員
櫻井よしこ
ジャーナリスト

櫻井よしこ×萩生田光一 安倍政権『新生』で支持率は…
秋元キャスター
「先週木曜日、安倍総理は内閣改造を行い、第3次安倍再々改造内閣が本格始動しました。19人の閣僚のうち、13人が新たに入閣する大幅な改造となりましたが、これで国民の信頼回復ははかれるのでしょうか。今夜は、安倍政権の今後について聞いていきます。安倍総理は今回の改造内閣を結果本意の仕事人内閣と命名していまして初入閣6人を含みます、こういった布陣でスタートさせることになりました。まず櫻井さん、今回の改造にどんな印象を持っていますか?」
櫻井氏
「全体的に見ると、守りの姿勢というか、安定性というものを第一にしたのだなと思いますね。それはそうせざるを得なかったということだろうと私は思いましたね」
反町キャスター
「それは好意的な評価だと思ってよろしいのですか?」
櫻井氏
「極めてニュートラルな評価ですね。好意的とか、悪意的ではなくて、純粋に顔ぶれを拝見した時にパッと最初に思い浮かんだのがそういったことでしたね」
反町キャスター
「萩生田さん、いかがですか?守りとは言いませんけども、安定感を重視した布陣だと見てよろしいんですか?」
萩生田議員
「閣僚経験者が多数再登板されて、新閣僚は6名に留まりました、いずれも専門性の高い、それぞれ実力者が揃ったなと思っていまして。そういう意味では、総理がいみじくもおっしゃいましたけれども、5年前の政権奪還時の初心に帰ると。だから、今、政権奪還したら、どんなメンバーで組閣をするかっていうのを考えた時に、しかし、そうは言っても、全部ベテランでというわけにはいかないですから、6名の新人枠を確保して、全党見渡して、それぞれの分野で、それなりの実績のある安定感のある皆さんを選んだという、そういう内閣だと思いますね」
反町キャスター
「そうした中、江崎さんのニュースが今日ずっと出ていて、5日に地元での記者とのやりとりで、こういう発言をされました。記者から自身の国会答弁についてはと、本人の返事としては『ただ、もうしっかりお役所の原稿を読ませていただく』、『立ち往生より答弁書を朗読かな』と。軽いやりとりの感じなのですけれど、ただ言えることは、隠し撮りではなくて現場にカメラがちゃんと2台あったと、2台あったその前で話になっているにもかかわらず、江崎さんは雑談だという雰囲気でこう話していると。萩生田さんも官房副長官とか、いろいろな要職を務めになっている中で、テレビのカメラが回っているなかで話をする時に、これは雑談だと勝手に場面設定をして、そこで言ったことが記事にならないという前提でというのは、これは難しいと思うのですけれども、いかがですか?」
 
萩生田議員
「ちょっと私はどういう状況だったかわかりませんけれど、江崎大臣、江崎先生、非常にお人柄が良くて、サービス精神旺盛なんですね。たぶん初めての、役所の番記者の皆さんといろいろな懇談をする中で、初めて入閣をされたので、謙虚に役所に用意してもらったものをしっかり読み込んで、答えていこうという、そういう姿勢を示したのだと、私は良く解釈していますけれども」
反町キャスター
「この問題、そんなに広がりそうにもないのですけれども…」
萩生田議員
「だから、これをもって待ってましたとばかりに、失言だと言って、ワイドショーが騒ぐことが、果たして本当に国民のため、国家のためになるのかなというのは、私は言えないのですけれども、櫻井さんに言ってほしいなと思います」
櫻井氏
「この江崎さんの発言はどう見ても、政治家としてのTPOと言うか、わきまえていないですよね。自分の発言がどういう意味で捉えられ、どう広がっていくかということが考えられなかったという意味においては、江崎さんはこういう責任ある立場にこれまでお立ちになったことがあまりないわけですよね」
反町キャスター
「閣僚、初めてですよね…」
櫻井氏
「うん、それともう1つは、メディアの側もすごくおかしいと思うのは、これは官僚の言うことばかり聞くのかと、政治家としての役割はどう果たすのだという意味で批判されているわけですよね。でも、加計学園問題などでは政治主導はけしからんと、でしょう?前川さんが行政を政治が歪めたと言うことに、私は歪めたとは全然思っていませんし、愛媛県知事の加戸さんのお話を聞くと、歪められた行政が正されたのですとおっしゃって、私はそちらの方が正しいと思いますけれども、ワイドショーも、テレビのニュースも政治主導を否定したわけでしょう。こういうことを言う方を、皆、本当は持ち上げなければいけないわけですよ、終始一貫するとしたら。それを現在、ワイドショーは叩いている。ワイドショーの皆さん方は、識者だか、タレントの皆さん方はどこにご自分の判断の基準を置いているのか、番組の基準はどこにあるのか。これは皆さん、見ている人が賢くならなければいけないですよ。この問題については、反対側の基準を使います、この問題については元も基準に戻ります、こんなメディアに私達はなぜ振りまわされるのですか。私達の国のことを考えるのに、もう少し私達は頭を使ってちゃんと見ないといけないと思いますね」

