Ⓒ東映

2024年4月12日(金) 18:00~19:00

<時代劇>『隠密奉行 朝比奈 第2シリーズ』

お知らせ

放送休止:3月29日(金)

4月5日(金)から放送時間は18:00~19:00となります。

次回の放送予定

2024年4月12日(金) 18:00~19:00
第10話「朝比奈暗殺計画」(最終話)

毎週(金) 18:00~19:00

「事件ですか」
「うむ……老中・杉田淡路守殿が襲撃された」
大目付・朝比奈河内守正清が、またまた御老中・土屋相模守に呼ばれました。
次期大老職に彦根三十五万石・井伊家の当主が就任すると取り沙汰されるなか、それに反対していた老中の杉田淡路守が襲われたというのです。しかも、襲撃現場には井伊家の家紋の入った印籠が転り落ちていたのです。
「井伊家といえば、譜代筆頭の大大名。印籠ひとつを証拠に軽々と糾弾はできますまい」
「そうなのだ……」
かといって杉田の意向も無視できない以上、朝比奈に事の真相を調査するよう命じるのでした。
「もしも、まことの彦根藩の仕業ならばそなたの身を危険にさらすことになるかも知れぬ。それを承知で引き受けて貰いたい」
「承知いたしました」
土屋相模守が懸念したように彦根へと向う朝比奈を密かに待ち受ける一群がいました。それは杉田淡路
守を襲撃した浪人・安藤や彦根藩士・谷田部、そしておゆみたち若い忍びの者たちだったのです。

朝比奈と、ようやく追いついた真鍋は、街道はずれで雲助に襲われていた女を助けた。その女はおゆみだったが、勿論朝比奈たちがその正体を知るわけもありません。
おゆみは朝比奈たちと行動を共にすることになります。
朝比奈の身に(そして、真鍋にも)どのような罠が待ち受けているのでしょうか……

出演者・スタッフ

<出演者>
朝比奈河内守正清:北大路欣也
りん:萬田久子
真鍋平太郎:金田明夫
渡辺弥左衛門:鶴田忍
土屋相模守:船越英二
<ゲスト>
跡部三十郎:夏八木勲
おゆみ:水島かおり
杉田淡路守:高橋長英
<スタッフ>
原案:隆慶一郎
音楽:渡辺俊幸
ナレーター:能村太郎
企画:能村庸一、石原隆(フジテレビ)
加藤貢(東映)
プロデューサー:保原賢一郎(フジテレビ)
上阪久和、小嶋雄嗣、塚田英明(東映)
脚本:ちゃき克彰
監督:齋藤光正

番組概要

大目付は将軍、老中に代わって諸大名を監察する役職である。
諸藩の謀叛から幕府を守るため、身分を隠し、日本国中へ探索の足を向ける。
その権限は大きく、その判断が一藩の取り潰しに及ぶことも、しばしばであった。
ために、諸藩は大目付の潜入を警戒し、ひそかに、朝比奈河内守を隠密奉行と呼んで恐れた。

「真鍋を呼べ!」呼び出され、今日も上司の渡辺弥左衛門(鶴田忍)に怒られている御小人目付の真鍋平太郎(金田明夫)。大目付・朝比奈さま(北大路欣也)の行状を監視するのがお役目なのですが、朝比奈さまは神出鬼没。老中・土屋さま(船越英二)の密命を受け、今日もいつのまにかどこか遠方の藩に行ってしまいました。大目付の身分を隠し、そう「隠密奉行」として。

しょうがないので真鍋は、屋敷の掃除をしたり、甘いものを買ってきたりとご機嫌をとって朝比奈さまの奥方りんさん(萬田久子)から聞き出そうとします。でも教えてくれません。
「奥さまー、朝比奈さまの行き先を教えてくださーい」
「だめよー、わたしが殿様に怒られちゃうもの」
だけどなんとかヒントを探り出し、後を追う真鍋。

だけど、道中だまされて無一文になってしまいました。仕方なくたどり着いた先の宿屋で風呂焚きなんかしてると、あら、朝比奈さまと偶然再会できたりするから、これが不思議です。
「真鍋じゃないか。よくここがわかったな」
「あー、朝比奈さ…」
「しっ!」
そう、既に朝比奈さまは「朝日林太郎」と名乗って、この地でアクションを起こしている。

待望の第2シーズン。

「その謀(はかりごと)叶わず!」

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