あらすじ - STORY -

第一話「『捜査資料管理室』本格稼働!ついに、僕にも部下ができた!!」

【書類選考履歴書写真入れ違い事件】

明石幸男(瀧川英次)の所属する「捜査資料管理室」は(仮)が外れ本格始動。増員の新規採用面接を行うことになり、大量の応募書類の入った紙袋を持って緒方室長(甲本雅裕)がやってくる。緒方は、たまたま受けてしまった営業電話を聞き流しながら、明石にジェスチャーで書類選考をするように伝えるが、紙袋をお弁当の差し入れと勘違いをした明石は、これまたジェスチャーでお腹は一杯だと伝える。全く噛み合わないやり取りを繰り返す二人。こんな明石に、果たして採用試験の面接官が務まるのだろうか…。そしてついに、採用初日、明石のもとにやってきた新人部下は、抜群に人当たりのいい、まるで営業マンのような男で…。

第二話「上司としての初仕事は危機管理対策だ!…え?技術専門官なのに?」

【中央区廃工場不審死事件】

明石幸男(瀧川英次)の所属する「捜査資料管理室」は(仮)明石幸男(瀧川英次)は、初めてできた部下に、専門官としての仕事と心構えを教示する。二人の新人は、美人で頭はいいが、いちいち細かい戸塚美保(秋元才加)26歳と、シニア採用でのんびりマイペースの元警備員、小守泰次郎(武野功雄)55歳。最初の朝礼で失敗してしまった明石は、上司としての名誉回復のため、なぜか刑事課から刺又(さすまた)を借りてきて…。その後、本業のデータ入力に取り掛かろうと捜査資料ファイルを開くと、最初に目にした現場写真は“真っ赤なパンツ一丁の変死体”だった!驚愕の事件を前にして、部下の手本にならなければならないのに、パンツ一丁の謎が気になって仕方がない明石は…?

第三話「なぜ廃墟でパンツ一丁!?推理に夢中の明石は、ついに自分も…!」

【中央区廃工場不審死事件】

廃墟で起こった事件も気になるものの、まずは、上司として部下たちへの指導を優先しようと、明石幸男(瀧川英次)は、ある計画を立てる。それは自分のロッカーに隠れ、上司と連絡が取れない非常時に、部下の二人がどういう行動をとるかを窺うことだった。朝礼のためやってきた戸塚(秋元才加)と小守(武野功雄)を、明石がロッカーの通気穴から盗み見ているところへ、柴田里香子(向井地美音)が捜査資料を借りにきて、明石の恥ずかしいエピソードを話す。二人が去り、もう誰もいなくなったと勘違いして出てきた明石と残っていた柴田が鉢合わせ。告げ口した形になったことに恐縮する柴田に、明石は事件の推理を聞いてもらうが…。

第四話「涙のパンツの真相と、捜査資料管理室新人歓迎会の悲劇!?」

【中央区廃工場不審死事件】

明石幸男(瀧川英次)は、死体発見時の被害者と同じパンツ一丁になって夢中で推理していた。そこへ運悪く宿敵、総務課の野添久美子(小橋めぐみ)がやってきて、その姿を見られてしまう。早速、上司の緒方室長(甲本雅裕)には、職場で全裸になっていたと伝わるなど散々な状況に。上司初日二日目と、気ばかり焦って失敗続きで、仕事をする気になれない明石は、事件の妄想推理に現実逃避、そのことが、思わぬ事件の真相を明らかにする!? その後、周囲の信頼を取り戻そうと、緒方室長へ新人の歓迎会の開催を提案するが、幹事の経験がない明石は、たまたま訪れた栗山刑事(川野直輝)をつかまえて、無理やり相談にのってもらい…。

第五話「時刻表と無理心中事件!?これは小説じゃないリアル『点と線』だ!!」

【中央区新湊リアスポート駅無理心中事件】

昨夜デスクに忘れたスマホを取りに休日出勤した明石幸男(瀧川英次)は、緒方室長(甲本雅裕)の留守電を聞いて、自分抜きで歓迎会が実施されたことを知る。そこで、ふと目にした資料の「中央区新湊リアスポート駅無理心中事件」のラベルから、この事件が、大好きな松本清張の「点と線」に似ていることを思い出した明石は、マイ時刻表を取り出し、休日の自由を満喫することに。時刻表オタクの明石にとっての最高の事件に、夢中で推理していくが、そんな中、母から携帯メールが入る。どうやら、明石の娘・結佳の明日の卒業式に行きたいらしい…呼ばれてもいないのに!母からは次々とメールが届き、やがて両親がもうそこまできていることに気づいた明石は…。

第六話「両親のおかげで辿り着いた新たな真相!?明石と緒方の最大の勘違い」

【中央区新湊リアスポート駅無理心中事件】

娘・結佳の卒業写真を眺める明石幸男(瀧川英次)、自分との2ショット写真では殆ど結佳が笑っていないことに気付き凹む。そんな時、母・良子から突然クイズのようなメールが届く“どこにいるでしょうか?”。関西弁のお騒がせ両親が職場に来て迷惑がかかることを危惧した明石は、母に電話を入れ話しながら帰宅方向へと誘導する。ところが、話をしたがる息子の様子に、悩みがあると勘違いした母は相談に乗ると言いだす。そこで明石は、お節介な母とミステリー好きの父に、歓迎会での捜査資料クイズとして事件を一緒に考えてもらおうと思いつく。両親の助言は、この事件を解決に導くことができるだろうか?
一方、緒方室長(甲本雅裕)は、総務課で老夫婦がモデルの防犯ポスターの撮影を終えたはずだったのだが…。