首相『側近』が語る内閣改造の舞台裏
反町キャスター
「新人事のポイント、もう少し内閣の話を聞いていきたいと思うのですけれども。気になったのはこの2人、特に野田さんの話が耳に残ったのですけれども、2人とも次の総裁選に出る、特に野田さんは必ず出ると言っているのですけれども、こういう人材を起用すること、これは櫻井さん、どう見ていますか?」
櫻井氏
「野田聖子さんのことを、私はよく存じ上げているわけではありません。何回かご一緒したことはあるのですけれども、まったく哲学みたいなものを感じられない人ですね。すごく元気でいらっしゃることはすごく良いことだと思うんです。とても元気な女性で、それは良いなと思うのですが。たとえば、7月の今年の12日でしたか、劉暁波さんが危篤状態に陥っていて、翌日に劉暁波さんが亡くなるんですよね。その時に、アメリカのトランプさんは13日にマクロンさんと会っていて、記者会見した時に習近平さんは偉大なヤツだとか、習近平さんのことをすごく褒めた、でも、劉暁波さんのことには一言も触れなくて、批判されて、ホワイトハウスはその5時間後にお悔やみの大統領のコメントを出したんです。でも、議会の方はもっとすごくいろいろとやっていて、いろいろな人達が劉暁波さんに対しての、民主化のリーダーであって本当に残念だとか、中国政府は恥を知れとか、アメリカ議会はすごく強いメッセージを出していたんです。そのちょうど12日に、野田さん、中国に行っていますよ」
反町キャスター
「ほう」
櫻井氏
「行っている。女性議員達と一緒に。12日に行かれたからたぶん13日もおられたのではないかと思うのですが、では、彼女が中国で何をおっしゃったのかは何も伝わってこない。おそらく劉暁波さんのことについてコメントなさらなかったのではないかと思うんです。私は劉暁波さんに会ったこともありませんけれど、彼の零八憲章を何回も読みましたし、現在の中国というのは、こういう民主化リーダー達がいつの日か必ず、一定の土台を占める国になると思うんですよ。現在みたいに中国共産党1党支配で、もう締めつけて、弾圧して、虐殺して、拷問して、反対論を抑えつける国で、これからもずっとあり続けるわけがない。現在でさえも強権手段で、治安維持のお金が軍隊のお金よりも超えているというわけでしょう。国民に対してですよ、締めつけをするこの予算が世界第1、第2の軍隊のお金よりも超えているんですよ。そうやって、ようやく治めている中国共産党の治世はどこかで必ず崩れますね。その時に必ず中国は民主化を求める人達の声が出てくるんです。私はその人達に希望を託しているのですけれども。野田聖子さん、何をおっしゃったか。私はそのことを1つ見ても、総理を目指すのは本当に目指してほしいと思いますけれども、その資格はないと思って、現在の段階では。うんと勉強なさって、研鑽してもっともっと成長して、政治家は何たるものかということをちゃんと認識できるようになったら、その資格は出てくると思います」
反町キャスター
「野田さんは、次の総裁選に必ず出ると言いました。20人集めなければ出られないのだけども、過去にそういう失敗をした時もあったのですけれども、そういう気持ちを持っている人が閣内にいると。次の総裁選挙まで野田さんが閣内に留まるとした場合、総裁選が近づけば近づくほど、我々は、野田さん出るんですよね、争点はどこですか、何をポイントに安倍さんにチャレンジしますかとずっと聞き続けますよ。それが閣内の不一致に至るとか、重要法案における態度の不鮮明とか、足並みの乱れにつながるとか、結果的にウイングの広さを見せようとした組閣がまわりまわって自分のところにまた刃が戻ってくるような、そういうリスクを内包した人事になっていませんか?」
萩生田議員
「それは大臣を受ける段階で内閣不一致を前提に入る人はいないと思います。だから、そこは良識を信じたいと思いますね」
反町キャスター
「なるほど。そうすると、野田さんはその良識を腹の中に収めながら、いつの日か来る総裁選で、何で安倍さんと勝負しようかと…」
萩生田議員
「たぶん近い人達からは、安倍さんに取り込まれたのかと、こういう批判もきっとあったのではないかと。ですから、そういう人達に対するメッセージとして、私のチャレンジする気持ちは変わりませんよと。一方、大臣として、安倍内閣の一員として、しっかり支えますよという。両面持っていることの1つを伝えたかったのではないかなと思います」

『新生』安倍政権に期する課題
秋元キャスター
