改革・開放を何故しないのか
高世氏は「あの態勢で改革・開放を本気で行うと、態勢がつぶれてしまいます。態勢をあのままにして運営していくとすると、個人的に海外に対しての興味があったとしてもできない。今の北朝鮮は“アメリカと対等な形で向き合え”というメッセージを伝えようとしている」と、現状を維持した政策でなければ金政権が保てないという見解を述べる。
北朝鮮とどう付き合っていくか?
山本編集長はイソップ童話の「北風と太陽」に例えて、日本の北朝鮮への対応について「北風(圧力)か?太陽(対話)か?」と、ゲスト三人に尋ねる。藤本氏は「私は、やはり北風は反対です。早く国交を開いて、拉致問題なども解決しなければならない。正日氏は、日本とも韓国とも握手したいわけですよ。しかし、そのシナリオを作っていく人々がガチガチの共産主義者が多い」と発言。高世氏は「これまでは対話政策を進めていました。しかし、全く効果がなかった。現在、はじめて効果的な圧力をかけられるようになっています。そして、中国も北朝鮮に対して、非常に苛立ちを感じています」と語る。磯崎氏は「拉致問題に対しても核問題についても、圧力をかけざるを得ない。そして、現在の状況が長きに渡り継続されてきている状態を、しっかりと見つめなおさなければならない」と呼びかける。