6/16(日) よる9時放送
「踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!」
にまつわる小ネタ

■プロモーションと興行収入

冒頭のアニメ映像ラストに出てくるURLは、実際にアクセス可能で、そこには鑑賞者専用のネタバレ掲示板が設置されており、各々の感想を披露する場所となっていた。これを見たファンは、2度3度劇場へ足を運び、興行収入は173.5億という実写邦画歴代1位を記録。この記録は今も破られていない。

■第1話と同じカット割り

タイトルあけの青島が出勤シーンは、ドラマシーンの第1話の同じカット割りになっている。

■テロ組織「お台場の月」は実は・・・

またこの訓練で犯人役を務めた青島が名乗るテロ組織名は「お台場の月」。これは、2000年に公開された織田裕二が主演した映画『ホワイトアウト』に登場するテロ組織「赤い月」から引用されている。

■本広作品からのオマージュ

和久さんは乗客役での訓練参加だが、犯人側に心変わりするという役回り。これは、本広監督がメガホンを取った映画「スペーストラベラーズ」からのオマージュ。また、タイトルバックの雪乃のシーンで、熊のぬいぐるみが登場するが、これも同作品に登場する、熊のぬいぐるみ。さらに、エンドロールで雪乃がこのぬいぐるみを抱えて走るスナップ写真が登場する。

■冒頭に伏線はりまくり、犯人でまくり

タイトル明けの冒頭シーンは、電柱で工事をしているのは“監視カメラの設置”、男性が配っている“ビラは献血の呼びかけ”、銀色のコンパニオンは“耳栓の試供品配り”(訓練シーンの閃光音響手榴弾を避けるために青島が使った耳栓)。画面右手前から奥に行く移動する“親子連れ”は、のちに登場する「アットホームな家族風」のスリ一味(この後も、何気ないシーンで実は何度もこっそり見切れている)。モデルルームの看板は、のちに被疑者が潜伏する建設途中のマンション、画面奥にはラストシーンで登場する大江戸温泉のパフォーマンス集団もいる。湾岸署前のシーンには、献血者付近に噛み付き犯のナインティナインの岡村さん演じる“増田喜一”も見切れてる。

■監視モニターシーンは、お馴染みのキャラと監督の息子が出演。

監視モニターシーンで、モニタ内に映る、緒方が事情聴取している赤い服のドライバーはテレビスペシャルの『歳末SP』、『番外編』に登場するおなじみ三井一郎、そして彼が連れている子どもは、本広監督の息子。そして、実はこのシーンに映る白いトラックは、連続殺人犯グループの車で、犯人の一人である国見の姿が通過する。(この後も、何度も白いトラックが見切れているシーンがある)

■亀山P×赤ペン瀧川のシリーズ解説は、作品詳細ページから!
6/9(日) よる9時放送
「踊る大捜査線 THE MOVIE」にまつわる小ネタ

■映画化の経緯

当時のフジテレビ社長から「最終回、視聴率20%超えたら映画化して良い」と約束を取り付けた、亀山プロデューサーは、和久さんが念願だった警察殺しの犯人を捕まえて最終回の視聴率は…23.1%。映画化決定!

■公開初日と興行収入

当時まだ全席入れ替え制ではなく、公開初日に2500人の徹夜組を含む3200人が日劇のある有楽町マリオンを取り囲んで列をつくり、リピーター続出の社会現象となり、興行収入は101億円を記録!!

■窃盗犯の河原崎

窃盗犯の河原崎(正名僕蔵)は、実は作品冒頭で青島がゴルフのキャディバックを河原崎に渡しており、その時の恰好は「鑑識」。そして、更に遡るとテレビシリーズの第3話で、湾岸署地下の留置場で青島やすみれと会っており、その時はあくまでも看守としての出演で、当時もコスプレで潜伏していたという設定だったかは定かではない。また、『MOVIE 2』でも署内映像「プロジェクトK」にも出演。

■セットについて

身代金の受け渡し場所として設定された横浜ドリームランドのコンドル前の公衆電話は、撮影用に設置されたもの。本作公開の4年後の2002年に閉園。ちなみに、雪乃が日向真奈美に切りつけられたクイーンズスクエアのカフェは映画用の特別セット。

■オマージュ

捕らわれた和久さんが居場所を伝えるシーンは、黒澤明の『天国と地獄』のオマージュ。 終盤で、和久さんの居場所を突き止めるシーンで、画面全体がモノクロになり、煙突の煙のみピンク色になるいわゆる「パートカラーの演出」は、映画『天国と地獄』(黒澤明監督)のオマージュ。和久さんのカラーボールが当たる缶には黒澤塗料と記載されている。

■セリフ誕生秘話

神田署長の「あのさ、ぼくたち、何も犯人を逮捕するなとは言ってないのよ。でもちょっと最近領収書が多すぎるね。これから、犯人逮捕は安くあげるように」というセリフは、プロデューサーが上司に言われた「何も20%のドラマを作るな、とは言っていない。でも赤字が多すぎる。これから、ドラマ制作は安くあげるように」という言葉からヒントを得たもの。

■『THE MOVIE 2』への伏線

作品中盤の青島と室井がお互いの想いを話すシーン。缶コーヒーをおごってもらった室井が青島に対して放った一言「自動販売機ごと返してやる!」は、次作で無事有言実行され、休憩室に室井からの自動販売機が入る。次作では、青島が室井に対して「自動販売機、入れていただきありがとうございました」というセリフがある。

■亀山P×赤ペン瀧川のシリーズ解説は、作品詳細ページから!