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    【テーマ】
  • 『“環境”を武器に世界をリードせよ!
    ~新しい地域活性のかたち~』
    【ゲスト】
  • 牧文一郎 NPO法人アサザ基金顧問
    元損保ジャパン副社長
  • 阿部治 立教大学教授
    【ブレーンキャスター】
  • 小宮山宏 三菱総研理事長
    【編集長】
  • 山本周 報道局次長

アサザ・プロジェクトの活動内容

 「霞ヶ浦アサザ群生と水辺の環境再生」「里山づくりと水源森環境再生」「小学校を中心にビオトープ設置・環境教育」というメインの活動のほか、“水”に重点を置いた霞ヶ浦再生計画について牧顧問が説明。これを受けて、阿部教授は「日本を代表する総合的な環境保全への取り組みとして、非常に評価します」と後押し。

環境問題に立ち塞がる4つの壁

 「行政の壁」「企業の壁」「住民の壁」「アカデミズムの壁」という、4つの大きな壁に立ち塞がれている環境問題。特に「住民の壁」については「今の世代のためにやっているわけではなく、子や孫たちのために!という意識が大切」と牧顧問が熱論を展開する。

新しい地域活性化のかたち

 「現在の問題点としては、地域の横の繋がりがない。始まってきてはいるが、大学やNPO、企業など、ひとつの問題について一緒に捉える、さまざまな接点・融合化が必要」と阿部教授は語る。

行政とNPO、新たな関係

 牧顧問が霞ヶ浦の水質問題を例に挙げ、行政との意見交換について話す。阿部教授は「いま行政がやっている仕事は、行政が全てやらなくてもいいじゃないかと。行政が全部やるから崩れない。仕事の半分ぐらいはNPOがやってしまいますよ!という社会が必要だと思います」と大改革の必要性を具体的に述べる。

牧文一郎 NPO法人アサザ基金顧問の提言 : 『富国共生』

 「敗戦まで“富国強兵”という言葉で表された日本の方針でした。その後、“富国”は代わらずあるけれど、“強兵”の代わりに何を置くか…。いま日本には中心になるものがないので、バラバラになっているのでは?というのが私の考えです。これからは“環境”がネックになっていると思うので、そこをまっすぐ見据えて技術と社会システムをセットにし、21世紀型の日本になる。そうすれば世界のリーダーになれ、明るくなっていくはずだと思います」

阿部治 立教大学教授の提言 : 『地方回帰』

 「65歳以上の高齢化率50%を越える地域が全国に8000くらいあるんですね。こういう地域では子供もいなく、行事も維持できない。すると食糧や災害などの問題がいたるところで起きてくる。“日本は水が豊かだ”と言われていますが、そういうものも危なくなってくる。…地域に職を作っていく。地方があるから都市もあるんだ!と地方と都市の共生をなんとか図ってくような社会にしなければならない。独特の楽しみなど、地方の付加価値をもっと知らせていくことが大事だと思います」



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