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2017年7月24日(月)
閉会中審査を緊急検証 加計・PKO日報疑惑

ゲスト

葉梨康弘
自由民主党衆議院議員 党総務部会長
玉木雄一郎
民進党幹事長代理 衆議院議員
山田惠資
時事通信社解説委員長

行政は歪められたのか… 獣医学部新設『決定の経緯』
秋元キャスター
「今日、国会では安倍総理出席の下で閉会中審査が行われました。加計学園の獣医学部新設をめぐって、安倍総理の意向や官邸の圧力が働いたのかなどが焦点となりましたけれども、真相は解明されたのでしょうか。今日行われた衆議院での集中審議を徹底検証します。今日の閉会中審査で答弁に立った加戸前愛媛県知事ですが、今治市が獣医学部を設置することについてこのように話しました。『今治で学園都市構想が古くからあり、私が取り組んだが誘致に失敗し空き地になっていた。いろんなところに声をかけても話がない。獣医の問題で悩みは果てながら、獣医学部があればいいなという時に県会議員と加計学園事務局の話でスタートし、それ以来は、正直、加計一筋』と話されました。葉梨さん、この加戸さんの話からは、愛媛県としては加計学園ありきだったと受け取れるのですけれども、そういう話でよろしいのでしょうか?」
葉梨議員
「この問題は構造改革特区とか、特に国家戦略特区が今回、問題になっているわけですけれども、何学園ありきということが、この特区だけということではないんです。一般的に、構造改革特区にしても、特に国家戦略特区になりますと、少し特異なものが上がってくるのですが、事業主体がどこになるかというのがある程度見通しがありませんと、検討の俎上にのぼってこない。ですから、そういった意味では、まずは自治体がそういった事業主体、候補者を探してきて、これだったらいけそうだということで、自治体の方が国に対して申請をしてくるということが、だいたい通例になっています。ですから、加戸前知事が加計学園ありきだったと言っていることが、この問題だけで加計学園ありきで特別なものかと言うと、そういうことではありません。具体的な事業主体のアテがなければ、構造改革特区なり、国家戦略特区の申請をすることは、通常はないと理解していただきたいと思うんです」
反町キャスター
「玉木さん、いかがですか?」
玉木議員
「加戸前知事の話は、今回の件とあまり関係がないですね。そもそも日本には特区制度が3つありまして、私も創設に関わりましたけれども、構造改革特区というものですね。もう1つは民主党時代にやった総合特区というものと、今回、第2次安倍政権になってできた国家戦略特区と。加戸前知事が延々話しておられるのは構造改革特区での歩みですね」
反町キャスター
「自民党政権、福田政権、麻生政権…」
玉木議員
「民主党政権もその中に入っていますね」
反町キャスター
「構造改革特区、ここの部分ですよね?」
玉木議員
「そうです。我々もこれはできるだけ実現したいということで取り組んできて、ちょうど口蹄疫の話がありましたので、産業動物獣医師が足りないというのはずっと永遠の課題みたいなことで、それをなんとかできないかなと。ただ、いつも議論されるのですけれども、結局、量を増やしても、小動物の獣医、犬猫のペットの方にいくので、量を増やすというよりも、待遇をむしろ改善するとか、他のことでやった方がいいのではないかというのが、実は八田座長もワーキンググループの中で明言されている話ですね。実は構造改革特区、いずれにしても、第2次安倍政権になっても、5回提案してダメなんですよ。だから、ダメになった話をいくらやってもしょうがなくて、今回、我々が問題にしているのは、国家戦略特区で獣医学部の創設を認めるという規制緩和をしたことはまったく問題にしていません、これはこれで1つの手続きでやってきて、私は…」
反町キャスター
「設定には問題はない?」
玉木議員
「はい、問題ないと思います。ただ、そのために、認めるために条件をつけたんですね。たとえば、2015年の6月の、いわゆる石破さんの時に決めた4条件、認めてもいいけれども、この条件を満たしたら大丈夫ですよということにしたので。規制緩和したこと、特区で新設、獣医学部新設を認めることにしたことについては、我々は何の文句も言っていません。ただ、安倍内閣で決めた、認めるための条件・ルールを満たしていないのに、認められたのではないのか。逆に言うと、それを満たしているにもかかわらず、認められなかったものがあるのではないかという…」
反町キャスター
「他のものが?」
玉木議員
「そうです。地域や事業者の選定において不透明なプロセスが行われたのではないかということを問題にしているので」
反町キャスター
「ちょっと待ってください、いかがですか?」
葉梨議員
