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2017年3月23日(木)
総力検証!籠池氏喚問 衆参4時間対決の全容

ゲスト

西村康稔
衆議院予算委員会理事 総裁特別補佐 衆議院議員
玉木雄一郎
衆議院予算委員会委員 民進党幹事長代理 衆議院議員
宮本岳志
日本共産党衆議院国会対策副委員長 衆議院議員
田﨑史郎
時事通信社特別解説委員

総力検証!籠池氏証人喚問 『100万円寄付』の真相は?
秋元キャスター
「今日、衆参両院で森友学園の籠池理事長の証人喚問が行われました。森友学園を巡っては様々な問題、疑惑が浮上していますが、番組では主に3つの焦点に絞って注目をしました。まずは安倍首相から100万円の寄付はあったのかどうか。昭恵夫人との関係はどうだったのか。さらには、籠池氏の発言の信憑性は?という、3つの点ですけれども、最初の点、籠池氏に対して安倍首相から100万円の寄付はあったのかどうか。籠池理事長は安倍首相から100万円の寄付について、あらためてこのように証言をしました。理事長室で2人の時に昭恵夫人から渡された。封筒には入っていましたが、封筒は残っていない。昭恵夫人から電話で100万円について黙っていてくれと、見送った後に電話で言われたと。籠池理事長は昭恵夫人に講演料としてお菓子の袋に10万円入りの封筒を入れて渡したと証言をされました。100万円の寄付に関するこの証言、どう聞きましたか?」
西村議員
「まったくの嘘を、よくこれだけ平然と言えるなということで呆れています。今日、今晩にも昭恵夫人のコメントが出されるのではないかと思いますが、既にこれまでも否定もされておられますし、100万円を寄付したとか、10万円を受け取った事実はないということで聞いています。これまで否定している通りであります」
反町キャスター
「昭恵さんのコメントというのは、寄付も講演料も否定ですか?100万円も10万円もない?」
西村議員
「はい、事実はありません」
反町キャスター
「たとえば、今日の冒頭の発言で、籠池さんが言っていた、私の妻のところに昭恵夫人からメールがきたのだと。主人にとっても大変なこと巻き込まれたということをご理解いただきたいと思いますとか、私の関わったことは裏で何かあるのではないかと疑われないためと口止めとも言えるメール、このメールについて昭恵さんは?」
西村議員
「メールについて2月以降も、いろいろやり取りがあって、私もざっと見せてもらいましたけれども、多くは籠池さん側から、ご夫人の方からメールがあって、結構、何通もあったんです。何通かあったあとに昭恵さんが返信をするような感じです、二十何通とか、十何通と言われていますけれども、おそらく明日の参議院予算委員会で公開されると思います」
玉木議員
「もともと参議院の予算委員会のメンバーが現地視察に行った時に、100万円の寄付がこの校舎の建築にも入っていてと…」
反町キャスター
「向こうから切り出したんですね?」
玉木議員
「そうです。そういう話が出てきてこれはどうなのということで、偽りを述べれば、罰せられるという証人喚問の場でおっしゃることが、たぶん真実なのだろうということで今日、どういうことをおっしゃるのかと。色々と述べていらっしゃいましたけれど、勢い余ってということがいろんなところであったというのは本人も認めておられたので、100万円の話も少し勢い余った一環の話かなと思って、だから、証人喚問の場ではさすがに罪に問われるので、冷静に整理をした上でそのことについてきちんと話をすると、場合によっては小学校の運動場で言ったこととは違うことをおっしゃるかなと、そこは非常に興味深く聞いていました。しかし本人がおっしゃったのは安倍昭恵夫人を通じて、これは安倍首相からですよ、という形で100万円を貰ったと。娘さんは確かインターネットの番組で玉座の間で貰ったと言っておられましたけれども、園長室でということで、確認してもそうおっしゃっていて、かつ貰ったことは少し伏せておいてくれと。それは車に乗ったあと、4、5分後ぐらいにかかってきて、そう言われたと。かなり詳細にお話になっているので、まったくの嘘ではないのかなというのは少し感じました」
