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2017年7月3日(月)
小池知事に聞く都議選 勝敗分けた戦略と決断

ゲスト

小池百合子
東京都知事(前半)
片山さつき
自由民主党政務調査会長代理 参議院議員(後半)
山田惠資
時事通信社解説委員長(後半)


前編

小池都知事 都議選総括! 圧勝の次に吹く『旋風』は?
秋元キャスター
「昨日、投開票が行われました東京都議会議員選挙。結果は都民ファースト55議席に、公明党、生活者ネットを加えて、小池都知事を支持する政党の合計が79議席という圧勝。一方で、自民党は34議席減の23議席と惨敗となりました。今夜は小池都知事を迎えて、都議選の総括と今後の展望を聞いていきます」
反町キャスター
「お疲れ様でした」
小池都知事
「疲れました」
反町キャスター
「都民ファーストの代表を辞任する、今日付で辞任されたのですか?」
小池都知事
「はい、いたしまして野田という元代表に戻したということです。これほど圧勝させていただくとも思いませんでしたので、代表と知事と兼ねてというのはちょっとお腹いっぱい過ぎるなという、そういう気分でありまして。いや、ここはむしろ控えた方がいいかなという判断を今日になってしました」
反町キャスター
「都民ファーストの役職は?顧問とか、相談役とか」
小池都知事
「そうですね、はい、特別顧問というような形、前の形に戻っていこうかなと。それぐらいのスタンスの方がいいのではないかと判断しました」
反町キャスター
「選挙期間中もいろんなところで、勝ったあと、メディアの方からも2元代表制はそもそもみたいな、そもそも論で言われると鬱陶しいですか?」
小池都知事
「うん、でも、2元代表制と言うけれども、私はこれまでが1元代表制だったと思っているので、東京大改革を進めたわけですよ」
反町キャスター
「知事と与党がベッタリだったと、こういうこと?」
小池都知事
「いや、中には前の前の知事、前々…いや…」
反町キャスター
「前々?わからないよ…」
小池都知事
「滅多に都庁に来ない人とか、それを代わりに都議会の人がやっていらしたわけですよね。予算も採決してもらわないといけないので、そのためにそれこそ忖度する、都庁側が忖度したりとかね。だから、どこに2元制があったのかとむしろ問うべきだったと私は思っているんですね。それから、他、地方自治体を見ましてもだいたいオール与党でやっているようなところは多いです、実際は。だから、急に2元代表制で、チェックがどうのこうのと、それはチェックすべきです。だけど、していなかったからここまで都庁は放漫、放漫とは言わないけれども、十分ではなかったと思うわけで。だから、そこにチェックを効かせるためにはまず情報公開を進めていかなければいけないというので最初にそこから手をつけたということです。と言うことで、代表は退いて特別顧問という形で、新人もたくさんいますので、研修といったようなところでアドバイスをしていこうかなと思っています」
秋元キャスター
「小池さんが代表だからと思って票を入れた都民もいるのではないですか?そのあたりはどう考えますか?」
小池都知事
「そうですね、そういった方々のためにも、しっかりと新人議員の研修などでお応えできるようにしていきたいと思っています」
秋元キャスター
「さて、都議選の結果について聞いていきますが、まずは改選前と後で選挙区を比べてみますと。まず改選前、中央区以外の41選挙区に赤で示してあります自民党が議席を持っていまして全57議席の第1党となっていました。一方、都民ファーストは6議席だったのですが。改選後、昨日の都議選の結果、情勢は一変しまして、41選挙区で都民ファーストが議席を獲得、複数区で2名選出されているところもあり、連携する公明党と合わせて圧勝ぶりが一目瞭然ですけれど。かつて自民党にいらした小池さんから見て、自民党のここまでの大敗というのは予想されましたか?」
小池都知事
「他人様の党ですので、コメントはあまり好んでしたいとは思いませんが、ここまで減る、減らされるとは思いませんでした」
反町キャスター
「たとえば、大田区とかでも都民ファーストが2人当選しているんですよね。推薦も2人かな?公明党も2人か。要するに、複数区で、組織がなくて、いわば、風頼みと言ったら失礼かもしれないけれど、浮動票、ないし都民ファーストの急にファンになった人をいかにこうやるかと言っても、組織がないわけだから、どこかの政党みたいに、ここの地域の人はこっち、ここの地域の人はこっちと、きれいに割ることできないと思うんですよ。どう調整したのですか?」
小池都知事
「今回の都議選の場合は1人区から、2人区、3人区、さらに8人区まであるわけで、これ全部オーダーメードですね。選挙制度が違うわけです。小選挙区、それから、中選挙区で、たとえば、大田区などは8人いて、これは国会議員よりも広いんです、その選挙区が、ここが大きな問題だと思っているんですよ、むしろ。1票の格差とか言いながら、国会は誰の代表なのと、都議会は誰のどこの代表なのという話になってくる。1人区の場合は相手を見て、特徴ある形で進めました。それから、1番ご指摘のように、複数区になりますと地域分けができるわけでもない、組織分けができるわけでもない、ですから、たとえば、1人有名な人をポーンと立てると、そこに集中してしまって他が活きてこないということで。それぞれ特色を持ちながら、多様な方をそれぞれ置いたということですね」
反町キャスター
「候補者のはめ込みのところで考えたということですね?」
小池都知事
「もちろん、そうですね。一種の、たとえば、子育て中のお母さんの候補者であるとか、それはそれぞれ特色を持った形の、選択肢を多く持ってこないと、複数区のところではなかなか難しいと」
反町キャスター
「特色を分けて、食い合いをしないように調整したんですね?」
小池都知事
「はい、こちらとしては。ですから、マーケティングの極みですよ」