「4条件が2015年の閣議決定で決められたということは今日の質疑でも、私も予算委員会の理事ですからずっと聞いていましたし、出てきた話ですけれども。まず今の問題というのは候補者として加計学園ありきなのではないかということの問いについては、国家戦略特区という形でこれだけ大きいプロジェクトですから、ある程度、事業主体のアテがなければ、手を挙げるということはあり得ません。ですから、今治市の場合は、加計学園という事業主体があるということを前提に申請をしているということは、これについては不思議ではないと。ただ、ここで議論になろうかと思いますけれど、この4条件を加計学園ないしは今治市の提案が満たしているかどうかというのを、それを判断するのは、まさに閣議決定に基づいて国が決める話です。これについては閣議決定に基づいての行為ですので、それぞれ専門家、第3者の方も入れた形で、適切に決められたものだと私は認識しています」
反町キャスター
「石破4条件の部分ですけれども、そこの部分を玉木さんは曲げて加計学園にマルを出していると見ているし、葉梨さんは、それは曲がっていないと。山田さん、4条件との絡み、これがどのぐらいの拘束力を持つのかという話にもなるのですけれども、そこはどう見ていますか?」
山田氏
「4条件が変わるわけですよね。変わった時の経緯の中でまさに加計ありきの意図的なものが働いたのかどうかということなので。加戸さんがおっしゃっているのは、まさにお二人もご指摘になっていたように、地元の1つの想いもあるし、これまでの経緯ですから、これはまさに加計ありきなんだろうというのは、それは納得なのですが。現在、問題になっている、加計ありき云々かんぬんは、そのことではなく、まさに国の選定過程の中で起きてきたかと、まずここは1つ押さえる必要があると思うんですよね。その中で、4条件の中で言いますと、10月の17日の時点では、国家戦略特区のワーキンググループのヒアリングでも、京都産業大学のヒアリングに対しては本間教授がご主張には全面的に賛同とおっしゃっていたのが、11月9日になって、現在、広域的に獣医師系養成大学等の存在しない地域に限りと変わって、その後、10月21日の、その中間あたりに萩生田さんのメモなんてものが出てきて、そうすると全部つなぎ合わせると、この10月17日から11月9日の間に何か加計ありきという1つの不公正なものが行われたのではないか。あるいは行われているのか、いないのかというポイントだと思うんですよ」
反町キャスター
「そこの部分、今日の委員会の中でなかったではないですか?」
山田氏
「いや、ないですよ。ですから…」
反町キャスター
「なぜ?山田さんから見た時にそこがポイントだと前回ご出演の時にも…、だから、僕も広域条件がポイントかなと思いながらも、今日の委員会で出るかなと思ったら出なかった。これはどう感じますか?」
山田氏
「これは、まず1つは今日、総理が出られたので、総理が出てきたことの最大の目的は、自分はこれに指示はしていないということをおっしゃって。ところが、ちょっとズレてる、ズレてると言いますか、国民の関心とちょっとズレてるのは、国民の中で現在、安倍さんの支持率がすごく下がっている理由の中に、安倍さんが指示しただろうと思っている部分というのはあまり大きくなく、むしろ誰かが何かの見えない力で、加計学園ありきに動いたのではないかといういうことが、動いていないと思う人よりも多いという状況が、現在の全体像になっていますから。ですから、これ総理が、なおかつ今日、しかし、総理が出てきたわけですから、当然、野党側も総理に聞かなくてはいけないので、そちらの方に集中しましたけれども、本質は、総理が関わっていないことは、わかりましたと、ところで、この10月17日と11月9日の間に何があったのかと、ここに帰ってくる作業だと思いますから、ですから、明日以降、まだ続きますし、そこを野党がどのように攻めていくかということなのだと思います」

国民の『不信』は晴れたか? 検証『安倍首相の国会説明』
秋元キャスター
「安倍総理が加計学園の申請を知ったのはいつかという質問に対して、安倍総理は『国家戦略特区の諮問会議で知ることとなった。1月20日に正式決定した』と話がありました。山田さん、この総理の説明、どう見ていますか?」
山田氏
「まず真実は1つなので、どちらかです。正直申し上げて、それは総理の言った言葉通りかもしれないし、違うかもしれませんけれども。ちょっと別の視点で1つ申し上げたいのは結局、現在、支持率が下がっている中で、この言葉を、いやあ、そうだと思う人がいるか、そうでないと思う人がいるか、これが私、今日のやり取りの中で1番、総理としてはある意味でリスクの大きかった発言。だけど、これを言っておかないと以前から知っていたことがまた蒸し返されるので、ここは、私は政治的な非常に考え抜いたうえでの発言だと思います。このあと内閣改造もありますし、支持率云々もありますが、2日間の中で、後々もし、これが失点だったいうことに、つまり、今日、この2日間によって支持率が下がることがあるとすれば、私はこのやり取りというのは非常に重要だったと思うし。逆に、これから支持率が上がる場合はこのやり取りを国民が飲んだという人が多いということになるので、私は、その意味では、この発言は、将来、今後の、大きな分岐点になるやり取りであり、今日、野党が1番、総理から引き出した言葉で、ある意味で、そういう意味では、意味のある重い言葉だなと思いました」
反町キャスター
「事前に知っていた、内々に聞かされていた、と言うことによって、知って、聞いて何をしたのですか?その時、何を思ったのですか?何か行動したのですか?とドンドン攻め込まれてくることが怖かった?」
山田氏