反町キャスター
「宮本さん、100万円の寄付というのを最初から言い出したのではなくて、参議院の予算委員会のメンバーが視察に行った時ですか。その時にいきなり言い出したと。寄付問題を籠池さんが言い出した、背景をどう見ていますか?なぜ急に言い出したのか、寄付問題を切り出した理由は何だと見ていますか?」
宮本議員
「それはご当人が証人喚問の場で語っておられましたね。ずっと応援してきてもらったのだと。昭恵さんは心が通じ合っている相手だと思っていたけれども、突然、切られて、しつこいとまで言われた。しつこいと言われたけれども、まだそれでもそういう言い分けをせざるを得ないからかと思ったけれども、いよいよこれは心変わりだと思って、とても放って置くわけにはいかないと思ったとご本人は語っているわけですね。だから、証人喚問の場でそう語られたわけですから。そう語られた昭恵さんに出てきてもらって、語ってもらわなければ、片方は偽証だったら、偽証罪で訴えられる場で語っているのに、片方はそうでないところで語るのはおかしいのではないかと私は思いますね」
反町キャスター
「100万円と10万円の話、今日の証人喚問で進んだ感じはありますか?」
田﨑氏
「いや、ないですけれども、僕はあの籠池さんの答弁ぶりを見て、すごい計算をして答えられていると。ここは法律違反になるから答えないと。たとえば、工事請負契約書については刑事訴追の可能性があるからということで答えないわけです。答えた、この100万円の部分では状況を説明しているのですけれども、100万円を昭恵さんから貰ったと言っても水掛け論になることはわかっていて言っていると思うんですよ。そこで偽証に問われる心配がないから言われているのですけれども、物的証拠は何もないですよ。だから、昭恵夫人はないという証明ができませんから、あると言うのであれば、具体的にこういうことが、証拠がありますと言わなければ、それは信頼できないと思いました」

昭恵夫人・安倍首相の関与は?
秋元キャスター
「引き続き、国有地払い下げ8億円値引きの背景には何があったのかという問題を見ていきたいと思います。今日の証人喚問では籠池氏と安倍首相の夫人、昭恵さんとの関係が焦点になりましたけれども、注目されたのが昭恵夫人付の内閣府職員から籠池氏に送られたファックスです」
反町キャスター
「ポイントはこの3点になります。昭恵さん付の公務員、秘書のようなお仕事をしている人です。その公務員から、籠池さんに向けて送られたファックスです。原本も今日公開されています。コピーも配られています。そのファックスのポイントですけれども、1つ目は、財務省本省に問い合わせ国有財産審理室長から回答を得た。引き続き、当方としても、この森友学園のことですね、小学校ができるかどうか、今後の経緯等々については当方としても見守ってまいりたいと。本件は昭恵夫人にも既に報告してありますという3点が主な柱になっているのですけれども、さすがに共産党もこういうファックスがあったことは事前に知らなかったですよね?」
宮本議員
「そうですね」
反町キャスター
「このファックスの3つのポイントを聞こうと思っているのですけれど、何が明らかになったのですか?」
宮本議員
「今日、私も直接、籠池氏に問いましたけれども、この国有財産審理室長から回答を得ているということです。室長は田村嘉啓氏という方ですが、その後、昨年の3月11日に深いところから杭を打ったら大量の物が出てきたと。ダンピングの出発点になるその時に籠池氏が本省に行って掛け合いたい、アポを取ってくれと鴻池さんに言って、鴻池さんが断ったと。その後、自分でお行きになった。その時に会われた担当者というのが同じ田村国有財産審理室長ですよね。ですから、引き続き当方としても見守ってまいりたいと述べたこと、引き続き3月15日に掛け合いに来てさらに突っ込んで、10年定期借地を50年にというのは残念ながらご希望に添えません、次のやり方をというところで、この大幅ダンピングという話が出てきたとしても、これは話のつじつまが合うと思いますね」