「新しくなった自民党役員の顔ぶれはこのようになっています。副総裁の高村正彦さんが留任、幹事長の二階俊博さん、こちらも留任です。総務会長は国会対策委員長を務められていました竹下亘さん、政調会長には外務大臣を務められていた岸田文雄さん。選対委員長に塩谷立さん、国対委員長に森山裕さん。そして、幹事長代行に萩生田さんが就任されたということです。萩生田さん、今回の幹事長代行就任について安倍総理からはどういった話があったのでしょう?」
萩生田議員
「はい、改造の前日に党に戻って党の立場で支えてほしいというお話がありました。幹事長代行というお言葉をいただいたので、私が代理ではないのですかと聞き直したのですけれども、よく考えてみれば代理ですかと聞き直すのも僭越なぐらい私は経験不足ですから、そういった意味では、非常に恐縮して、自分で務まるかということは自問自答したのですけれども。1つ感じたことは、とにかく原点に戻ろうと、5年前の政権奪還のあの気持ちに戻ろうと。全員で党も内閣も前に進めていこうと言った時に、その原点の時は、私は党側にいましたので、そういう意味では、そちら側に戻るというのが1つと。自民党という政党は、国会議員だけの政党ではないのだと、地方議員、地方組織を含めた、皆さん方の政党なのだから、そういう代表者の想いで代行職を務めてくれと言われたので、非常に身分不相応だという思いもありますけれども、お受けをしました。私が誰かの2世、3世の議員だったら当選4回この経験で幹事長代行になっても納得しちゃうのが自民党です。だけど、私だから面白くないと思う方もきっといらっしゃるのだと思います、なぜならば世襲ではないから。ここも自民党の弱点の1つだと思っていまして、いみじくも総理が、全国組織のそういう地方の皆さんの想いも背負って党に戻ってくれと言われたのは、私が地方議会で、言うならば叩き上げでずっとやってきた。ですから、大臣経験はありませんけれども、しかし、これまでの、地方議員からやってきた党の経験は他人の以上あるわけだから、26年間やってきているわけだから、その経験の全てを使って、党の中で全国の皆さんの声もしっかり聞いてくれというその総理の想いを、私は僭越ですけれども、受け止めて、お受けをさせていただいた次第です」
反町キャスター
「確かに2世が多いですよね。党の役員もそうですけれど、閣僚を見ていても2世の人達が非常に多い」
萩生田議員
「お父さんに世話になったと言うと、私、当選同期の皆が部会のなんとか副とかになるんですよ、私だけならないですよね。なんでなのだろうと思ったら、そういう人達はお父さんにお世話になったからという人達が1期生でも役員に就けるんですよね。だから、私はそういう意味では、役員に就くのが…」
反町キャスター
「それは縁故主義みたいでよくないでしょう?」
萩生田議員
「そういう一面があることは否めません、ウチの党は。だけど、そこもまた変えていかなければいけないと思っていまして、あんなヤツがと、こんな経歴のヤツがとご批判があるかもしれませんけれども、そういう者もいるのだということを国民の皆さんに知っていただこうと思っています」
反町キャスター
「たとえば、今度、茨城の県知事選があるとか、補欠選挙が10月22日でしたか、2つありますよね。そういったものについてもちろん、一義に選対長や幹事長がやったりするのですけれども、萩生田さんなりの地方の経験もある別の形のアプローチをしていく、そんな気持ちでいるのですか?」
萩生田議員
「私は、塩谷先生のもとで、林代理とともに選対の方の役員も兼務することになっています。ですから、候補者の選定、これから補欠選挙はともかくとして、実際の選挙に向かって、現在のままで誰1人代えることなく、前に進むのかどうかというのは、かなり覚悟を持って臨まなければいけないと思っています」
反町キャスター
「それは現職という意味ではないですよね?」
萩生田議員
「いや、現職の支部長であっても、地元での活動が疎かな人、あるいは党員を集められない人、こういったことを見直すべきではないかとは思っていますね」
反町キャスター
「現職の支部長で党員集めのノルマを果たせない人はたくさんいて結構、皆さん、ヒーヒー言っていますよね?」
萩生田議員
「だから、これまでは、なあなあだったのですけれども、ここはある意味では鬼になって、しっかりやり直さないと党員の皆さんの信頼を失っちゃいますよ、まずは」
反町キャスター
「そこの部分というのは、現職以外と言うと、落選中のいわゆる立候補予定者の皆さんはもっと厳しく見られるとこういうことになるわけですか?」
萩生田議員
「そうですね」
反町キャスター
「でも、現在ほぼほぼ埋まって…、そうでもないか?」
萩生田議員
「ほぼほぼ埋まっているから、まさか自分が代えられるとは」
反町キャスター
「そう、現職は皆そう思っていますよ、思っている、思っている…」
萩生田議員
「原点に戻って、緊張感を持って国民の信頼回復に向けて全力で努力しようと。それにはそのくらいの決断も秘めているということを申し上げたい」