「それはありますね。総理としては、自分はとにかく指示はしてないとは言っているけれども、しかし、指示をしていなくても間接的な指示があったかもしれないという、次の段階があって、それもないとすれば、忖度もあってと、こうなってくるわけですけれど。総理が早く知っているということが前提になってくると、当然それは忖度の割合も大きくなってくるから、疑惑が膨らんでくるということになりますから。だから、これは、安倍さんとしては、ここはがんばりところだったとは思うのですけれども、本当に知っていたかどうか、これはわからないのですが、強いて言えば、加計さんを将来、それは証人喚問ではなくてもいいとして、肉声で、この部分を話すと。たぶんこれは、総理と同じことをおっしゃるのだろうと思うんです、その時点では。しかし、それを見て、国民が、どちらが正しいと思うかということを、1回こう晒してもらわないと国民としては判断材料がないなと…」
反町キャスター
「それは、加計さんは1月20日以前に総理に話をしていたと、証言ないしは質問に対して答えると、そういう前提での話ですか?」
山田氏
「いや、私はそうではなくて、むしろそれはおっしゃらないだろうと思うのですが、ただ、加計さんの肉声で、総理の言ったこととの整合性がどうなのかというのを、特に野党の方が質問をするならするで、いろいろなところから追及、追及と言うか聞いていくという場面がないと、総理だけが言っている話になりますから。ここはある程度、答えがわかっていても、ここも聞いてみたいところだなと思いますね」
反町キャスター
「つまり、そのぐらい本丸の外に予防線を何本か引くとしたら、大きく張り出した予防線を引いているわけではないですか?」
山田氏
「ですね」
反町キャスター
「そのぐらい引かないとマズいというものをそこに感じているから、大きく出張った予防線を引いていると見ていなる?」
山田氏
「ええ。総理はある意味で、防衛線ですから、いろいろなところに防衛ラインを引いているわけです。これはそのうちの1つであるということ。それから、今日あまり詳しく申しませんが、たとえば、内閣府と文科省の水掛け論になっているという表現がありますけれども、実は総理としては、内閣府と文科省の水掛け論に持っていければ、これは実は御の字であって。なぜなら、そこは官邸とのラインがないのだということがハッキリしますから。しかし、後ほど出てくる和泉さんという存在が、このラインをつなぐ1つである。もう1つは、萩生田さんです。萩生田さんより今、和泉さんの方が中心になっていて、そこをキチッと断ち切る必要があるということから、後々出てくるかもしれませんけれども、和泉さんの発言にもつながってくるという構図なので防衛ラインは決して1つではないのですけれども。1月20日というのは総理にとって、ここは非常に守らなければいけないところなのだろうなと思いますね」

いつ知った? 加計学園の申請
反町キャスター
「玉木さん自身も質問されていましたけれど、この1月20日、十何回もゴルフをやって本当にその話をしていないのですかと、どんな想いで質問したのですか?」
玉木議員
「普通あり得ないなと思って。一般の国民が思っていることを率直にぶつけて、質問をしましたけれども、まず全然知らないということの防衛線は今お話がありましたけれども、2つ防衛線をかなり大きく取らなければいけない理由があったと思うのは、1つは先ほどのゴルフとか飲食ですね、そういうことがある関係の人が、知ったうえで飲食をしていると、これは厳密に言うと、特別職の公務員には適用がないのですけれども、一般の公務員には倫理規定で厳しく、認可権限等がある方は飲食等は禁止されている、制限されていますから、その関係が1つあるということと。もう1つは、今日、私が紹介したのですが、国家戦略特区の基本方針というのがあって、これは、実は調査・審議の公平性・中立性を確保するということが大事だと言っていて、諮問会議には直接の利害関係者を、利害関係を有する議員は調査・審議に参加させないことができる、こういうことまでして、きちんと公平性・中立性を担保しましょう。総理は議長ですよね。議長でもし関係があるのだったら、それは議長を退いたうえでやるということまで厳格にすれば、やるべきだった。知らないと言って、この間、ずっと意思決定が行われる際はまったく意図さえなかったということを言っておかないと、いろいろなところで突かれると思ったのだと思うんですよ。ただ、これは構造改革特区では、それこそ15回申請をしてきてダメだったと、そのうちの実は5回は、第2次安倍政権になってから構造改革特区でやっているんですよ。また、2007年の2月に、実は加計理事長が日本獣医師会を訪ねて、今度、獣医学部をつくりたいのだと、なぜかと言うと、息子が鹿児島ですかね、行った時に、獣医大学を見たら、20億円、30億円かなんかでつくられているではないかというようなことを言って、いや、もっと何百億円もかかるんですよ、というやり取りが報道にはありましてね。だから、その時に、親しい政治家はいるのですかと獣医師側が聞いたら、当時第1次安倍政権の安倍総理ですと答えているんですね。いろいろな形で、獣医学部をつくりたいという想いがあることは、私は何らかの形で総理が知っていて当然だし、何十回もゴルフも食事もする時に獣医学部の話が一切出てないと考える方が不自然だなと思いますね」