玉木議員
「ポイントは枝野議員が重ねて確認したのは何かと言うと、付である公務員の谷さんが、谷さんとして財務局に問い合わせて、谷さんに答えが戻ってきたのならば別に総理との答弁に不整合はないのですけれども、今日、敢えて確認をしたのは、谷さんへのお願いではなくて、昭恵さんへの回答だということを明確に確認をしたので。まず昭恵さんへ電話をしたら留守電になっていた。海外出張中だと。これは首相動静を調べたら、フィリピンへ確かご夫妻で行った時ですか、確かドゥテルテ大統領に会った。いずれにしても海外出張は確認しました。なので、日本にいる谷さんから急ぐというので、谷さんに連絡をして、それから籠池さんにかかってきて、話を聞いて、資料をそのあとで送って、籠池さんから谷さんに送って、谷さんが受け取った資料をもとにたぶん財務省に問い合わせのでしょう。いくつか10年の定期借地、つまり、10年以内に買ってくれと。3年、私は7年だったと思うのですけれど、いずれにしても10年以内に買い取らなければならないと。なかなか内部留保が溜まらないので、もうちょっと50年に延ばしてくれたら買い取りが少し楽になるということでやったので、ちょっとできませんよという回答。あるいは最初の時の1億3200万円の支払いだと思いますが、これを払ってくれと言ったけれども、もう進行年度の平成27年度なので、ちょっとこの予算では平成27年にできないので、来年度予算で措置をしますというようなことを言っていた。極めてこれは行政に問い合わせたうえでこの土地に関してのやり取りを行い、その回答を籠池さんに返している。ここで大事なのは、この件を既に昭恵夫人にも報告させていただいていますということ。単に谷さんと財務省のやり取りでなく、あくまで昭恵さんと谷さんを経由した財務省とのやり取りになっているので、2月17日の首相の、私も妻も本件にはまったく関わっていない、との観点でこれは極めてその証拠としても重大なファックスだと」
西村議員
「いくつか検証しなければいけないことがあると思うのですが、まず1つは、昭恵夫人の携帯に留守電を残したということで、これは留守電があったようです。ただ、その留守電の内容は土地契約についてではないと私は聞いていますので」
 
玉木議員
「誰から聞いたのですか?」
西村議員
「官邸から聞いています。官邸のちゃんとしたところから聞いています。昭恵さんもコメントされると思います。それから、もう1つ、資料を送ったというか、問い合わせたことについては、私が確認したら、まさに谷さん宛にこの封書、予算委員会でも示されましたけれども、谷さん宛に質問を送っているんです。まさに10年の定借では短いので50年にならないかとか、半値にはならないかといくつか問い合わせがなされています。ですので、書面がこうして来ていること。昭恵夫人にも報告をしたのだと思いますが、谷さんに問い合わせがあって、谷さんがまさに田村室長に問い合わせを行い、以下の通り回答を得ましたというので回答をしています。さらにこのファックスの表紙に書いてあるようにご希望に沿うようにできないということを明確に書いていますので、きっぱり断る内容であったということで昭恵夫人も理解されていたのだと思います」
反町キャスター
「田﨑さん、この問題は仮に昭恵さんがこの問題で籠池さんからの陳情ですよね、それを理解して橋渡しをしたとしても、それに対価を貰っていなければ、別に法律に触れる話かどうか?」
田﨑氏
「ではないですよね」
反町キャスター
「それがなぜここまでこじれてしまうのかという、そこですよね?」
田﨑氏
「だから、先ほど、ご紹介があったように、国有地の払い下げと認可について関わっていたならば、辞めると言うんですよね。それは国有地の払い下げです。これは定期借地権の問題、売買予約付定期借地権としての期間の問題としてですね。それが国有地の払い下げということと一致するのかということですね」
