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2017年8月3日(木)
内閣改造を総力検証! 就任会見を続々生中継

ゲスト

片山さつき
自由民主党政務調査会長代理 参議院議員
大塚耕平
民進党政務調査会長代理 参議院議員
山下芳生
日本共産党副委員長 参議院議員
山田惠資
時事通信社解説委員長

総力検証!内閣改造 新たな『顔』と政権の『命運』
秋元キャスター
「安倍総理は今日、党役員人事と内閣改造を行い、第3次安倍再々改造内閣が発足しました。つい先ほど、菅官房長官が会見を行い、終わりました。このあと、新閣僚の就任会見が続々と行われる予定です。永田町と中継をつなぎながら、内閣改造と党役員人事、安倍政権の命運を総力検証します」
反町キャスター
「山田さん、どんな感じを持たれましたか、総理の今日の喋り?」
山田氏
「会見ですね…」
反町キャスター
「会見」
山田氏
「会見の方は脱安倍色と言いますか、安倍カラーを極力薄めようということなのかと。それを象徴している言葉というのが憲法改正です。ご自身が5月の3日に憲法改正を2020年までに施行したいということをおっしゃって、これが大変大きな波紋を呼んだと思うのですけれど、ここでもお話をしたと思いますけれど。それについて『スケジュールありきではない』と今日おっしゃった。これは、我々的に言うと、軌道修正だと思います。安倍さんは自分の、いわゆる政治的な遺産として、憲法改正をなんとしても任期中にやり遂げたいという、これはこれで賛否両論が出たということはメッセージとして強かったと思うのですけれど、それを今日の言葉で『スケジュールありきではない』という言葉まで言い切ったということが、ここは安倍さんの中での政策の優先順位が、少なくとも今日の時点では変わったことをはっきりと言われたと。それから、もう1つは、経済優先という言葉を経済、今日、最優先という言葉を、あるいは最重要課題という言葉を使われました。これまでも経済優先をおっしゃってきましたけれども、これまでの文脈というのは最終的に憲法改正を目指すための、いわゆる自分の総理在任期間を、しっかりと確保するためには、株価が高いこととか、それに対する支持率が高いことということで、どうしても安倍さんがおっしゃる経済というのは自分の任期を確保する、最後は憲法改正を実現するための1つの、言葉はちょっと悪いかもしれないけど、手段であると見えてきました。しかし、今日の強い言葉で『スケジュールありきではない』とおっしゃったということはひょっとしたら優先順位が本当に変わったのかなということを少なくとも推測させる言葉であったと。実際にそうなるかどうかは、これからちょっと注目かなと」
大塚議員
「言っていいですか?これね、今まで我々も思っていたのは、安倍さんの総裁再選、3選はですね、大前提で、それは憲法改正を実現するためであると。つまり、おっしゃるように、憲法改正がアジェンダの第1番にあったわけですね。ところが、このままでは3選はあり得ませんから、3選を実現するためにさまざまなものを全部、軌道修正してきたと見えます」
憲法改正の行方は
反町キャスター
「大塚さんの感覚で言うと、憲法改正は『スケジュールありきではない』という総理の発言は、年内に自民党案の取りまとめ、来年の通常国会での憲法改正発議という、総理が途中まで言われて、我々がそうだろうと思っていたスケジュールが随分後ろ倒しになっていく。事実上このスケジュール感はなくなったと見てもいいぐらいですか?」
大塚議員
「現時点ではそうなのですが、ただこれで本当に支持率が安倍さんの思い通りに回復したりして、また、3選確実という状況になったらスケジュールが変わってきますよ」
反町キャスター
「山田さんは、そのへんどう見ますか?」
山田氏
「大事なことは3分の2だと思うんですね。ですから、この3選が確実になるということと、それから、そのあとの選挙、あるいはその前も含めてですが、つまり、次の衆議院選挙のあと、いわゆる改憲勢力、公明党は自分のことを改憲勢力と呼ばないでくれとおっしゃっていますから改憲容認勢力と言い換えてもいいのですけれど、いずれにしても現在のような状態で憲法の発議までもっていけるかということは、私はこの選挙次第だと思うんです。だから、おっしゃいましたように、3選をまずしなければ、もう絶対に憲法改正できないという状況になっていますから、当初はもっと急いで、それこそ来年の秋にでも同時に国民投票という最短の、現実性はないけれども、理屈としてはあり得た、もうこれは、私は放棄したのだと思いますね」
反町キャスター
「ちょっと、党内の意見を見ましょうか?」
秋元キャスター
「自民党新執行部の方々、今日就任会見で憲法改正についてこのようにそれぞれ話されています。高村副総裁『憲法はこれから党に任せていただき、内閣は経済第一でやってほしい』、二階幹事長『急いでゴールを見出すということではなく、慎重の上にも慎重に広く多くの、国民の皆さんの意見を承る姿勢も大事にしていきたい』、岸田政調会長『憲法9条について、さまざまな議論があり、党内において丁寧な議論を行うことが重要』と、このように発言されています」