反町キャスター
「いかがですか、葉梨さん?1月20日、初めて知ったのだという」
葉梨議員
「お二人の話を聞いていますと、防衛線を張っているとか、そう言わなければ、あとで守れないとかと、いかにも何か総理が嘘を言っているかのようなお話で、ちょっとそれは先入観が勝ち過ぎではないかというような気がいたしますよ。私は嘘を言っているとは思いませんし、現実に、どういうルートでお話がくるかと言ったら、2つあるわけですね。1つは、国家戦略特区の諮問会議の中で、加計学園が俎上にのぼっているというような報告があるかどうか。獣医学部の関係で言うと、9月9日は本当に数字程度ですよね、字数にして数字、獣医学部が…という。それから、11月…、10月は確かなかったのかな、11月になると告示の案みたいなものが出てきて、1月の頭でも告示の案が出て、1月20日に、1月4日に公募をしますから、それと、あと11月の20日ですか、これがパブコメだったかと思いますけれども、それから、1月の4日に公募が始まって、ここも出てきているのは告示の案が出てきているぐらいですよ。そこから、具体的な事業主体がというようなこととか、今治市ということも全然出てこない、1月の20日になって初めて今治市というのが出てきますから。まず国家戦略特区の諮問会議のルートからの情報なり、報告があったとすれば、少なくとも資料上は1月の20日になって初めてというのは腑に落ちないことではないです。それから、加計学園の加計孝太郎さん、私も加計学園というのはあること自体、今年の2月か3月に知ったのですけれど。昨年、7回ですか、それだけ数多く会っていて、一昨年よりも多いではないかと、それで知らないはずがないのではないかと言っているのですけれども、そのうち5回は山中湖・河口湖の総理の別荘に、よく写真が載っていますけれども、それに一緒に行った時のたぶん動きかなと。7月の末から8月の頭、ここのところは、私自身もその場にいたわけでもないのですけれども、そこは政治家のけじめとして、そういう話はなかったということを私は信じたいなと、信じるべきだと思います」

疑惑解く『キーマン』国会証言 前川前文科次官&和泉首相補佐官
秋元キャスター
「前川前次官が、和泉総理補佐官から『特区における獣医学部の新設について早く進めろ。総理は自分の口からは言えないから、代わって私が言うんだ』との話があったと話しました。一方、和泉補佐官は『獣医学部新設が岩盤規制の象徴と認識していた。総理が常々言っていたスピード感を持つのが大事ということは言ったかもしれない。総理が自分の口から言えないから私が代わりに言うなんて極端な話をすれば記憶に残っているはず。言っていない』と。双方、発言が食い違っているわけですけれども…」
反町キャスター
「山田さん、今日の前川さんの話というのは、まず小野寺さんは1つ目の質問で、総理から直接言われたことはないということが、まず1つ。そのあともう1つ、和泉さんから具体的に加計という名前を聞いたのかと言うことに関しても加計という名前を挙げて頼むと言われたという発言はしていませんよ。名前がいろいろと出てくる中で、これは加計のことだなと確信したという言い方ですよ。これは、つまり、前川さんが目の前にいる和泉さんの後ろに総理がいると思って、総理の気持ちを忖度という言葉が正しいかどうかはわからない、でも、言われてもいないのに加計だと思い込んで動いて、結局、自縄自縛とは言いませんけれども、結果的にそのあと、退官されたあと、これはおかしいと言っているようにも見える。ここは僕、非常に不透明感を感じるのですが、どうですか?」
山田氏
「ですから、与党質問の中で、そこを浮き彫りにしたかったのだろうなと思うのですけれども。そういう意味で、私はかなりこの部分では押し返している部分ではあると思うのですけれど。ただ、和泉さんの話の仕方が、別に疑っているとかではなく、かなりここが重要だと強調された分だけ、少しバタバタした印象を受けましたので」
反町キャスター
「喋り方としてね…」
山田氏
「そうです、ですから、そこは結局、五分五分になったかなと」
反町キャスター
「葉梨さん、いかがですか?」
葉梨議員
「いや、私自身も、20年ほど前に警察庁の少年課にいた時に前川さんとお知り合いになりまして…」
反町キャスター
「えっ?」
葉梨議員
「そんなに親しいわけではないのですけれども…」
反町キャスター
「そうなのですか?」
葉梨議員