玉木議員
「近畿財務局がこれを払い下げていいと、国有財産近畿地方審議会の資料ですけれども、なぜ賃借ではなくて売買なのかと言うと、大阪府の設置基準で運動場はいいです。でも、校舎は自己所有のものの上にしか建ててなければダメと。規制緩和した大阪府の、規制緩和したあとの大阪府の基準でもそれを求めている。ここがポイントだったので、それでお金がないから、賃借で入っていくのだけれども、でも、自己所有だということを何とか装うためには、これは基本的には売買契約だということになっていて、彼らのこの中にも売買契約、これは貸付契約が解除される予定の売買契約としてこの買受条件付賃借契約も始めているんです。そうではないと大阪府の基準を満たさなかったから。10年を50年に延ばすのは賃借契約を長くしてくれではなくて、買い取るための、いつまでに買い取るかということを少し猶予してくれと言うから、賃借の話ではなくて売買の話をしているんですね。売買の義務を履行しなければいけない期限の話をしていて、完全にこれは売買契約についての問い合わせをしているんですよ」
宮本議員
「2015年5月29日付で2通の契約書をつくっていまして、1つは賃貸借契約、10年間。もう1通は、10年以内に必ず買いますと、2つの約束を同じ日にやっているわけですよね。それと先ほど、言いたかったのは、これはこの通り、実は符号した事実、こう動いているわけです。たとえば、平成27年で予算措置ができなかったため、平成28年度で予算措置をすると。これは有益費なのですけれど、有益費を貰うのになかなかくれないと困っていたと、証人喚問で。」
反町キャスター
「有益費とは何ですか?」
宮本議員
「要するに、先に土壌汚染をとったり、大きなコンクリートのガラをとったり、1億3200万円という1回目の分を払っていると。その分のお金がもらえなくて困っていたと。だから、稲田外相の御主人の弁護士事務所で相談をしたとか、あるいは自民党の国会議員にも頼みに行ったと言っているのだけれども。ここで言っているのはまさにこのことですけれども、ちょうど3月30日付で同意書をつくって、翌4月6日で1億3200万円を入金していますから、ちょうど年度をまたいで平成28年度予算で執行しているのですから、その通り物事がちゃんと進んでいるんですね」
反町キャスター
「そうするとこの時に、籠池さんが昭恵さん付の秘書を通じて要請したことが、この時はゼロ回答に見えるけれども、ちゃんと動いているものは動いている?」
宮本議員
「動いている」
反町キャスター
「西村さん、この話をしていくと、では、昭恵さんの意向というのが、どのくらい中に噛んでいるのかというところがポイントになるわけではないですか?この公務員の人が昭恵さんの判断というのか、昭恵さんの判断をまったく仰がずに勝手に籠池さんから送られてきた紙をもって、自分1人で、経産省の人ですよね、勝手に自分の出身母体でもないところにいて根回しをしたり、陳情したり、するのですか?」
西村議員
「谷さん宛に、籠池さんからこういう形で、封書で届いて、それでまさに10年以内と。ここでは10年以内に購入を希望したところということで書いてありますが、10年定借となったけれど、これができれば50年にならないか、安くならないかということで半値になればありがたいなということを述べていますので、それに対しての返事はまさにきっぱりと断る内容の返事でありますので、これは谷さんがこの財務省の…」
反町キャスター
「谷さんが個人的にやったことなのですか?」
西村議員
「そうだと思います。これは、まさに夫人はこれを任せていたのだと思います」
反町キャスター
「そこで線を引きたいわけですね。今回の、国有地の払い下げの問題について関与していたら、議員も首相も辞めると言ったことに野党がこだわるのもそこですよね。別に違法性があるということで言っているわけではないですよね?」
玉木議員
