一滴の向こう側

今までの放送

岡山県岡山市の住宅街に、難聴の子どもたちが通う学園がある。
園長は、問田直美(56)。
「子どもたちの成長が私の喜び」
そんな想いを胸に彼女は、200人を超える子どもに言葉を教えてきた。
子どもたちの将来を照らす1人の女性に迫る。

問田直美

1961年 広島県生まれ。岡山かなりや学園 園長。
大学卒業後、教師になる夢を諦め聴覚障がい教育の道へ進む。
1984年22歳の時、難聴の子どもたちのための施設、岡山かなりや学園に就職。
言語聴覚士の資格を持ち、子どもたちが言葉を覚え、しゃべれるように教育を行っている。




前編 2017年12月16日(土) 22:00~22:30

 今日も子どもたちと遊びながら、言葉を教える問田園長。
0歳から6歳の子どもが通う、かなりや学園では、
わずかな聴力でも遊びの中で音を聞かせることで、
言葉に興味を持ち、しゃべれるようになっていく。

その中に、ひときわ活発な女の子がいる。
ほとんどしゃべらない静かな子どもだったが、
かなりや学園に入り、遊ぶことが大好きに。
今では、大きな声でしりとりをしたり、
おもちゃを使って手品を披露するまでになった。

自らの声を手にした子どもたち…、
どんな明るい未来が待っているのだろうか。



後編 2017年12月23日(土) 22:00~22:30

 岡山かなりや学園。
ここから多くの子どもが巣立ってきた。

ある日、学園に卒園生の姿があった。
小学校では悩みを抱えているという。
卒園後も、多くの子どもたちが問田園長の元にやってくる。
彼らの心の拠り所となっているのだ。

「子どもたちには、生き生きとした人生を送ってもらいたい」
それが、岡山かなりや学園 園長の願い。