反町キャスター
「片山さん、ちょっと総理が5月3日にバーンとぶち上げた時の雰囲気と今日は一転、皆、慎重な雰囲気が出てきているように思うのは、これは気のせいですか?」
片山議員
「自民党は、そもそも自主憲法制定で党是として歴史をずっと紡いでいる政党ですから、独自の案も出していますから、党の総裁として憲法改正とおっしゃる、それをアジェンダにするのは、これは当然なのでありますが。少し憲法改正するぞということが政局カード的に見えていた部分があり、また、その部分がちょっと強引なのではないかと思われていた部分が無きにしも非ずだった部分を、今回、総理がまさにそのへんを全部、つまびらかにご覧になって、修正し、憲法改正は王道で、党内議論をまず本当に…」
反町キャスター
「なるほど、やってくれと」
片山議員
「ええ、もう新しく議員になられた方が、我々の、憲法草案の最新版のあとに、たくさんおられますから、今も私も本部に出ていて、議論がかなり多岐にわたってしまうような論点もありますので、そこは党の方でよく揉むという、当然のこと。憲法改正をしていくとしたら王道に戻って、皆様が安心して自民党の中の議論の推移も見ていただくと。当然、これは他党さんにある程度と言うか、全面的に協力していただかないと、特に参議院というのは、熟議の議院ですから、無理ですから、発議できないですから、そこをまさに戻したと」
反町キャスター
「山田さん、今日のこの発言、これは総理会見です。総裁としての発言はまた別にとってあるのではないか?それは、僕は悪い意味で言っているのではなくて、今日の会見は総理会見なのだからスケジュールありきではないと総理としては言う。でも、たとえば、党本部における総裁として、憲法なんちゃらかんちゃら推進会議においては、ちゃんと別の形でネジを巻く。党の議論はやれよ、総理としてはこういう言い方だよと、僕はこの使い分けが悪いとは言わないのだけれども、その2面性をもって今後の憲法政局と敢えて言えば、そこに当たっていくのではないか?その可能性をどう見ますか?」
山田氏
「総理の発言の中で、総理として発言される部分と、総裁として発言される部分というのは以前からあって、憲法問題についてはあまり総理として発言し過ぎるとそれは立法府…、行政府の長であるということは問題であるというのは、たとえば、公明党などが以前、指摘していたことです」
反町キャスター
「ありました。山口さんもそういう趣旨ですよね?」
山田氏
「ええ、そのあと安倍さんは少し控えていたと。しかし、ですから、この間の5月3日も、あれは、むしろ総裁としての発言だったんです。今日の部分については、とは言うものの、総理として、総裁として、総理であっても総裁として発言する部分というのはあったと思うんですね。今日の中で、もう1つ注目していますのは、一石を投じたわけでありますとおっしゃったあと、あの時、申し上げたわけでありますけれども、国会が発議するわけでありますと、ですから、しっかりと国会で議論してほしいと、党主導で進めていってもらいたいと、安倍さん、今日おっしゃったので。そうするとここまで言われれば、あの時は総理として言いましたと、実は総裁として言わせていただきますという使い分けは、また、あらためてスケジュールありきでいくかというと、私はそこに戻っていかないと思いますね」
反町キャスター
「そこまでの巻き戻しはしないだろうと?」
山田氏
「はい」
反町キャスター
「山下さん、いかがですか?」
山下議員
「国民の憲法9条を大事にしたいという、この強い世論と運動がこれらの一連の発言の背景にはあると思うんですよ」
反町キャスター
「なるほど」
山下議員
「都議選であれだけ大敗した1つの要因は、都議選の選挙中に臨時国会で自民党の案を出すのだというようなことをおっしゃると、だから、1つの大きな争点になったんですよ。だけど、河野洋平さんにしても、9条は触るべきでない、このままでよいと、憲法は現実に合わせて変えていくのではなく、現実を憲法に合わせる努力をまずしてみることが先ではないか、憲法には国家の理想が込められていなければならないということを公然と表明され、野中広務さんだってそうですよね。だから、これは党派を超えて、保守の皆さんも含めて、安倍さんの9条をあまりにも早急に壊すようなやり方はダメよということは、ウンと急速に盛り上がってきた、その1つの反映ではあるけれども、執念は深いと思っています」
反町キャスター
「野田さんは総理が自分を起用したことを指して君子豹変と言いました。つまり、それまで私のことなんか振り向きもしなかったということがどうかわかりませんよ、評価もしなかった雰囲気にもかかわらず、君子豹変して、一緒にやってくれと言ってきたことを君子豹変という言葉を野田さんは使われていたと思うのですけれど。この君子豹変ぶりは民進党から見た時に、これはなかなか安倍晋三やるなと見えるのか、どう評価するのですか?」