躍進戦略&自民の『敵失』
反町キャスター
「議席がグッと伸びた1つの背景に小池知事の人気、都民ファーストへの期待、プラス自民党のオウンゴールがあったと思うんです。たとえば、自民党のオウンゴールシリーズというものがもしあるとすれば。どれがどうだったのかは聞きませんが、いろいろ触れられる中で1番、有権者がそうだと反応があったのはどれですか?」
小池都知事
「敵失よりも、こちらの政策を訴えたいという思いでありましたので、ですから、これらの問題に触れるのは、たとえば、森友とか、加計の問題で言うならば、情報公開を徹底すればいいという、その理由としてこの森友とか、加計の話は出すことがあります。それから、都民ファーストの会の候補者はできるだけ多くの女性候補を擁立しようという思いでしたので、女性というので、このへんはマイナスイメージになっちゃうので。ですから、そういう時に我が方は違いますよということを例に出してチラッと言うぐらいで、あまり敵というか、相手の失言とかを捉えて言うのはちょっと小さいなと思うので、あまり触っていないですね」
反町キャスター
「それは候補者にも、あまり自民党がどうのこうのと言うのはやめて、自分達の良い点をアピールしなさいという指示は下ろしたりしているのですか?」
小池都知事
「基本的に皆さん、政策を訴えるということと、それから、今回の候補者の中では結構、専門性の高い方も多いです、はい。これまでに都議会の中にいなかったような方々がいらっしゃって、当選して。だから、都議会は古い議会を新しくということを申し上げて、そんなの関係ないと反論がありましたけれども、そこであらためて超古い議会を新しくと私は変えたのですけれども。でも、変わりますよ。変わって当然だと思うし、変わらなければ、東京がガラパゴスになって世界の中から取り残されるという、そういう危機感での今回、新しい人材を投入したと」
反町キャスター
「受け皿論という話でいう時、同じ都議会選挙に候補者を出していた、共産党や民進党は国政における安倍政権のことを手厳しく批判して、国政における問題、安倍政権に鉄槌を、批判を、ノーという、こういう話をされていました。とは言いながら、国政において共産党や民進党が政権交代に至るまで勢いがあるかと言うと、なかなか世論調査を見ていてもできない。ただ、今回の都議会議員選挙で都民ファーストは何をやったのか、受け皿になったと感じますか?」
小池都知事
「いろいろ現在の政権に対しての批判ということを、むしろ受け皿になれた部分もあろうかと思います。現在の永田町、国会の閉塞感というのは、お友達とか、それから、はっきりしない、情報公開が十分でないので書類があるの、ないのとそういう議論ばっかり続いていて、結構うんざりというところだったと思います。それで私達の主張というのはまず情報公開で見える化します、税金をちゃんとワイズ・スペンディング、賢い使い方をします、待機児童問題です、高齢化してきて今後の空き家の問題があります、という本当に都民ファーストですから、なによりも。と言うことで、そこにも徹底的にこだわりました。受動喫煙問題もそうですし、オリンピック・パラリンピック、豊洲市場の問題も、1つのイシューとして取り上げてきました。それが全てだとは…。もちろん、市場関係者にとっては全てですけれども、全体からすれば課題はたくさんあったということですね」
反町キャスター
「都議に取り組んでほしい政策は、僕らの出口調査でこんな数字が出ているのですけれども。小池さん、都民の期待、医療・福祉、都政改革、子育て、この順番でとは言いませんけれども、現在オリ・パラとか市場問題というのは、少なくともウチの出口調査では関心があまり高くない」
小池都知事
「やはり都政の都議会の選挙です、基本的に。それとメディアの関心事とは若干ズレがあるのではないかと思います。都民の皆さんは自分の今日のことと明日のことと、それから、将来のことを気にかけていらっしゃるというのは誰でも一緒ではないのでしょうか」