「はい、だいぶ前から知り合いではあるんです。それで個人的に言うと、前川さんというのは、意図的に嘘をつかれるようなタイプの方ではありません。これは1つ、名誉のために言っておきたいのですけれども。ただ、いくつかありまして、1つは改革路線についての微妙な感じ方を昔から持っているというのは、前川さんだけではなくて、文部科学省の官僚の一部はそういうところがあるんです。たとえば、平成16年に司法制度改革というのがありまして、法科大学院というのがいろいろな学校にできました。ところが、全然、弁護士に受からないし、弁護士になっても職がないという人が増えてしまって、これをどうするかということで、私も法務省、法務副大臣をやっていますけれども、法務省と文科省の間でまだだいぶやり合っています。平成18年に義務教育費国庫負担金、教職員の、義務教育の給料半分の補助率を3分の1にする、これに前川さん、大抵抗いたしました。結局、小泉さんに押し切られ、3分の1になってしまった。それと教職員の改善増と言って、子供の数はグッと減っているのですけれども、教職員の数はこれぐらいの減り方しかないです、これはいろいろ理由をつけて、改善増という定数増を行ってきているのですけれども、これが最近だいぶ削られてきていると。そういう中にもってきて、今回の獣医学部、また、開設するということになると、極めて教育提供体制というか、教職員の質もそうだし、量、ここらへんを非常に重視するタイプの考え方が昔から文科省はあるものですから、非常に、この構造改革路線・規制改革路線にはある程度、相当まず微妙な考え方を持っていらっしゃるということは言えるだろうかなと思うんです。もう1つは、既成官庁と内閣府については、具体的にこの事案と言った場合、裏にどういう事業主体があるかというのはわかっています。この場合、当時であれば、前川さん自身がおっしゃられていますけれど、京産大の構想がまだ具体的になっていなかったとしたら、それは加計学園しかないのだということです。これは前川さんの頭の中に色濃くあるわけです。ところが、内閣府と文科省、これは確かに加計学園とかいう具体的な事業主体はある程度想像できる立場にあるのですけれども、一般的に、内閣府と内閣官房、首相官邸というのは、同じ組織のように思われますけれど、別です。ですから、和泉さんの属している内閣官房が具体的な事業主体の名前とか、具体的な自治体名をもって言ってくるということはあまりないです。あまりないと言うか、私は一切、聞いていません、そういったことの例をこれまで。制度論的に早く進めてくれと言うことは内閣官房なり、首相官邸はあります。これはあくまで制度論。ですから、9月9日というのはちょっと見てみましたら、ちょうど5時から国家戦略特区の諮問会議が開かれ、和泉さんも出席すると、その議事録の中で、資料の中では獣医学部の新設に関することがちょっと書いてあったので、それでリマインドされ、たぶん和泉さんが、これは想像になりますけれども、前川さんを呼んで、どんな状況になっているのだということを聞いたと」
反町キャスター
「諮問会議の前に?」
葉梨議員
「はい、前にですね」
反町キャスター
「どういう状況になっているのかを事前に把握しようとしたと」
葉梨議員
「…ということなのではないかなと思います。ですから、和泉さんが言われたのは、とにかく総理も早く、こういう制度論的なものを早く進めろと言っているし、獣医学部の、これも俎上にのぼっているから早くしてほしいと、それは言ったかもわかりません。ところが、前川さんにしてみたら、受け止め方の問題として、これは総理が加計学園を進めているのだと受け止めたということはあるかもわからないのですけれど。そこのところは大いに、この文科省にいる前川さん、それから、内閣官房にいる和泉さんの基盤の差だと思います、私は」

疑惑の『焦点』どこまで解明?
玉木議員
「今日、私が実は質問した中で、私自身、驚いたのは、これまで文科省が存在自体、存否自体、明らかにできなかったと言われた1つの文書を、存在すると、実は松野大臣が明確に認めたんです」
反町キャスター
「ありましたね」
玉木議員
「これは何かと言うと、昨年の11月9日に国家戦略特区の諮問会議で、特区で獣医学部新設を認める、その前の日に、実は文科省内のやり取りが添付資料とともにあるのですが、こう書いています、『大臣及び局長より加計学園に対して、文科省としては現時点の構想では不十分だと考えている旨、早急に厳しく伝えるべきというご指示がありましたと、局長からは、先ほども、早く連絡して、絶対、今日中にと言われたところです』と。加計学園の伝達事項という、紙があるのですけれど、何を書いているかと言うと、現在の提案だと、たとえば、公務員の獣医師養成とか、人獣共通感染症の研究とか、医学部との連携は、既存の獣医学部でも取り組まれているので、ちょっと他のことを考えないと要件を満たさないよと」
反町キャスター
「弱いということですよね?」
玉木議員
「いや、石破4条件を満たさないよということを指摘して、それでまだ特区として認められるかどうかもわからない段階から、加計学園に対して懇切丁寧なアドバイスというか…」
反町キャスター
「それは、もしその紙の通りに文科省が動いていたとすれば、問われるべきは誰の判断、誰の責任なのですか?これは松野文科大臣の話なのですか?」
葉梨議員
「責任は問われないです」
反町キャスター
「責任は問われないのですか?」
葉梨議員
「はい。あの…」
玉木議員
「こういう特別扱いをしているということと加計学園というのはまったく頭になくて、それはきちんとルールを決めて公募したあとに初めて加計学園がわかりましたということを根底から覆す…」
反町キャスター
「それは総理ですよね?公募したあとに名前がわかったと、今日言っていたのは」
玉木議員
「そうですね。ただ、和泉さんにしたって、いや、加計なんて聞いていないと、いろいろなことを」
葉梨氏
「和泉さんは…」
反町キャスター
「…和泉さんは、名前は聞いていないとは今日言っていないのではないですか?」
