一滴の向こう側

今までの放送

今年の夏に放送された、「笑顔の遺影写真」のその後の物語です。
およそ4000人の“笑顔の遺影写真”を撮影してきた、素顔館・館長 能津喜代房(69歳)。
依頼者たちは、「思い出の場所で撮影したい… 大好きな趣味と一緒に撮影したい…」と様々な遺影写真への思いを持ち、能津の元を訪れる。
今年の春、余命半年と宣告された女性から、思い出の父の薔薇と写真を撮ってほしいと依頼が入った。
撮影から半年経った今、彼女は…。そして、能津にはやり残していたことがあった。

能津喜代房

1948年10月、山口県生まれ。69歳。
東京工芸大学(旧東京写真大学短期大学部)を卒業後、資生堂宣伝制作写真部に入社。
その後、フリーのカメラマンとして、広告写真の分野に携わる。
1990年 朝日広告賞部門賞、
2002年 ニユーヨークADC銅賞などの広告賞を受賞。
2008年 遺影写真専門の「素顔館」をオープン。




2017年12月30日(土) 22:00~22:30

 “笑顔の遺影写真”を撮り続けてきた
能津の元へ撮影を依頼したのは、
末期ガンで余命半年と宣告された女性だった。

撮影から半年。
東京の街で、クリスマスのイルミネーションを見る
彼女の姿があった。
「クリスマスを迎えたいと希望さえしなかった。」
遺影写真を撮影後、彼女は病気と向き合い、
前向きに生きることを決意していた。

そして、能津がやり残していたこととは、
義理の母の遺影写真の撮影。
撮影当日は、義理の父の命日だった。
能津は、大切なこの日に何を思い、
母の“笑顔の遺影写真”を撮影するのだろうか。