中国時代劇『項羽と劉邦King's War』 -BSフジ-

 今なお、多くの人々に愛され続ける項羽と劉邦の闘いが、中国ドラマ史上最高の製作費をかけた歴史スペクタクル巨篇として、BSフジで蘇る!(全80話・吹き替え)

楚漢戦争が語り継がれてきた約2200年の間、項羽と劉邦は常に比較されてきた。
二人は、ドラマチックなまでに正反対な特徴を持っていたからだ。項羽は、楚の将軍・項燕の孫として生まれ、叔父に項梁、項伯を持つエリート。若い頃から兵法を学び、比類なき武勇の持ち主でもあった。一方の劉邦は、下層の地主、つまり平民の家に生まれ、長く任侠生活を送っていたという。戦略と武力を備えた項羽は一人で兵を動かすことができるが、劉邦は周りの助けがないと事をなし得ない。また性格的にも二人は似ても似つかず、項羽は、勇猛果敢で無鉄砲、時に冷徹なところを見せるのに対し、劉邦は、機転がきき、ユーモラスで、義理堅く、人を惹きつける魅力を持っていた。始皇帝の巡行を目撃した時に、項羽は「いつか引き摺り下ろしてやる」と敵意をむき出しにし、劉邦は「いつかああなりたい」と夢を語ったという二人の性格を象徴するエピソードもある。打倒始皇帝、打倒秦を掲げる者同士でありながら、同じものを見て、一方は復讐に燃え、もう一方は夢を抱いたのだ。項羽と劉邦は、何から何まで好対照だったからこそ、惹かれ合い、争い合ったのかもしれない。