新人都議の『政治的資質』は
秋元キャスター
「ここからは都議会の第1党となりました都民ファーストの会の今後について、小池都知事に聞いていきたいと思います。まず今回の都議選で当選した候補者、どんな方達が多かったのか、見ていきますと。まず現職の都議をはじめ、区議、市議など、なんらかの政治経験がある候補者35名が当選しています。小池塾出身者を中心に、政治家以外のキャリアを持つ当選候補が20名ということなのですが。小池さん、今回、有権者は政治経験のあり、なし、どの程度、投票の基準にしていたと考えますか?」
小池都知事
「それぞれの選挙区で違いますけれども、政治経験なしの、まったくない人の方がむしろ得票率が良かったりするんですね。知られてないことのプラスというのも、時にはあったりするのですが。試験も何度かやりまして、よく入社試験などで使うような、そういう性格テストも含めて、適正…、管理能力とか、そういうのをやって、非常に皆、優秀だったですね。あとは現場で当選後、天狗にならずに地べたをどうやって這っていくか、それができるか、できないかということだと思いますね」
反町キャスター
「それは1番難しいのではないですか?いわゆる自民党の2回生問題にしてもだいたい小選挙区で自民党が勝って、民主党が当時大勝してそのあと自民党が2回勝ったものだから、2回生問題になっているだけではないですか。新人議員の新人時代の…、先ほど、よその番組でも小池さんが話していたけれど、当選した時は自分の手柄で、落選したら他人のせいと、それは僕もよくわかりますよ。自分の手柄で当選したと思う55人の人達をどう教育していくんですか?」
小池都知事
「現場と言うか、それはずっとフォローして。それから、現職だったら次は必ず候補者になれるというので、ドンドン重ねるわけではないですか。逆に言えば、そういう古い人がずっといるからそこに本来もう1人立てる、ライバルをもう1人立てるべきところを立てられない、立てない、立てさせないというので、党の場合、衰退するんですよね。だから、現職有利、そう決めないことかもしれませんね」
反町キャスター
「そうすると、毎回、毎回、都議選の度に、地域における予備選みたいな、そんなことをやるのですか?」
小池都知事
「それぐらいまでできればいいですけれど。まだ組織、始まったばかりなのでどこまでできるかはわかりませんが。ただ、都議会議員らしくなったら、その分、しがらみが増えたとなると、これは善し悪しです、しがらみのあり方というのが。でも、今回、自民党の方々はそうやって古い体質、伝統的と言った方がいいのでしょうか、そういう方々がだいぶおられなくなってしまった。それは有権者の判断ですね」
反町キャスター
「なるほど。55人のうち、都民ファーストの会、女性は何人ぐらいいるのですか?」
小池都知事
「女性が18名。32%ですね。3分の1ですね。これはもう意識して、女性をできるだけ多く候補者として擁立。候補者として擁立しないと…」
反町キャスター
「逆差別みたいな感じに聞こえますよ」
小池都知事
「…でも」
反町キャスター
「要するに、能力より性別を優先して決めた、そんなことないですよね?」
小池都知事
「だけど、これまでの日本があまりにも女性に対して…」
反町キャスター
「そうですか?」
小池都知事
「異様ですよ、この国。ちゃんと教育なども、ちゃんと同様にすべきだし、いや、ここは大いにこれから日本は伸びる、伸びしろはそこにしかないと思いますよ」
反町キャスター
「なるほど」
秋元キャスター
「女性がたくさん増えることによって、これまでの都政と特にどういうところが変わってきますか?」
小池都知事
「これまでのもちろん、インフラ重視というのは強靭化、街の強靭化であるとか、いろいろあると思いますが、今後、介護、教育、待機児童対策、そういった部分がありますので、現場の声を1番、運ぶのは女性だと思います」