反町キャスター
「現在言われた、差し替えも含めて検討するというのは党員名簿の作成とか、いろいろ手順の話されるけれども、一義的にはスキャンダルが頻発している2回生に対して集中的に、規律というか、教育係を頼まれていると、こういう理解?」
萩生田議員
「そこまでストレートな話は受けていませんけれども、そういうことも私の役目の1つだと思っています。たとえば、派閥政治が随分批判されましたけれども、人が縦でつながって何かことに当たる、学ぶのは結構大事なことで、何の業界もそうですけど、同業者の先輩は鬱陶しいですよ、うるさいですよ、だけど…」
反町キャスター
「反論しづらい」
櫻井氏
「メディアだって」
反町キャスター
「続けて、続けて」
萩生田議員
「あとになると良いことをあの時に教えてもらったなという、そういう世界に僕らは身を置いてきたのですけれども。現在その縦の活動ではなくて、横展開ですよね、同期で皆さん、飲んだり、食べたり、勉強したり、というので。うるさい人達がだんだん自民党もいなくなっちゃいましたから。ですから、そういう意味では、本来そんなことは誰かが教えているのだろうということも穴が開いてしまっていたのではないかなと私も思いますので、そこは小姑ではありませんけれども、党に戻りましたので、想いというのをしっかり伝えて…」
反町キャスター
「怖い人が昔、いましたよね?」
萩生田議員
「怖い人、いました…」
反町キャスター
「山中貞則さんみたいな、近づくと本当に…」
萩生田議員
「いや、当選1期の時に、二階さんが怖くてしょうがなかったですよ」
反町キャスター
「そういう存在になるわけですね?」
萩生田議員
「いや、なりたくないですけれども、しかし、ここは本当に緊張感を持って、本当に自民党で大丈夫なのだね、本当に自民党やってくれるんだね、ということを、現在、国民の皆さんが確認をしている時だと思いますよ。だから、いろいろなことでけしからんなと思いながらも、現在の日本を守って、しっかりやってくれるのは自民党しかいないと思っていて、もっと積極的に応援したいと思っている人達が、次の一手が出ないから、都民ファーストではないけれども、とりあえず1回違うところに入れてみようかということが起きてしまっているのだと思うので。ここは政権政党としての矜持というのを取り戻して、しっかり1つ1つやるべきことをやっていく、そのことに全力を挙げたいと思います」

『憲法改正』自民党内『慎重論』
秋元キャスター
「6日午前に行われました新役員の共同会見で憲法改正の行方についても注目が集まりました。まず二階幹事長ですけれども『重大な問題だけにそう急いでゴールを見いだすことはない』、高村副総裁は『臨時国会の改正案提出という目標は絶対ではない』、岸田政調会長は『党内で丁寧な議論を続けることで国民の理解も進む』と話されました。同じ日の夕方に安倍総理も会見で『スケジュールありきではない。党主導で進めていってもらいたい』と明言されています。櫻井さん、安倍総理をはじめ、党役員から慎重な声があがっているわけですけれども、どう感じますか?」
櫻井氏
「とても慎重で、これからどうなるのかなということは感じますけれども。たとえば、高村さん、あの方は非常に立派な方ですよ、憲法改正しなければいけないとすごく信念をお持ちになっていらっしゃる。ただ、政治というものは、国民世論を見ながらやらなければいけないわけですから、だから、何かの目標が絶対で、これが1ミリもぶれないということではないという意味でおっしゃっているのではないかと思います。私は、高村さん、本当に立派な方で尊敬していますし、信じています。岸田さんはもともと憲法改正にあまり積極的ではない方ですから、岸田さんは現在正直なコメントをおっしゃっているのだろうと思います。二階さんという方は先ほど、萩生田さんが怖かったとおっしゃったけれども、二階さんほどのタヌキはいないわけですから」
反町キャスター
「すごく嫌そうに…」
櫻井氏
「いや、二階さんというのは本当に周りを見ながら、老獪の中の老獪と言いますか、そういう方ですから、局面が変われば、これは今、憲法改正しなければいけない、するべきだと思ったら、そちらに上手に皆を引っ張っていきながら、本当に手品みたいになさる方なのだろうと思いますよ。そういったいろんな人達を抱えながら、安倍さんが、スケジュールありきではないと、党主導で進めていってもらいたいと、これは当たり前の話ではないですか。だって、官邸が何月何日にやれということを、党総裁としての希望は出すことができるでしょうけれども、これは党が、自民党が決めて、公明党と相談をして、国会で議論をしてやることですから。よくよく考えれば皆、当たり前のことを言っている」
反町キャスター