玉木議員
「前川さん、前川さんが加計とは明確にはなかったということですが、事実上、それは加戸前知事も言っていたように、加計一筋だったわけでしょう、今治は」
反町キャスター
「今治はそうです…」
葉梨議員
「いや、それは、だけれども、それは違いますよ、玉木さん…」
玉木議員
「獣医学部を認めるということは…、それは前川さんもそうおっしゃっているではないですか。自分は、加計学園だということを思ったと、実際にこういうやり取りが文科省の中に残っているわけですよ」
葉梨議員
「国家戦略特区ということを動かしていくということについては、決して必ずしも文部省はこの4条件を満たしていれば反対ではないという状況だったわけです。ですから、この4条件を満たすような形で想定される事業主体に対して相談に応じたり、懇切丁寧に指導するということは、これは当然の行政です。ですから、これについて非難する話では一切ありません」
玉木議員
「でも、なぜ京都産業大学にしないのですか?まったく連絡なかったと言っていますよ」
葉梨議員
「それで加計学園から、これはご相談があったからの話ですからね」
玉木議員
「そうですか、本当に?それは確認できていませんよ」
葉梨議員
「加計学園に指導したわけでしょう。ですから、加計学園の事務局長あたりが、行かせるからと言って、行って、なんらかのいろいろな話があって、指導があったということだと私は認識していますけれども。ただ、こういうような文書があったからと言って、行政が捻じ曲がったとか、そういうことではありません。想定される事業主体があるわけですから、それが4条件に合うように指導していくというのは、これは当然の行政です。それがなぜ表に出なかったかというのは、この文書自体が、加計学園の、相手が出すことについて承認がいるからということで止めて、存否が確認できないと言っていたのですけれども、情報公開請求があったらしくて、その期間で回答がなければ公開しなければならないということになったということで、今日、大臣が言われたと」
反町キャスター
「でも、今日、理事会でその紙を出そうと言ったら自民党が反対したんですよね?」
玉木議員
「いや、そうですよ、逆に聞きたい」
葉梨議員
「午前中の段階では、存否が確認できないという理由は、文科省からの回答があったんです」
玉木議員
「それは、そんなことないでしょう」
葉梨議員
「それで、昼の段階ではもう期限がきたのでということで、これはもうこちらとしても文科省に強く言っていますので。昼で期限がきたのだなというようなことは与党としても相当言っています」

自衛隊『日報』めぐる疑惑は… 稲田防衛相の説明責任と今後
反町キャスター
「南スーダンPKO(国連平和維持活動)における日報の問題です。2016年の12月2日に稲田防衛大臣は、日報は廃棄済みであるというところから、再調査を指示するという展開になりました。その後の動きですけれど、ここに防衛省の統幕と陸上自衛隊、統幕というのは陸海空3自衛隊を束ねたところの組織ですけれど、この2つのところで別々の動きが出たというのが我々の認識です。12月26日に統幕の方で、ないと言われていた日報のデータが発見されました、ということになっています。2月の13日に統幕で見つけられたものとして日報が情報開示されました。一方、その日に、その日までにという言い方になるのですけれども、陸上自衛隊の方で当初ないとされていた、陸上自衛隊では一切、日報はなかったという中でもう1回、探してみたらデータが発見されたというのが13日までに明らかになり、2月13日に稲田大臣に対して防衛省と陸上自衛隊の幹部から、データが陸上自衛隊でも発見されました、という報告が上がっていたのが、フジテレビの取材によると、こういう事実が明らかになっています。その後、防衛3役を含む特別防衛監察という動きになっていて、総理が、委員会でも話に出ているように監察が出れば報告があると思うというのが、現在そういう状況になっているのですけれども」
山田氏
「このデータが、発見されたものを非公開にしたということについて、1番のポイントは、稲田さんがこれを関与していたのかどうかということです。稲田さんはこれを明確に否定しているのだけれども、このところの我々メディアの取材では知って、報告していたと。2月の15日と言っていますけれども、陸自の関係者と会ったことは認めていると、しかし、そのことの報告は、私は受けていないと、従って、私は知らなかったということで、ここでこれまでの発言との辻褄を合わせようとしているのですが。さて、これからこの特別監察の回答、これも同じことを言うと思うのですけれども、どのように政府が発表するのかというところが、ここが1つ見どころになりますね」
反町キャスター
「なるほど。玉木さん、今日、この話は委員会での質問では出なかったのですけれども、玉木さん、この件について、どう見ていますか?」
玉木議員
「これは、FNNさんが、今回よく取材されているなと思うのですが…」
反町キャスター
「恐縮です」
玉木議員