大塚議員
「いや、本当に豹変したのだったら、我々にとってこれはなかなか厳しい展開だと思いますよ。だから、問題は本当に豹変するかどうかをこれから見届けなければいけないということと、豹変したからと言って、過去の政策と行政をもし恣意的に歪めていたとしたら、そのことを不問に付すという意味ではないので。それはそれで責任の取り方がまだ十分ではないと思います」
秋元キャスター
「山下さん、いかがですか?」
山下議員
「大塚さんがおっしゃったような役まわりを意図的に考えての配置という面があると思うんです。だけど、それで忘れるわけにはいかないことをたくさんやっちゃったんですよ、安倍さんの4年半で」
反町キャスター
「野党側にしてみたら、こういうパッと目立つものをはめられることによって、森友、加計の部分、特に加計の部分で未解決と野党の皆さんが言っている部分が消えてしまう、政局が次のステージにいってしまうことを非常に恐れている?」
山下議員
「いや、恐れているのではないです。冒頭安倍さんが頭を下げましたでしょう」
反町キャスター
「下げた」
山下議員
「森友、加計でいろいろ不信感を与えた。その森友、加計疑惑というのはまだ全然、解明されていないですよ。安倍総理自身が加計さんが獣医学部の計画を持っているということを知ったのは今年の1月20日だと、誰がそんなことを信じますか?それでもう蓋をしようとしているのだったら、これ許せないですよ。ただ、徹底的に、本当に国会を開いて、国民が納得できるような審議をすべきですよ。南スーダンのPKO(国際連合平和維持活動)の日報だって、特別防衛監察の結果報告だけでは、まったく疑問は解決されていません。これはあとで議論になると思うのですけど。だから、そういうものをちゃんと稲田さんも出てきて、国会に、ちゃんと説明するということがなければ、あの頭を下げたのは嘘だったと、また、嘘を重ねるのかということになるのではないでしょうか」
反町キャスター
「山田さん、野田起用をどう見ますか?」
山田氏
「先ほどの憲法の話にもちょっとつながるのですけれども、安倍さんとしては、安倍カラーを、私は脱安倍色と、脱安倍色内閣と…」
反町キャスター
「脱お友達という意味ですよね?」
山田氏
「ええ、そう言ってもいいのですが、ただ、お友達は個人的関係ですよね、私の言っている安倍カラーは、むしろそれに加えて政策面のことがあるわけです。そうしますと、稲田さんがいなくなって、野田さんがこられたと、別に女性だからと申し上げているのではなくて、そのお二人の入れ替えというのが、脱安倍色というのが非常に強かった。それだけ稲田さんは、安倍さんの安倍カラーの特に保守色の部分を担っていらっしゃって、野田さんはややハト派、リベラル的なところがおありな方ですからそこも大きく変わったなという印象を受けますね」
反町キャスター
「一方、現場の記者からの連絡で、野田さんはこの会見を終えて、官邸を出る際に、記者団に対して、次の総裁選には出ると言って官邸を去られているというんですよ。これはどうですか?」
片山議員
「今日、今日、今日おっしゃった?」
反町キャスター
「今日、会見を終わって官邸に出る時に記者団に対して、次の総裁選には出ますと言って、官邸を出ていったという、どうですか、片山さん?」
片山議員
「うーん、それは…」
反町キャスター
「この異物感というと失礼かもしれないけれども、これまでそういう人はあまりいませんよね。就任会見で官邸を出る時に、次の総裁選に出ます、つまり、安倍さんと戦いますと言って出ていく人…、どうですか?」
片山議員
「でも、党内議論の活性化という意味では、総裁選はやった方がいいですし、来年は必ず総裁選は行われますよね、前回はお出になれなかったという思いも強いだろうから、出るという決意を今しておかないと、と思われたのかもね」
大塚議員
「これは、だから、そこまで安倍さんが追い込まれて…。そこまでという意味はどういうことかと言ったら、野田さんと政調会長になった岸田さんは次の候補として、ほとんど確定ですよ、2人とも。野田さんは次の候補になるために、総務大臣のポストを、どうせ入閣するならそういう立場で入れてくれと要求しているし、岸田さんは岸田さんで、外交をしっかりやっていただたのですけど、でも、総裁、首相を目指すのだったら幅広くという、それから、党人脈も再構築しなければいけないので、政調会長をやらせてくれと。つまり、現時点では、先ほど、申し上げたように、このままでは安倍さんの3選はないですよ。だから、野田さんと岸田さんは自らポストを要求して今のお立場になった。だから、今日のそういう発言にもなる。安倍さんは安倍さんで、この方々をきっちり処遇し、河野さんや林さんも入ることで、自分の支持率が上がって浮上すれば、今度は3選の目が出てくるので、そういう意味では同床異夢ということですよね」
反町キャスター
「なるほどね」
大塚議員
「はい」
反町キャスター
「山田さん、いかがですか?」
山田氏