「萩生田さん、この一連の党幹部の発言と言うか、総理の発言に尽きるのですけれども。以前のように60%の内閣支持率がある時のようには進められないぞという政治家としての直感を総理は述べられているような印象を受けるのですけれども、そこはどう我々は受け止めたら、よろしいですか?」
萩生田議員
「5月3日のビデオメッセージ以来、改憲についてはかなり加速して、言うならば総裁の立場で党内に発破をかけてきたわけですね。その成果は表れつつあって、かなり議論は加速を始めたわけですけれども。一方、つい最近申し上げた、臨時国会に法案提出ということになりますと、それはそのスケジュールに沿って国会も動かしていかなければならないのですけれども、まさに、繰り返しになりますけれども、5年前の政権奪還の原点に戻ろうと。あの時の原点は何なのかと言ったら、もちろん、憲法改正という大きな旗は掲げましたけれども、しかし、そこには経済最優先で国民の皆さんの暮らしを豊かにして、少し安心感を持って将来のことを考えられる余裕が出るような、そういう環境をつくろうということが1丁目1番地だったんです。まだきちんと成果が出し切れていない中で憲法議論が追い越して先に行くというのはなかなか難しい。だから、一部軌道修正をして、決して歩みを止めるつもりはまったくありません、党としてもしっかり議論をして、できるだけ早く党内の考えをまとめて、また、友党との議論も深めて、わが党だけや友党だけでなくて、野党の皆さんとも当然これまで通り、この議論を深めていきたいと思っていますけれども。前に進むためにも少し落ち着いてやりましょうっていうことを呼びかけたのだと思っています」
反町キャスター
「ただ、これまで言われていたようなテンポで、年内に取りまとめて、来年の通常国会の会期末には憲法改正発議だという形になっていくとすると、スケジュール感の中でこの10・22の補欠選挙、その前に茨城の県知事選もありますけれども、補欠選挙はある意味、瞬間風速を表す非常に微妙な、結果が1議席、2議席なのにもかかわらず政権に対する心理的な圧迫が強いものではないですか。その心配というのはありますよね?」
萩生田議員
「ないと言ったら嘘になりますけれども、この2つはもともと自民党の議席ですから、これは何としても獲り返す、獲り戻す、そのつもりでいます」
反町キャスター
「それだけにこれを失うようだったら大変な逆風の証拠になってしまうわけですから、それを考えると憲法より暮らしだという旗を、本人の真意のどのくらいの部分かというのはまたどこかで聞ければと思いながらも、そこを掲げざるを得ないという苦しさみたいなものは近くにいて感じる部分はないですか?」
萩生田議員
「支持率がこれだけ下がって、国民の皆さんから不信を買ってしまった、先の国会運営は冷静に考えて少し荒っぽかったなと。総理の答弁も改憲の議論は読売新聞を熟読してくれと国会で答弁をしたり、3秒考えてみれば誰でもわかると答えてみたり、そういう意味では、今回、反省から始まったというのはまさにそこだと思うんですね。これは総理だけではなくて、我々も同じ思いがどこかにあったと思います。ですから、当初この加計の問題が出た時には、私は、他人事で話を聞いていましたけれども、だんだん真ん中に寄せられて、気がついたらド真ん中で、あの嵐の中に置かれてしまったのですけれども。しかし、そこは私自身の振る舞いにも原因があって、野党の皆さんの質問にこちらは自信があるものですから、余計こんなことと思って答えてしまうその姿が、結果として皆さんに間違ったメッセージになって、そのあとたまたま出てきたスナップの写真、2013年5月ですから、私の答弁とは全然、不具合はないんですよ。時系列で言っても、その時に初めてバーベキューで一緒になったので、それまでは親しく食事をしたことも1度もないので、何の嘘もついてないけれども、この写真が出てきた瞬間にアイツ嘘ついているのではないかという印象づくりをされてしまったら、皆さん、そう思っちゃったんですね。私は野党の皆さんが共謀罪の議論で大丈夫なのか、大丈夫なのかと言っていたのを、ああこういうことなのだと、たった1枚の写真で、お前ら共謀していたな、と誤解を招くようなことがあってはいかんなというのが逆に今回あらためて思いましたけれども。そういうイメージ操作と言うと、我々に非がないかのように聞こえてしまうのですけれど、しかし、私達の振る舞いにもそういうことがあって、結果として国民の皆さんの不信を得てしまったわけですから、ここは信頼回復のために原点に戻って1つ1つ結果を出していくと。1番大きな結果を出さなければいけないのがこの憲法改正なので、優先順位を細かいことの1つ1つをやらないで、こちらが先だというわけにはいかないという、そういう原点だと思います」

憲法論議の行方とスピード感
反町キャスター