「2月15日が注目されていますが、2月13日がたぶん稲田大臣に上がった最初の時かなと思いますね。湯浅陸幕副長から、まず13日に説明があり、2月の15日に今度は岡部陸幕長から大臣に上がっていると思います。これは取材されている中でもありますし、私どもがいろいろ独自で調べたら、いろいろなことを大臣が実際におっしゃっているというのがあります。総理が今日、チラッと持っていたので、特別防衛監察のポイントというのを、総理は報告を受けていないと言いましたけれども、あれも虚偽かなと思うのは、受けているはずです。ポイントは何かと言うと、稲田大臣は…」
反町キャスター
「委員会室で総理の手元に?」
玉木議員
「わかりました」
反町キャスター
「特別防衛監察の黄色とか、オレンジとかが入っている…」
玉木議員
「黄色と赤です。たぶん同じこれだと思うのですけれども。それで稲田大臣は報告を受けていないと言われていますね。記者会見で陸幕長は記者から聞かれた時に…、特別監察中なのでコメントを差し控えると言うんですよ。これはそうかなと思うけれども、すごくおかしいのは、自分の上官たる大臣が報告を受けていないと言っているのだから、答えは報告していない、しかないではないですか。いかに監察中であったとしても。稲田さんだって自分が上司だったら部下に対して、自分が報告してないのだから、私も受けていないのだから、報告していないと言いなさいと言えばいいですよ。そうではなく、監察中だから言えませんと言うこと自体、私は稲田大臣の答弁が正しくないのだと言わざるを得ないと思いますし。たとえば、13日であると、湯浅陸幕副長から紙はないかとしか確認しなかったと。データはあったかと言うと、あったと。それに対して大臣は、明日、なんて答えよう、と言ったとか、あるいは他のメモだと、情報公開は文書だけが対象だと思っていましたと、これも陸幕副長から報告されたことに対して大臣はけしからんと言っていて、つまり、陸自にデータとしての日報が残っていることはこの時点で稲田大臣は明確に意識していますよ、理解しているはずです。ですから、これはもし嘘をついていたとしたら、これは本当に罷免されるべきだと思うし、仮に、仮に100歩譲って、稲田さんが正しかったとしたら、それは実力部隊である陸上自衛隊が正しい、稲田さんが受けていないと言うのであれば、本当にあったとしたら、あったということを大臣に説明していないということですよね、報告を受けていないと言っているわけですから。そうすると、今度は、真実が大臣に伝わらない。これは実は自衛隊、防衛省というところだからこそすごく大事なのは、実力部隊から真実がシビリアンコントロールの最大の責任者である文民大臣に上がらないということは、そういうことを許しているという観点から、稲田大臣の監督責任、まさにシビリアンコントロールを働かす力がないということの証明でもあるので。これが実は真実であってもなくても、いずれにせよ、大臣の責任は厳しく問われますから、これは1日も早く辞めていただかないといけないと思いますね」

国民の『不信』と政権支持率
秋元キャスター
「FNNがこの週末に行った世論調査で、このような結果が出ています。安部内閣を支持するという人、先月の47.6%から12.9ポイント下がって34.7%と。一方、支持しないという人は13.2ポイント上昇し56.1%と、支持、不支持が逆転する事態となっているわけですけれども。そうした中、今日、閉会中審査で安倍総理、このように話しました。『内閣支持率が低下していることについては国民の声として真摯に受け止めたい。まさに今ここで議論をしている獣医学部の新設の問題についての私の答弁・説明の姿勢についての批判もあるであろうと。それは率直に認めなければならないと考えている』ということですが、山田さん、今日の閉会中審査、支持率にどう影響すると見ていますか?」
山田氏
「明日もありますから、わからないと言えばわからないのですけれども、それとまた内閣改造もありますけれども。少なくとも、今回の閉会中審査は、要するに、得点を取るというのはなかなか難しいわけで、総理としては守りですから、失点をいかに少なくするかですけれども、あとは来週の内閣改造につなげていけるかなのですが。ただ、2割台の数字も出ていますから、一気にV字回復をするということはないと思うんです。ただ、支持率を下げた要素の中に私は2種類あると思いまして。1つは、お灸型と言いますか、つまり、再生してほしいという、これはある意味で愛情があるわけです。もう1つは、いわばもう愛想尽かしという、もう見たくないと。これは、この方々が結構厚い可能性もあるので、現在、支持率の下がり方が、ちょっと底が抜けている感じなのですけれども。少なくともこれまで支持してくれていた人が戻るということが今回あるかどうか、これがポイントですね」
反町キャスター
「野党側、今日のやり取りとかを見ていて、質問に立ったのは、民進・維新・共産ですよ、維新は別だとしても、野党の皆さんは得点を重ねることができたのかどうか?ここはどう見ますか?」
山田氏
「野党の支持率も下がっていますでしょう。ですから、野党はもうちょっとこうした、いわゆるテレビに映っている中でのやり取りで得点を稼ぐとかいう、そうした段階はもう終わっているというか、もう少し根本的に変えなければいけないと思うのですが。1つ、野党がやらなくてはいけないのは、自分が、自分達が受け皿であるということをキチッとアピールできるかどうかというところです。そうすると、仙台の市長選挙は、都民ファーストはいなかったとはいえ、ですから、民進党が受け皿になったかというとそうではないと思いますから。今日の中では実は得点ができた人はいないのだと思います」
