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2024年4月1日(月) 18:30~19:25
<時代劇>『鬼平犯科帳 第4シリーズ』
お知らせ
放送時間変更
4月1日(月)から放送時間は18:30~19:25となります。
2024年4月1日(月) 18:30~19:25
第8回「鬼坊主の女」
毎週(月) 18:30~19:25
江戸を荒らしまわった大盗賊・鬼坊主の清吉(ガッツ石松)が、配下二人と共に捕えられ、伝馬町の牢に入れられた。
その強さと牢内に持ち込んだ金の力で、牢名主として勝手に振舞う清吉。だが、ほどなく磔になることは覚悟していた。清吉は、処刑される前に世間をあっと言わせたいと思っていた。そこで、引き回しの最中に三人で辞世の歌を詠もうと考える。が、誰も歌の心得がある者はいない…。
そのころ、長谷川平蔵(中村吉右衛門)は、清吉が何かしでかすのではと警戒し、彦十(江戸家猫八)とおまさ(梶芽衣子)に探らせる。
清吉にはお栄(光本幸子)という女がいた。残された子分は、つなぎの伊蔵(住吉正博)と用心棒の高坂左門(伊藤達広)、使い走りの六太郎(森川正太)だけだった。
処刑が近い四人には勝手が許される。清吉は髪結いを呼んだ。牢番を回収しており、伊蔵と六太郎がやって来る。清吉は、お栄の家に出入りしている六太郎だけに、何かを囁く。辞世の歌を代作する人間を探し出して、歌を作らせたら殺し、残された家族にはたっぷり金をやるよう命令したのだ。そして、お栄の家の床下に六百両もの大金を隠してあることを教えた。
不運なことに、条件にぴったりの男が見つかった。貧しい浪人・棚倉市兵衛(高津住男)である。妻を亡くしていて、おふゆ(三宅香菜)という幼い娘と二人暮しだった。三両の礼金で市兵衛は、辞世を三首読んだ。
だが、お栄はおふゆを見て、市兵衛を殺すのを忍びなく思う。その様子を見て取った六太郎は、伊蔵と高坂にすべてを打ち明ける。すると高坂は市兵衛を斬り殺した。お栄を殺して金を三人で山分けしようと企んだのだ。
一方、彦十とおまさは、清吉が呼んだ髪結いの身元を突き止めて、平蔵に報告していた。
- <出演者>
- 長谷川平蔵:中村吉右衛門
- 山田市太郎:辻政宏
- 佐嶋忠介:高橋悦史
- 彦十:江戸家猫八
- 沢田子平次:真田健一郎
- おまさ:梶芽衣子
- 竹内孫四郎:中村吉三郎
- 山崎国之進:中村吉次
- 五鉄の三次郎:藤巻潤
- お栄:光本幸子
- おとき:江戸家まねき猫
- 六太郎:森川正太
- 鬼坊主の清吉:ガッツ石松
- ナレーター:中西龍
- ほか
- <スタッフ>
- 原作:池波正太郎(文芸春秋刊)
- 企画:市川久夫 鈴木哲夫
- プロデューサー:能村庸一 佐生哲雄
- 音楽:津島利章
- 脚本:田坂啓
- 監督:小野田嘉幹
- 制作:フジテレビ 松竹株式会社
- 制作協力:京都映画株式会社
中村吉右衛門の当たり役として、平成元年から平成10年までの10年間で133本放送し好評を得てきた『鬼平犯科帳』。今回は第4シリーズをお届けする。
いつの世にも悪は絶えない…。徳川幕府は火付盗賊改方という特別警察を設けていた。凶悪な賊の群れを容赦なく取り締まる為である。独自の機動性を与えられたこの火付盗賊改方の長官こそ長谷川平蔵。人呼んで鬼の平蔵である。その平蔵の活躍を描いた人気時代劇!(全18話)