「5月3日の、安倍総裁のVTRメッセージの中では、憲法改正について4つの提案があったんですよ。僕ら9条、9条と9条のことばかりやっているのですけれど、あの時の安倍総裁としてのメッセージの中では、9条の自衛隊の明記、教育の無償化、緊急事態条項、これは衆議院の緊急事態条項、解散を延期するというヤツです、参議院の合区の解消問題、この4つの問題を安倍総裁はその時に提案をされたのですが、今後の憲法の議論というのはどれも並行で進んでいくようなイメージなのですか?それとも、まったくスクラッチで、白紙から始まるのか?それとも、安倍さんがあの時に言われたように、9条1項、2項を残して自衛隊の存在を明文化するというのを軸に進めていくのか?」
萩生田議員
「これは切り口が人によっていろいろ違うからこそ今日までまだまとまっていないわけですけれども。総理は、総裁としてこういう4つの提案を5月3日にされたのは事実でありますから、これは、皆さん必要性は、党の中でも皆さんが理解していることですね。高等教育の無償化というのは、無償化とダイレクトに言うのかどうか、ちょっと違う言い方をたぶんしたと思うのですけれど。まさにここで人づくり革命というのをスタートします。新しい政策の旗を掲げて、どんな家庭に生まれ育っても、経済的にどんな差があっても、子供達は自分の夢を追いかけることができる国にし直そうではないかと。たとえば、私学というのは現在、憲法上認められていなくて、私学助成というのは議員立法でわざわざ外からルールをつくって助成しているのですけれども。高等教育も同様に、あらゆるルートから山を登ることができるようにしていこうということですので、憲法との整合性というのをもっていかないと、つぎはぎで法律をつくっていかなければならなくなっちゃいますから、ここはそうなってくると憲法改正が必要だよねと。あるいは参議院の合区と書いてありますけれども、衆議院の1票の格差に基づく選挙区割、ちょっと異常な状態で。人口の移動があればその度にずっとやっていかなければならないわけですね。果たして自治体を2つにも、3つにも切り刻んで、そこに住んでいる人達は同じ市、同じ区の人なのに衆議院の代議員は違う人だというのは本当にいいかと言うと、そういうことも含め、戦後72年、歴史の中でドンドン時代が変わっていく中で憲法だけが変わっていなくて不具合がいくつもあるということは、国民の皆さんも少しずつわかってきてくださっていると思います。憲法改正と言うとどうしても9条のことばかりクローズアップがされてしまうので、私が、たとえば、9条は後まわしでいいと言うのも、これもまた大変なことになっちゃうのですが、9条のことや自衛隊を明記したいということもすごく大事ですけれども、ここは最大公約数としてどこだったらまず手をつけることができるのか。これはわが党だけではなく、友党の皆さん、先ほども申し上げた野党の皆さんとも話をしていく中で、憲法改正というのは前に進めていきたいと思っていますので。必ずしもこの4つを並べて、全部やっていくのだということではないです」
櫻井氏
「先ほど、経済に優先度を置くというような話がチラッとありましたけれども、安倍総理のお考えの中で、わかりませんよ、直接おうかがいしたわけではありませんから、でも、お考えの中では、経済を一生懸命やりながらも絶対、憲法も一生懸命やりたいと、同時進行で思っているはずなんですよ。なぜならば経済だけ良くて、安全保障が疎かになって、どういうことが起きるかと言ったら、国家の基盤は経済と安全保障。経済だけ良くて安全保障がダメな国は外から滅ぼされるんですよ。反対に、安全保障だけ良くて経済がダメな国は内側から滅びていくわけですね。だから、日本は外から滅ぼされるような状況に下手するとなってしまっていると。だって、北朝鮮有事の時に何ができるのか。事実上、何もできないですよ。安保法制が成ったとは言え、ほとんど何にもできない状況の中で、アメリカ頼みですね、アメリカがずっと未来永劫守ってくれるわけがありますか。そう思うと、いろんなことを考えないといけないわけで、政府の最大の責任は国民を守ることでしょう、国民の生命と財産を守ること、国土を守ること。この政府の責任を果たすためにはきちんと憲法を改正して、整えないといけないですね」

『新生』安倍政権・憲法改正の展望
秋元キャスター
「改憲議論の進め方について、先週、伊吹元衆議院議長を迎えた時に、プライムニュースでこう発言されています。『自民党だけで憲法改正案をまとめて、ポンと国会にもってきて、これから3分の2を形成する努力を国会でやるというのは、現実的な手段としては非常に難しい。党で議論しながら並行的に憲法審査会でも議論して、お互いの党へ持って帰ってやっていくなど、いろんなやり方がある』と話していました。萩生田さん、今後の議論の進め方についてどう考えますか?」
萩生田議員
「うん、最も正攻法なやり方だと思いますよ、はい」
櫻井氏
