2023年10月29日(日) 14:00~15:00

『八木亜希子のおしゃべりミュージアム』

次回の放送予定

2023年10月29日(日) 14:00~15:00
第28回「大塚国際美術館」(最終回)

 フリーキャスター 八木亜希子が国内の魅力ある美術館をめぐる「八木亜希子のおしゃべりミュージアム」。放送28回目を迎えた今回は、徳島県の東北端、うずしおで知られる鳴門市にある大塚国際美術館に訪れる。
 徳島空港から車で30分。四国と淡路島を結ぶ大鳴門橋のすぐ近くにあるこの美術館は、今年開館25周年を迎える。ここは医薬品を始め様々な商品を販売する大塚グループの創立75周年記念事業として設立された美術館。瀬戸内海国立公園の一部に指定されている「鳴門公園」の景観を崩さないよう配慮されたその作りは、山の中、地中に埋まるような形で地下3階から地上2階まで5フロアに渡って展示室がある。館内に展示されているのは、全て陶板と呼ばれる陶器の大きな板で世界各国の西洋名画を原寸大に再現した作品。その数は1000点を超え、鑑賞ルート延べ約4kmにも渡る。とにかく名画ばかりを揃えた大塚国際美術館。レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」から始まり、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」、ゴッホの「ヒマワリ」など誰もが一度は目にしたことがある名画ばかり。その再現度は非常に高く、たった1日で世界中の名画が一堂に見られるとあって多くの美術ファンからも注目されており、国内の人気美術館ランキングでは常に上位にランクインする。
 そんな大塚国際美術館の魅力をどのような視点で来館者に伝えているのか、美術館理事で自ら解説も行う岡村修二さんに話を聞く。一方、陶板名画制作を担当する上田智之さんに、再現するための苦労とクオリティを高める日々の挑戦についても伺う。
 今回は鳴門海峡を望む絶景、そして再現された世界中の西洋名画を広大な敷地を使って独自の展示方法で伝える世界唯一の美術館である大塚国際美術館の魅力に八木亜希子がおしゃべりで迫る。

出演者・スタッフ

<撮影地>
大塚国際美術館 (徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦福地65-1)
<出演>
八木亜希子
  ・
岡村 修二さん(大塚国際美術館 理事)
浅井 智誉子さん(大塚国際美術館 学芸部 部長)
天野 真弓さん(大塚国際美術館 学芸部)
藤田 元貴さん(大塚国際美術館 学芸部)
  ・
大杉 栄嗣さん(大塚オーミ陶業 代表取締役社長)
上田 智之さん(大塚オーミ陶業 製造本部 課長補佐)
近藤 博子さん(大塚国際美術館 美術ボランティア)

SHARE