第七話「明石幸男の妄想が全開!…『本当に明石さんで間違いないですか?』」

【中央区現代アート展放火事件】

明石幸男(瀧川英次)を頼って、消防庁火災原因調査官の早乙女将太(堀井新太)が捜査資料管理室にやってくる。以前明石が解決した(?)勝どき商店街連続放火事件での活躍を知り、内緒で相談に来たようだ。その事件は現代アート展で起きた放火事件。犯人は、逃げ遅れて一酸化炭素中毒で死亡した現代アート作家、この展覧会の出展者だ。確かに事件は不審な点ばかりだが、明石の推理と言うには恥ずかしいムチャクチャな妄想話で、逆に早乙女に不信感を抱かれてしまう。しかも、推理を頼みに来たことは内緒なのに、この事件資料を運んできた明石の部下・戸塚美保(秋元才加)や、もう一人の部下・小守泰次郎(武野功雄)には、推理をしていることがバレているようなのだ。捜査資料で推理は禁止と部下に説いている明石、上司の立場はどうなる…。

第八話「芸術は爆発だ!またもや明石に新たなあだ名の命名の危機が…!?」

【中央区現代アート展放火事件】

明石幸男(瀧川英次)は部下の戸塚美保(秋元才加)に問い詰められて、ある事件の推理をしていたと白状してしまう。戸塚は仕事のふりをしてまで相談にきた早乙女の事情を察し、意外にも理解を示す。さらに明石の酷い推理で失った早乙女の信頼を取り戻そうと、協力まで申し出てくれた。改めて、お昼時間に推理を開始する二人。ところが理論整然と話す戸塚は、明石のメチャクチャな推理、被害妄想に耐え切れず、その場を去ってしまう。それにめげずに妄想推理を進める明石は、現場写真のロウソク台に秘密があると確信する。この事件はロウソク火災による事故だ! 確証を得るために実験を試みようと大量のロウソクを準備するが、そこに明石の天敵、総務課の野添久美子(小橋めぐみ)やってきてしまう。実験を知られたくない明石に対し、久美子は「私、口は固いので」と微笑むが・・・。

第九話「迷惑メールから始まる出会い系の彼女との恋?!翻弄される明石幸男」

【中央区アパート103号室薬物不審死事件】

スマホの迷惑メールを消去する明石幸男(瀧川英次)。こんなのに騙される人がいるのかとバカにしていたが、「今日、会いたいな。。。。」という言葉に興味が湧き、出会い系サイトのURLをクリックしてしまう。現れた可愛い女の子のアカウント写真に憤慨し、詐欺行為を止めさせようと注意のメールを送る。ところが、すぐに返信がありメールが繰り返されるハメに・・・。これ以上続けていたら不味いと、仕事に取り掛かるが、新たにデータ化する事件は出会い系サイトによるものだった。そして明石は、事件資料にある出会い系サイトの女の子の写真を見て、先程からやり取りする女の子と同一人物ではないか?と疑い始める。そんな妄想推理中に、総務課の野添久美子(小橋めぐみ)がやってくる。焦った明石はスマホを隠そうとするが、結局、出会い系をやっていたことを知られてしまい、渋々事情を説明すると、俄然興味を持った久美子が・・・。

第十話「出会い系潜入捜査開始!僕は今、重要参考人と繋がっている!!」

【中央区アパート103号室薬物不審死事件】

ひょんな行きがかりで、出会い系サイトに登録してしまった明石幸男(瀧川英次)。総務課の野添久美子(小橋めぐみ)は、明石の潜入捜査に協力していると言うが完全にからかわれている気がしている。そこへ刑事課の柴田里香子(向井地美音)が資料を借りにやってくる。久美子が登録した、明石のツルツルに加工されたプロフィール写真を見せられて笑いがこらえられない柴田刑事。明石の様子に完全に引き気味だが、偶然にも柴田が借りにきた資料は、明石が今潜入捜査(?)中の事件だった! 柴田刑事は、この詐欺事件を追って栗山刑事(川野直輝)のサポートをしていていると話す。明石はここぞとばかりに事件の説明をし始め、妄想推理を披露するが、またもや柴田に瞬殺されてしまう。何とか真相に辿り着こうと、さらに出会い系サイトの彼女にメールを送り続け・・・。

第十一話「部下にシンナー男の危険が迫る!少女はどこからきたのか!?」(最終回)

【中央区三角公園不審死事件】

仕事中に出会い系をしていたことで緒方室長(甲本雅裕)からこっぴどく叱られた明石幸男(瀧川英次)は、心を入れ替え順調に入力作業を進めている。事件に首を突っ込まなければ、作業は早く進むのだ。そこへ、休憩中に外へ出た部下・小守泰次郎(武野功雄)から、切羽詰まった電話がかかってくる。小守は怪しい男に遭遇し、犯罪を未然に防ごうと上司の明石に連絡をしてきたのだ。その男はシンナーの臭いがして、さらに落としたメモには「ナイフ」と書かれていたという。明石は小守の身を案じ、戻ってくるように伝えるが、小守は尾行を止める気配はない。部下の身の安全と犯罪防止の狭間で苦悩する明石。その時、部屋の中に見知らぬ少女がいることに気づく。明石の問い掛けに一切答えない不思議な少女、この子は誰なのか?一体どこからきたのか??やがて明らかになる意外な真相は…。


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