「ただ、伊吹さん、重鎮でいらっしゃるけれども、申し上げたいことがありますね。正論をおっしゃっているんですよ、あそこに書いてあるのは、自民党だけではダメよと、憲法審査会でも議論して皆の意見を聞きなさい。その通りだけれども、憲法審査会、過去に何していましたか。寝ていたわけでしょう、何にもしなかったわけでしょう。本当に進んでいませんでしたよ。私、ときどき取材しましたけれども、いつ話を聞いても同じ。何もしていない、お勉強をしている。だから、私は、5月の1日でしたか、憲法改正を推進する議員連盟のそういうところへ行ってお話をした時に、憲法審査会の皆さん、何をしているのですかと、今、お勉強する時間ではないでしょうと。何十年お勉強したらわかるのですか。今は憲法改正の具体案を出して、これを議論して、1日も早く憲法改正すべきですよと言いました。伊吹さんにもそれを申し上げたい。伊吹さんはおそらく安倍さんが単独でドンドンやるのはけしからんよというニュアンスを込めていらっしゃるのではないかなと、この文言から感じたのですけれど、むしろ私は、党の重鎮としては自民党の党是は憲法改正、自主憲法制定でしょう。そこで何十年も重鎮をしていらしていて今さらなぜこんなことをおっしゃるの。そのことを、むしろ私は聞きたいですね」
反町キャスター
「萩生田さん、総理・総裁が言われたみたいに、とりあえず年内に自民党としての改正案を取りまとめて、来年の通常国会に合わせて衆議院・参議院の憲法審査会に出して、それでそれぞれ与野党の意見を取りまとめるという、こういう段取りなのか、ないしは党内取りまとめと並行して、少なくとも与党、場合によっては野党第1党も含め、提出前の揉み込みをちゃんとやった方がいいのではないかという、こういう話だと思うのですけれども、これは全然、手順として違いますよね?」
萩生田議員
「だから、それは櫻井先生が解説したこれまでこのスタイルでずっとやってきていますから、正論だと思いますよ、だけれども、党としては1度は期限を切って、それまでに自民党案をまとめて、それを与党の中で議論をして、という手続きは説明しているわけですから。要は、スケジュールありきではないと申し上げたのは、これが1丁目1番地、とにかくイの1番でやるのだということだけではないということだけを確認したまでですから。繰り返し申し上げていますけれども、旗を掲げ続けながら、歩みは止めないと、やるべきことは党内としてきちんとやっていきます。最初からどういうフォーメーションでいくかというのを決めるよりは、まず自民党の党内の議論というのをまとめて、自民党案というのを正式に出せる準備をするということでよろしいのではないでしょうか」
反町キャスター
「こういう質問をして変な話になっちゃうと困るのですけれども、自民党の改正案の取りまとめというのは、年内という縛りはなくなったのですか?それとも、事実上それはまだ生きていると思っていいのですか?」
萩生田議員
「いや、だから、そこはお尻を切って話をするのではなくて、やっていくということですよね」
櫻井氏
「国民の立場から考えると、本当に早くやらないとダメですということですよ。この前、大変面白い体験をしたのですけれども、アメリカの学者で、すごくリベラルで、民主党員ですけれども、常に日本のことを批判的に見ていた、長年の友人でもあるんです、何十年の友人でもあるのですけれども。その方はこれまで何回も何回も、私達、憲法改正がどうだとかで、自衛隊はどうだとかで、いろいろな日本のことを話してきた時に、常に日本が憲法改正なんかしてはダメだと、自分自身は、日本は弱い存在でいてほしいと、ね。現在でも日本は弱い存在でいてほしいと思うのだけれども、でも、これだけ国際社会が変わった現在は、日本は憲法改正せざるを得ないのではないかと、ビッグD.デモクラッツが言いましたよ。私は彼にあなたのような意見はアメリカのリベラル勢力の中でどれくらいの比重を占めているのですかということを聞いたんです。残念ながらまだリベラルの中では、日本が憲法改正した方がいいという意見は少ないと思うけれども、自分は他のどの人よりも日本のことをよく知っていると思う、と。このかなり有名な人ですけれども、その方が日本は憲法改正を今しないといけないねと言い始めたのに私はちょっと感銘を受けたと言うか、ビックリしたと言うかね。それだけ国際社会は変わっているんです。国際社会が現在、変わっているから、中国もドンドン己の道を歩んでいると。アジアの国々は皆、影響を受けている、ヨーロッパも己の道を歩もうとしている。これまでの価値体系であるとか、制度というもの、枠組みというものが、今ほど大きく変わっている時はないわけですよ。この変化に私達が対応できないとしたら日本は本当に沈むと思いますよ。沈んだ時にどうするのかということ、沈まないために私達は手を打たなければいけないわけで。そのためには国民の立場から、自民党の皆さんに言いたいと思います、何をグズグズしていらっしゃるのと、ちゃんとやってくださいね、ということを申し上げたいと思いますね」

