民主党代表選での若手議員の動き
反町キャスターは、民主党の若手議員が“選挙に勝つため”に小沢氏の影響力が残る鳩山代表を選んだという見方があると、赤松選対委員長に質問した。
「そこまではないと思います。結果を見れば明らかですが、若手議員は岡田幹事長に票を入れた。逆に中堅以上の議員は、鳩山代表に入れました。すでに二百数十名いる中で、選挙に勝てば300人近くになる党をどうやってまとめて行くのかとなると、鳩山代表を選んだということではないですかね」
この発言を受けて若松編集長は、選挙の仕切りは幹事長がやるが、小沢代表代行と岡田幹事長の関係について質問した。
「これは岡田幹事長の言っていたことですが、筆頭代表代行の小沢代表代行に選挙は任せる。そして、お金の面は自分がやると言っていました。」
消費税はどうする?
若松編集長は、赤松選対委員長に10年後を見据えた場合、消費税をどうするかと、質問した。
「今度のマニフェストには書きません。それは、まず行政改革や官僚の天下りなどを廃止した後に、それでも年金の財源が足らないとなったら消費税を上げることをお願いするかもしれません。しかし、永久に上げないとは言っていません。現段階では上げなくても大丈夫。その前に、やるべきことをやらないと国民が納得しない。私個人としては、税制改革を見直す時に他の税からも取れると思いますが、消費税を永久に上げないわけにはいかないと思いますよ」
八木キャスターは、マニュフェストに財源の詳細を書くのかと、質問した。
「書きます。例えば子育て支援についても現行の扶養家族の控除を無くして、子育て支援に財源を回す。しかし、それでも足らないので、各行政法人や団体に12兆円のお金が流れているので、これらの特殊法人を無くせば、ある程度は(12兆円を)他のところへ回せると書きます」
総選挙の日程
赤松選対委員長は、総選挙の投票日が8月9日になると示唆した。
8月9日は、長崎の原爆の慰霊日になっている。しかし、赤松選対委員長は投票日だから問題はないと発言した。
民主党の支持率
若松編集長は、鳩山代表になって小沢代表代行が西松事件の前と比べると、どこまで支持率が戻っているかと、質問した。
「当時は、確かに民主党だけで政権はとれるくらいはありました。しかし、鳩山代表になっても、あの当時までは戻っていません。共産党を抜いた野党や無所属を合わせれば過半数は取れると思います」
反町キャスターは、この発言に比較第一党は取れるかと、質問した。
「はい。取れます。自民・公明ともに議席は減らすと思います。しかし、民主が自民に大差をつけることはないと思いますよ」
さらに反町キャスターは、来年の参院選とのダブル選挙はなくなるかと、質問した。
「政権をとったらないですね。4年間は無いんじゃないですか?」
赤松広隆 民主党選挙対策委員長の提言 : 『本格的な二大政党制』
「この小選挙区制では二大政党制は当たり前なんですが、二つの党が差別意識をもって、選挙のときに国民に問う形をとりたい。いくら民主党が良いといっても、長く政権をもっていると、どうしても綻びが出来る。だから、その時々に応じて選挙で政権を取れるような仕組みに変えたほうがいいですね」
北朝鮮ミサイル発射問題
八木キャスターは、山崎議員に訪朝する予定はあるかと、質問した。
「ありませんね。しかし、国連決議以降、強硬な姿勢をしている。これが続けば、勇気を持て先方に乗り込むことも考えています。それは、やはり統治者、つまり首相レベルでなくてはない。小泉元首相が訪朝したときも小泉さんだから出来たんです。最近、小泉さんに『また行きませんか?』と聞いたら『もう首相じゃないから行っても無駄』と言われました」
この発言に、反町キャスターは首相任命特使という形でもダメかと、質問した。
「そういうのがあれば、交渉は出来る。この問題は、外交交渉だから信頼できる人間でないと達成できない。それを小泉さんは、やってのけた。拉致被害者を帰国させた。それまでは、居ないと言っていたところからですよ。これは凄いことですよ」
総選挙に勝つために争点
反町キャスターは、総選挙の争点はどこになるかを質問した。
「やはり、改革路線を明確にすべきですね。今のところは公務員制度改革。麻生内閣としては、やり残した仕事だからもう一度選挙の争点にすることも良いと思いますよ」
若松編集長は、今の閉そく感ある社会で国民が『一度は民主党に』という思いが強くなってきた。これに打ち勝つだけの強いスローガンや秘策はあるかと、質問した。
「色々考えていますが・・・。3年後には消費税を上げなくていけないですね」
総選挙の日程
山崎議員が見る総選挙の投票日は、8月9日と答えた。これは、赤松選対委員長と同意見だった。この理由を山崎議員は次のように語る。
「ここしかないですよ。麻生首相は、今となっては事実上、解散権は失っている。ここしかない。この日を超えると任期満了選挙になってしまう。だから解散権を形だけでも行使するなら、この日しかないんですよ」
反町キャスターは、比較第一党は取れるかと、質問した。
「・・・取りたいですけどね。厳しいですね。特に私の場合、大都市選挙区ですから身に染みて解りますね。まぁ、どんな結果でも政界再編はありますね」
政界再編
反町キャスターは、自公で過半数をとった場合、どんな政界再編になるかと、質問した。
「もし、次の選挙で過半数を取っても今のねじれ国会が解消されない。また、来年の参院選を見据えると妥協もできない。つまり、“大連立”を視野に入れた政界再編しかないですね」
次に反町キャスターは、民主が過半数を取った場合、ねじれ国会は解消されて、自民党は政権から落ちることになる。そうなると自民党の議員が民主党に食われていくことはあるかと、質問した。
「・・・あるかもしれませんが、勝った党はそんなことしなくてもいいんじゃないですかね。また議員も小選挙区だから移りにくいですよ」
山崎拓 自民党前副総裁の提言 : 『勇気ある決断』
「これは、全ての政治行動に言える。この前の小沢氏の代表辞任も遅いですが『勇気ある決断』です。
だから、民主党がささやかな『勇気ある決断』をしたので、自民党も政策で『勇気ある決断』をしないといけないですね。選挙の争点に何にするかをきめるのも一つの“決断”ですね」