「そうです。首相が2月17日に初めておっしゃったので、我々は聞かざるを得ないし、やっていることは別に違法でも何でもないです」
反町キャスター
「たとえば、田﨑さん、変な話ですけれども、首相がその発言を撤回するという、要するに違法行為ではないのだけれども、そこまで知らなかったで許される国会の展開ではないですか?現在」
田﨑氏
「そんな感じではないでしょうね」
宮本議員
「でも、今回の状況を見ていると、そう言い切ったことによって、そこまで言っているのだから聞くな、疑うのかということでやってきたわけですからね。そう言っていなかったら、そういう口ぶりはできないでしょう。それを言ったことによって、だから、清廉潔白だと言ってきたのだから。そこはちゃんと責任を持ってもらわなければいけない」
反町キャスター
「蓮舫代表は『今日の籠池氏の話では一方的すぎるので、昭恵夫人にも同じ条件で証人喚問にお越しいただき、話してもらうよう政府に要求する』と」
玉木議員
「昭恵夫人というより今日はいろんな方の名前が出ましたね。あくまで今日は偽りを述べれば罪に問われるという証人喚問という場で、私人の籠池理事長がお話されたので、それを重く受け止めつつ、ただ、一方的にそれを信じるだけではダメですし、それぞれの関係者にも言い分があるでしょうから、同じような嘘をつけば、罪に問われる状況の中で真実を関係者に語っていただきたいと思いますし、その中に昭恵夫人もこれだけ出てきているわけですし、ご本人も名誉を守って話したいと思いますから。同じ条件で話すことによって初めて疑いが晴れると思います。国会においてしっかり説明いただきたいと」
宮本氏
「西村さん、事実を明らかにしたい、事実無根と昭恵さんがおっしゃっていると。それは何も拒否することなく、昭恵さんもそうだし、私達が要求している役所の人達に出てきてもらって徹底的に語ってもらえばいいではないですか。賛成してくださいよ」
西村議員
「まずコメントが出ると思いますので、その中身を見ていただければいいですし、さらに検証できる点、できるのであれば検証してもらえればいいですし、それから、今日の籠池さんの発言も全体としていろいろなことを言われて、我々としては完全に嘘だということもありますので、後ほど、また出ますかね。発言の全体を見て、信憑性のある発言なのかということも含めて検証すると。明日、参議院で集中審議があって、理財局長の迫田さん、財務局長の武内さんも呼ばれていますので、審議を見ていただいて、そのあたりもしっかり検証して、昭恵夫人と先方とのメールのやり取りも公開されると思いますので、それを見ていただいて、これで私は判断できると」
田﨑氏
「これは難しいですよね。野党の方が論理的にわかりやすい。一方で、コメントとか、メールの全文が出るというのですから、それを見てから考えたいなという気分にもなりますね」
反町キャスター
「与党側に計算ミス、読み間違いはなかったのですか?ここまでの運び」
田﨑氏
「結果的に、計算ミスになったことはあると思うんですね。そもそも証人喚問をやれば、責任ある発言が求められるから、あるいはこの問題を乗り切れるから証人喚問をやろうと、これは野党要求というよりも自民党の方が自主的に始めた非常に珍しいケースですね。だから、それがこういう結果になるとは思っていなかったと思いますよ」
宮本議員
「東京都議会も1日ではなくて、何日間も重ねて百条委員会をやっているではないですか。国会がやれないはずがないですよ。ですから、わからない、残された問題があれば、何日間でも証人喚問をやって国民の疑念に応えると、これは当たり前のこと」
反町キャスター
「自民党が1度に大量にいくのではなくて、少しずつやっていくことによって泥沼化するという、そういう心配はないですか?」
西村議員
「今日の証人喚問は、いろいろな発言がありましたので、我々1つずつ検証して、明かしていきたいと思いますので、その全体像を見ていただいてご判断をいただければ、おのずから解は出てくると思います」

発言に矛盾はないか?
