麻生首相の“ぶらさがり”対応について
八木キャスターは、麻生首相の気さくな人柄などが伝わりづらい理由について質問する
と河村官房長官は「やはりメディアの影響が強い。特にテレビで映し出される表情や
読み間違えた映像などを何度も放送されると、その印象が染み付いてしまいます。」と
答えた。これに、八木キャスターは「マスコミ対応に対する助言をしないのですか?」
と質問。
河村官房長官は「それはやっています。特に総理番(総理担当の記者)は、
若い人が多い。だから総理には『この若いのが。と思わず国民へのメッセージと
思って話してください』と言っていますよ。」
佐々木教授が見る麻生内閣の課題
麻生内閣の支持率や評価の低さの原因について佐々木教授は、
「定額給付金・高速道路値下げなど評価を上げる要素はあるが、人柄や指導力について
なかなか上がらないですね」と語る。その理由は今までの“失言問題”が響いていると
説明。
また、佐々木教授が思う政府の評価ポイントは“政策”と失言や人柄などを指す
“政策以前”の2つに分けられるという。
「世論調査を見ると“政策以前”のところで減点されています。そのため今後、
同じようなことが起きたときの事務処理の仕方などを考える必要があります。
また、政策面では総理が言う“100年に一度の危機”というが、何を持って100年に
一度なのか? そして、どういう目線でモノを言っているのか?
そこをもっと国民に丁寧に説明すべきです。細かい政策ではなく今の状況を“診断”を
することが重要です」と問題について語った。
政治献金について
河村官房長官自身、個人献金を一口2000円で受け付けている。こういう不景気な時代に
個人献金をいただくと、良い激励になって嬉しいと語る。
「個人献金は“広く浅く”で良いと思います。もっと個人献金をやりやすい社会や
法改正をしなければならないし、政治家も「献金してまで応援したい」と思わせる人物
でなくでなくてはならない。個人献金がもっと浸透すれば企業献金に頼らなくてすむと
思います」
政治とお金の不信を払拭するには?
佐々木教授は、「これは永遠の課題」という。だからこそ継続的に対策を考えないといけ
ないと話す。
佐々木教授は、「今回の西松建設の場合は、公共事業と献金という問題がある。
これは普通の企業献金と区別しなければならないです。そして、今、献金の金額はもち
ろんだが“質”に問題があるますね」と語る。
これに対して、ブレーキャスターの上山教授は「献金の金額について上限は必要ないと
思います。しかし、献金する理由ともらう理由を明確にするべきと思います。
企業からも法人からも献金はあってもよいし、そもそも政治にはお金は必要。
『お金は、けしからん』という理由では成長はないと思いますよ」と語った。
佐々木毅 学習院大学法学部教授の提言 : 『死にもの狂いで、将来展望のある総選挙の準備を!』
「政治家のエネルギーが、もっとも出るのは選挙の時期。とにかく、必死に努力して、
見せてほしい。そして今度の総選挙は非常に重要な選挙と思っている。それに相応しい
頑張りに期待を込めてこの提言します」
この提言に、河村官房長官は「全くその通り。やはりマニフェストをしっかり国民に
示し、そして、どちらの政権にするかを国民に委ねる。そのために総選挙に集中するの
は当然のこと」と答えた。