「野田さんもやや追い込まれているところがあって、存在感を出さなくてはいけないというテーマがありましたので、ですから、そこは相矛盾するのだけれども。ただ、もう1つの選択肢は、野田さんはここで断るという選択肢もあって、それによって存在感を出される可能性もあったのだけれども…」
反町キャスター
「それは、でも、前回の石破さんと同じ道を歩むことになりますよね?」
山田氏
「そこの判断だったと私は思いますね」
反町キャスター
「河野さんの会見。お話的には、日米同盟の深化、近隣諸国との協力関係深化、これは韓国・中国・ロシア・モンゴル等の国名を挙げられたそうです、自由貿易の旗振り役、地球規模の問題解決、環境問題等々あると思うのですけれども、それに役割を果たしたいと、こういう話でした。片山さん、会見をどう見ました?」
片山議員
「いや、とても河野さんらしくて、河野大臣らしくて、歯に衣着せずにズバッとおっしゃるし。それから、国際会議にも自分で出ていって、すごく勉強されてズバズバおっしゃる方ですよ、議員としての外交もとてもやってらっしゃるので。この時代、外交も本当に形だけではなく、かなりズバッとした意見を言わなければならない大臣レベルの局面がたくさんあるので、大変なパワーを発揮していただけるだろうし、楽しくなりそうですね」
秋元キャスター
「大塚さん、いかがですか?」
大塚議員
「河野さんには我々も悪い印象はありませんので、期待しています。ちょっとフリップを見せていただくと、この課題を提示されて、これがちゃんとできるかどうかは、①番(日米同盟深化)と③番(自由貿易の旗振り役)と④番(地球規模の問題解決に役割)が現在、矛盾しているわけですよ。つまり…」
反町キャスター
「なるほど、トランプ政権ですね」
大塚議員
「そう、トランプ政権、だから、トランプさんは③番と④番には反対というか、もうメチャクチャなことをやっていますから、日米同盟を深化させるためにトランプ政権に対してキチッとモノが言えるか?かたや安倍さんはトランプさんと仲が良いということをウリにしているわけなので。でも、これは見かけうえの仲の良さをウリにしては、本当の意味での日米同盟の深化はできないので、苦言を呈す、アメリカに苦言を呈することのできる外務大臣になれれば、大変良い外務大臣になられると思いますよ」
秋元キャスター
「山下さん、いかがですか?」
山下議員
「この4つだけ聞くとこれまでの自民党政権の枠の中でのご発言だなと思ったのですが。1つ期待したいなと思っているのは、今月は広島と長崎に原子爆弾が投下された月ですよね、被爆者の方々がもう高齢になられて、亡くなるまでには核兵器のない世界を見たいと、ずっと運動されてきましたけれども、7月7日に国連で核兵器禁止条約が賛成122で、圧倒的多数で採択されたんですよ。史上初めて核兵器を違法化する国際法ができたと、これから署名批准されますけれども。残念ながら、被爆国でありながら、日本政府はそこに参加していない、ボイコットしちゃったと。世界から、市民運動の皆さんも含めて、大変な失望が広がりました。是非これに積極的に参加して、署名批准する政府をつくっていただきたい。安倍さんができないのだったら私達市民と野党でつくりたいと思うぐらいですが。そのことが北朝鮮の核・ミサイル問題を強い立場で迫っていける足場を持つことになるんですね。私達は核に頼る安全保障は捨てると、あなたも核は捨てなさいと、こういう立場に立つ、新しい日本の外交をつくりたいと思いますね」
秋元キャスター
「山田さん、いかがですか?」
山田氏
「なぜ安倍さんが河野さんを外相にしたかというところに、ちょっと関心があるのですけれども。安倍さんは先ほどの記者会見の中でよく歴史認識について河野大臣から指摘されることがありますと断りになったうえで70年談話において内閣の一員として一致しているのだとおっしゃった。つまり、特にアジアとの関係について1つのメッセージを込められた可能性があるなと思っています。それに対して、さっそくソウルは、メディアがもう反応していまして。たとえば、強制連行の話については安倍内閣にいる以上、慰安婦問題では身動きがとれないという見方が優勢だとしながら、この外務大臣の抜擢が慰安婦問題の議論の過程で肯定的に作用する可能性があり得るという期待があるとか…」
反町キャスター
「それは、どういう期待なのですか?河野さんが日韓合意を日本側から柔軟に対応するのはまずいでしょう?」
山田氏
「そこが1つ。ただ、逆に言うと、河野さんが言うことによって、ある程度、逆に韓国の世論を抑える可能性もあり得ると思います。タカ派に言われれば嫌だけれども、河野さんならということが…。それから、KBSももつれた日韓関係についてという、ですから、確かにまだ方法論としては具体的でありませんけれども、安倍さんとしては現在の日韓関係はまずいということに対して、敢えて河野さんという方を起用されたのかもしれないということがあります。もう1つ、ただし、今日の会見でもおっしゃっていますが、原子力政策について河野さんと言えば、もう1つの大きな顔は脱原発の持論ということがあって。これはかなり封印されていて、これから暫くはおっしゃれないわけであって、河野さんとしては政治家としての持論はこれからも封印し続けざるを得ないという、その部分は河野さんにそこを期待している人にとっては残念な可能性もあるということですね」
