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情報・ドキュメンタリー

『八木亜希子のおしゃべりミュージアム』


次回の放送予定

2018年10月20日(土) 13:00~13:55


第16回「東京国立近代美術館」


 16回目となる今回は、皇居の目前で北の丸公園の一角に位置する歴史ある「東京国立近代美術館」を訪れる。1952年(昭和27年)中央区京橋に文部省所轄の機関として日本初の国立美術館、国立近代美術館が誕生。その後1969年(昭和44年)に現在の北の丸公園に美術館を移設。1977年(昭和52年)、美術館から徒歩5分〜10分程度の同じく北の丸公園内の一角に東京国立近代美術館工芸館(分館)を開館。以後、近代美術館はこの2館で構成されている。本館移設から30周年を機に約2年半に及ぶ大規模な増築、全面改修工事を行い、2002年現在の美術館としての運営が始まった。
 コレクションの特徴としては、明治時代後期から現代までの絵画・彫刻・水彩画・版画など、幅広いジャンルにわたる日本美術の名作を多数所蔵。特に横山大観、菱田春草、岸田劉生らの重要文化財を含む1万3000点を超える国内最大級のコレクションは、近代美術館の最大の特徴とも言える。館内は4階で構成されており、100年を超える日本美術の歴史をそれぞれ階ごとに時代を分けて展示。そんな近代美術館では、ユニークな試みを行っている。そのうちの一つが、ボランティアガイドスタッフによる一般参加者への展示作品の紹介。通常の美術館同様、音声ガイドによる作品案内設備はあるものの、近代美術館ではボランティアガイドスタッフによる作品案内も行われている。ガイドスタッフと参加者が対話を交えることで、作品をより身近に感じることができるため、今年で15年目を迎えた人気の解説プログラムだ。
 一方、近代美術館から徒歩5分~10分程度の場所に位置する工芸館は、美術館の分館として1977年(昭和52年)に開館。建物自体は1910年(明治43年)旧近衛師団司令部庁舎を美術館仕様に改修した。展示作品は工芸品に特化されており、陶磁、ガラス、漆工、木工、竹工、染織、人形、金工、工業デザイン、グラフィック・デザインなど、近現代の工芸およびデザイン作品を展示している。
 今回は日本初の国立美術館。東京国立近代美術館の歴史を紐解きながら、魅力あるミュージアムの世界へと誘う。

出演者・スタッフ
<撮影地>
東京国立近代美術館 

<出演者>
八木亜希子

大谷省吾 (東京国立近代美術館 美術課長)
唐澤昌宏 (東京国立近代美術館 工芸課長)
一條彰子 (東京国立近代美術館 主任研究員)