安倍『一強』との向き合いは
反町キャスター
「フランスのマクロン大統領は選挙公約でこういうこと言っています。『革命によって古くさいフランス政界に新たな顔ぶれを加え、旧来の2大政党の間を権力が行き来する流れを終わらせるんだ』と言って、今回、圧勝しました。大統領になった時には、既存の政党に乗ったわけでもないし、組織もないし、議会選挙惨敗するぞと皆、思っている人も結構、多かったのに、実はしっかりと候補者を立てて、組織もつくり、社会党の居抜きみたいな部分もあったにせよ。そういう形で、国会議員選挙で圧勝しました。このマクロン大統領の戦術、どう感じていますか?」
小池都知事
「自分の政党をつくって、ネットで党員を募集し、二十数万人、それで党員ができちゃって、ポチッと押せば寄付までできるというネットの仕組みになっていて。と同時に、数週間前に行われた国民議会の候補者を公募します、と言って、これもネットでやって2万人集めた。その中からずっと集め…、それぞれの588ありますけど、選挙区が。だから、私達がやった作業よりもっと複雑ですよね。1人区だけど、皆んなね」
反町キャスター
「でも、こちらも難しいのではないですか?8人区に、どう2人立てるのかみたいな」
小池都知事
「だけど、基本的にはそこに社会党から飛び込む人がいたり、お医者さんから、弁護士から、似たようなことを結局やっていて。何のためにやるかと言うと、政策を理解して、協力してくれる、安定した議会をつくると。同じことをやったわけですね、私も」
反町キャスター
「その意味で言うと、ノウハウ、マクロン大統領に対してずっと興味を持っていたように、我々は感じていたのですけれども。似たようなことをやっているなというような思いで見ていた?」
小池都知事
「いや、だから、途中までそういうのをやっているというのを知らなかったですけれども、フランスの友人に聞いて、なんだ同じことやっているではないかと思うようになりましたね」
反町キャスター
「ノウハウとしては同じですよね?」
小池都知事
「基本的には同じですね。無党派というか、政党ではなくて、旗をパッと立てて、そこにパッと、それぞれ寄せたということだと思うんです。現在、国政の方の話を私がするのもなんですけれども、たぶん、国民や都民の間では、ゴルフで例えるならば、いわゆるスライス?」
反町キャスター
「右に曲がる?」
小池都知事
「曲がる、スライスなボールと、それから、フックのボールで」
反町キャスター
「左曲がりね」
小池都知事
「現在、フェアウェイ、空いているんですよ」
反町キャスター
「なるほど」
小池都知事
「うん、で、フェアウェイを狙った、今回」
反町キャスター
「なるほど。真ん中は組織化されていない無党派がそこにいる?」
小池都知事
「無党派、そうですね。中間層がたくさんおられると思いますね。右過ぎてもいけないし、左過ぎてもいけないということなのだろうと思います。これは、都政ですから、安全保障論であるとか、そういったことは国政でやっていただくわけで。だから、徹底して都民生活に的をあてた政策をずっと訴え続けたということが、その勝利だったのかなと思いますね」
反町キャスター
「国政において右にスライスしていく、たとえば、安倍さんが憲法改正を言っている、安保法制…、でも、安保法制やった時は小池さんも自民党にいましたね。安保法制とか、憲法をやっているという右にグッと切れていく。一方で、蓮舫さんが左の本格派かと言ったら、ちょっといろいろ議論もあるかもしれないのですけれど、要するに、反権力、反自民党政権ということでは左の球がビンビン飛んでいて。任せて安心な真ん中が現在、空いているぞという趣旨の話だったと思うのですけれども。小池さん、たとえば、安倍さんの現在の政権運営というのは右に切れ過ぎだと思っています?」
小池都知事
「私は、前はいわゆる例の日本会議という議連の中に入っていたのですが、途中から自分自身は出席していません」
反町キャスター
「そうなのですか?」
小池都知事
「はい。何か違和感を感じて、と言うことで、そこからそこは肩書だけはあったけれども、現在もう議員ではありませんから、そこからも出ていますけれど。少しカラーと言うか、右、スライスがかなりきつくなってきたなというのは違和感、感じましたね」
反町キャスター
「どこに違和感?ゴルフの違和感は自分も球がまっすぐいかない、よくわかるのですけれども。たとえば、小池さんが自民党にいた時に自民党2012年の憲法改正草案、あれには反対されたのですか?」
小池都知事
「いえ、違いますよ。だけど…」
反町キャスター
「あれがフェアウェイに乗っているとしたら…、どうぞ」
小池都知事
「だけど、右バネというのがかなり効いて、物言えば唇寒しみたいな空気が漂うようになっていたように思いますね」
反町キャスター
「なるほど。そこの部分というのは、どちらかと言うと、政策的な部分というよりも、スライスというのは何だろう、党内の雰囲気とか、風通しとか、そちらの方も大きいですか?」
小池都知事
「それも大きいと思いますね。そのことが先ほど、問題になっているところに、加計…」
反町キャスター
「はい」
小池都知事
「…というところに出てきて、皆、違和感、感じたということではないのでしょうか」

小池百合子 東京都知事の提言 『Speed』
小池都知事
「スピード。これからの世界の激動というのは、想像を絶するものがあると思います。これは国際政治であるとか、そういうことだけでなく、たとえば、物流の変化などというのは現在、大変なスピードというか、それこそドローンで運ばれるのではないかとか、いろいろありますよね。それぐらい物事の変化のスピードは速い。それに、議論ばかりを重ねて答えを出さないということになっていたら結局遅れてしまう、ガラパゴス化してしまう。このようなことを考えるとこれからはスピード感というのが重要になってくると。そのためには人に説明し、説得しという、それが求められてきて。そのうえで情報も公開をして、こういうことなのだということをしっかりお示しをするというような都政を進めていきたいと思っています」
反町キャスター
「今回の、たとえば、築地・豊洲の問題では、情報公開ブワッとされたと思います。された結果、あれもこれも心配になってきて、あれもこれもどうなっているのだということで、飲める水になるまでやらないのかみたいな議論になると。情報公開とスピードというのは、僕は矛盾する可能性があるかと思うのですが、そこはどうですか?」
小池都知事
「いや、それは、情報は公開した方がいいわけで、その時の説明がきちんとできているかどうか。それから、日本人の場合は特にリテラシーというか、数値に対するリテラシーが十分ではないような気がします。お醤油でも1瓶、飲んじゃうと、調子悪いですよね」
反町キャスター
「僕は飲んだことがないから、わからない…」
小池都知事
「お寿司にちょっとつけるからいいわけで」
反町キャスター
「なるほど。そこはちゃんとバランス、それは、説明する側の責任でもあるということですね?」
小池都知事
「そうでもありますね」


