2024年1月8日(月) 12:00~14:00

<サスペンス劇場>『山村美紗サスペンス 京都・源氏物語殺人絵巻』

次回の放送予定

2024年1月8日(月) 12:00~14:00

 タイから帰ってきたツアー客のバッグから化粧ポーチにしのばせたヘロインが見つかり、大阪府警・空港警察刑事課・警部補の今井陽子(浅野ゆう子)らは、厳しく取り調べをしていた。しかし客は「身に覚えがない」の一点張り。同じく空港警察の刑事・冷泉春樹(音尾琢真)とともに、監視カメラの映像をチェックすると、税関検査寸前でおじけづいたらしい若い女性が、たまたま前に並んでいた男性のバッグに、くだんの化粧ポーチをこっそりしのばせる姿がモニターにはっきりと映し出されていた。しかも、その若い女の荷物には「京極旅行社」という文字も。
 その日の夜。空港の立体駐車場では、京都府警刑事課の警部・宗像勇吾(遠藤憲一)らが張り込みをしていた。そこへ、昼間、他人の荷物に化粧ポーチをこっそり忍ばせた女の腕を引いて歩く山田孝(渋江譲二)が現れる。あと少しで容疑者・山田に迫ると思われたその時、陽子が宗像の前に割り込む。まさか京都府警とは思わぬ陽子と冷泉が、不審人物だと判断したからだ。その間に山田と女性は二手に分かれて逃げてしまう。
 すんでのところで容疑者確保を邪魔された宗像ら京都府警側はいきり立ち、陽子ら空港警察側に激しくクレームをつけてくるが、陽子は「それはこっちのセリフ。越境捜査はスジを通すのが基本でしょ」と反撃。にらみ合う陽子と宗像。
 そんなある日、陽子は旅行代理店「京極旅行社」を訪れ、アシスタントの中年女性に、モニター映像から拡大した例の女性の写真を見せる。アシスタントは「たしかにうちのお客様で吉田夕子(朝倉えりか)さんです」と答える。
 その日の夜、京都のとある川のほとりで、吉田夕子の他殺体が発見され…。

出演者・スタッフ

<出演者>
今井陽子:浅野ゆう子
三安睦子:美保純
北上雅夫:大浦龍宇一
及川華絵:山村紅葉
小松:小沢和義
末次つぼみ:渋谷琴乃
冷泉春樹:音尾琢真
大田黒:須永慶
毛利雅江:愛華みれ
宗像勇吾:遠藤憲一
ほか
<スタッフ>
原作:山村美紗(「大阪国際空港殺人事件」講談社文庫刊)
企画:松崎容子(フジテレビ編成部)
プロデューサー:森川真行 (FINE)
演出:福本義人(FINE)
制作:フジテレビ
制作協力:FINE

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