小沢代表代行のポジション
渡部議員は、小沢代表代行のポジションについて、こう語る。
「小沢氏が幹部に入ってよかった。もし、入っていなかったら今頃マスコミが騒いでいましたよ。」
反町キャスターは、玄葉議員に今の民主党の幹部人事をどう見るか質問した。
「(小沢代表時代に)風通しが良くないというのは、みんな感じていたと思います。そこで鳩山・岡田体制になったら、みんな明るくなったし、自由闊達な議論がなされるようになった。これは、議員それぞれの話す相手が、鳩山代表だったり、岡田幹事長だったという証拠なんです。だから、あまり若手も中堅もストレス感じていないと思います」
この発言に対して反町キャスターは、小沢氏が執行部に入ったことを「良し」とする人が少ない状況に対しての質問をした。
「それは、やはり(小沢代表代行は)党に大変な貢献をされた方なので、それなりの敬意をはらうのは当然。あわせて、ご自分で地方行脚をすると言っていますので、自分の得意分野で活躍していただくのは当然だと思います」
小沢代表代行と他の議員の距離感
若松編集長は、小沢代表代行と仲のいい議員とそうでない議員で選挙の時に応援で格差が生まれるのではと指摘した。これに玄葉議員は次のように答えた。
「小沢代表代行は、そんな不公平なことが出来ない人。それはありえないです」
また、渡部議員も次のように答えた。
「私も以前は、党内のグループに入るという条件で小沢代表代行が応援に行ったという話しは聞いたことがある。しかし、選挙で一番大事なことは“誰を公認するか”に、かかっている。ところが300選挙区中99%の候補者が決まってしまっている。だから今更、『小沢君がいるから』という理由で、公認を外すということはありえないです」
解散総選挙の時期は?
渡部議員は総選挙の時期について次のように語る。
「常識的に考えたら、8月ですよ。しかし、麻生首相の行動を見ていると10月になる恐れがある。要するに任期満了ですよ」
次に、玄葉議員は総選挙の時期について次のように語る
「都議選の投票日を迎えると解散できなくなる可能性がある。つまり、今度の日曜日に千葉市長選挙があったり、静岡県知事選挙が7月にあったりします。これらの選挙で自民党が負け続けると解散しづらくなる。そうなると麻生首相が辞任する可能性もある。これを避けるためには、都議選の前に解散をするチャンスになると思います」
自民党新総裁が登場したら民主党は、どうする?
反町キャスターは、自民党が新総裁を立ててきたら選挙はやりづらいかと、玄葉議員に質問した。
「これは言いづらいですが、民主党の選挙戦略の不確定要素のひとつであることは、間違いないですね。政権交代願望が基本的には底堅いので、我々としては「誰が来ても」、「誰がなっても」対応できる体制を作る必要がありますね」
この発言に対して、渡部議員は40年前の佐藤内閣の末期について話をした。
「当時、私が始めて国会に入ったときに“ポスト佐藤”という言葉が常に聞こえた。また竹下内閣の時は、七奉行と言われていた。つまり、時の総理が「もう駄目だ」となったときに「次は俺だ!」という人が10人くらい居るのが、自民党ですよ。ところが今は、麻生首相が駄目だと言われても、次の人がいないんですよ。これは残念ながら自民党が政権担当能力がないですね」
民主党政権で、どう変わる?
渡部議員は、民主党が政権を握る不安感を払拭する秘訣を語った。
「今年に入ってからの予算や本会議で、民主党の者は『民主党が政権をとったら』というスタンスで議論しています。むしろ、どちらが与党でどちらが野党なのか分からないです」
この発言に伊藤氏は、渡部議員・玄葉議員に憲法や教育などの国家の基本政策を選挙までに決めて、国民に提示できないかと、質問した。
これに玄葉議員は、次のように答えた。
「確かに国家の基本政策は大事だと思います。しかし、今度の選挙の争点は、『財源の無駄を削って、財源の配分を変える』ということが基本的な考えです。そして、行ったうえで、教育・年金・介護・農業などに分配して、仕組みを作り直します。それを踏まえたうえで、基本政策はどうなっているのかと言いますと、民主党の憲法の方針は固まっています。またアフガニスタンへの給油・普天間基地の問題などの考え方は自民党と違いはあります。基本的な外交や安全保障は、今の自民党と同じようになります」
総選挙で単独過半数を取れなかった場合、どうする?
民主・社民の政策協定について、視聴者からの意見で「今度の選挙で民主が過半数を取れなかった場合、社民党と連立を組むのでしょうか?国防に関して社民の保守的な議員と連立を組むのは、政権与党として失格なのではないでしょうか?」という質問が届いた。
これに、玄葉議員は次のように答えた。
「北朝鮮の問題に関しては、党派関係ないです。どの党も今の北朝鮮の危機には、アメリカ・韓国と連携をとり、中国・ロシアを巻き込み制裁を加えることです」
さらに渡部議員も次のように語る。
「民主党が政権をとってもタカ派とハト派が出来て、そこで調整してやっていくと思いますよ」
渡部恒三 民主党最高顧問の提言 : 『私心よされ』
「今、国民から政治が信頼されていないのは、国民よりも自分の党を考えること。自分を捨てて国のために、政治家は働いていることを自覚すること。」
玄葉光一郎 民主党元幹事長代理の提言 : 『安定した改革政権』
「これは私の当面の目標です。国家とか社会は、改革し続けないと衰退すると思うんです。今回の経済危機もあって、この国は本当に存亡の危機にあると思います。だから官僚主導から政治主導に切り替える場合には、改革しても安定していないといけない。」