反町キャスター
「籠池さんの発言、信憑性、全体の印象をどういうふうに見ていますか?」
西村議員
「天皇陛下が来られていないのに来られたということをホームページに載せ続けているわけでありますし、それから、安倍首相も来園されたということ、雑誌の対談で自分がご発言されているにもかかわらず、それは雑誌が間違っているのだということとか。まさに寄付を集める振込用紙に安倍晋三記念小学校と書いている、これは首相になる前、第二次政権ができる衆議院時代だということになりますので、平成24年以前だということですが、平成26年、あるいは平成27年の、昭恵さんからもらったという100万円を振り込む際にも、これも安倍晋三記念小学校と書いてありますし、この時も使っていたわけですから、3年、4年に渡って使っている可能性があって、ここも私どもしっかりと検証したいと思いますが、これも現在の発言とはまったく違う。午前中はほんの一瞬と言い方をされました。午後になって5か月ぐらいという言い方をされていました、安倍晋三首相の名前を語って寄付を集めていた。そういった点も含めて私は発言に信憑性がないと思います」
玉木議員
「2月17日に首相が、もし私や妻が関わっていたら、間違いなく総理大臣も、国会議員も辞めるとおっしゃった、あの日ですけれども、同じ日に福島伸享議員が国会でも提出資料として出しましたけれども、振込用紙で安倍晋三記念小学校という寄付者、上にお手紙が添えてあって、平成26年3月ということなので、かなり最近まで使っていたのではないですかということを2月17日時点で我々指摘をしています。ですから、ちょっと信憑性がないなということなのですが、ただ、問題なのはこういうことはずっと言われてきていたし、大阪では情報を取ろうと思えば取れたんです。条件付設置認可の時の、条件の1つは寄付をきちんと集めましょうというのが条件だったわけです。これがどのように誰から集まってきているのかというのは私学審議会で委員のメンバーの皆さんからも結構指摘されている。にもかかわらず、設置認可が条件付ですが下りて、しかも、そのあとも何回も審議会は開かれて、ドンドン前に進んでいくと。事務局がむしろそれをあと押しする発言も結構、中でしているんですね。委員の中には我々皆が騙されるようなことがあってはならんとか、のちに新聞沙汰になってはならんという発言までしていると。まさに全員、騙されて新聞沙汰になっていることが既に審議会の議論で出ているわけですね」
西村議員
「事務局とは大阪府の、でしょう?」
玉木議員
「大阪府の、私立学校審議会の事務局ですね。大阪府教育長私学科。こういうことを見逃してきた責任は非常に重いと思いますので、いずれにしても、現在これだけ明らかになったわけですから、しっかり国会で検証していくということが大切だと思います」
反町キャスター
「ここまでちぐはぐな答弁をする人をベースに、国政がどこまで関わるべきなのかという、そもそもの疑問にはならないものなのですか?」
玉木議員
「首相があれほど2月27日におっしゃったので我々も調べざるを得ないですよ」
宮本議員
「私達こそそう言ってきたんですね。これはいい加減だと、認可すべきでない、あるいは国有地を売ったのは間違いだと。それを適正だ適正だと言ってきたわけですから」
反町キャスター
「それは大阪府の話?」
宮本議員
「いや、国だって適正な売買だと。8億円を引いていいのだと言ってきたわけ。言えば言うほど不適切だと、自分達がやってきたことはどうなのだということが問われることなります。信憑性があるか、ないかは、それはこれから国会で明らかにすることですから。証人喚問を含めて、徹底的に明らかにする必要がある。与党がそういうところに逃げるのはスジが通らない」
田﨑氏
