Ⓒ東映

2024年4月19日(金) 18:00~19:00

<時代劇>『隠密奉行 朝比奈 第1シリーズ』

次回の放送予定

2024年4月19日(金) 18:00~19:00
第1話「桜島に消えた割符」

毎週(金) 18:00~19:00

「事件ですか」
江戸城の一室。老中・土屋相模守(船越英二)からの呼び出しに、出向く大目付・朝比奈河内守正清(北大路欣也)。「薩摩だ。隠密がひとり戻らん」隠密は通常、身分が割れたら斬り捨て御免。殺されるのが普通だが、この男は捕えられ、生かされていると言う。なぜか? それを探るのが、今回の朝比奈の役目だ。かくして、朝比奈は薩摩へ向かった。(お茶目な奥さん・りん(萬田久子)には、ボンタンの砂糖漬けを土産に頼まれて…)

「江戸城内、わしの目の届かぬことがあってよいわけがない」と、カリカリしているのは目付・渡辺弥左衛門(鶴田忍)。皆が真面目に働いているかどうかチェックするのがお仕事の彼としては、ろくに登城[出勤]して来ない朝比奈さまが気に食わない。配下・真鍋平太郎(金田明夫)に命令。「真鍋! 朝比奈さまの行く先は薩摩とまでは我らも探った。後を追え! 彼の行状、逐一報告せい!」「ハハアッ(平伏)」かくして真鍋も、薩摩に向かった。

そして薩摩。桜島は煙を上げ、雄々しい。

さて真鍋、薩摩へ着くなり、居酒屋でヤクザ者にからまれる。怒って、「いい加減にしろ! 江戸から遥々、おれは公儀大目付……(を探しに)」と言いかけて、アッと口を抑える。連中の様子が変だ。たじろがせるつもりの一喝が、どうやら裏目に出たらしい。乱闘! 奥からは用心棒の先生が……エ? それが、なんと朝比奈であった。

薩摩藩は、隠密奉行朝比奈の潜入に警戒していた。ヤクザ達には、見つけ次第叩ッ斬れと指令が出ていたのだ。しかし、その肝心の朝比奈はと言うと、見事、既に腕利きの用心棒として悪一味のど真ん中にもぐり込んでいた。災難なのは、隠密奉行だと思い込まれた真鍋。「生きて帰れないじゃないですか~」

宴席で、薩摩藩国家老・海江田(石橋蓮司)と船主・大島屋(小沢象)の密談を盗み聞く朝比奈。隠密・本間小十郎(清水絋治)が掴んだのは、密貿易の証拠。二つに裂いて割符にした契約書だった。海江田の寝所に飛び込んだ本間は、割符を探し出すも、目を覚ました海江田に、割符を掴んだ左手首ごと切断!されてしまう。それでもさすが公儀の隠密、自分の手首を拾って逃亡した。が、その後、捕まった本間は割符を持っていなかった。割符の在り処を吐かすまでは殺すわけにはいかない……本間は開聞岳の岩牢に閉じ込められた。開聞岳は薩摩富士とも呼ばれる鹿児島の美しい山。向かった朝比奈が見たものは?

出演者・スタッフ

<出演者>
朝比奈河内守正清:北大路欣也
りん:萬田久子
真鍋平太郎:金田明夫
渡辺弥左衛門:鶴田忍
土屋相模守:船越英二
<ゲスト>
柳井新八: 松田洋治
本間小十郎:清水絋治
妙:佐藤友紀
奈良原隼人:亀石征一郎
大島屋:小沢象
甚兵衛:織本順吉
五代帯刀:御木本伸介
海江田庄左衛門:石橋蓮司
<スタッフ>
原案:隆慶一郎
音楽:渡辺俊幸
ナレーター:能村太郎
プロデューサー:西渕憲司、河合徹(フジテレビ)
加藤貢、上阪久和、小嶋雄嗣、塚田英明(東映)
脚本:大野靖子
監督:齋藤光正

番組概要

「またお出かけでございますか?」
お土産マニアの愛妻・りん(萬田久子)に特産物を頼まれて、今日も旅立つは大目付・朝比奈河内守正清(北大路欣也)。大名が不穏な動きをしないよう、監察するのが大目付としてのお役目だが、そのやり方は彼独特。老中・土屋相模守(船越英二)の密命を受けると、身分を隠し、諸藩に潜入。事件を探る。ゆえに諸藩は朝比奈を、隠密奉行と呼んで恐れる。

そして、その朝比奈の秘密の行動を探るよう、目付・渡辺弥左衛門(鶴田忍)から命令をされて、どこまでもついてくるのが、御小人目付・真鍋平太郎(金田明夫)。いつも結局、朝比奈にいいように利用されるが、それもまた楽し。

 朝比奈「旅はよいな」真鍋「それはもう、陰気臭い城のなかにいるよりは、はいッ」

 朝比奈は今日も旅空の下。ひそかに、そして大胆に、悪い奴らを斬り伏せる。世はすべて事もなし!

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