『みんなでSDGs』

不登校児童生徒数は年々増加し、現在は約30万人の小中学生が不登校と言われている。きっかけは勉強や友人関係、なんとなく不安な気持ちからなど、多岐にわたり、保護者である親もストレスを抱えてしまうケースも少なくない。今回は、そんな不登校の子が再登校できるよう支援サポートを行う人に話を伺った。オンラインで支援を行っているのは、不登校のこどもではなくその保護者。当事者であるこどもではなく保護者に向けて支援を行うのは家庭を整えることが再登校に重要だと考えるためだ。相談しやすいように基本的にはメールで、オンライン面談も顔を出さずに行っている。期間を決めて毎日こどもの様子や変化をメールでやり取りして保護者の接し方も含めて家庭を整えるためのアドバイスを行っていく。そうして平均17日で再登校ができるようになると言う。不登校の対応として再登校という選択肢はあまり知られていないが保護者が変わることでそれを解決できるかもしれない。