後編

自民・片山氏が緊急総括 都議選『大敗北』の要因は?
秋元キャスター
「ここからは、大敗を喫しました自民党の党勢立て直しについて聞いていきます。まずは片山さん、グラフにもありますけれども、34議席の減少と大きな敗北となりました、自民党、今回の都議選。応援演説をたくさんされていましたけれど、有権者の反応などからどんな手応えを感じていましたか?」
片山議員
「本当にこの結果については本当に痛切につらいですし、応援していただいた都民の皆様に本当に申し訳ない。また、いろいろありましたよね、そういうことも含めて、緩みもあったし、大変残念なこともあった、こちらとしても現場をまわっていて涙が出るようなこともありましたので。いろいろな意味で、反省すべきことは本当に痛切に反省し、必ずそれが最大の教訓ですから、選挙というのは大敗が必ず、スタートの原点となりますのできっちり活かしていかないと。本当に申し訳ないことで、ひたすらそれについては皆…、ただ、ここで立ち止まっていることは、私達はできないので。国民政党としてどんなに苦しくても、反省を踏まえて、改善をして進まなければならないので。そういうことを申し上げるためにきましたのと。5月半ばぐらいまではあさかぜとかで遊説していても、むしろ非常に良かったですし、自民党の調査ですけれども、予測値も良かったんです。その時に、強気のストラテジーを都連の選対の方でとられていたのですが、結果的に急激にここまで悪くなる、特に最後の月曜日以降ですね。6月の17日、18日の調査はまだ残念だけれど、このぐらいかなという効果、ここからもう重点区を決めて全面的に巻き返そうねという時に、月曜日からほとんど毎日、何かが起きました。これについては現場ではまったく呆然としてしまうんです。何が起きているのかわからないし、ただ、着実に死に物狂いでかき集めてきた票がバッサバッサとなくなっていくのが見えましたよね、月曜日以降は」
反町キャスター
「都民ファーストの勢いに押されたと言うのではなく、先ほども使っていたフリップですけれども、こういう自民党のオウンゴールによってドンドンやれることがなくなって追い込まれていったという。相手からの圧ではなく、自らドンドン苦しんで落ちていった、追い込まれていったと、こういう感触ですか?」
片山議員
「ええ、選挙ですし、小池知事は大変選挙上手と言うか、今回もプランニング、とってもうまくいってらっしゃったので、自民党側にこういうことがあれば、それは1つずつ必ず相手のストラテジーに利用されてしまいますから、実際そうなってしまったので、それが相乗効果でしたね」
反町キャスター
「なるほどね。この手のこの話というのは片山さんが組織でまわられていた時も釈明をした方がいいものなのか、触れずに他の話をした方がいいか。釈明をして、いや、こうです、と言うと、かえって向こうの反感を買うような勢いだったか、ちょっと、いろいろ温度差があると思うのですけれども。どう感じましたですか?」
片山議員
「いや、ですから、まずある事件が起きた翌日の、私が応援に入った、比較的、保守の強い選挙区ですよ、結果的に予調では買っていたのですけれども、最後、負けたのですけれども。朝、午前中、20件、何だあれは、という電話があったと、それも自民党の支持者、自民党を思ってくれる方からあったと」
反町キャスター
「それはマズいですね」
片山議員
「ええ」
反町キャスター
「そういう状況がベースにあるので」
片山議員
「だから、それでも、月曜日以降でも、私が候補者とともに、あさかぜなり、箱街頭に立った時に、ヤジとか、不規則な質問は1つもなかったですよ」
反町キャスター
「そうですか?」
片山議員
「なかったです」
反町キャスター
「そこまでは、要するに、自民党帰れというところまではいかなかった?」
片山議員
「うん、それで、まったく人寄せしないでも、立ち止まって聞いてくださる方もいたし。ただ、5月の半ばよりは2割ぐらい少なかったですね、それも何を思って聞いていらっしゃるのかわからないし。自民党の支持率がNHKさんの出口で選挙当日に30%。ですから、若干下がっていますけれども、それほど、私達、野党の時に参議院で復活していますから、その時から見れば、30%という支持率は夢のような支持率ですよ。そのうち、4分の1が私どもの候補者には入れていただいていないです。内閣支持率も4割ぐらいあるんです、危険水域ではないのですが。おそらくそれもクロスでとっているところがあったら、相当割合、自民党の候補者に入れてなくて、理由はいろいろあって、こういうことももちろん、あるのですが。今日、実は本当に保守系のある業界で、私を支援していただく幹部の方、20人~30人とお食事をしたのですが、初めて自民党以外に夫婦で入れたという方がいて、上部団体からお話がきているにもかかわらず、なぜですかとうかがったら、皆が、小池さんは決められない、決められないと言っている、いろいろなことで。だったら、いっぺん決められるようにしてあげれば、小池さんが変えたいという議会にしてあげて、それで何もできなかったらしょうがないではないかと。でも、それはマクロンさんの時にも同じことを言っていて、主人がフランスに行って帰ってきて、マクロンさんも私のENAの17年後輩で、ENAの先輩の、政財界の大物と会ってきたのですけれども、それで皆、とにかくマクロンのもとに票を集めないと、彼が議会運営できないだろうと。ですから、その状況のご判断、良識的な保守系の方、フェアウェイの、真ん中の方々のご判断を今回、私達はストラテジーで読み切れていなかった選対幹部の戦略はあると思いますね」