反町キャスター
「山田さん、岸田さんがずっと外務大臣をやっていて、岸田外交というのは何だったのかと考える時、岸田外交と言えば、安倍外交とパッケージと言うか、安倍さんが中国に行っている時には、岸田さんが中央アジアの方をまわるとか、表裏、前後、先乗りして総理が行く、後乗りして岸田さんが行くとか、いろいろな意味において非常に強い連携をもってやっていた、総理の補完をしながら岸田さんは外交を進めているような印象に僕には見えたんです。河野さんが岸田流の安倍外交補完外交みたいなことをやるのかどうか?ないしは先ほど、片山さんが言われたみたいに外交が自分でできる分、そこでこれまでのスキームからちょっと外れるリスクがあるのかどうか?どう見ますか?」
山田氏
「私は、今の言動の流れから見ると、基本的には官邸に従うのだと思います。ですから、そういう意味では、岸田さんの後を継ぐということをおっしゃったのは自分の個性を出すということではないのかなと思うのですが。ただ、そうであったとしても岸田さんの時代で、今、代わられた時に、河野さんに発揮してほしいと思うことは、特に北朝鮮対応ですね。ずっと対北の、現在の北朝鮮の、いわゆるミサイル・核危機に対して、いったい日本はどういうことを優先順位に置いているかというのが未だによくわからない部分が続いているわけです。安倍さん自身は、日米同盟の深化、強化はずっと言うけれど、その先が見えない。現在の河野さんの発言も、ある意味、これまでの路線を繰り返されたに過ぎないので。そこについて踏み込んだ説明をされるのかどうか。国民はまだ選ぶ材料が提供されていないので、河野さんの発信力がそこにくるかどうか、こなければこれまでとあまり変わらない、つまり、漠然とした日米同盟の強化、北朝鮮は怖いですねという中での文脈でしかいかないわけですけれども。そこに、たとえば、本当に日本は、アメリカが軍事攻撃にもっと踏み込もうとした場合、今はそうではないとしても、日本はそれをよしとする立場なのか、それともそれは困るという立場にふるのかというのはわからないわけです、今は。そうした時に、河野さんがどういう発信力を出すのかと」
総力検証!内閣改造 新たな『顔』と政権の『命運』
反町キャスター
「文科省の体制が、国民から万全の信頼を得る体制になっていないと、職員と意思疎通をはかりながらいっそう丁寧な説明を心がけて信頼を取り戻していきたいと、こういうような話でありました。林さんの文科大臣就任会見、いかがでしたか?」
山下議員
「いや、もうはっきりしました。疑惑隠し大臣ですよ、林さんの役割は」
反町キャスター
「なるほど」
山下議員
「だって、あれでしょう、信頼低下をさせたのは官邸ですよ。官邸が行政を歪めたんですよ。それを告発した、勇気ある告発をした前次官を、林さん、何と言いました?信頼低下の一因だと言いましたよ。逆ですよ。信頼低下させたのは首相官邸ですから。で、前川前次官の発言・行動に対しては、多くの人達が勇気ある行動だと。憲法に書いてあるように、公務員というのは全て全体の奉仕者であって一部の奉仕者ではないと、安倍総理の奉仕者ではないのだと、そのことを実践したのは、前川前次官ではないですか。それによっていろいろ実際に加計疑惑が相当進展したと。もう再調査しないなんてとんでもないですよ。文書はいろいろ出てきた、もうこれ以上ないと言いたいのでしょうけれども、出てきた文書の疑惑がまだ解明されていないのですから。ついでに言いますと、萩生田さんが官房副長官から今度、自民党の幹事長代行になったでしょう?」
反町キャスター
「はい、移りました」
山下議員
「まったく反省していないということの、これは証明ですよ。だって、加計疑惑の中心人物の1人が萩生田官房副長官ですよ。あの方がこの文科省の原案に広域的に存在しない限りということを書き換えさせたと、そういうメモも出ているんです。これが加計疑惑…、加計1校に絞り込む決定的な文書になったと。それから、萩生田官房長官ご発言概要が官邸は絶対やると言っていると、平成30年4月開学と、加計の事務局長を文科省に送ると、決まる前から萩生田さんがこういう発言をして文科省に圧力をかけた、これ1つ1つ、解明されてないんですよ」
反町キャスター
「本当かどうかも解明されていませんよね?」
山下議員
「本当かどうかと言うか、おそらく本当だろうと前川さんは言っていますけど」
反町キャスター
「前川さんだって国会の発言においても、加計学園という名前を…」
山下議員
「いや、だから…」
反町キャスター
「和泉さんや他の人から聞きましたとか、誰からもその部分を、誰から加計学園にしろと言われたとはっきり言っていない」
山下議員
