番組情報
時代劇

<時代劇>『剣客商売 第2シリーズ』




次回の放送予定

2018年6月14日(木) 19:00~19:55

毎週(木) 19:00~19:55


第10話「雨の鈴鹿川」


 所用で大和に行った秋山大治郎(渡部篤郎)はその帰路、伊勢の宿で天野兵馬(大村波彦)という若い侍と、その義姉の千代(麻乃佳世)に部屋をのぞかれた。千代が帯に銀の鈴をつけているのが印象的だった。
 大治郎は桑名に近い街道で剣術修行時代の兄弟子・井上八郎(蟹江敬三)に会う。井上は桑名で後藤伊織(田中隆三)という元彦根藩士を紹介する。品の良い男なのだが、天野半兵衛(坂田雅彦)という上役を殺して脱藩し、天野の妻・千代と弟・兵馬、そして叔父の末高五兵衛(下元年世)に追われているという。井上は伊織の用心棒になっていたが長年の不摂生で剣の腕も落ち、大治郎を仲間にするために江戸を出る時に秋山小兵衛(藤田まこと)から旅程を聞き、街道で待っていたのだ。聞けば、天野半兵衛からその妻・千代との不義密通の疑いをかけられ、突きつけられた脇差しをつかんで揉みあっているうちに、半兵衛の腹に刺さったという。伊織は不義の疑いを否定したが、大治郎は、伊織が千代のと同じ銀の鈴を持っているのを見逃さなかった。
 断りきれずに、敵討ち騒ぎに巻き込まれてしまった大治郎は、兵馬と末高側が手勢をそろえ、すでに桑名に来ていることを知る。一行がいる寺の様子を見に行った大治郎は、寺の裏手の丘から桑名の町並みを見下ろしている千代を見つけた。
 銀の鈴のことを言うと千代の顔が変わり、伊織とは二人が幼いころから親しく、将来を約束していたと話す。ところが、親が決めた縁談で千代は半兵衛に嫁ぎ、二人の仲は裂かれた。今も伊織と千代は思い合っていた。千代は、兵馬と末高が、伊織の隠れ家を焼き打ちする計画だと教える。

出演者・スタッフ
<出演者>
秋山小兵衛:藤田まこと
秋山大治郎:渡部篤郎
おはる:小林綾子
佐々木三冬:大路恵美
井上八郎:蟹江敬三
後藤伊織:田中隆三
千代:麻乃佳世
天野兵馬:大村波彦
天野半兵衛:坂田雅彦
末高五兵衛:下元年世
ナレーター:橋爪 功
ほか
<スタッフ>
原作:池波正太郎(新潮文庫刊)
企画:市川久夫 能村庸一 武田 功
プロデューサー:遠藤龍之介 保原賢一郎 佐生哲雄 足立弘平
脚本:田上 雄
音楽:篠原敬介
監督:吉田啓一郎
制作協力:松竹京都映画株式会社
制作:フジテレビ 松竹株式会社