揺れる自民の浮揚策は…
片山議員
「ビラを持ってきたのですけれども、自民党の都議会の方々は本当にキチッと素晴らしい政策パッケージをつくれるのですが、本当の逆風を経験していないんですよ。あの民主党にとって代わられた時も」
反町キャスター
「2009年」
片山議員
「私達が、維新の出始めの時に大阪で戦った地方選挙や、河村さんの減税日本が出てきた時の選挙に比べれば、普通の逆風ですよ、あれは」
反町キャスター
「なるほど」
片山議員
「つまり、首長はトップではないから。首長がトップで、自分の議会をつくりたいという時の、その首長を直前に選んだ市民や県民がどういう反応を示すか、あるいは都府民が。これはもう大阪と愛知で実証済みですよ。その怖さをいくら説明しても、都連の古くからの幹部の人はわかってくれなかった。だから、書くべきことはこちらだったんです。私達の方が、何がなんでも議会改革やると。そんなにやるのですか、血の吐く思いで、全然、違うんですと、もう1問1答ですと、全部公開ですと、全部ビデオをまわして結構ですと、何でもやりますと。そこまでやると、そこまでやるなら、というのはあったかもしれないので。予算は確かに都議会がすごくイニシアチブをとってつくっている都道府県ですよ、ここは。逆に言うと、これまでの知事は何していたのかなと。鈴木俊一さん以降の知事は何していたのかな感があるから、むしろそこは小池知事にがんばってほしいけれども、普通の知事はもっと口出すから。だけど、それを議会が全部やってきたんですと言っても、制度的にそれを都民はあまりフィットしてわからないから。むしろ全然これまでと違うんですと言えば、違っていたかもしれない」
反町キャスター
「山田さん、今回の選挙をどのように見ていました?」
山田氏
「今回は都民ファーストが勝った理由と、自民党が負けた理由がそれぞれ別々であると思います。都民ファーストが勝った理由は小池さんに対する信任である。それから、自民党が負けた理由は安倍さんに対する都民の不信任だったと思いますね」
反町キャスター
「安倍さんに対する不信任なのですか?」
山田氏
「ええ、安倍さんというのは安倍内閣、安倍政権と言ってもいいのですけれども、これは、私は、大きく3つあると思っていまして。1つは、加計問題、森友問題、いわゆるお友達、カギカッコお友達に対する批判、お友達が悪いわけではありませんけれども、今回はそれが対象になったと。それから、資質ですね。閣僚の資質、失言問題。あとは手法ですね、共謀罪。それぞれ1つ1つは、安倍さんにとっては決定的ではないと思うんです、3つが揃ったこと。さらに言いますと、お友達問題というのは、自民党員がかばい切れない問題になってしまうと、つまり、政策で、たとえば、共謀罪にいろいろ批判がある、たとえば、安保法制に批判があっても、これは法律をつくる段階で国会議員の方がそれに投じているわけですから、それぞれ責任を負うし、説明できるけれど。安倍さんの個人的関係がもちろん、安倍さんは否定されてはいるけれども、たぶん選挙民の方からは説明が求められると思うんですよね。それを説明し切れるのは安倍さんしかいないわけですから」
反町キャスター
「片山さん、でも、その話は、僕らもこの番組で森友問題と加計問題をやってすごく難しいと思うのは、ないと言っているのにあるだろうと言われて、ないのだ、違うんですと言っても、ないことを証明しろと言われて、総理も官邸も立ち往生した感じがありますよね。ここの部分というのはこれから、こういう手法として、では、あなたにはこういう噂がありますよと、僕らが調べたものではないのだけれども、一部のネットでこういう情報が出ていますよ、この情報に関して説明してくださいと、たとえば、いろんな会見とかでやっていた時、いや、それはないですと。ないということは証明できるのですか、いや、ないことは証明できません、このグルグルまわりが続いている中で結局、僕は印象操作という言葉が強いような気がするのですけれども、この政治におけるやりとりが何を生み出すのですかという部分、ここはどうですか?」
山田氏
「はい、納得できないには2つ種類があると私、思っていまして。つまり、何を言っても納得しない人がいる、これはこれでいいわけですね、それはそれで1つの立場。それから、もう1つは、納得したくても、それに対する安倍さんの姿勢が弱いと。では、この弱いという人達が納得さえすれば、私はそんなに失うものは大きくなかったと思うんですけれども。今回は、たとえば、国会も早く閉じたなと、そのために、共謀罪も無理をしたなというようなことが連なってきてしまって。それから、あるいは証人喚問かどうかは別として、国会でもっと証言してほしいなと思う人達が、聞けば納得する可能性がある人すらも逃してしまったなと。特に私、自民党の支持者の方に、それが多いのではないかと思いましたのは、途中で私も、私自身は選挙運動をしていませんけれど、している国会議員の方、自民党の方に聞くと、別に街頭はいいんです、電話で支援者に、つまり、この人は自民党の支援者に違いないと思う方々に電話した時の反応が厳しいと。これと重なってくる話だと思うんですね」
反町キャスター
「それは、片山さん、今回、選挙中…」
片山議員
「そう、ですから、選挙事務所に、どのスキャンダルとは言いませんけれども、こんなの何だ、早く決断しろとか、いろいろそういうお電話がかかってきて。実際に応援に来ていただいた方はもう絶対ダメだって、ビラを貼り替えたり。大変な現場の混乱があって。それだけでもギリギリで闘っている人達にとってはどのぐらいだったかと、こちらも見ていても胸が潰れましたよ、本当に」
反町キャスター
「山田さん、たとえば、今回の都議選で問われたものというのが、たとえば、政権の支持率、ないしは安倍政権が今後、憲法改正に向けたエネルギーとか、今後の政局対応に対してどのぐらいのダメージになると見ていますか?」
山田氏
「支持率が回復する可能性は、これはある。ないかもしれないけれども、あるとは言ってもいい。ただ、今回それでも取り返せないことというのは、つまり、この首都圏と言いますか、東京で都議会議員の方が消えたわけですね、多くの方が。そうすると…」
反町キャスター
「30人以上ですね」
山田氏
「そうです。そうすると、次の衆議院選挙と、次の参議院選挙が少なくとも現在の都議会議員の方々で闘わなくてはいけなくなるということになりますから」
反町キャスター
「なるほど」
山田氏
「ですから、これだけでもまず大きな自民党にとっては逆風と言いますか、ネガティブな部分だと思うんです。これがまず大きな問題。それから、もう1つは、支持率が実際に回復するかどうかですけれども。今回1つあるのは、ちょっと信頼関係が、つまり、自民党の支持者と安倍政権との信頼関係にちょっと疑問符がついたと。これまではここが盤石だったから、多少政策がねじれていても、つまり、投票する方と、自民党の支持者の方でも、ちょっとな、と思っていても、安倍さんは支持だよという方が離れてしまったという、この2つの問題があると思います」

