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    【テーマ】
  • 『“金王朝”の謎 ~北朝鮮・秘密のベールを剥ぐ~』
    【ゲスト】
  • 藤本健二 金生日の元・専属料理人
  • 磯崎敦仁 慶応義塾大学講師
  • 高世仁 株式会社ジン・ネット代表
    【編集長】
  • 山本周 報道局次長

北朝鮮の現状

 山本編集長と磯崎氏が、今年4月に提示された国民総動員態勢「150日戦闘」と以前の「100日戦闘」について解説する。それを受け、藤本氏が現在の北朝鮮内の状況を説明する。高世氏は、「この政策は、非常に北朝鮮の人々を苦しめている」とも話す。

金家について

 藤本氏が実際に会ったことのある、金家の人々について語る。「正男〔ジョンナム〕氏は、パーティーなどに一度も出席したことがない」と衝撃の事実を語り、元女優で正男氏の母・成恵琳〔ソンへリム〕(正日〔ジョンイル〕氏の2番目の妻)と、彼女の正男への出来合いぶりについて紹介する。

総書記を三男・正雲〔ジョンウン〕氏が世襲した場合

 磯崎氏は「血筋を受け継いだから後継者になり得た三代目だとすれば、それをすぐに否定することはできません。祖父・父と同じことをやらざるを得ない。正日氏と違う部分といえば、外国への留学経験など、自国以外の状況を知っているという点ですね。正日氏も、インターネットやテレビで知ってはいるのですが…」と、三男・正雲氏が世襲した際の他国への対応の変化などを挙げる。

日朝関係

 今後の日朝関係について藤本氏は「制裁ばかりしていては、なんの解決にもなりません。ですから、なるべく早い時期に交渉をして国交回復。そうすれば、北朝鮮の鍵が開くとおもいます」と、現在の方向性が行き詰っていると語る。また、日本・アメリカへの敵対心が政策として高められていると話す。また、正日氏の日本好きについても詳しく説明する。

改革・開放を何故しないのか

 高世氏は「あの態勢で改革・開放を本気で行うと、態勢がつぶれてしまいます。態勢をあのままにして運営していくとすると、個人的に海外に対しての興味があったとしてもできない。今の北朝鮮は“アメリカと対等な形で向き合え”というメッセージを伝えようとしている」と、現状を維持した政策でなければ金政権が保てないという見解を述べる。

北朝鮮とどう付き合っていくか?

 山本編集長はイソップ童話の「北風と太陽」に例えて、日本の北朝鮮への対応について「北風(圧力)か?太陽(対話)か?」と、ゲスト三人に尋ねる。藤本氏は「私は、やはり北風は反対です。早く国交を開いて、拉致問題なども解決しなければならない。正日氏は、日本とも韓国とも握手したいわけですよ。しかし、そのシナリオを作っていく人々がガチガチの共産主義者が多い」と発言。高世氏は「これまでは対話政策を進めていました。しかし、全く効果がなかった。現在、はじめて効果的な圧力をかけられるようになっています。そして、中国も北朝鮮に対して、非常に苛立ちを感じています」と語る。磯崎氏は「拉致問題に対しても核問題についても、圧力をかけざるを得ない。そして、現在の状況が長きに渡り継続されてきている状態を、しっかりと見つめなおさなければならない」と呼びかける。



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