「この問題をいろいろ話す機会を得ながら、反面、自分の中で冷めてしまうのは、どのへんまで信用していいのかと、籠池さんという人物を。今日の証人喚問を細かく見ていけば、エッと思うような、あるいは偽証でないの、と思う部分が多々あるわけですね。これに振り回されているような状況は避けた方がいいし、この人がすごい人なのは、共産党の機関紙・赤旗の記者を知っているのですけれども、非常に優秀ですよ、赤旗は訂正記事を出さなければと記事を取り消しましたよね。そういうことをやる恐れがある方。民進党だって、旧民主党時代に偽メールで失敗をして、そういうものにはより警戒的に見なければいけないというのが、皆さんに入っていると思うんです。だから、玉木さんの発言も慎重になられているのですけれど。国会全体が偽メール事件の時のようになっているような感じすらするんです」
玉木議員
「ただ、早く終わらせたいので、1つだけ簡単な方法があるんです。情報公開を徹底してもらう。特に接触記録です。たとえば、昨年の3月15日に籠池さんと田村室長があった時のやり取りとか、その前年の9月4日の近畿財務局9階で行われたやり取りとか、あるいは土地取得要望書に添付されているやつが出てきたので、こんな真っ黒に塗ったものを出しておいて、真相究明、それは時間がかかりますよ、出ないのだから。働きかけがあったかどうかはかかってきた電話とか、やり取りを録っていますから、1年未満に破棄とは言わずに出せば、接触があればあるし、なかったらなかったで以上終わりですから」
反町キャスター
「接触記録とか、メモはドンドン破棄しているんですよね?」
玉木議員
「そんなことはないですよ。いましたからね。どの役所よりもメモをとりますよ。最も、どの役所よりもメモを残していますよ」
宮本議員
「これは普通に資料請求したものではないですよ。議員証言法に基づいて証人喚問にあたって私達が要求したものですから。真っ黒ですよ。これを外さなければね」
西村議員
「その資料については議員証言法に基づいて請求があったものですので。本来なら委員会で決議をする、いろいろな手続きを踏んでやらなければいけないものですので、時間がかかるということで、我々は出せる範囲で出そうということで今回出しました。残念ながら、現時点ではプライベートな情報を含めてあるので、これだけしか出せないということですけれど、議員証言法に基づいて言われていますので、これは手続きを踏んで、委員会で決議して出せるものは出すべきだと私も思います。それが1つ。それから、今日、皆さんも同じ感想を持っておられると思います。たくさんありますので、これは危ないのではないか。まさに3人の国会議員の名前も出ていました。皆さん、働きかけていないし、会ってもいないと。自民党の議員も2人名前が出ました、元議員も含めて。ないということですし、しっかりと検証をしていくことが大事だと思います。もう1つ、値引きについて籠池さん、前段いろいろなところで言っていましたけれど、政治家の関与はないということを言っておられましたので、役所が8億円ほど値引きした算定根拠をしっかり示していると思いますので、明日も集中審議がありますから、議論していただければと思います」

西村康稔 衆議院予算委員会理事の提言 『神様はすべてご覧になってます』
西村議員
「神様は全てご覧になっていると思いますので、真実は今日の証言でかなり明らかになってきていると思いますが、しっかりと検証して対応していきたいと。もちろん、情報公開も含めて、しっかりやっていきたいと思います」

玉木雄一郎 衆議院予算委員会委員の提言 『情報公開』
玉木議員
「徹底した情報公開ですね。役所との接触記録を出していただければ、かなり明らかになると思います。また、大阪府の私学審議会の議事録が一部出ていますけれども、黒く塗られているところがありますから、あれも出してくれれば、全てが明らかになると思います。徹底した情報公開を求めたいと思います」

宮本岳志 日本共産党衆議院国会対策副委員長の提言 『関係者の証人喚問』
宮本議員
「値引きについては政治の介入はなかったかのように西村さんはおっしゃいましたが、籠池さんは政治の関与はあったのだろうと述べたうえで、それを詳しく知るためには近畿財務局や理財局長、そういう方々を呼んでほしい、聞いてほしい。だから、徹底した証人喚問を引き続きやって、この方々に語っていただくことが大事だと思います」

田﨑史郎 時事通信社特別解説委員の提言 『籠池発言の真偽』
田﨑氏
「籠池発言の真偽というのをよく見極めて、それから次のステップを踏めばいいのではないかなと思いますね」