「だから、徹底的にはっきり、前川さんと、和泉さんとか、証人喚問で並んでやったらいいのではないですか。それが、安倍さんが冒頭、深々と頭を下げたことが本当なら、やるべきですよ。やらないのだったら、言葉だけだということになると思います」
秋元キャスター
「大塚さん、会見をどう見ました?」
大塚議員
「そこは、今、山下さんがおっしゃるところに共感しますね。林さんたるもの、慎重で合理的な方ですから、断定する必要はないですけれども、これだけさまざまな状況証拠的な情報があるわけだから、新大臣として自らの責任においてもう1度キチッと精査をしてみたいぐらいのことをおっしゃっていただけると、さすが林さんと言いたいところですが、それはいろいろ気を使って及び腰の発言になられましたね。でも、本当に支持率を回復させて続けたいと安倍さんがお考えならば、林さんが、人も代わって、調べてみたら実はこうだった。萩生田さんも関わっていたから、萩生田さんも責任をとってくれぐらいの、そういう展開にしてこそ初めて内閣改造した意味が出てくるわけですよね。だから、これを、林新大臣がおっしゃっておられた程度で収めるようではちょっとそこはうーん、期待外れになるかもしれませんね」
秋元キャスター
「片山さん、いかがですか?」
片山議員
「いや、林大臣の会見でのやり取りは、私が好意的に解釈させていただく立場かどうかはわからないけれども、おそらくああいう短い受け答えの中なので、前川さんというのはこの間まで文部科学省の次官だった方ですから、その方の発言というのは多くの国民にとってインパクト、それから、信頼性を持って受け取られるのはある程度、当然のことですから、それも文部科学省の信頼を揺るがす原因になりましたということを淡々とおっしゃっただけだと思います。だから、会見の答えというのは短い答えなので怖いなと思ったのですけれども、おそらく長く喋れば、私が申し上げたようなことで、比較的淡々と中庸に物事を運んでいかれる方だと思いますので、そこは調整力がおありになるので、総理も敢えてこの難局を林大臣に託されたのかなと思っていました」
秋元キャスター
「山田さん、いかがですか?」
山田氏
「支持率が下がった理由は、この加計ありきと言った前川さんの方を信じるか、怪文書と言った菅さんを信じるかの、この攻防だったと思うんです。それでこれは数字を見てみなければわからなかったけれども、結果ははっきりしたわけですね。そこがそもそもの出発点なわけです。ですから、前川さんという存在が人格攻撃とか、一切別にして説得力を持っている状況があるわけですから、そうすると、前川さんが原因だと一応おっしゃったわけですよね。となると、これから獣医学部を選定して認めるという状況が起きた場合、また、文部科学大臣がこれを説明しなくてはいけないわけですけれど、ご自身でちょっとハードルを上げてしまったなという印象を受けますので。おっしゃったようにここで反省をする意味で、また、国民の期待に応える意味で、再調査をやりましょう、しかし、獣医学部は…と仮にもっていくのであれば、まだそこは1つの論理ですけれども。今、片山さんがおっしゃったように短い中での言葉かもしれないけれども、次の会見でその部分をもう1回どう説明するか、変わっていなければこれまで以上に厳しい状況になると思いますよ」
反町キャスター
「店じまいの雰囲気が強く出過ぎているという意味で言っていますね?」
山田氏
「そうですね。そもそも支持率が低い状況でこの改造も多数派の人達は、要するに、まだ疑っているわけです、早い話が。ですから、非常に注目されている発言だと思うので、それであればもう少し強調の仕方も戦略的にあったのかなと思うのですけれども。いずれにしても今後このやり取りがどこまでいくのか、変えられるなら変えて私はいいと思うのですけれども、ある意味では、官邸に対する過剰忖度かもしれないし、そのへんのところは、もうちょっとやり取りを見なければはっきりしないとは思います」
反町キャスター
「小野寺さん、非常に安定感を期待されての再登板ですよね、間に1人挟んでの再登板なのではないかなと思うのですけれども、その会見の内容です。総理からの指示として、防衛大綱の見直しや中期防の検討について着手してくれと、日米のガイドラインの下、北朝鮮の脅威に対して抑止力の向上に努めてくださいと、対北朝鮮でアメリカと協力して防衛体制の能力の向上に努めてくださいと、普天間移設含め、抑止力を維持しつつ地元の負担軽減に努めてくださいと。⑤番目です、日報問題などの再発防止と信頼回復に努力してください、こういう話でなりました」
秋元キャスター
「日報問題で辞任された稲田さんに代わって防衛大臣就任となりました小野寺さんですけれども、片山さんはどう見ましたか?」
片山議員