『安倍外交』の課題と展望
秋元キャスター
「来月6日、7日にウラジオストクで東方経済フォーラムがありまして、ここで安倍総理とプーチン大統領の首脳会談が行われる予定ですけれども、首脳の中でもプーチン大統領と安倍総理は最も頻繁に会っている仲で、日露交渉について具体的な進展が見られないというのが現状です。櫻井さん、日露交渉の先行き、どう見ていますか?」
櫻井氏
「難しいですね。難しいけれども、日露交渉で簡単に北方領土が帰ってくるとか、そういったことは見通せませんけれども。現在、国際社会の勢力図を見ると、アメリカと中国、北朝鮮問題で厳しい対立に入るかもしれませんけれど、トランプさんの家族の中国とのつながりとか、それから、いろいろなことを考えるともしかして米中接近ということも考えられないわけではないですよね。そうした時に、日本はどうしますかということがありますね。だから、安倍さんとしてはいろいろなところにヘッジしなければなりませんよね。アメリカ一辺倒でやっていくということは、現在の時代、アメリカを信頼しつつも、危険性を伴いますから。地球儀を俯瞰した外交というのを安倍さんずっとなさってきたわけで。その1つとして、日本とロシアの接近、これは中国を牽制しますね。中国を牽制すると同時に、日本に対してもっと大きな選択肢を与えてくれるという意味で、世界戦略という意味では、いろいろなところに手を伸ばしておくということはより良いことなのだと思います。ただ、プーチンさんの現在の窮状、彼は選挙も控えていますし、それを考える時に、領土問題を論じることができるのか。領土というのはどの国の国民にとっても非常にナショナリズムを掻き立てる要素ですよ。日本人は1番それが少ないと思います。なぜならば、中国の資本に100ha単位の土地、あちこちに買われても、誰も本当にそんなに怒らない。それから、九州に相当する部分、土地の所有者がわからないというようなところ。私達は海に囲まれていますからすごく呑気ですけれども、この土地問題、それから、領土問題というのはすごくナショナリズムに結びつきますから、プーチンさんといってもこれに手をつけるわけにはおいそれといかないから、だから、進展は容易には見込めないと思いますけれども、世界戦略という意味でなさっているのだと思います。ただし、見通しはどうですかと聞かれれば、内実を知りませんけども、知らないが故に非常に厳しいだろうと見ています」
反町キャスター
「萩生田さん、いかがですか?皆が心配している日露の行方は」
萩生田議員
「来月の、ウラジオストクのフォーラムの際に首脳会談をやろうということになっています。実現をすれば19回目の安倍・プーチン会談、今年は1年で3回目ということになります。で、櫻井先生がお話になられたように、70年間、平和条約も結べない、島もまた取られたままこの状況が続いているわけですから、そんなにポン、ポンと前に進むとは我々も思っていませんし、そんな簡単ではないと思っています。しかし、少なくとも安倍総理とプーチン大統領との間には着実な信頼関係というのは培ってきて、まさにその問題点もいろいろ整理をしてきました。北方四島における共同経済活動も具体的に、これは世耕大臣を中心に現在メニューの整理をしていますし、また、飛行機による墓参もこの前、天候不順でダメだったのですけれど、是非これは実現をさせたいと思っていますし、また、その方向で、両国で話をしていますので、そういう積み重ねのうえに、是非、平和条約締結に向けてがんばっていきたいと思っています。誤解を恐れずに申し上げれば、プーチンさん、国内でいろいろな事情がありますけれども、3選を果たせば怖いものはなくなるわけですよ」
反町キャスター
「来年3月の大統領選以降…」
萩生田議員
「…と私は思っているんですね。逆に言うと、安倍・プーチンの時代でなければ、これもまた解決をする機会を逃してしまうのではないかと思っています。せっかくこれまで大事に積み上げてきた信頼関係があるので、この延長でいきなり全てを解決することはできなくても、少しずつ、少しずつ前に進む努力を政府と党はしていきたいなと思っています」

ジャーナリスト 櫻井よしこ氏の提言 『志定まれば道あり』
櫻井氏
「志定まれば道あり。この文字、この言葉の通りです。だから、志をきちんと定めて突き進んでほしい、そうしたら国民はついていって応援すると思います」

萩生田光一 自由民主党幹事長代行の提言 『一つ一つ結果を出す!』
萩生田議員
「1つ1つ結果を出す。組閣の日に結果本意の仕事人内閣と命名を総理がしました。我々は足かけ5年に渡って政権をお預かりしてきて、ここで国民の皆さんから不信を得てしまったわけですけれども、政権奪還の時の原点に戻って、政策で1つ1つ結果を出して、信頼回復をして、日本を前に進めていきたいと思っています」