相関図

あなたはどのタイプ?

 本作の見どころのひとつでトキメキのポイント、それはタイプの異なる3人の男たちによるラブ・エクスプレッション、愛の表現だ。なかでも女心をくすぐるのは、ジョン・ヨンファ演じる“ツンデレ”男子、イ・シン。賭けに勝ったためとはいえ、なんだかんだとギュウォンをいじめて楽しむ姿は、好きな女の子にイジワルをする小学生のよう。筋肉痛で苦しむギュウォンに対し、自転車に「乗るか?」と誘い、優しさを見せたかと思えば、彼女を降ろしたあとに、「重かった」などと余計な一言を言ってしまう。何をするのもギュウォンのせいにし、ああだこうだと彼女と一緒にいる口実を作るツン多めの“ツンデレ”っぷりがたまらない! あげく、「オレのこと、ずっと好きでいろ」と自分勝手な告白をし、ギュウォンを怒らせる始末。モテ男のくせに実は女心をよくわかっていない意外性も愛おしい。さらには、買い出しではぐれたギュウォンをに対し、心配のあまり怒ったり、ソクヒョンと親しげに話しているのを見て露骨に対抗意識を燃やしたりと、普段はクールな彼がギュウォンをのことになるとつい感情をい荒げてしまう姿も含め、胸キュンポイントが満載だ。そんなシンとは真逆の魅力を持つのが、カン・ミンヒョク扮する“純情”男子、ヨ・ジュニ。一目惚れしたヒジュを「僕のナターシャ」と呼び、献身的に尽くす姿はまるで天使のよう。例えば、彼女が高熱でオーディションを受けられなくなってしまえば、ソクヒョンにしつこく頼んで特別オーディションを開かせてしまう。ヒジュが食事制限のためフラフラになっていれば、太らないオリジナルメニューのお弁当を作ってあげる。いずれも独りよがりだったり、押しつけではなく、彼女のためを思っての行動。タイミングの悪さから迷惑をかけてしまうことも多々あるが、その想いのピュアさにこちらまで心洗われ、ほっこりさせられるのだ。そして、もう1人がソン・チャンウィ扮する“大人の男”ソクヒョンだ。シンやジュニと異なり、こちらの愛は一度破局したカップルが再び互いの存在の大切さを確認するまでの微妙で繊細な感情が描かれていく。年下のシンに嫉妬する自分自身に苛立ったり、舞台(=仕事)に夢中になりすぎて愛する人さえ傷つけてしまうこともあるが、そういうところを含め、よりリアルな恋愛の有様を感じさせる。三者三様の愛の形、その“青春”のトキメキに魅入られること相違ない。