一滴の向こう側

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「イモで発電し、日本の電力不足を救う!」
そんな夢のような新エネルギーを作ろうと本気で挑戦し続けている男がいる。
彼の名は鈴木高広(57)
貧しい農家に生まれた鈴木。その実家の畑の光景が「イモ発電」を思いついた原点だという。
東日本大震災・福島原発事故をきっかけに、原子力に替わるエネルギー開発に取り組み、サツマイモをメタンガスに、そしてガスから電気を生み出そうとしている。
そんな彼には福島の子どもたちに伝えたい想いがあった。

鈴木高広

近畿大学 生物理工学部 教授
1959年 愛知県生まれ。
米国マサチューセッツ工科大学(MIT)ポスドクを経て、通産省工業技術院 名古屋工業技術研究所 主任研究官に。
2010年より近畿大学教授。化石燃料を“イモ”に換えて発電を行う“サツマイモ発電”の研究に取り組んでいる。




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前編 2017年12月2日(土) 22:00~22:30

 和歌山県紀の川市にある近畿大学。
“イモ発電の構想”を実現するために必死で
研究に打ち込む鈴木教授の姿があった。

「論文を書くための研究ではダメ・実用化されてこその科学だ」
と意気込むが、燃料にするには大量のイモが必要。
しかし、石油と競争できる程の大量のイモを生産できる農家はない。
作ったイモを効率的にエネルギーに変える仕組みも模索中。
“イモ発電実用化”には課題が山積み。

「イモじゃ電気は作れない」と
言われても諦めずに前に突き進む鈴木教授。

そこには地球の未来を救う、彼の信念があった。


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後編 2017年12月9日(土) 22:00~22:30

 『秋にイモがとれたら、みんなでイモ電気を作ろう』
福島の子どもたちと約束を交わした鈴木教授。
もう後には引けない。
研究室で改良した発電機と悪戦苦闘の日々がつづく。

そんな中、事件が起こる。
研究用に育てていた畑のイモが荒らされてしまったのだ。
一体、誰の仕業なのか。
しかし鈴木教授はあきらめない。傷ついても踏まれても、
どんな荒地でもサツマイモはつるを伸ばしてイモを作ってくれる。

子どもたちのため、地球の未来のため…。
“イモ発電”の夢は叶うのか…。


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