どう止める?自民離れ 一強政治に相次ぐ『自責点』
秋元キャスター
「FNNの出口調査によりますと、自民党支持層の24%が今回は他の党の候補者に投票したという動きが見られました。この数字、どんな印象を持っていますか?」
片山議員
「選挙戦術を考えると、この24%はとても痛いですよ。1人区だけではなくて、複雑な出し方をしていますから、ほんのちょっとのところで負けていますよ。100票差とか、1000票差とかがいましたから、それはあるのですけれども。逆にこれだけだったら、あれだけの大勝はなさらないので、事実上、民進党に一時、信任をされていた都民の受け皿が、ほとんど全部が、今回は都民ファースト、それから、無党派層の多くも都民ファースト。そこは真ん中ややリベラル、まさに今度、マクロンさんがやろうとしたあの場所が空いていたというのは実によく分析していらっしゃって、フェアウェイの真ん中はどちらかと言うと、右3分の1ぐらいしかないですよね。ですから、そこのこれまでもフェアウェイなのだけれども、自民党に入れてこなかった、あるいは無党派で、その度にシフトされていらっしゃった方をキチッととらまえないと、次の衆議院選挙では勝てません。だから、そこを獲りにいくために、まず1番ご関心のある景気・雇用ですとか、1億総活躍や、今度は働き方、教育ですか、そういう万人が目の前で不安を感じている部分、もっと希望した方は長く働けるようにするとか、その条件とか、切れ目のない福祉とか、こういうことを実力としてキチッとやれるという自民党を出していく必要はすごくあると思います」
反町キャスター
「なるほど。山田さん、この自民党を支持していながらも、自民党に入れなかった、この動きというのは結構、限定的なものだと見ていますか?それとも、片山さんが言われたように、次の総選挙に向けての深刻な懸念材料と見た方がいいのか?」
山田氏
「自民党にとっては深刻かもしれませんけれども。1つの流れとして、たとえば、アメリカやヨーロッパでも既成政党に対する、そこから出ていこうという流れがあって。日本では、それが顕在化していなかったのですけれども、最初、橋下ブームでそれが1回、見えて。それから、都民ファーストも見えて。つまり、時々それが顔を出すわけですよね。それをこのFNNの出口調査で見ると、24%の中の全部ではないと思いますけれど、表れている。と言うことは、今の既成政党という、既存の政党の、やり方に疑問を持ち始めていらっしゃる方も増えつつあるということも思いますので。ですから、単にこれに関しては、たとえば、安倍さんがどうであるとか、部分的ないろいろなスキャンダルということもあるかもしれませんけれども、もう1つ、潮流ですね、底流に流れているものとして新しいものを求めていくということもあるのかなという気がしますね」