「これは本当に掛け値なしに、私は、政調会長代理として横の席だったので、ずっといろいろなお話を、ワシントンに入れ替わりで行ったり。お詳しいし、とても熱意を持っておられるし、信頼も厚いので、是非、来年はとにかく絶対やらなければいけないのは、中期防をつくり直さないといけないですよ。大綱の方は見直しがマストではないけれども、当然、中期防が今、②(日米ガイドラインのもと抑止力向上)から④(普天間移設含め、抑止力を維持しつつ地元の負担軽減)に②から⑤(日報問題など再発防止と信頼回復)に書いてあるような大きな状況の変化、それも日本にとって厳しい方に安全保障環境が変化している中では、変えなくてはいけない。PAC3とSM-3だけでなくて、マルチレイヤーと言って、どういう形のミサイルがどのように来ても、複数来ても大丈夫なように、THAAD、あるいはイージス・アシュアを入れるか、あるいはもっと敵基地能力ではないけれども、それに限りなく近いところで撃てる、あるいは1部はトマホークという話もありますが…」
反町キャスター
「反撃能力ですね?」
片山議員
「それは、まだ英国以外に売っていただいたことはないのですが、さまざまなオプションの中で、この中期防のところを抜本的に変えていかないと無理なんですね。相手のミサイルの練度があがり、精度があがり、到達距離が延びるごとに、私達党の方でも対策本部を二階幹事長以下集まりまして、政府からもきていただいて、より早くこの検討を始めてくれということをずっと申し上げてきたのですが。是非ある意味、ベテランの再登板を得て、この議論を加速化させていただきたきたいと思っています」
反町キャスター
「片山さん、これ①(防衛大綱の見直しや次期中期防の検討)、②、③(対北朝鮮で米国と協力し、防衛体制と能力の向上)、④というのは本来、防衛大臣がやるべき仕事ですよ、ただ、⑤の問題というのが今回あるので、稲田さんがこういう状況になったと理解した場合、日報問題などの再発防止と信頼回復、小野寺さんはどう取り組んでいくことになるのですか?」
片山議員
「ある意味、その…」
反町キャスター
「大臣が代わったから、消える問題ではないですよね、これは?」
片山議員
「もちろん、それは組織全体として、今日まさに新任の事務次官が、私も長年の友人ですが来て、いろいろ話をしていかれましたけれど、こういうことには妙薬はありません。私も官僚時代に、まさに幹部が不祥事で辞めたり、そういう大きな大変な組織的なショックを霞が関は1990年代に全部経験しているんですよ。その乗り越え方というのは、小手先はないんですよ。王道として、役所のミッションとして国民のために何をすべきなのかと、そのために最高の最良の体制を自分達がとれているのかという、まさに自分達に対するPDCAがないと何をやってもダメなんです。上から強圧的に大臣が言ってもそれだけではダメで、下から湧き上がってくるような改善策を出していただくような、そういう手腕にたぶん小野寺大臣は長けていらっしゃるので、そこに期待しながら我々も一生懸命バックアップさせていただきたいですね」
反町キャスター
「大塚さん、いかがですか?」
大塚議員
「私も小野寺さんに期待はしています。特に北朝鮮の問題は今から勉強する人では困っちゃいますので、まず任命そのものは良かったと思います。ただ、最後の日報問題、これは防衛省が組織的に本当に隠そうとしていたかと言うと、違うと思うんですよ。あの日報に例の戦闘という言葉が出てきたが故に表に出しにくくなったと。しかし、日報というのは防衛省、自衛隊の現場の皆さんがまさしく命の危機を受け入れながら仕事をしている証ですからね。これを隠すなんていうことは本来あり得ないですよ。と言うことは、どちらかと言うと、政治の側が戦闘と書いてあるので、これまでと話がちょっと食い違うので表に出すな、みたいな指示があったか、ないかという、そこが問題になっているので。だから、信頼回復のためには、再発防止ではなくて、今回の日報問題の真相をこの際、明らかにして…」
反町キャスター
「監察報告では真相が明らかになっていないという前提ですね?」
大塚議員
「なっていないです。だから、先ほどの加計の問題もそうなのですけれども、結局、良い、それぞれ関係大臣がなられたので、ここで彼らが本当の意味での良い資質を発揮されて、国民の皆さんに事実を明らかにするということをやらないと結局、再発防止にもならないし、信頼回復にもならないと。だから、先ほどの①、②、③、④は、小野寺さんにはキチッとやってもらいたいと思いますけれども、それはお任せしますけれども、⑤番は、これはいろいろ我々も言わざるを得ないですよね」
山下議員