反町キャスター
「なるほど。玉木さん、葉梨さんにも聞きたいですけれども、要するに、政党支持率だけを見ると、こういうことになります。自民党は確かに急落している一方、民進党の支持率も直近のウチの世論調査では落ちているんですよ。まさに、山田さんが言われたように、受け皿なき支持率の低下、内閣支持率です、受け皿なき内閣支持率の低下の中で、政党支持率も落ちていて、無党派が増えている。ちょっと今日の論議を離れて、ちょっとバードアイで見た話を聞きたいのですけれども、玉木さん、この状況はどう見ていますか?」
玉木議員
「日本の政治、民主主義にとっては非常に残念な状況で、我々も非常に重い責任を感じています。受け皿にしっかりならないといけないと、信頼できる受け皿にならないといけないし、これは与野党が切磋琢磨して、議論していくうえでも、あまりにも野党、特に第1党が支持率が低いという状況は、非常に問題だと思っています。ただ、仙台市長選挙を見ると、先ほど、民進党が受け皿にならないということでしたけれども、郡さんという直前まで民進党の議員が辞めて、それで出て、出口調査とか、いろいろ見るとそれなりには受け皿にはなっているわけですね。都議会議員選挙は都民ファーストさんがなりましたけれど、我々もしっかりもう1回、国民の皆さんが信頼できるような受け皿になるための自己改革をやると。球はこちらにあると思って、我々がどれだけ変われるのかと」
反町キャスター
「葉梨さん、いかがですか?」
葉梨議員
「この状況というのは、本来的には、与野党がしっかり切磋琢磨してというのが1番良い姿なのだろうと思うのですけれども」
反町キャスター
「普通は、自民党が落ちると、こちらがピョッと上がってくるはずで、2009年とか、そういう現象があったんですよ」
葉梨議員
「今回、自民党が落ちたのは、理由は自民党の中にあると思います。ですから、実は政策的に見ますと、我々は一応プロと言うか、玄人ですから、外交的にも、トランプ政権だ、EU(欧州連合)がこういう状況だ、あるいは北朝鮮だ、それから、中国だということで、日本で言ったら安倍政権は非常によくやっていると。さらには120万人も年間、生産年齢人口が減る中で、IMF(国際通貨基金)も上方修正です、1.3%の経済成長、これも玄人的に言うと、よくやっている世界なんですけれども。ただし、身近なところで言うと、1.3%成長というのは、51人は昨年よりも良い生活になるかもわからないけれども、49人は昨年より悪くなる、そういう世界の中では、しっかりしたオープンに政策課題をよく説明していくという丁寧さがすごく求められる。そういう中で、政策以外のところでも自民党が支持率を落とす要因がいくつかありました、正直申し上げて。これがボディーブローのように効いてきていると。ですから、そういった意味でも、いかにオープンな課題を設定するか、それから、できるだけ生活に密着したような課題。憲法改正も大事です、テロ等準備罪も大事です、でも、生活に必ずしも密着した課題でないものですから、国家戦略特区も大事なのですけれど、これもそんなに生活に密着した課題ではない。より生活に密着した課題をどういうように設定できるかということが、私は非常に求められているのだろうと思います」

葉梨康弘 自由民主党総務部会長の提言 『国民との共感の醸成』
葉梨議員
「国民との共感の醸成、これは先ほど申し上げた通りです。自民党の支持率、政権の支持率が落ちたのも自民党の中に理由がある。ですから、政策課題にしても、より生活に密着した課題、それから、説明の仕方をより丁寧にオープンにしていくこと。いかに政権も努力しているのだという、汗をかいているのだということをわかりやすく国民に説明すること。今日の集中審議における安倍総理の姿勢はその第1歩だったと私は感じています。これは成功していただけるとありがたいです」

玉木雄一郎 民進党幹事長代理の提言 『解散』
玉木議員
「解散と書きました。野党第1党としては、常に政権交代を目指す立場でありますし、えこひいきと徹底した情報隠蔽体質は、政権を入れ替えないと変わらないという意味では、解散して国民に信を問うべきだと思います。合わせて、これは我が党自身に対してのある意味での自己警告と言いますか、場合によっては、年内に解散をする可能性もあると思いますから、そのことに備えないといけないと思いますし、解散を意識して本当に国民が信頼できる党に生まれ変わっていかなければいけないなと自らに言い聞かす意味でも書かせてもらいました」

山田惠資 時事通信社解説委員長の提言 『経済第一』
山田氏
「経済第一です。こちらにいらっしゃるお二人は、政党を代表していらっしゃるけれども、私は記者として、日本は経済第一を進めるべきだと思っています。特に安倍さんは憲法改正を非常に重視していますけれども、また、憲法改正を支持する人が増えているのは事実だけれども、変わっていないのは、経済を優先してほしいというのが国民の希望ですから、そこの優先順位をまず重視、しっかり捉えてほしいということで。私は経済第一ということを申し上げたいと思います」