都政の課題と国政への影響
反町キャスター
「山田さん、たとえば、これまで日本政治の歴史の中で、新自由クラブに始まりとは言いませんけれども、新党さきがけだったり、渡辺喜美さんがいた政党なども含めて、新党ブームというのは、新党はピョッと出てきて、瞬間、30議席ぐらいまで、イニシアチブ、キャスティングボードを握るぐらいのところまでいって、そのあと、いろいろ内部分裂したり、いろいろなところに吸収されたり、合併したりしながら、だんだん消えていくという。これをずっと繰り返しているような印象もあるのですけれども。では、今回の小池さんのやったことというのは国政まで伸びる、永続性がある、そこのところはどう見ていますか?」
山田氏
「これは小池さんが今まさにチャレンジしようとしていることだと思うのですけれども。小池さんを二十何年前から取材をしていますけれども、よく言っているのは、日本新党の頃に失敗の経験を非常によく勉強したいと言っていて、今回もそのことが若干、あるのですけれども。小池さん自身、日本新党と言いますか、新自由クラブの失敗が何かというのを聞いたことがあるのですけれども、候補が足りなかったのだ、少な過ぎたのだと言っていて。それにそぐうような候補者を出すことによって、民意と波長を合わせるというところがあると思うんです、そうしますと。現在の小池さんのやるとしていることがどういう方向に向かうかというのは次の選挙で民意に沿った候補が出せるかなというのが1つあります。ただ、永続的かどうかという問題になると、自民党は非常に強いと思うんですよ。これは東京でも、たとえば、国政で見る東京というのはやや風頼みがありますけれど、今回のような、たとえば、都議会選挙とか、今おっしゃった、区議会選挙になると本当にもうそれぞれが講演会組織を持っていらっしゃって、ドブ板選挙をなさっている。今回、深刻なのは風で負けたのなら取り返せるけれど、都議会選挙というのはもうちょっと根の張ったものであるはずなのに、そこを失っているということなので。ですから、単に、たとえば、参議院選挙で誰か出てきて負けちゃったというのと、今回、都議会選挙で議席を失ったというのは自民党にとっての深刻度はかなり根深い問題を抱えていると思いますね」
反町キャスター
「よく自民党の関係者でも都議選で良かったよ、これが国政選挙だったら政権交代だよと言う方もいるのですが、現在の山田さんの話はその逆の話で、こちらの方が深刻だよと、そういう意味ですよね?」
山田氏
「そのように捉えて出直すのであれば、自民党はまた再生すると思いますけれど、これを単に、いや、都議会選挙だと思って軽く見るようでしたら、自民党にしてみたら、本当に深刻だろうと思います」

片山さつき 自由民主党政務調査会長代理の提言 『無信不立 国民第一で!』
片山議員
「まず、信なくば立たず。これは小泉元総理がお好きだった言葉ですけれども、孔子の言葉ですけれども。国民政党なんだよと、自民党は。自民党をぶっ壊すと言った方ですけれども、そうではなくて、国民の常識をとらまえてきたから、自民党は長く与党なんだよと。それを私はいつも心にわきまえていますので。信頼回復のために、経済対策とか、社会保障政策をきっちりとつくっていきたいと思います」

山田惠資 時事通信社解説委員長の提言 『信頼回復』
山田氏
「信頼回復です。今、自民党にとってまず自分達の支持者の方との信頼関係を取り戻すということが非常に大事で、それが始まらなければ、何の議論もできないと思うんですね。国会での対応でも政策論議が置き去りになっているのだということを言われますけれども、信頼回復がなければ、国会論議はありませんので、自民党はとにかくまず自分の支持者の方との信頼回復をしてほしいと、そこから全てがスタートすると思います」