「まったく同じですね。再発防止のためには真相解明が不可欠ですよ。先ほどの特別防衛監察の結果、これで明らかになっていない問題が大きく2つあると思うんですよ。1つは、稲田防衛大臣が知らなかったのか本当に、という問題で、非常に微妙な言い方で、口頭では発言を聞いたかもしれないが書面では報告を受けた事実はない。口頭で聞いたら、もうそれは報告ですよ。それを本当に明らかにするためには稲田さん辞めても、ちゃんと国会に来ていただいて、質問に受け答えしてもらわないとダメなのだけれど、残念ながら自民党の皆さんは辞めた防衛大臣を呼ぶわけにはいかないと、拒否ですよ。今日、総理は記者会見で聞かれて、いや、もう国会が求めるならちゃんと出しましょうと、当然だと言ったので、片山さん、是非、それはお約束していただきたいなというのが1点。もう1つ、明らかになっていないのが、意図的に隠したということは認めているのですけれども、防衛監察の報告書はなぜ意図的なのだと、何が意図的なのかと、なぜ意図的に隠す必要があったのか。これは時期が、昨年の7月、首都ジュバで大規模戦闘があった。戦闘、戦闘、戦闘と書いていますよ、克明に、リアルに。それが国会や国民に知られたら、南スーダンで安倍さんは戦争法、安保法制の新任務、駆けつけ警護をどうしても付与したかった、そのためには、そういう状態がわかっちゃったらPKO5原則に違反するから帰ってこなければならない、それを隠して、延長して、新任務を付与する、そのために隠した、国会と国民に、事実を。そうすると、極めてシビリアンコントロールどころか総理大臣の思惑のために事実を歪めて自衛隊を動かしたということになったら大変なことですから、これは絶対に曖昧にしないで、徹底的に解明するために国会が役割を果たす必要があると思いますね」
反町キャスター
「代表選挙、今のところ立候補を表明されているのはこの2人(枝野幸男氏、前原誠司氏)です。この2人のガチンコ勝負になることが民進党のためになるのかどうか?ないしは前回みたいに2人でやるのもなのだからと言って、もう1人、第3の候補が出るのか良いのかどうか?争点も含めて、どう見ていますか?」
大塚議員
「ベテランで、かつ能力のある方々なので、ガチンコ勝負になるのはいいと思います。ただ、これを、保守とリベラルの戦いという、そういう、言わば、レッテル張りをしない方がいいです。そもそも保守とリベラルというのは対立概念ではないので。そこのところの誤解も含めて、そうではなく、ちゃんと国民の皆さんの選択肢になり得るような受け皿の政党をつくるという意味においては、どちらも力量のある方ですから、いいと思います。だから、これをそういう妙な色づけをしない形で代表選挙をやれれば、良い代表選挙になるのではないですか?」
反町キャスター
「保守とリベラルというのは、僕らが言い出す前に、この人(枝野氏)の支援の人から出てきた言葉ですよ?」
大塚議員
「うん、だから、そういう定義を、皆でよく考えないと。保守というのは伝統を守る、ところが今ドンドン伝統を変えようとしている人まで保守と言われていたり、リベラルはもともと自由主義ですから、だから、本来は社会保障的なものを手厚くやるということが、イコール、リベラルでもないし、全然、対立概念ではないですよ。だから、そこの整理を、この代表選挙の中でむしろやってくれるといいですよね」
内閣改造と自民党役員人事について 聞きたい事、言いたい事
秋元キャスター
「視聴者の方からの質問です。『今回の問題は総理自身の問題と任命責任の問題ですが、今回の改造はその責任を取ったことにはならないのではないかと思いますが、いかがですか?』とのことですが、片山さん」
片山議員
「きょうの安倍首相の渾身の会見とメッセージを国民の皆様に受け取っていただくのと、あとは仕事師内閣を早く始動させていただいて結果を出すということでご判断をいただくしかないと。私達はとにかく謙虚に丁寧にお応えしていくと、是非見守っていただきたいと思います」
秋元キャスター
「山田さん、いかがですか?」
山田氏
「任命責任に関して、安倍さんは任命責任ということをおっしゃるけれど、稲田さんを任命したことそのもの自体から、責任を感じていらっしゃるのか、それとも、その後の稲田さんの行動について、任命者として責任を感じていらっしゃるのかということが、ちょっとまだ曖昧になっていて。それはどうでもいいとおっしゃるかもしれないけども、私は、どこに責任を感じていらっしゃるかということをもうちょっと安倍さんに関してはピンポイントにする必要があると思います」
反町キャスター
「視聴者からの質問です。『アメリカの2大政党制は国益に関わる案件については超党派でしっかりと結論を導き出す国家ですが、日本の野党にはそのような覚悟が見えません。森友、加計問題で貴重な時間を浪費した反省をすべきではありませんか?』と、こういうメールが来ています。大塚さん?」
大塚議員
「ご意見には前半は賛成です。だから、安全保障問題・外交問題は、与野党で情報を共有するというプラットフォームを持ち、つくり、おっしゃるような方向にやりたいと思います。ただ、加計・森友は時間をかけ過ぎたかどうかは別にして、これは国民に対する情報開示の姿勢の問題と行政の不正の問題なので、疎かにはできないと思います」
反町キャスター
「山下さん、いかがですか?」
山下議員
「同じく、この森友・加計問題というのは政治がどこを向いてやっているのかと。国民の方を向いているのか、お友達の方を向いているのか、そういう大問題ですから、これは疎かにできませんし。それから、その怒りの背景には経済が大変で1人1人が貧困・格差に苦しんでいるという状況もあると思いますからアベノミクスが希望になっていないということもあると思います」